【呪術廻戦】最終回の結末を徹底考察!死亡する可能性があるキャラは?
本記事では、大人気漫画『呪術廻戦』最終回の結末や最後を徹底考察します。『呪術廻戦』の最終回で死亡する可能性があるキャラや原作の完結が何巻になるのか、作者の発言から予想し、作中に散りばめられた伏線や謎について調査しました。
目次
【呪術廻戦】とは?
『呪術廻戦』は、人間の負の感情を利用した化け物と呪術師のバトルを描いたダークファンタジーです。発表以来、多くのファンを獲得している大人気漫画ですが、結末に向けて動き出しています。それに合わせるように、ネット上でも結末について様々な考察が見られます。そこで、本記事では、『呪術廻戦』の最終回予想について、考察をまとめていきます。
呪術廻戦の漫画の作者
大人気漫画『呪術廻戦』の作者は、芥見下々(あくたみげげ)です。芥見は、1992年2月26日生まれで、岩手県出身の漫画家です。子供の頃から「週刊少年ジャンプ」を愛読しており、高校卒業後の進路でプロの漫画家を目指すようになりました。叶恭弘や猿渡哲也のアシスタント経験があり、2014年に『神代捜査』(少年ジャンプNEXT!!)でデビューしました。
呪術廻戦の概要
『呪術廻戦』は、芥見下々が2017年に『東京都立呪術専門学校』(のちに『呪術廻戦0 東京都立呪術専門学校』に改称)を短期連載した後、2018年から「週刊少年ジャンプ」で連載されています。呪霊という人間の負の感情から生まれる化け物を呪術で祓っていくダークファンタジー作品です。発表後、人気を博し、テレビアニメや劇場版、舞台と作品世界の広がりを見せています。
呪術廻戦のあらすじ
仙台に住む高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、両親を亡くし、祖父に育てられていましたが、祖父も亡くなりました。その晩、虎杖の学校にある呪物の封印が解け、先輩が襲われる事件が起こります。先輩を助けるために、その場に現れた呪術師・伏黒恵(ふしぐろめぐみ)と共に戦いますが、ピンチに陥りました。虎杖は、形勢を逆転させるために、特級呪物の「宿儺(すくな)の指」を食べ、かろうじて危機を脱することができました。しかし、「宿儺の器」として捕らえられ、死刑を宣告されます。
【呪術廻戦】最終回の結末や最後を予想考察
『呪術廻戦』は、連載開始以来、多くの読者を獲得した大ヒット漫画作品となっています。「渋谷事変」という大事件を経て、2023年2月現在で「死滅回遊」が継続中ですが、死滅回遊もその目的がほぼ達成され、ストーリーも結末に向けて歩み出しています。また、最終回予想も様々なサイトやSNS投稿で語られています。『呪術廻戦』の最終回はどのようなものになるのでしょうか。ここでは、いくつか予想を紹介します。
最終回予想①1000年前の宿儺を倒す
最終回予想①は、1000年前の宿儺を倒すというパターンです。この予想は、もともと宿儺を倒すために、「宿儺の器」である虎杖悠仁を倒すパターンと対になって考察されていました。つまり、器である虎杖を倒すことで宿儺を倒すのではなく、宿儺の実体そのものを倒すパターンになります。宿儺は虎杖の肉体を乗っ取ることに失敗し、自由に身動きが取れません。そこで、虎杖から抜けだして、自由に身動きが取れるようになりたいわけです。
宿儺は以前から伏黒恵を擁護していて、術式に関係しているのではないかと言われていました。伏黒の術式で1000年前の肉体を蘇生させて、ラスボスとして君臨するというものです。この1000年前の宿儺を倒して結末を迎えるというのが1つ目の最終回予想になります。しかし、宿儺は、211話で器を虎杖から伏黒に乗り換えてしまいました。考察の前提は変わりましたが、ラスボスとして虎杖等と戦う可能性はあります。
最終回予想②宿儺が味方につきラスボスを倒す
『呪術廻戦』の大きな山場である渋谷事変や死滅回遊も、羂索(けんじゃく)の策略でした。また、虎杖が宿儺の器になるよう仕向けたのも、羂索ではないかと言われています。とすれば、羂索こそ『呪術廻戦』のラスボスであるという考え方も成り立ちます。その羂索を倒すために宿儺と共闘する可能性は捨てきれません。もっとも、意表を突いて第3のラスボスが登場するのではないかという可能性を指摘する考察もあります。いずれにせよ、宿儺とともにラスボスを倒すというのが、最終回予想②です。
