【呪術廻戦】渋谷事変の出来事や時系列を紹介!キャラの生死についても
『呪術廻戦』では物語に大きな影響を及ぼした出来事として、"渋谷事変"が存在します。渋谷事変は複数のキャラクターの生死に関わる大規模な戦闘が発生した出来事となっている為、読者の記憶に強く残りました。今回は『呪術廻戦』の渋谷事変という出来事について紹介します。
目次
【呪術廻戦】渋谷事変とは?
『呪術廻戦』に登場する"渋谷事変"とは、舞台となった渋谷で特級呪霊達によって引き起こされた事件となっています。渋谷事変は『呪術廻戦』のストーリーの中でも呪術師側での被害が特に大きい出来事となっていて、生存する事に成功したキャラクターも後に残る程の大怪我を負っていたりと、生存者達のその後の物語から渋谷事変での被害の深刻さを感じ取る事が出来ます。
渋谷事変は何巻?
漫画版『呪術廻戦』の10巻に収録されている第83話からスタートした渋谷事変編は、16巻の第136話までという長い時間をかけて配信されています。渋谷事変編は現実時間で約1年という長時間続いた物語である事から、アニメ版で渋谷事変編がスタートした場合に、渋谷事変編が終わるまでどれくらいの時間が掛かるかについて考察している人も存在します。
呪術廻戦の概要
渋谷事変編が含まれている『呪術廻戦』とは、主人公の虎杖悠仁が呪術師として呪いと戦っていく物語となっています。『呪術廻戦』では基本的に虎杖が所属する呪術師のキャラクター達が仲間となっていますが、虎杖の様な高い能力を持った存在を危険視している権力者達の働きによって、呪術師から命を狙われるといった複雑なキャラクター関係が、『呪術廻戦』の物語を引き立てる魅力の一つとなっています。
呪術廻戦のあらすじ
『呪術廻戦』の主人公である"虎杖悠仁"は初めて出会った呪いを解決する為に、両面宿儺の指を取り込み呪力を獲得した事で戦闘を開始しました。戦闘の結果虎杖は共に呪いと戦った呪術師の伏黒恵と生存する事に成功します。両面宿儺の力に適応して生存し続ける虎杖に対して呪術界上層部は死刑を決断しましたが、虎杖の人柄を認めた伏黒や特級呪術師の五条悟の働きによって死刑を避けながら呪術師として活動を始めました。
【呪術廻戦】渋谷事変の場所や出来事
渋谷事変では出来事が発生する場所と時間が、物語を理解する為に重要な要素となっています。渋谷事変での出来事は後のストーリーで回想シーンとして登場する事もある為、渋谷事変中に起こった出来事の場所や時間が伏線となる場合が存在しています。ここでは渋谷事変編で起きた出来事のネタバレや、出来事が発生した場所や時間について紹介をします。
渋谷事変の場所
渋谷事変は出来事の名称に含まれているように東京の渋谷が舞台となっています。渋谷事変では大まかに渋谷という紹介ではなく、発生した出来事毎に細かい地名等が描写されています。キャラクターの位置関係によっては大規模な攻撃によって対象以外のキャラクターに被害が及ぶ場合も存在している為、出来事が発生した場所やキャラクターの位置関係が重要な物語となっています。
渋谷事変の時間別の出来事
渋谷事変は2018年10月31日の19時00分に渋谷で帳を発生させた出来事から、時間の進行も紹介されながら物語がスタートしました。その後は序盤の五条悟の活躍を始めとして同日23時36分まで時間の経過と共に様々な出来事が登場しています。渋谷事変ではそれぞれの出来事単体で見ても楽しめる内容となっていますが、時間や場所の情報を理解する事によって、より物語の詳細をイメージしやすくなります。
渋谷事変の結末をネタバレ
