【呪術廻戦】伏黒恵がヒロインといわれている理由は？性格や能力も紹介

伏黒恵は呪術高専東京校の1年生です。『呪術廻戦』の主人公である虎杖悠仁とは同級生。同じく１年生の釘崎野薔薇も含め、３人で行動することが多いです。伏黒恵は二級呪術師のため、単独で任務を行うこともあります。性格は無口で冷静。個性的な呪術師が多い中で、常識があり、良心的です。１人でも多くの善人を救いたいと思っています。

『呪術廻戦』は、芥見下々（あくたみげげ）による漫画作品です。2018年3月から「週刊少年ジャンプ」にて連載がスタートしました。主人公の虎杖悠仁や仲間の呪術師が呪霊を倒していくストーリーです。アニメ化もされ、１期は2020年10月～３月まで放送され、現在は再放送もされています。2021年には劇場アニメが公開され、大ヒット。2023年にはテレビアニメの２期の放送が決定しており、こちらも期待されています。

『呪術廻戦』の主人公である虎杖悠仁は、特級呪物である「宿儺の指」を拾います。 呪術師である伏黒恵は、宿儺の指を探していました。しかし指はオカルト研究部の先輩が持っており、宿儺の指の封印が解かれてしまいます。学校に呪いが広がり、呪霊に襲われる先輩。伏黒恵も負傷してしまいます。みんなを助けようと、虎杖悠仁は宿儺の指を飲み込みます。そして宿儺の器となった虎杖悠仁は、仲間と共に呪術師の道を歩むことになるのです。

伏黒恵は目つきも悪く、無口でぶっきらぼう。呪術師としての能力も高く、頼れる存在です。そんな伏黒恵がなぜ、『呪術廻戦』の「ヒロイン」と言われているのでしょうか。男前な容姿からは想像ができません。伏黒恵がなぜ「ヒロイン」と言われているのかを、解説していきます。

伏黒恵は、虎杖が初めて出会った呪術師です。伏黒恵は虎杖の学校の先輩を助けようと命がけで戦いますが、伏黒も負傷してしまいます。虎杖は宿儺の指を飲み込み、宿儺の器になったことで全員助けることができました。しかし虎杖は危険人物として呪術師に捉えられ、死刑を宣告されてしまいます。五条の提案によって死刑は先延ばしになりましたが、伏黒は五条に「虎杖を助けてほしい」と頼みます。そして虎杖も呪術高専に通うことになり、伏黒恵と共に戦います。伏黒恵が虎杖を助け、支える姿はまさにヒロインです。

伏黒恵がヒロインと言われる理由は、女性である釘崎の性格が男前であるためとも言われています。釘崎はすらりとした美人で、ヒロインとして申し分ありません。しかし性格は誰よりも男前。作中で伏黒恵や虎杖は葛藤したり悩んだりするのですが、釘崎は自分の決めたことには迷わず真っ直ぐに突き進みます。この釘崎の性格で、伏黒恵がより一層ヒロインのように見えてしまうのです。

宿儺は伏黒恵達が少年院での任務を行った際に、伏黒恵を気に入り、興味を持つようになります。しかし伏黒恵はそのことを全く知りません。宿儺は伏黒恵がまだ使うことができない術式「死返玉（まかるかえしのたま）」を使って完全復活を狙っているのではと考えられています。虎杖からは宿儺が何か企んでいると教えられますが、伏黒恵にとってはどうでもいいことのようです。しかしこの三人を見ていると、まるで虎杖と宿儺が、ヒロインの伏黒恵を取り合っているようにも見えてしまいます。

伏黒恵は真面目で無口な性格。愛想がないため、他人に対して冷たいようにも見えますが、正義感も強く、情にも厚いです。協調性もなさそうに見えますが、虎杖や釘崎に付き合ったり、自分勝手な行動もしません。宿儺の指を飲み込んだ虎杖は死刑が決定していますが、五条に助けるように嘆願しています。全員を救いたい虎杖に対して、伏黒恵は善人だけを救いたいと考えています。

伏黒恵がヒロインと言われる理由に、「じゅじゅさんぽ」での発言があります。じゅじゅさんぽは、アニメ本編が終わった後のおまけコーナーです。アニメ本編では描かれない、ほのぼのとした日常が描かれています。ここでの伏黒恵の発言が、ヒロインと言われています。パンダ先輩が自分の獣臭に悩んでいると、伏黒恵はその匂いを「おひさまの匂い」と言ったのです。この発言は、誰も予想しなかったのではないでしょうか。あまりにも素直で可愛いこの発言は、ヒロインの要素十分です。

