【呪術廻戦】九十九由基の強さや術式を徹底考察!特級術師の実力は?
呪術廻戦にて日本に4人しかいないとされている特級術師。九十九由基もその内の1人として知られていますが、彼女の素性に関する記述は未だ少なく目的や行動理念にも謎が多いです。本記事では呪術廻戦に登場する九十九由基の強さや術式、目的や正体などについてまとめていきます。
目次
【呪術廻戦】九十九由基とは?
九十九由基の強さや目的などについてまとめていく前に、まずは呪術廻戦作中で九十九由基という人物がどのような存在として描かれているのかについてまとめていきます。また、九十九由基の活躍が描かれた作品『呪術廻戦』についても概要とあらすじから内容をおさらいしていきます。
九十九由基のプロフィール
- 等級:特級呪術師
- 趣味・特技:バイク
- 好きな食べ物:チキンブリトー
- 苦手な食べ物:海藻類
- ストレス:任務
九十九由基(つくもゆき)は日本に4人しかいない特級呪術師の1人です。女性ながら成人男性並みの高身長で金髪ロングの髪型をしています。相手に女の好みを訊くのが口癖で、性格も陽気でつかみどころがない飄々とした態度をしています。また、呪術廻戦作中での登場頻度がまだ少なく、彼女の目的や正体など謎多き存在でもあります。
呪術廻戦の概要
呪術廻戦は芥見下々によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。2018年の日本を舞台に、人を襲う呪霊とそれを祓うために戦う呪術師の物語を描いている本作は、少年漫画としては斬新な要素を備えたダークファンタジー作品として人気を呼んでおり、2022年8月時点で累計発行部数7000万部という記録を達成しています。この勢いは漫画としての作品に留まらずアニメ化や映画化といったメディアミックスにも派生しています。
呪術廻戦のあらすじ
呪術廻戦の主人公・虎杖悠仁は、ある日学校に現れた呪霊に立ち向かったものの呪術がなければ祓えないことを知り、力を得ようと呪物・宿儺の指を口にしました。ただしその呪物は呪いの王・両面宿儺の一部であり、何も知らなかった虎杖は宿儺の器となってしまい呪術界上層部から死刑を宣告されてしまいます。そこに五条悟の提案があって猶予を与えられると、その力でたくさんの人を救えるなら、という信念に沿って虎杖は呪術師としての生活を始めるのでした。
【呪術廻戦】九十九由基の術式や強さ・実力
ここからは呪術廻戦における九十九由基の術式や強さ・実力についてまとめていきます。本編中ではあまり公の場に登場せず、あるキャラクターの過去回想に登場したりするくらいの存在だった九十九由基でしたが、渋谷事変にて満を持して虎杖たちの前に現れるとその実力を初めて披露しました。
九十九由基の術式は不明?
結論から書くと、九十九由基の術式は現在不明の状態です。渋谷事変の終盤にて唯一の戦闘シーンが描かれていますが、偽夏油の前に颯爽と現れた九十九由基は彼と過去に面識があったような会話を展開し、最後に偽夏油が大量の呪霊を解放させたところで渋谷事変は完結してしまい、具体的な戦闘描写は描かれませんでした。
九十九由基は領域展開ができる?
本編中で九十九由基が領域展開を発動した描写はまだ描かれていません。ですが、同じ特級術師である五条悟や乙骨憂太が領域展開を所有していることが判明しており、2級術師の伏黒恵も未完成ながら発動したことがあります。同等、もしくはそれ以下の実力者が領域展開を所有していることから、九十九由基も領域展開を所有している可能性はかなり高いと考えられます。
九十九由基は簡易領域ができる?
呪術廻戦大130話にて、真人対東堂葵の戦いが描かれていますが、そこで東堂は『九十九由基直伝簡易領域』を展開しています。東堂と九十九由基は過去に出会ったことがある描写がされており、何かのきっかけで九十九由基が会得している簡易領域を東堂に伝授したと考えられます。
【呪術廻戦】九十九由基の正体や目的・黒幕説
ここからは呪術廻戦における九十九由基の正体や目的・黒幕説についてまとめていきます。九十九由基に対して多くの読者が気にしているのは彼女の正体や目的に関する部分でしょう。そんな中、九十九由基と夏油の会話が描かれると彼女の黒幕説が生まれました。
九十九由基の黒幕説が浮上した理由
呪術高専を卒業して特級術師となった九十九由基。彼女は呪霊の生まれない世界を作ろうとする理念を持っていました。そんな時に夏油と接触すると、彼の持つ『非術者皆殺し』思想の話を聞きそれに「アリ」だと口にしたのです。このことから呪詛師側となった夏油と九十九由基が関与している可能性が考えられるようになりました。
九十九由基が黒幕ではないといわれる理由
黒幕説の浮上に対しそれを否定する説も生まれています。呪術廻戦のあらゆる事件に関与している偽夏油という人物が存在していますが、彼の正体が134話にて加茂憲倫などの肉体を転々とする羂索だと判明し、偽夏油の正体が九十九由基でないと証明されました。また、九十九由基は五条の過去編に登場した灰原から「悪い人ではない」と語られています。
九十九由基は両面宿儺の器?