渋谷事変で発生した出来事の中でも特に印象的な出来事として五条悟の封印が発生しました。五条悟は圧倒的な戦闘力によって強力な呪霊を撃退していましたが、五条悟が居なくなった事で呪霊の動きが活発になる事が予想されています。また渋谷事変では五条や虎杖悠仁と親交の深い七海建人を始めとして多くのキャラクターが死亡した事から、敵味方問わず戦力が大きく削がれる展開となりました。
渋谷事変のその後をネタバレ
渋谷事変が終了して五条悟が封印された事によって、夏油傑を騙っている人物が行動を起こして"死滅回游"が軸となる物語がスタートしました。また渋谷事変終了後には特級呪術師の乙骨憂太の登場と共に、呪術界上層部によって敵の夏油だけでなく五条や呪術高専東京校の学長である夜蛾正道が刑罰の対象となりました。『呪術廻戦』の渋谷事変後の物語では、上記のように虎杖悠仁や仲間達にとって苦しい状況が続く事となりました。
【呪術廻戦】渋谷事変のキャラ別の行動
渋谷事変は読者だけでなく『呪術廻戦』に登場する多くのキャラクターにとってもそれぞれ大きな出来事となっています。渋谷事変ではキャラクターの生存に関わる激しい戦闘だけでなく、それぞれがいつどこで活動していたかにも注目が集まる回となっています。ここでは渋谷事変で活躍をしたキャラクター達が、渋谷事変中にそれぞれどのような行動を取っていたかについて紹介をしていきます。
キャラ別の行動①虎杖と宿儺
渋谷事変では『呪術廻戦』の主人公である虎杖悠仁や、虎杖に取り込まれた呪霊である両面宿儺が活躍しています。渋谷事変中の虎杖は主に特級呪物に分類される呪胎九相図の一番を受肉した"脹相"や、過去に戦闘をした相手である特級呪霊の"真人"との戦闘を行いました。脹相との戦闘に敗北した虎杖は新たに指を取り込んだ状態の宿儺と交代する事になりました。
虎杖と代わった宿儺は自身に偽物の夏油傑を倒すように要求した枷場美々子と枷場菜々子を殺しました。宿儺は枷場と同じく宿儺の指を持ってきた特級呪霊の"漏瑚"と戦闘となり、漏瑚の実力を評価しながらも余裕を持って勝利します。その後は伏黒恵の使用する最強の式神"魔虚羅"と戦闘を行い、周辺のキャラクターを巻き込む程の破壊力の高い攻撃を使用して勝利しました。虎杖と宿儺は渋谷事変で多くの強敵を倒して生存しています。
キャラ別の行動②伏黒恵
伏黒恵は渋谷事変で"粟原二良"や"重面春太"等と戦闘を行いました。伏黒恵は虎杖達と共に帳の対応を行った際に、粟原との戦闘という出来事を起こしました。伏黒恵は粟原の能力を見破って対策する事に成功し戦闘に勝利します。重面との戦闘では伏黒恵の最終手段となっていた式神"八握剣異界神将魔虚羅"を召喚して、魔虚羅の攻撃によって仮死状態へとなりました。その後宿儺が魔虚羅を倒した為、伏黒恵は生存する事が出来ました。
キャラ別の行動③冥冥
冥冥は冥冥班として憂憂と虎杖悠仁と共に渋谷事変で活躍しました。冥冥は渋谷事変で出会った呪詛師や改造人間と戦いながら、周囲で発生した出来事を確認して状況の把握を行っていました。虎杖と別行動を開始した冥冥は偽物の夏油傑との戦闘を開始しますが、偽夏油の実力に敵わないと判断して憂憂の能力で偽夏油から逃走しました。偽夏油との戦闘で危険な状況とはなったものの、渋谷事変終了時点で冥冥は生存しています。
キャラ別の行動④釘崎
釘崎野薔薇は渋谷事変で禪院班や新田明と共に登場しています。釘崎は渋谷事変で呪詛師の重面春太や特級呪霊の真人と戦闘を行いました。重面との戦闘では新田や合流した七海建人と共に重面に勝利しました。七海や新田と離れて行動をしていた際に発生した真人との戦闘では、釘崎の相手をしている真人が分身である事を見抜いて善戦しますが、虎杖と戦闘をしていた真人の本体が分身と入れ替わった事で意表を突かれてしまいます。
