【呪術廻戦】東堂葵の声優は木村昴!ドラえもんなどの代表作も紹介
『呪術廻戦』のアニメ版では、東堂葵を声優の木村昴さんが演じています。木村昴さんは、『ドラえもん』や『ハイキュー!!』などにも出演している有名な声優さんです。本記事では、木村昴さんのプロフィールや経歴、過去の主な出演作品について紹介します。
東堂葵とは?
東堂葵のプロフィール
『呪術廻戦』の東堂葵は、9月23日生まれの18歳です。190cm以上ある高身長のキャラで、筋骨隆々とした肉体を持っています。京都府立呪術高等専門学校の3年生で、1級呪術師として活動しています。好きなタイプはお尻と身長が高い女性で、長身アイドルである高田ちゃんの熱狂的なファンです。好きな女性のタイプが同じ虎杖悠仁のことを気に入り、ブラザーと呼ぶようになります。
非術師の家系出身の東堂葵ですが、九十九由基にスカウトされて呪術高専へ入りました。身体能力や呪術師としてのセンスは、京都校の中でも群を抜いています。過去には、1級呪霊5体と特級呪霊1体を1人で祓ったという実績もあります。東堂葵の術式は「不義遊戯(ブキウギ)」という名前で、手を叩くことで呪力を宿した人や物の位置を入れ替えることができます。
呪術廻戦の概要
『呪術廻戦』は週刊少年ジャンプで連載されている漫画で、ダークファンタジーに分類される作品です。2018年の3月から連載が始まると瞬く間に人気に火がつき、今ではジャンプを代表する作品となりました。東京や京都など現実にある場所が舞台になっていて、読者が親近感を抱きやすい設定になっています。
ダークファンタジーなだけあってホラー要素も多いですが、コミカルなシーンもバランスよく織り交ぜられています。アニメは第1期の放送がすでに終了していますが、2023年からは第2期の放送が始まります。
呪術廻戦のあらすじ
虎杖悠仁が通っていた高校には呪物が眠っていましたが、虎杖の先輩がこの封印を解いてしまいます。現れた呪霊から先輩を助けるため、虎杖は呪術師の伏黒恵とともに呪霊のもとへ向かいます。そこで虎杖は呪力を得るため、呪物の「宿儺の指」を食べてしまいます。宿儺の器となった虎杖には死刑が宣告されますが、残りの宿儺の指を全部食べるまで死刑執行に猶予期間が与えられます。虎杖悠仁は呪いから人々を救うためにも、呪術師となることを決意したのでした。
東堂葵のアニメの声優
木村昴のプロフィール
東堂葵の声を担当しているのは、声優の木村昴さんです。木村昴さんは1990年6月29日生まれで、アトミックモンキーに所属しています。ドイツで生まれたため、英語とドイツ語が得意です。「天才劇団バカバッカ」の座長でもあり、アマチュア落語家でもあります。また、ラッパーとして音楽活動をするなど、声優以外にもさまざまな分野で活躍しています。
木村昴の経歴
東堂葵の声優の木村昴さんは、ドイツのライプツィヒでドイツ人の父と日本人の母の間に生まれました。7歳まではドイツで過ごし、その後は日本に移住して劇団日本児童へ入ります。2002年にミュージカルの『アニー』でタップダンサーとして出演し、2005年には国民的アニメ『ドラえもん』のジャイアン役を引き継ぎます。
2009年には天才劇団バカバッカを創設し、20019年には第13回声優アワードで歌唱賞を受賞しています。2020年10月からは『おはスタ』のメインMCを務め、さらに公式Youtubeチャンネルを開設しました。
木村昴はジャイアンの声を担当
木村昴さんは、『ドラえもん』の2代目ジャイアン役でも有名な声優さんです。木村昴さんがジャイアンの役を引き継いだのは、わずか14歳の頃です。当時の木村昴さんには、まだ声優としての経験は一切ありませんでした。「周りに自慢したい」という動機で受けたジャイアン役のオーディションでしたが、そこで見事に合格を勝ち取りました。
ジャイアン役で声優デビューした木村昴さんでしたが、そこから6年ほどはジャイアン役だけに専念してきました。2011年に『輪るピンクドラム』で初めてジャイアン以外のキャラを演じ、そこから徐々にジャイアン以外の声優としての仕事も増えていきました。
東堂葵の声優・木村昴の代表作や演じたキャラ
出演作品①ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-(山田一郎)
『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』は、もともとキングレコードが主催するラップ音楽CDの企画でした。まったく無名のプロジェクトだったにも関わらず大きな反響を呼び、2020年にはアニメ化もされました。木村昴さんが担当した山田一郎は「Bueter Bros!!!」のリーダーで、事実上の主人公のようなキャラです。木村昴さんはこの作品で素晴らしいラップを披露し、歌唱賞を受賞することになりました。
出演作品②東京リベンジャーズ(パーちん)
『東京リベンジャーズ』は、『東京卍リベンジャーズ』をアニメ化した作品です。木村昴さんが演じるパーちんは、東京卍會の創立メンバーで参番隊隊長です。パーちんは頭が悪いことで知られており、短気で気性も荒いキャラです。木村昴さんはドスの利いた声で、不良のパーちんを上手く表現しています。
