【はじめの一歩】最終回を徹底考察!人気の理由や作者が明かした結末とは?
本記事では『はじめの一歩』における最終回に関する考察内容をまとめていきます。『はじめの一歩』の最終回がどのようになるのかという予想はもちろん、世界的人気作品になった理由や作者が明かした結末、打ち切り説の真相などについても解説していきます。
目次
【はじめの一歩】とは?
1989年から連載開始されたはじめの一歩は30年に渡って連載が続けられている人気漫画です。ボクシング漫画と言われてはじめの一歩を思い浮かべる人も多く、ネット上では最終回の内容を考察している意見が寄せられることもあります。まずははじめの一歩の作者と作品概要、あらすじについておさらいしていきます。
はじめの一歩の作者
はじめの一歩を描いている作者は森川ジョージ先生です。東京都足立区出身の漫画家でボクシングジム・JB SPORTSボクシングジムのオーナーでもあります。小学生の頃にちばてつやの『ハリスの旋風』に影響を受けて漫画家を志し、複数の打ち切りの末に自分が好きな分野であるボクシング漫画を題材としたはじめの一歩が執筆されました。
はじめの一歩の概要
はじめの一歩は森川ジョージによって週刊少年マガジンに連載されている漫画作品です。いじめられっ子だった少年がボクシングを通じて強さを追い求める物語が描かれており、魅力的なキャラクターや迫力あるリング上のバトルシーンなどが評判を集めました。2023年7月時点で単行本138巻までを刊行しており、累計発行部数は1億部を突破しています。
はじめの一歩のあらすじ
いじめられっ子だった幕之内一歩はある日、プロボクサーの鷹村守と運命的な出会いをし鴨川ジムに入門してボクシングを始めます。強いとはどういうことかを知るためにトレーニングを続けていた一歩は自身に生粋のパンチ力とタフネスがあることを知ると、鴨川源二会長の指導も受けて成長していき、プロボクサーとしての才能を開花させて活躍するようになるのでした。
【はじめの一歩】最終回を考察!作者が語る結末とは?
はじめの一歩は30年に渡って連載されている人気漫画で、最終回がどのようになるのかと予想しているファンも少なくありません。結末によってははじめの一歩という作品が名作、もしくは駄作になる可能性も考えられるでしょう。また、最終回について作者がコメントを残したことがあり、その内容がファンの間で話題になったこともあります。ここでははじめの一歩の最終回の考察や作者が語った結末についてまとめていきます。
はじめの一歩は完結している?
はじめの一歩は1989年から連載が続いており34年経った現在も完結していません。はじめの一歩は休載が多いことで有名ですが、それは作者の年齢や執筆業務の難しさが影響しているそうではじめの一歩が打ち切りになったからではありません。
はじめの一歩の最終回はいつになる?
作者の森川先生は連載について「続けられたとしても65歳くらいが限界かな」とコメントを残したことがあります。もしも65歳に連載が終了するのであれば、現在の連載ペース(1年で単行本3冊)を考慮し162巻で最終回を迎えると推察できます。
はじめの一歩の最終回結末に関する作者のコメント
森川先生はインタビューにて「一歩の最終回は決めてある」と明言しながらも「連載は生き物なのでどう変わるか分かりません」と言い、それまでの連載も予め描いた構想通りにはならなかったことを明かしました。なお、体の限界を感じてきているため体力がある内にゴールしたいと語っていることから、はじめの一歩の最終回が描かれる時はそう遠くないと推察されます。
はじめの一歩の最終回結末や今後の内容を予想
はじめの一歩を愛読しているファンのほとんどは最終回の結末について興味を持っていることでしょう。パンチドランカーの疑惑を持ち現役引退を決断した一歩ですが、そんな彼に待ち受けている展開は以下の3つかもしれません。
考察①一歩の現役復帰の可能性
現役を引退した後の一歩はセコンドに転職しましたが、それでもなお常に手枷、足枷を付けて生活したりボクサー時代のトレーニングを続けています。実力においては現役の頃から落ちていないため、何らかの転機が訪れて現役復帰するという展開は十分にあり得るでしょう。
考察②鷹村以外の日本人の世界チャンピオンは生まれる?
一歩が現役に復帰しなかった場合、日本人世界チャンピオンは生まれないと思われます。千堂や宮田、板垣など世界チャンピオンになれそうなボクサーは存在していますが、作者の時間的問題で描き切れない可能性が高いです。なお、後日談のような描写によって世界チャンピオンが生まれる可能性はあるかもしれません。
考察③一歩と宮田のライバル対決は叶う?