釘崎は真人の本体に触れられた事で術式を使用されてしまい、顔を破壊される大ダメージを受けて戦闘不能となってしまいます。渋谷事変での釘崎の生死は渋谷事変終了時点で明確になっておらず、釘崎が渋谷事変後に生存しているのかについては様々な考察が登場している為、釘崎野薔薇の死亡説の詳細については本記事後半で紹介します。
キャラ別の行動⑤五条
五条悟は渋谷事変で漏瑚や花御等の特級呪霊達と戦闘を行いました。渋谷事変を引き起こした偽夏油や特級呪霊達は、五条を無力化する為に全力で対策をしていました。大勢の一般人が戦闘に巻き込まれる状況を用意した上で、特級呪霊複数体から攻撃を仕掛けられた五条は、能力が強すぎる故に一般人を気にして戦闘をする事になりましたが、多大な戦力を相手にしながらも花御を倒す事に成功します。
花御を倒した上で厳しい状況の戦闘を続ける五条でしたが、五条の前に死んだはずの夏油傑が現れます。五条は夏油が既に死亡している事を知っていた為、目の前の夏油が何らかの能力で生み出された偽物であると判断しましたが、五条の六眼には夏油傑本人の情報が映っていた事で五条は動揺してしまいます。五条は動揺した隙を突かれて特級呪物である"獄門彊"によって封印されてしまい、渋谷事変終了後も封印状態となっています。
キャラ別の行動⑥七海
七海は渋谷事変で呪詛師の重面春太や漏瑚等の特級呪霊と戦闘を行いました。渋谷事変では呪術師側の最大戦力である五条悟が封印されるという出来事が発生した為、七海は呪術師側の主力として特級呪霊の相手を務めました。七海は呪詛師の重面を倒す事に成功しましたが、特級呪霊との戦闘では漏瑚の攻撃で大ダメージを負い、真人との戦闘では無為転変を受けた事で死亡してしまいました。
キャラ別の行動⑦偽夏油
渋谷事変では過去に五条悟によって殺された夏油傑の身体を操っている偽物の夏油が登場します。偽夏油は渋谷事変で活躍する呪霊達と協力関係にある呪詛師となっていて、入念な準備によって五条悟の封印に成功します。偽夏油は五条の封印後に冥冥との戦闘を行い、冥冥を圧倒する実力を見せつけました。渋谷事変終盤では虎杖に敗北した真人を吸収し、五条が封印される獄門彊を持って逃走しました。
キャラ別の行動⑧真人
真人は渋谷事変で改造人間を戦力として用いました。真人は渋谷事変で五条悟と戦闘を行い、五条を消耗させる働きをしました。五条を封印した後の真人は七海建人を殺害して、釘崎野薔薇や東堂葵に大ダメージを与えました。渋谷事変で呪術師にとって大きな被害の原因となった真人でしたが、虎杖悠仁との戦闘に負けた後に偽夏油に吸収されてしまいました。
キャラ別の行動⑨漏瑚
漏瑚は渋谷事変で五条悟の封印をサポートする活躍をしています。漏瑚は過去に苦しい想いをさせられた五条に勝利する為に、偽夏油の指示を受けて一般人を巻き込む事で五条の動きを制限していきます。五条の想定を超える強さに動揺する漏瑚でしたが、花御の犠牲や偽夏油の活躍によって五条を封印する事が出来ました。
五条封印後の漏瑚は虎杖悠仁に宿儺の指を一気に取り込ませる事で、宿儺が虎杖の身体をコントロールする状況を作りました。漏瑚は宿儺と対話する中で戦闘する事となりましたが、宿儺の実力に圧倒されてしまいます。戦闘の途中からは宿儺が漏瑚の得意な能力による勝負を提案しますが、漏瑚はその勝負にも負けてしまいます。終始宿儺に圧倒され死亡した漏瑚でしたが、宿儺が漏瑚を高く評価した事に涙を流していました。
キャラ別の行動⑩花御
