【呪術廻戦】烏鷺亨子の人物像まとめ!術式や領域展開も紹介
『呪術廻戦』の烏鷺亨子(うろたかこ)は死滅回游で登場した呪術師で、強力な術式で乙骨憂太と戦闘を行いました。そんな『呪術廻戦』の烏鷺亨子について、作中からわかる人物象や術式・領域展開などの強さ、登場した話数での戦いの流れなどをまとめました。
目次
【呪術廻戦】烏鷺亨子とは?
『呪術廻戦』の烏鷺亨子の人物像や正体についてまとめていく前に、烏鷺亨子の基本プロフィールと作品の概要・あらすじを見ていきましょう。
烏鷺亨子のプロフィール
『呪術廻戦』の烏鷺亨子は死滅回游の泳者(プレイヤー)として現代に受肉した平安時代の呪術師です。ピアスやチョーカーなどのアクセサリーを付けているものの、それ以外の服は身に着けておらず、目は白目の部分が黒くなっています。作中では仙台の結界におり、その中でも四つ巴の一角として君臨していました。
呪術廻戦の概要
『呪術廻戦』は2018年から『週刊少年ジャンプ』に連載され、2022年9月時点では単行本が20巻まで発売されている作品です。呪術師と呪霊・呪詛師の戦いを描いたストーリーで、プロトタイプ作品の連載を経てから週刊連載が始まり、現在はジャンプの人気作品の1つとして多くの読者やファンが付いています。
呪術廻戦のあらすじ
虎杖悠仁はある事件をきっかけに特級呪物の宿儺を体に宿しながら呪術師として新たな生活を送ることになります。その中で虎杖は凄惨な事件を体験しながら呪術師として少しずつ成長していきます。そして、渋谷事変と禪院家の騒動を経て、とある人物の計画から呪術師同士が殺し合いを行う死滅回游が始まろうとしていました。
【呪術廻戦】烏鷺亨子の人物像や正体
『呪術廻戦』の烏鷺亨子は死滅回游から登場したキャラですが、そのストーリーの中で様々な情報が明かされています。そんな烏鷺亨子の発言の中から彼女の人物像や正体について紹介していきましょう。
烏鷺亨子の乙骨憂太へのセリフの意味
『呪術廻戦』の烏鷺亨子は作中で乙骨憂太からかけられた言葉に対して、「藤原の人間か」と怒りを露わにしながら返していました。このセリフから乙骨の先祖は藤原であるようにも取れますが、実際の乙骨の血筋は五条家に近く、その五条家の五条悟は菅原道真の子孫であることから藤原家ではありませんでした。
このことから烏鷺亨子は乙骨の血筋を見抜いたわけではなく、自分の恨む対象が藤原家であり、過去の経験からそれと似た言動の者は藤原家として見てしまう状態になっています。そこには彼女の正体にもかかわる部分に深い遺恨があるからでした。
烏鷺亨子の正体は藤原氏に仕えていた呪術師?
『呪術廻戦』の烏鷺亨子の正体は平安時代の呪術師であり、しかも藤氏直属暗殺部隊である「日月星進隊(じつげつせいしんたい)」の隊長を務めていました。この部隊は藤原氏のために自らの名前も持たずに闇の仕事をすることを目的としており、忠誠心を求められるものでした。しかし、烏鷺亨子は藤原氏の罪を被せられる形で処刑されており、そのことから受肉後の恨みとして残っていたのです。
烏鷺亨子の生まれた時代
『呪術廻戦』の烏鷺亨子が生まれた平安時代は、虎杖悠仁の体に宿る両面宿儺が生きていた時代であり、烏鷺亨子は宿儺のことを圧倒的な自己と評していました。なお、現代で受肉している姿は何も身に着けていませんが、アクセサリーについては現代風の装飾が多くなっています。
【呪術廻戦】烏鷺亨子の術式や強さ・領域展開
『呪術廻戦』の烏鷺亨子の正体は平安時代の呪術師ですが、その強さはかなりのものであることが作中の活躍から窺えます。そんな烏鷺亨子の術式や強さについて見ていきましょう。
烏鷺亨子の術式は宙を操る術式?
『呪術廻戦』の烏鷺亨子は『空』を操る術式を戦闘に用いています。ここでいう空とは頭上に見える空ではなく空間全体のことで非常に特殊な戦い方になっています。また、反転術式も習得しています。
烏鷺亨子の術式は「空」を「面」で捉える術式?