最終回予想③味方の誰かがラスボスになる
現在のところ、『呪術廻戦』のラスボス候補は宿儺と羂索ですが、味方のうちの誰かがラスボスになるのではないかという意見もあります。ラスボス候補としては、主に五条悟と伏黒恵があげられています。そして、虎杖悠仁と戦うというのが最終回予想③です。
【呪術廻戦】最終回で死亡する可能性があるキャラ
『呪術廻戦』の作者・芥見下々は、最終回における4人のメインキャラクター(虎杖・伏黒・釘崎・五条)について、次のような可能性を語っています。1つ目は、4人のうち1人が死亡するパターンで、2つ目は、4人のうち1人を残して残り全員が死亡するパターンです。作者がどちらのパターンを選んだとしても、全員が生存するパターンは用意されていません。それでは、最終回に死亡するのはいったい誰でしょうか。その可能性を考察します。
死亡する可能性があるキャラ①伏黒恵
『呪術廻戦』の作者・芥見下々は、「伏黒の最後は決定している」と語っています。173話レジィのセリフに「オマエは運命に翻弄され、道化となって死んでくれよ」というのがあり、死亡フラグと見られています。また、伏黒は宿儺に目を付けられていましたが、211話でついに宿儺に体を乗っ取られてしまいました。その後、宿儺VS虎杖・来栖華のバトルとなり、先が読めない展開になっています。ラスボスと化して最後に死亡する可能性も残されています。
死亡する可能性があるキャラ②虎杖
作者の芥見下々は、伏黒については前述のように「最後は決定している」としましたが、虎杖悠仁の最後に関しては「未定」と語っています。虎杖は「宿儺の器」であり、物語冒頭で五条悟により死刑執行は免れましたが、「すべての宿儺の指を食べるまで」猶予されているに過ぎません。また、来栖華が五条の封印を解除するためにはまず宿儺を殺すと言う条件を出した時も、あっさり自分が死ねばよいと考えていました。
しかし、211話で宿儺は虎杖から伏黒へと移りました。この結果、少なくとも宿儺に関連して自分が死ねばよいという線は消えています。ただ、虎杖は「正しい死」を求めているキャラです。祖父の遺言でも、「大勢に囲まれて死ね」と言われていました。そのため、虎杖が最終回で死亡すればきれいに結末が迎えられます。一方では、逆に正しい死を求めているキャラが最後に1人だけ生き残ってしまうという結末を予想する人も少なくありません。
死亡する可能性があるキャラ③釘崎
東京都立呪術専門学校1年の釘崎野薔薇(くぎさきのばら)は、虎杖悠仁や伏黒恵の同級生ですが、渋谷事変で真人(まひと)と戦闘した際、虎杖の目の前で真人の「無為転変(むいてんぺん)」をくらい、左顔面を吹き飛ばされてしまいました。直後に新田新が術式を施しましたが、すでに呼吸も脈も止まった状態だったので、その後の生死は不明のままです。渋谷事変後、虎杖は伏黒に釘崎の様子を尋ねましたが、伏黒から明言はなく、表情から察して「分かった」とだけ答えました。
また、210話で来栖華にきつい言い方をしたことを伏黒にとがめられた時も、虎杖は釘崎のことを考えていました。このことから、釘崎は、死亡しているか、生存しているとしても、戦闘できる状態にはありません。また、沙織ちゃんのエピソードなど、釘崎に関わる伏線の回収も終わっています。そのため、再登場する可能性は低く、仮に再登場した場合も、釘崎1人だけ生存するパターンは考えにくいと言われています。
死亡する可能性があるキャラ④五条悟
五条悟は渋谷事変で、羂索(けんじゃく)により封印され、囚われの身となっています。虎杖悠仁らが天元と会い、来栖華を探し求めていたのも、この封印を解くためでした。しかし、来栖華との出会いにより封印解除の道が見つかった以上、最終回まで封印されたままということはなく、どこかのタイミングで再登場するはずです。そもそも五条は『呪術廻戦』中、最強キャラです。普通なら、負けることは想像できません。そのキャラが死亡するとなると、最大の盛り上がりになると考えられています。
反対に、五条1人が生き残り、残り全員が死亡したとすると、生徒が全員死亡することになります。全員死亡の結末は、「強く聡い仲間を育てる」という五条の夢が叶いません。もっとも、五条だけが生き残ってしまうという不条理を作者が選ぶ可能性もあります。ゆえに、五条悟が最後に死亡する可能性は、五分五分ではないかと言われています。
【呪術廻戦】最終回はいつ?作者が明言している?