花御は渋谷事変の序盤で五条悟と戦闘を行いました。花御は五条を封印する為に漏瑚等の特級呪霊達と共に、五条の体力を消耗させる事を目的として戦闘を開始しました。花御達は五条が実力を上手く発揮できない環境を作り続ける事で勝機を掴もうと考えていましたが、五条が苦しい状況にも関わらず攻勢に出た事で花御は死亡してしまいました。
キャラ別の行動⑪伏黒甚爾
伏黒甚爾は偽夏油の協力者である"オガミ婆"の降霊術によって渋谷事変に登場しました。伏黒甚爾は呪力を持たない特殊な性質によって術式による制御が出来ず、自身に指図をしたオガミ婆を殺害しました。伏黒甚爾はその後特級呪霊である陀艮との戦闘に勝利して、陀艮と元々戦闘をしていた伏黒恵と戦闘になりましたが、伏黒恵が自身の息子である事を認識した為、伏黒甚爾は自害という形で死亡しました。
キャラ別の行動⑫重面春太
重面春太は渋谷事変で呪詛師として偽夏油に協力していました。重面は釘崎野薔薇と戦闘を行い、釘崎にとって予想外な攻撃を仕掛ける事で優勢な状況となります。しかし七海建人の登場によって状況が一変し重面は敗北してしまいます。その後重面は伏黒恵に対して不意打ちを仕掛けますが、重面を道連れにする覚悟を決めた伏黒恵によって、式神魔虚羅を重複する為の儀式の参加者とさせられてしまいました。
魔虚羅の攻撃によって仮死状態へとなった伏黒恵を見て激しく動揺した重面の前に、魔虚羅の気配を感じた宿儺がやってきました。宿儺が魔虚羅との戦闘に勝利する過程を見ていた重面は、宿儺に恐怖しながらも魔虚羅が倒れた事で安堵します。しかし重面は宿儺の攻撃を気付かず受けていた為、渋谷事変で死亡する結果となってしまいました。
キャラ別の行動⑬陀艮
陀艮は渋谷事変で禪院班との戦闘を行いました。特級呪霊である陀艮は禪院直毘人、禪院真希、伏黒恵、七海建人という強力な呪術師達と戦闘を開始して、領域展開によって呪術師を圧倒していきました。領域展開への対策を考えた伏黒恵は陀艮の領域に穴をあけて外へ脱出する作戦を実行します。作戦通りに行動を始めた禪院班を阻止する為に行動する陀艮でしたが、領域に侵入してきた伏黒甚爾によって殺されました。
キャラ別の行動⑭脹相
脹相は渋谷事変で五条悟を封印するサポートや虎杖悠仁と戦闘を行いました。五条との戦闘では五条と1対1で直接対決はしていませんが、一般人を殺しながら五条の集中力を削ぐ活躍をしています。五条封印後は弟の敵である虎杖を倒す為に行動していて、虎杖との戦闘では虎杖を圧倒しながら瀕死まで追い込みます。しかし脹相の脳内に虎杖と兄弟である感覚が現れた為、脹相は虎杖を放置してその場を離れました。
【呪術廻戦】渋谷事変の生存・死亡キャラ
渋谷事変は『呪術廻戦』の話の中でも長時間に渡って続いている物語である事から、多くのキャラクターの生死に注目がされる回となりました。渋谷事変では重要キャラクターであっても関係無しに死亡や大怪我を負う結果となっている為、渋谷事変に関与した全てのキャラクターの生存に関する情報は特に重要となっています。ここでは渋谷事変終了後のキャラクターの状況について紹介していきます。
渋谷事変の主な死亡キャラ
渋谷事変では虎杖悠仁の仲間となる呪術師だけでなく、偽夏油の計画に協力していた特級呪霊や呪詛師等も多数死亡しています。渋谷事変での死亡者の中には人気のあるキャラクターも含まれていて、死亡シーンは悲しくも読者の心に残るシーンとなっています。ここでは渋谷事変で死亡する結果となったキャラクター達について紹介をしていきます。
死亡キャラ①花御