九十九由基の正体は両面宿儺の器ではないかという説があります。その根拠は九十九由基の目下についている傷痕です。宿儺の器である虎杖には両目の下に黒い筋状の傷痕が刻まれており、宿儺が現れる時はそこに目や口が開きます。九十九由基についている傷痕もこれと同じように見えたことから、この説が囁かれるようになりました。
九十九由基の目的
九十九由基の目的は『呪霊の生まれない世界を作ること』です。生まれた呪霊を祓う『対症療法』をするだけでなく、呪霊の発生要因を取り除く『原因療法』を実現しようとしているのです。その意志はとても強いようで、渋谷事変では偽夏油と対峙すると、彼の描く原因療法『呪力の最適化』という思想に対し九十九は『呪力からの脱却』を掲げ、2人の意見が対立する描写が描かれたことがあります。
【呪術廻戦】九十九由基と他キャラの関係
ここからは呪術廻戦における九十九由基と他キャラの関係についてまとめていきます。本編での登場頻度は決して多くはないものの、九十九の存在は過去回想などで多く描かれており、主に呪術師側の人物たちとの交流が多いです。
九十九由基とラルゥの関係
ラルゥは夏油と共に活動していたオネエな呪詛師です。渋谷事変の最終局面で九十九由基の活躍が描かれましたが、その隣にラルゥの姿もあり協力している様子が描かれていました。2人がどういった経緯で知り合い、協力関係になったのかは不明です。
九十九由基と天元の関係
呪術廻戦第145話にて虎杖たちが天元と初めて会うと、九十九由基だけは「初対面じゃないだろう」と天元から言われ、2人が何等かの関係性を持っていることが明らかにされました。具体的な関係は明かされていませんが、普段陽気な人柄をしている九十九は天元に会った時だけはしかめっ面を浮かべており、複雑な関係であることが予想されます。
九十九由基と夏油傑の関係
過去回想にて夏油と九十九由基の会話シーンが描かれていると、そこで2人は呪霊が生まれない世界を作るためにどうすればいいのか意見を交わしていました。九十九が呪霊を祓うのではなく生まれない世界にしたいという理念を語ると、それに夏油は非術者を皆殺しにすればいいと話し、九十九はその意見に同意するのでした。
九十九由基と東堂葵の関係
東堂がまだ小学生だった頃、川辺で高校生と喧嘩したところに九十九由基との出会いが描かれました。九十九の口癖である「どんな女がタイプかな?」という質問から2人は知り合い、恐らく東堂は九十九の影響によって呪術師になったとされています。
【呪術廻戦】九十九由基の声優
ここからはアニメ版呪術廻戦において九十九由基の声を担当した声優についてまとめていきます。呪術廻戦はアニメ作品としても大きな盛り上がりを見せており、個性的なキャラクターに声優の演技が加えられていることに喜ぶファンも多くいます。
九十九由基の声優は「日髙のり子」
九十九由基を演じた声優は日髙のり子(ひだかのりこ)さんです。元アイドルという経歴を持つ経験豊富な声優であり、アニメ作品では正統派ヒロインや中性的なキャラクターを演じることが多いです。なお、名前の『髙』の字は常用漢字ではなく異体字を使用しています。
日髙のり子のプロフィール
1962年5月31日の東京都生まれ。血液型AB型、身長157cm、現在の所属事務所はコンビネーションです。子どもの頃から女優志望でオーディションに受かったことから子役デビューを果たします。高校生になると主題歌を担当し、それをきっかけに1980年にアイドルデビュー。本格的に声優活動を始めたのは1984年とされています。
日髙のり子の主な出演作品
- 草壁サツキ(となりのトトロ)
- 浅倉南(タッチ)
- ことりの母(ラブライブ!)
- ベルメール(ONE PIECE)
- フィーナ(グランディア)
【呪術廻戦】九十九由基に対する世間での評判や人気
これまで九十九由基に関する情報をまとめてきました。まだまだ謎に包まれた部分が多い存在でしたが、彼女に対して呪術廻戦ファンたちはどのような印象を抱いているのでしょうか?ここでは九十九由基に対する世間での評判や人気についてまとめていきます。
呪術廻戦ファンは九十九由基をお姉さん系キャラクターとして認識しており人気があるようでした。謎に包まれているミステリアスな雰囲気も含めて好きだと語る人もおり、キャラ人気は比較的好評のようです。
当事は偽夏油の正体に関する考察が盛り上がっており、その中に九十九由基の名前がかなり多く挙げられていました。結果的にその考察はハズレだったわけですが、偽夏油でなければ今後の動向はどうなるのかという別の議題で再び議論されています。
一部の界隈では、九十九由基の口癖である「どんな女が好み?」というセリフを使って大喜利をする文化が広がっているようです。呪術廻戦にそれほど登場していないにもかかわらず、九十九由基という存在は読者の記憶に強い印象を与えていると言えるでしょう。
【呪術廻戦】九十九由基の術式や正体は不明だった
九十九由基は術式や正体が判明していない謎多き存在でしたが、呪術廻戦において重要な何かを握っている人物であることは確かでしょう。今後の展開で九十九由基に関する謎が明かされるとしたら、その時は物語において何か大きなものが動く瞬間なのかもしれません。
この記事のライター
zeile
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