ここまで『呪術廻戦』の最終回について、様々な考察を紹介しましたが、そもそも作者である芥見下々は『呪術廻戦』の最後をどのように考えているのでしょうか。『呪術廻戦』をどこで完結させるかは、実ははっきり明言しています。作者・芥見下々の言葉を紹介しながら、いつ結末を迎えるのか考察します。
呪術廻戦の完結はいつになる?
『呪術廻戦』の作者・芥見下々は、『呪術廻戦』の完結時期を明言してます。2021年2月に民放放送に出演した際、2年以内に完結させると語りました。2021年から2年以内ということは、2023年に完結させる腹づもりがあるということになります。
呪術廻戦の原作漫画は何巻で完結する?
『呪術廻戦』の作者・芥見下々は、2021年の2年以内に完結させると語りましたが、2023年3月に第22巻が刊行されました。最終回の内容だけでなく、原作漫画が何巻で完結するのかも予想が出ています。最終巻の予想は、おおむね次の2つで、第25~27巻辺りか第32巻辺りです。この違いは計算方法によるもので、2023年で完結ということから逆算すると前者になり、「渋谷事変」・「死滅回遊」に続く第3の山場を予想する立場から計算すると後者になります。
呪術廻戦の最終回の結末を作者が明言?
『呪術廻戦』の最終回の結末については、作者の芥見下々が明言していることがあります。それは、すでに述べたように、虎杖・伏黒・釘崎・五条のメインキャラについて、「4人のうち1名のみ死亡する」か、「1名を残して全員死亡する」かのどちらかということと、「伏黒の最後は決まっている」が、「虎杖は決めていない」ということです。
【呪術廻戦】伏線や謎を考察
ここまで『呪術廻戦』最終話についての様々な考察を検証してきました。ところで、最終話が近くなると必ず話題にあがってくるのが、網の目のように張られた伏線の回収です。最終回を迎えた時に、きちんと伏線が回収されているかどうかは、必ず言及されています。そこで、『呪術廻戦』でどのような伏線があるのか紹介します。
伏線①偽夏油の謎
『呪術廻戦』は虎杖悠仁が仙台に住んでいた頃から物語が始まりますが、その前日談を描いた『東京都立呪術専門学校』で五条悟は親友の夏油傑を倒しました。しかし、本編では謎の復活をします。しかし、元の夏油傑ではなかったため、偽夏油と呼ばれています。偽夏油は一時、「史上最悪の術師」と言われる加茂憲倫(かものりとし)が体を乗っ取っていると言われていましたが、加茂憲倫すら乗っ取られていたことが判明しました。
その後、偽夏油の正体は1000年前の呪術師・羂索であることが明らかになります。その活動の目的も作中で語られていますが、『呪術廻戦』中最大のキーマンとなる存在の羂索にはまだ不明な点が残っています。
伏線②虎杖の生い立ち
『呪術廻戦』の主人公・虎杖悠仁の生い立ちについても不明な点があります。『呪術廻戦』が始まってすぐ、悠仁には両親がなく、祖父によって育てられたことが分かります。その祖父もすぐに亡くなりました。これだけでは不思議な点はありませんが、143話になってやっと両親のことが明らかになりました。父は仁、母は香織と言い、祖父からは、香織は子供を授からずに死んだということが語られました。また、母として描かれた女性の額には縫い目がありました。
この縫い目こそ、羂索によって体を乗っ取られた人物のトレードマークです。このことから、虎杖悠仁は間接的に羂索の子供ではないかという考察があります。実際、加茂憲倫が作った九相図の長男脹相(ちょうそう)は、悠仁のことを弟と見なしていました。また、羂索が仙台結界で悠仁の仙台時代の佐々木先輩に接した時、「息子と仲良くしてくれてありがとう」と声をかけています。このように、羂索も虎杖を息子と認識していると推測されますが、その目的や因果も含め謎が残っています。