二級呪術師で、『呪術廻戦』のヒロインと言われている伏黒恵。伏黒恵は式神を使って戦います。ここからは伏黒恵の術式や能力、領域展開について紹介していきます。また作者は伏黒恵の最後について発言していて、ネットで色々考察されています。気になる伏黒恵の最後についても解説していきます。

伏黒恵の術式は、自分の影を媒介にして十種の式神を召喚する「 十種影法術（とくさのかげぼうじゅつ）で、禪院家に受け継がれる術式の一つ です。式神は一度に二度顕現させることも可能。完全に破壊されるとその式神は二度と姿を現すことができなくなってしまいますが、その式神の遺した術式と力は他の式神に引き継がれます。また二種類の式神を合わせることもできます。式神を自在に操る描写は、迫力があります。

伏黒恵は、本編に登場したばかりの頃はまだ領域展開を使えませんでした。しかし戦いに追い込まれて領域展開を習得します。伏黒恵の領域展開は、 「嵌合暗翳庭（かんごうあんえいてい）」です。領域内が真っ黒な影の海に覆われ、普段は２体までしか式神を使えませんが、領域内では３体以上の式神を召喚することが可能。領域内での技は必ずヒットし、伏黒恵自身の分身を生み出すこともできます。

『呪術廻戦』の作者の発言した内容が、ネットで話題になっています。作者によると、伏黒恵の最後はすでに決まっているそうです。どんな内容かは明らかにされていません。気になるのは、伏黒恵は最後まで生き残るのかということです。作者はもう一つ気になる発言をしていました。それは虎杖、伏黒、釘崎、五条のうちの１人だけ死ぬか、１人以外全員死ぬかどっちかだと言っているのです。この発言によると、最低１人は必ず死ぬことになります。ヒロインと言われている伏黒恵の最後は、どうなるのでしょうか。

二枚目ですが、無口でぶっきらぼう。戦いの時は冷静で能力も高く、虎杖の相棒的存在。それなのにヒロインと言われてしまう伏黒恵。ここからはアニメで伏黒恵を演じている声優について解説していきます。

伏黒恵のアニメの声優は、「内田雄馬」さんです。内田雄馬さんも、伏黒恵がヒロインと言われていることに、驚いているかもしれません。ゲーム好きな一家で育った内田雄馬さんは、13歳の時に『サクラ大戦』がきっかけで声優に興味を持ち、日本ナレーション演技研究所に入学しました。声優の内田真礼さんは、内田雄馬さんの姉です。2017年に第11回声優アワード新人男優賞を受賞、2019年に第13回声優アワード主演男優賞を受賞している、実力も人気もある声優です。

『呪術廻戦』のヒロインと言われている伏黒恵。伏黒恵自身は納得していないでしょう。それとも「興味がない」で済ませてしまうかもしれません。世間では伏黒恵はどう思われているのでしょうか。SNSから声を集めてみました。

伏黒恵は二級呪術師ですし、能力も高く、決して弱くはありません。しかし時折見せるしぐさや表情が、なぜか可愛いのです。二枚目で強いのに、ヒロインと言われる伏黒恵。強いのに守ってあげたくなります。

「伏黒恵」という名前だけを見ると、ヒロインと言われているし、知らない方は女性を思い浮かべると思います。しかし実際は目つきの悪い二枚目の男性。なぜこのキャラがヒロインと言われているのか疑問に思うかもしれません。しかし伏黒恵をよく知ると、ヒロインと言われる理由が分かります。

アニメ本編の後に描かれるじゅじゅさんぽは、ほのぼのとした日常が描かれるため、伏黒恵の純粋さと可愛さがより際立ちます。「おひさまの匂い」発言は、衝撃的でした。

『呪術廻戦』のメインキャラである伏黒恵は、虎杖の相棒であり、懸命に虎杖を助け、支える姿に『呪術廻戦』のヒロインと言われています。宿儺も伏黒恵に興味を示しているため、虎杖と宿儺とヒロインの伏黒恵は三角関係にも見えてしまいます。この三人の関係も、最後はどうなるのでしょうか。これからの展開に注目です。