出演作品③輪るピンクドラム(高倉冠葉)
『輪るピンクドラム』は、木村昴さんが『ドラえもん』の次に出演した作品です。この作品が転機となり、木村昴さんの俳優としての仕事が広がりました。木村昴さんが担当したのは、主人公キャラの高倉冠葉です。ジャイアン以外に初めて演じるキャラだったため、ジャイアンにならないように必死で練習を続けたそうです。木村昴さんはこの作品で、高倉冠葉のパートナーであるペンギン1号の声も担当しています。
出演作品④暗殺教室(寺坂竜馬)
『暗殺教室』は週刊少年ジャンプで連載されていた漫画で、何かと話題にもなった作品です。木村昴さんが演じたのは、3年E組の生徒の1人である寺坂竜馬です。乱暴な性格をしたいじめっ子キャラでしたが、徐々にクラスメイトの輪の中に溶け込んでいくようになります。木村昴さんは寺坂竜馬をやさぐれた様子で演じていましたが、クラスメイトと打ち解けた後の声は少し和らいでいました。
出演作品⑤ハイキュー!!(天童覚)
『ハイキュー!!』は、高校バレーボール部を舞台にしたスポーツ漫画です。『ハイキュー!!』の天童覚は白鳥沢学園バレーボール部の3年生で、逆立った赤い髪が特徴的なキャラです。見た目は不良っぽいですが明るい性格で、チームのムードメーカー的存在でもあります。木村昴さんは迫力のある声を演じることが多いですが、『ハイキュー!!』の天童覚はやや高めの声で、おちゃらけた様子を上手く表現しています。
東堂葵の名言
東堂葵の名言①「どんな女が...」
どんな女がタイプだ
こちらのセリフは、東堂葵の性格をよく表している名言です。東堂葵は姉妹校交流戦の事前打ち合わせで、初対面の伏黒恵に向かってこう言い放ちます。意味不明な質問に、伏黒恵は「特に好みはない」と答えます。すると東堂葵は「退屈だ」と言って伏黒恵にいきなり襲いかかります。一見まったく意味がなさそうなこちらのセリフですが、東堂葵にとっては相手を見極めるための重要な質問のようです。
東堂葵の名言②「下らん...」
下らん 勝手にやってろ
東堂葵がこのセリフを言ったのは、姉妹校交流戦前の作戦会議でのシーンです。楽厳寺学長が虎杖悠仁を殺す具体的な策を話している途中、東堂葵は襖を蹴破ってこのセリフとともに退出しようとします。呪霊ではない虎杖悠仁を祓うことは、東堂葵のポリシーに反しているのでしょう。東堂葵は例え学長であっても、自分が認めた人物でなければ従うことはありません。京都校において、東堂葵が一匹狼であることがよくわかる名言です。
東堂葵の名言③「どうやら俺達は...」
どうやら俺たちは“親友”の様だな
東堂葵は虎杖悠仁に対しても、伏黒恵と同じように女性のタイプを尋ねます。そこで虎杖悠仁が答えた好みのタイプは、自分とまったく同じでした。それを聞いた東堂葵の脳内には、中学時代に虎杖悠仁と親友だったというありもしない記憶が流れます。創られた記憶の再生が終わると、東堂葵は涙を流しながらこのセリフを言うのでした。この出来事から東堂葵は虎杖悠仁を親友と認定し、呪力の流れなどを教えるようになります。
東堂葵の声優に対する世間での評判や人気
木村昴さんといえば、やはりジャイアンを思い浮かべる人が多いようです。小学生のジャイアンと大人の東堂葵では、木村昴さんが演じている声もだいぶ違います。そのため、東堂葵の声優さんがジャイアンと同じ声優さんだと知り、驚いてしまう人も大勢いました。
木村昴さんが演じたキャラに対するコメントを見ると、ジャイアンだけでなく東堂葵や『ハイキュー!!』の天童覚を推す声も多かったです。一時期はジャイアンしか担当していなかった木村昴さんでしたが、最近では他のキャラの声優としての認知度も高まったようです。東堂葵と『ハイキュー!!』の天童覚以外では、『輪るピンクドラム』の高倉冠葉の名前を出す人もいました。『輪るピンクドラム』は2022年に劇場版も公開されたため、改めて人気が再燃しているようです。
また、声優の木村昴さんが、東堂葵に似ているという感想もありました。木村昴さんはドイツ人と日本人のハーフであるため、体つきががっしりとしています。また、髪型が角刈りであるため、前から見た頭の形も東堂葵と似通っています。
木村昴さんが演じる東堂葵の声は、同じ声優の大塚明夫さんのようだとコメントする人も多くいました。大塚明夫さんは『ワンピース』の黒ひげなどを担当しており、深く響く低音ボイスが人気です。木村昴さんも東堂葵を演じているときは低い声を出しているため、大塚明夫さんの声質と近づくのでしょう。中には、途中まで大塚明夫さんが演じていると勘違いしていた人もいました。
東堂葵の声優は木村昴だった
『呪術廻戦』の東堂葵は、初対面で女性のタイプを聞いてくるような変わったキャラです。そんな東堂葵を生き生きと演じているのは、声優の木村昴さんでした。『ドラえもん』のジャイアン役で声優デビューした木村昴さんですが、現在では『ハイキュー!!』などさまざまな作品に出演しています。東堂葵は原作の渋谷事変編で登場するため、第2期のアニメで登場する可能性もあります。東堂葵の出番を期待しながら、アニメの続編を楽しみに待ちましょう。
この記事のライター
NR4712
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