花御は渋谷事変で行った五条悟との戦闘で死亡しました。特級呪霊である花御は他の特級呪霊達を協力する事で五条に立ち向かいましたが、五条の繊細な呪力操作によって予想外のダメージを負ってしまいます。花御は漏瑚と共に直接五条と戦い続けましたが、五条の能力には敵わず圧倒的な実力差を見せつけられ死亡しました。
死亡キャラ②蝗GUY
蝗GUYは渋谷事変で虎杖悠仁との戦闘に敗北して死亡しました。蝗GUYは賢さをアピールする性格を虎杖に利用され、会話等から情報収集と行動の分析をされてしまいます。虎杖から単純な性格と認定された蝗GUYは最後まで隠していた攻撃を仕掛けますが、虎杖に対応されてしまい死亡してしまいました。
死亡キャラ③七海建人
七海建人は渋谷事変で真人の攻撃によって死亡しました。七海は五条悟が封印された事実を知って、他の呪術師を守る為に格上な特級呪霊達とも戦闘を行っています。陀艮や漏瑚との戦闘によって大ダメージを負った七海は、瀕死になりながらも敵を倒し続けていましたが、真人の接近に対応できず触れられた為、無為転変を使用されて死亡してしまいました。
死亡キャラ④真人
真人は渋谷事変で虎杖悠仁との戦闘で死亡しました。真人は渋谷事変で改造人間を生成する事で呪術師を苦しめていましたが、五条悟が封印された事で虎杖を殺す為に行動を開始しました。虎杖との戦闘では宿儺を対策する為に、能力を制限しながらの戦いとなりましたが優勢な状況となっていました。しかし東堂葵の登場によって虎杖の戦意が復活して状況が一変します。虎杖に負けた真人は偽夏油に取り込まれる結果となりました。
死亡キャラ⑤禪院直毘人
禪院直毘人は渋谷事変で漏瑚と戦闘した事で死亡しました。禪院直毘人は特級呪霊の陀艮と戦闘を行い苦戦を強いられていましたが、伏黒甚爾が陀艮と敵対した事で悪い状況を打開する事に成功しました。その後に特級呪霊の漏瑚と戦闘になった禪院直毘人は、漏瑚の激しい攻撃を能力を駆使して回避をしていましたが、漏瑚が禪院直毘人の回避に対応して攻撃を放った事によって死亡してしまいました。
死亡キャラ⑥オガミ婆
オガミ婆は渋谷事変で伏黒甚爾の攻撃によって死亡しました。オガミ婆は帳を守る呪詛師として活躍していて、渋谷に自身の降霊術で伏黒甚爾を呼び出しました。呼び出された伏黒甚爾は天与呪縛という特殊な能力を持っている為か制御の出来ない状態となっていて、オガミ婆の想定を超えた存在である事が判明しました。予想外の事態に動揺したオガミ婆は伏黒甚爾によって殺害される結果となりました。
死亡キャラ⑦陀艮
陀艮は渋谷事変で伏黒甚爾の攻撃によって死亡しました。陀艮は戦闘力の高い呪術師の揃う禪院班との戦闘で領域展開を駆使して有利に戦闘を進めていました。呪術師を圧倒する陀艮でしたが、オガミ婆が召喚した伏黒甚爾の登場というアクシデントによって事態が急変します。陀艮は伏黒甚爾と戦闘を開始しますが、伏黒甚爾の圧倒的な実力に対応出来ず死亡する結果となりました。
死亡キャラ⑧伏黒甚爾
伏黒甚爾は伏黒恵との戦闘中に自らの手で死ぬ事を選びました。伏黒甚爾は呼び出したオガミ婆を殺した事で暴走状態となり、陀艮等の強敵相手にも攻撃を仕掛け殺していました。伏黒甚爾は伏黒恵とも戦闘を開始しますが、戦闘中に伏黒恵を自分の息子と認識します。伏黒甚爾は戦闘の手を止めて伏黒恵に名前を聞きました。伏黒甚爾は伏黒恵が名字を言った時点で禪院家に売られなかった事を知ると、自身を攻撃して死亡しました。
死亡キャラ⑨美々子と菜々子
枷場美々子と枷場菜々子は渋谷事変で宿儺の攻撃によって死亡しました。夏油傑本人を強く尊敬していた美々子と菜々子は、夏油の身体が何者かによって操られている事に強い怒りを感じていました。美々子と菜々子は虎杖悠仁に宿儺の指を与える事で、宿儺に偽夏油を倒してもらうように要求しましたが、他人に指図される事を嫌った宿儺に攻撃されて二人とも死亡する結果となりました。