伏線③乙骨憂太の謎
『呪術廻戦』の前日譚を描いた『東京都立呪術専門学校』は、乙骨憂太(おっこつゆうた)が主人公です。本編でも虎杖悠仁の処刑執行人に指名されるほどの実力の持ち主ですが、死滅回遊の仙台結界編まで戦闘場面があまり描かれることはありませんでした。そのため、様々な考察が飛び交っており、一部では、人相が凶悪になっているので、五条悟と戦うのではないかとの意見もあります。まだ、不明な点が多い登場人物です。
伏線④天元様の謎
天元は「不死の術式」を持つ呪術師です。ただし、不死ではあっても不老ではありません。そのため、老化が一定以上進むと、術式により人ではなく意思のない高次存在に進化してしまいます。それによって、最悪の場合は人類の敵となり、世界が崩壊してしまうおそれもあります。崩壊を防ぐために、500年毎に天元と適合する人間「星漿体(せいしょうたい)」と「同化」し、肉体の情報を書き換えなければなりません。しかし、羂索はこれまで天元の同化を妨げようとして失敗してきた過去がありました。
現代になって、星漿体の天内理子(あまないりこ)が殺害され、天元は同化に失敗し、進化してしまいました。結界術でかろうじて理性を保っていましたが、208話において羂索との戦いに敗れ、消失してしまいます。羂索は天元に「さらば友よ」と声をかけています。しかし、消え去ったままかどうかも含め、天元にもまだよく分からない点が残っています。
伏線⑤宿儺と裏梅の関係
裏梅(うらうめ)は、羂索に協力する形で『呪術廻戦』に登場した呪詛師です。裏梅は、宿儺と何らかの関係があるとみられていましたが、後に1000年前から宿儺の従者であったことが判明します。裏梅は、料理が上手で、宿儺に重宝がられていました。裏梅に関しては、1000年前の人間が現代に現れた理由やその方法が疑問点として残されています。また、羂索との関係も不明なままです。
【呪術廻戦】に対する世間での評判や人気
ここまで、『呪術廻戦』の最後がはどのような結末になるのか、作者の発言や考察を見てきました。人気のある漫画作品だけに、読者は結末の予想にどんな関心を抱いているのでしょうか。読者の声をSNSの投稿を通して探ります。
『呪術廻戦』も宿儺の器が虎杖から伏黒へと移り、事態が大きく変化しました。これまで出た最終回予想のいくつかは、虎杖が宿儺の器であることが前提でしたが、それが大きく覆っています。しかし、虎杖の自由度は増しました。虎杖が最後まで生き残る予想を伝えている投稿です。
作者は、2023年には『呪術廻戦』を完結させると明言しました。大人気漫画のため、普段は単行本派の人も、単行本が出るまで待ちきれないということも予想できます。そうなると、最終回まで毎週「週刊少年ジャンプ」を買って読む人も増えると推測されます。そんな読者の気持ちを伝える投稿です。
『呪術廻戦』の最後については、人気漫画作品名だけに、様々な考察があります。しかし、読者が一番求めているのは、予想を遙かに超えるエンディングです。そのような読者心理を伝えている投稿です。
【呪術廻戦】最終回には様々な予想があった
『呪術廻戦』の作者の芥見下々は、2021年に、2年以内に『呪術廻戦』を完結させると語りました。その発言以降、様々な最終回の予想が立てられています。予想の中には、物語の進行に伴う新たな事態により、当てはまらなくなりましたが、回収されていない伏線や謎も未だ多く残されています。また、新たな考察や予想も出ています。最終回まで『呪術廻戦』に注目しましょう。
この記事のライター
makkun402
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