一歩と宮田のライバル対決を待ち望んでいるファンは多くいることでしょう。作中でも間柴が引退後の一歩に対して「宮田と戦わないままでいいのか?」と話題を出したことがありましたが、このセリフはライバル対決が実現することのミスリードである可能性が高いです。過去にこのマッチアップが何度も妨害されていた分、最後の最後に初めて実現するという展開が描かれるかもしれません。
【はじめの一歩】人気の理由
はじめの一歩は全国的に知られている漫画であり、本作をきっかけにボクシングに興味を持ったという人も少なくありません。1億部発行という偉業を成し遂げられた理由を知ることで、本作の魅力を再確認することができることでしょう。ここでははじめの一歩が人気である理由についてまとめていきます。
人気の理由①ボクシングの魅力が味わえる
作者の森川先生は大のボクシング好きでありジムのオーナーでもあります。作中の試合シーンには経験者ならではの描写がされており、リング上の緊張感や緻密な戦略などはもちろん、試合前のトレーニング風景や心理描写などもリアリティを感じられて魅力的です。
人気の理由②キャラ達の成長
はじめの一歩の主人公は内気でいじめられっ子な性格をしていますが、ボクシングを通じて技術だけでなく人としても成長を遂げるようになります。また、作者は本作の登場人物について『全員主人公』と語っており、主人公以外の脇役キャラの成長や試合シーンも綿密に描かれています。
人気の理由③試合描写
はじめの一歩と言えば臨場感あふれる試合描写でしょう。ボクサーの表情や動きはこだわりを感じられるほど細かく描かれており、パンチによって吹き飛ぶ瞬間は漫画ながらリアルのボクシングに匹敵するほどの爽快感を感じられます。
人気の理由④戦略的なバトル
一歩は生粋のパンチ力の持ち主で至近距離の殴り合いを得意としています。その能力を試合の中でどのように活かすのかという駆け引き描写はとても巧みで、時に想定外の展開が描かれることもあってとても魅力的です。ボクサーのファイトスタイルによってバトル描写が変わるところも面白いところでしょう。
人気の理由⑤人間ドラマ
主人公の一歩は温厚で気が弱い性格をしているがゆえにいじめを受けていましたが、ボクシングとの出会いを経て肉体だけでなく精神的にも成長するようになります。主人公として弱かった一歩が強くなっていく展開は熱いものがあり、彼に影響を与える登場人物との関係性も魅力的でキャラクターに感情移入できます。
【はじめの一歩】打ち切りの噂の理由
138巻に及ぶ長期連載がされているはじめの一歩ですが、ネット上では打ち切りになるのではないかという噂が漂っていました。ファンとしては打ち切りの真相についてしっかり把握しておきたいところでしょう。ここでははじめの一歩における打ち切りの噂の理由についてまとめていきます。
打ち切りの噂の理由①一歩がパンチドランカーになる
一歩は幾つものパンチを粘り強く耐え続け最後に勝利するというスタイルを得意としていますが、それゆえにパンチドランカーを発症させてしまいました。パンチドランカーとはパンチを受け過ぎたことによって起こる脳の障害のことで正常に脳が働かなくなる危険性があります。実際に一歩は現役を引退したので打ち切りになると予想されていました。
打ち切りの噂の理由②マガジン作品の最終回が増えた
パンチドランカーが話題になっていた当時、週刊少年マガジンは長期連載されていた漫画が次々と最終回を迎える現象が起きていました。人気作品のフェアリーテイルを始めテニス漫画のベイビーステップも突然の最終回を迎え読者に衝撃を与えました。この最終回ラッシュの流れに乗ってはじめの一歩も打ち切りになると言われていました。
打ち切りの噂の理由③電子書籍化で揉めた作者と編集部
森川先生は電子書籍化を巡って編集部と揉めたことがあると噂されています。この情報はネット上に流出したもので信憑性ありませんが、少年マガジン本誌の巻末コメントにて『やり返すイコウフジカワ覚えとけ』とコメントを残していたことから、編集者とトラブルを起こしたことは確かなことのようです。
打ち切りの噂の理由④引き伸ばしが批判される
連載が長引いたことによって本編の引き伸ばしが目立つようになりファンの間から批判が寄せられるようになりました。ライバルの宮田とはいつまで経っても試合にならず、一歩が世界チャンピオンになるどころか目立たない選手を相手にパンチドランカーを発症させてしまいました。この展開を受けて打ち切りになったと思ったファンが多くいたと言われています。
【はじめの一歩】に対する世間での評判や人気
これまではじめの一歩の最終回に関する考察や打ち切りの真相などについてまとめてきましたが、最終回についてファンはどのようなことを思っているのでしょうか。ここでははじめの一歩の最終回に対してSNS上に寄せられているコメントを参照し、ファンが思っている意見をまとめていきます。
ファンのほとんどははじめの一歩がしっかり完結するのかどうかを気にしていました。本作を第1話から追っているファンとしては30年以上も物語を追っていることになるため、無事に最終回を迎えられるのか心配してしまうのも無理はないでしょう。
最終回は一歩が現役復帰するシーンで終わると予想している人がいました。一歩が現役復帰するかどうかはファンの間で様々な考察がされており、ほとんどの人はライバル対決を実現するためにも復帰してほしいと願っていました。
一歩と宮田の対決は誰もが望んでいる展開ですが、最終回までにその戦いが描かれずに終わるのではないかと危惧している人がいました。作者はいつか訪れる限界を考慮して連載しているそうですが、一歩が引退したこともあり宮田との戦いが描かれずに終わる可能性があるでしょう。
【はじめの一歩】最終回はまだ迎えていなかった
大人気ボクシング漫画・はじめの一歩は30年以上連載されていますが未だ最終回を迎えていませんでした。一歩が引退している今、最終回までに現役復帰し宮田との対決が描かれてほしいと思っている人は多くいることでしょう。はじめの一歩がどのような結末を迎えるのかを知るためにも今後の連載に期待しておきましょう。
この記事のライター
zeile
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