『呪術廻戦』の烏鷺亨子の術式について詳しく説明すると、空間を面として捉えて、その空間の一部を掴む・引っ張ると布のように動かせるという能力です。空間を前に引っ張り出すと、その部分が防御する壁として使えたり、自分の体全体に空間を被せることで相手から見えなくなる隠密に使えたりと様々な応用ができます。
烏鷺亨子の技「宇守羅彈」
『呪術廻戦』の烏鷺亨子は術式を活かした技として宇守羅彈(うすらび)を披露しています。この技は術式によって面として捉えた空間にいる相手を巻き込んで割り砕くというもので、大ダメージを与えながら相手を吹っ飛ばします。
烏鷺亨子の強さ
『呪術廻戦』の烏鷺亨子の強さについては仙台結界の中で70点を所持しており、強い泳者の一人と言われていました。そして、乙骨や石流龍(いしごおりりゅう)の三つ巴の戦いを繰り広げ、その対戦中は互角と言っていい戦いぶりを見せています。乙骨が特級呪術師であることを考えると、烏鷺亨子の強さもそれに相当すると考えられます。
烏鷺亨子の領域展開
『呪術廻戦』の烏鷺亨子は乙骨・石流との戦いにおいて、2人に対抗する形で領域展開を発動しようとしていました。発動時の印は胸のまで腕を交差されるというものでしたが、この領域展開は発動前に邪魔が入っていたので不発に終わっています。作中で領域展開を使えるキャラを限られており、特に呪術師側で領域展開できるキャラは少なかったことから領域展開ができる点も烏鷺亨子の強さを証明しています。
【呪術廻戦】烏鷺亨子と乙骨の戦闘シーン
『呪術廻戦』の烏鷺亨子は173話から登場していますが、本格的な参戦は乙骨憂太との戦闘が始まってからになります。そんな烏鷺亨子と乙骨憂太の戦闘シーンについて紹介していきます。
烏鷺亨子と乙骨の戦闘シーン①175話
『呪術廻戦』の175話では乙骨憂太が黒沐死(くろうるし)との戦いに勝利し、そこで負った傷を反転術式で治療していました。その戦いの一部始終を烏鷺亨子と石流龍は見物していましたが、話の終盤で烏鷺亨子は戦闘終了直後の乙骨に近づき、反転術式によって空間を歪ませました。
烏鷺亨子と乙骨の戦闘シーン②176話
『呪術廻戦』の176話では烏鷺亨子の反転術式によって乙骨憂太は吹っ飛ばされ、さらに『空』を操る術式を活かした攻撃を加えられます。そこで烏鷺亨子は術式のネタばらしや乙骨を狙った理由を話しますが、それに対して乙骨は自分だけのために必死戦う烏鷺亨子に疑問を呈します。それを聞いた烏鷺亨子は乙骨に藤原氏の血筋を感じて激怒しますが、その直後に石流龍が乙骨を狙って戦いに乱入しました。
烏鷺亨子と乙骨の戦闘シーン③177話
『呪術廻戦』の177話では乱入した石流龍と乙骨憂太が戦闘を始める中、烏鷺亨子も宇守羅彈を使って乙骨に追撃をかけます。しかし、石流は戦いの邪魔をされたと怒り、烏鷺亨子にも攻撃を仕掛け、烏鷺亨子はそれを術式で返してきます。2人に追い詰められたように見えた乙骨ですが、最後にリカを呼び出しました。
烏鷺亨子と乙骨の戦闘シーン④178話
『呪術廻戦』の178話ではリカを呼び出した乙骨憂太が呪力の回復と武器の装備し、リカと挟み撃ちする形で烏鷺亨子に攻撃を加え、石流龍の攻撃も防いでいきます。そんな中、烏鷺亨子は過去の藤原氏が自分に向けた仕打ちを口にし、それに対して乙骨は自らの意見を言いますが、さらに怒りを誘うだけでした。そして、石流が領域展開を発動しかけたところで、乙骨と烏鷺亨子も対抗する形で領域展開を発動します。
烏鷺亨子と乙骨の戦闘シーン⑤179話
『呪術廻戦』の179話では、3人が発動した領域展開が主導権を握るためにぶつかり合いますが、そこに死んだと思われていた黒沐死が乱入し、領域展開は崩壊します。そして、黒沐死と相性の悪いことから気を取られた烏鷺亨子は、乙骨憂太に隙を突かれ、再び領域展開を波動しようとするも失敗して黒沐死に左腕を吹き飛ばされてしまいます。そこに石流龍が追撃を加え、黒沐死と共に烏鷺亨子は戦闘不能になりました。
【呪術廻戦】烏鷺亨子に対する世間での評判や人気
ここでは『呪術廻戦』の烏鷺亨子について世間での評判や人気を紹介していきます。死滅回游から登場したキャラですが、見た目や術式のインパクトから読者やファンの印象にも強く残っているようです。
『呪術廻戦』の烏鷺亨子について、見た目や言動が好きだという感想がいくつか見られました。何も身に着けてないという衝撃的な登場で、目も黒目であるというかなり尖ったキャラですが、堂々とした雰囲気や勝気な性格が好きな人にはかなり刺さったようです。
『呪術廻戦』の烏鷺亨子の主張について共感できるという人もいました。作中では乙骨憂太が神経を逆撫でするようなことを言っていましたが、烏鷺亨子の過去の経緯や乙骨がどちらかといえば恵まれた人間であることから、烏鷺亨子の主張の方がわかると思ったようです。
『呪術廻戦』の烏鷺亨子・乙骨憂太・石流龍による三つ巴の戦いについて見応えがあって面白かったという感想も見られました。強さ的には拮抗した部分がありながら、中心である乙骨が奥の手を明かしていき、それに対して2人も対抗していくところは飽きさせない展開だったようです。一方で、欲を言えば3人の領域展開がどんな能力であったか知りたかったという感想もありました。
【呪術廻戦】烏鷺亨子の人物像には謎が多かった
『呪術廻戦』の烏鷺亨子の正体は平安時代の呪術師で、現代では死滅回游の泳者として受肉しました。過去には藤原氏の暗殺部隊に所属していましたが、そこでの裏切りから恨みを抱くようになりました。術式としては『空』を操り、反転術式や領域展開を使いこなす強さがあります。そんな彼女の活躍は173話以降で見られるので、原作漫画をチェックしてみましょう。
この記事のライター
十文字猛
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