死亡キャラ⑩漏瑚
漏瑚は渋谷事変で宿儺との戦闘によって死亡しました。五条悟の封印に成功した漏瑚は、虎杖悠仁を殺そうとする真人達と対立して宿儺に指を与える為に行動します。宿儺を呼び出す事に成功した漏瑚は、殺された美々子と菜々子と違って宿儺に対して特に要求をしませんでしたが、宿儺が自分に攻撃を当てたら渋谷の人間を殺すという提案をした為、宿儺と勝負をします。しかし漏瑚は宿儺に一切敵わず敗北してしまいました。
死亡キャラ⑪重面春太
重面春太は渋谷事変で宿儺が魔虚羅に対して放った攻撃によって死亡しました。重面はピンチを潜り抜けながら伏黒恵に奇襲を仕掛ける事に成功しました。しかし重面の攻撃に加えて強敵との連戦で限界を迎えていた伏黒恵は、魔虚羅を召喚する事で自身諸共殺す判断をしました。魔虚羅だけでなく魔虚羅と戦う為に宿儺も登場した事でピンチを迎えた重面は、宿儺の攻撃に巻き込まれる形で死亡しました。
渋谷事変の生存キャラ
渋谷事変は多くの登場人物が死亡する回となりましたが、怪我をしながらも生存する事に成功したキャラクターも存在しています。渋谷事変で生存しているキャラクターは強敵からの逃走に成功するか、生存していると言っても瀕死になる大怪我を負っている場合が殆どとなっている為、生存しているキャラクターの状態を確認する事で渋谷事変の過酷な状況を想像する事が出来ます。
【呪術廻戦】渋谷事変で野薔薇は死亡した?
渋谷事変での大きな出来事として、『呪術廻戦』のヒロインの立場である釘崎野薔薇の死亡が発生しています。釘崎は渋谷事変で死亡に直結する攻撃を受けている事等の様々な要因から生存している可能性が少ないと考えられていますが、作中で明確に死亡したという描写が登場していない事から様々な考察が存在しています。ここでは釘崎が渋谷事変後に生存しているのかについての考察を紹介します。
釘崎野薔薇の渋谷事変での死亡シーン
釘崎野薔薇は渋谷事変で真人の分身と戦闘をしていましたが、虎杖悠仁と戦闘をしていた真人の本体と入れ替わった事に気付けず、警戒していなかった真人の攻撃を受けて顔が破壊されています。真人の術式である無為転変を受けてしまうと、1級呪術師の七海建人ですら死亡してしまった為、真人の攻撃を受けた釘崎も死亡したと考えられています。
釘崎野薔薇の死亡の理由
渋谷事変で真人の無為転変が直撃した事実以外にも、釘崎野薔薇が死亡していると考えられる理由が存在しています。釘崎の死亡シーンと他の『呪術廻戦』のキャラクターが死亡する状況では共通している特徴的なシーンが存在している等の、作中での直接的なセリフ等以外からも釘崎が生存していない可能性が示唆できる情報が確認されています。ここでは釘崎の死亡説を後押しする理由について紹介します。
死亡の理由①作者の発言
釘崎野薔薇程の重要キャラクターが死亡したと考えられている理由の一つとして、『呪術廻戦』の作者である"芥見下々"の発言が存在します。作者は『呪術廻戦』の物語の魅力を増す為なら、登場人物を殺す事に抵抗が無いと思われる発言をしていて、実際に渋谷事変では七海建人のように虎杖悠仁や五条悟とも関係の深いキャラクターを死亡させています。この事から釘崎野薔薇も死亡するのではないかと考えられています。
死亡の理由②回想シーン
『呪術廻戦』のキャラクターが死亡する際の特徴の一つとして、そのキャラクターの回想シーンが登場する事が挙げられています。渋谷事変で死亡した七海建人も真人の攻撃を受ける際に回想シーンが登場していて、この点が釘崎野薔薇の真人との戦闘シーンと共通している事から、釘崎も七海同様に死亡したと考えられています。
釘崎野薔薇が生き返る可能性
上記で紹介した『呪術廻戦』の作者の発言や、死亡するキャラクターの特徴等から渋谷事変で死亡したと考察されている釘崎野薔薇ですが、死亡説とは逆に生存している可能性についても様々な考察が存在しています。ここからは釘崎野薔薇が生き返る可能性についての考察を紹介していきます。
生き返る可能性①新田の術式
渋谷事変での釘崎野薔薇は真人の攻撃を受けた後に、新田新の術式を受けています。新田の術式には時間経過によるダメージの進行を阻止する効果が存在している為、真人の攻撃自体は成立しているものの釘崎の傷口の状態は悪化していません。新田の術式を受けた釘崎には、戦闘終了後の状態からから時間を掛けずに治療を開始できる可能性が残されています。
生き返る可能性②脳の損傷がない?
渋谷事変で登場した釘崎野薔薇が真人の無為転変を受けたシーンですが、破壊されたのは左目等の顔の一部分だけとなっていて頭部全体を破壊された訳ではありません。前述した釘崎の脳に対するダメージが少ない可能性に加えて、渋谷事変では反転術式による治療が可能な家入硝子も登場している事から、真人との戦闘後から最小限の時間経過で治療を開始する事で釘崎が生存しているという考察も存在しています。
生き返る可能性③「野薔薇」の花言葉
釘崎野薔薇が生存している可能性の理由の一つとして、野薔薇という名前に含まれる花言葉が存在しています。野薔薇には"痛手からの回復"という花言葉が存在している為、釘崎が渋谷事変で受けたダメージから回復して生存した状態で登場する可能性が考えられています。
【呪術廻戦】渋谷事変に対する世間での評判や人気
渋谷事変では呪術師側の最高戦力である五条悟の封印や、特級呪霊の中でも高い戦闘力を誇る漏瑚が死亡するという出来事が発生しています。どちらのキャラクターも『呪術廻戦』の序盤から活躍していますが、渋谷事変での活躍から改めて圧倒的に飛びぬけた実力である事を感じる事が出来ます。この二人の存在が『呪術廻戦』のキャラクターのバランスを壊していると評価する読者も存在します。
渋谷事変では五条悟が封印された事によって特級呪霊の対応が厳しい状況となっていました。しかし本来呪術師の敵であるはずの宿儺の存在が、真人が虎杖に苦戦する原因や漏瑚が死亡する原因となっていました。宿儺が居なければ特級呪霊の被害は拡大していたと考えられる為、渋谷事変に関わった呪術師の生死に対して宿儺の存在が大きな影響を与えたと考えている読者がいました。
渋谷事変は敵味方問わず殆どのキャラクター達が登場する展開となっている事から、主人公の虎杖悠仁側の視点だけでなく夏油傑の仲間や特級呪霊等様々な視点で物語を楽しむことが出来ます。渋谷事変はショックの大きい内容となっていますが、その分物語が大きく進展する内容ともなっている為、渋谷事変を名作として非常に面白い回であると評価している読者の姿もありました。
【呪術廻戦】渋谷事変は人気のエピソードだった
今回は『呪術廻戦』の物語に大きな変化が発生した回である渋谷事変について紹介をしました。渋谷事変では時間の流れや出来事が発生する場所によって沢山のキャラクター達がそれぞれ活躍する展開となっていて、複雑ながらも見所の詰まった回である事が分かりました。また渋谷事変で生死不明となっている釘崎野薔薇については、作者のコメントや作中の描写等から生存死亡共にあり得る状態である事が分かりました。
この記事のライター
サカモト
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