【はじめの一歩】猫田銀八は鴨川会長のライバル?現役時代の強さや戦績まとめ
本記事では『はじめの一歩』に登場する猫田銀八が、鴨川会長のライバルかどうかについて徹底調査しました。猫田の現役時代の強さや戦績も解説します。また猫田の恋愛関係やアニメ版『はじめの一歩』で猫田の声を担当した声優についても紹介していきます。
目次
【はじめの一歩】猫田とは?
『はじめの一歩』に登場する猫田は、上越地方でペンションを経営している70歳過ぎの男性です。的確なボクシング指導が好評で、鴨川ジム生も強化合宿としてこのペンションを訪れています。語尾に「~だニ」と付けるのが印象的な口癖の猫田は、連載500回記念のキャラクター人気ランキングで11位にランク入りしました。
猫田銀八のプロフィール
『はじめの一歩』の猫田は、野生的な勘を頼りに戦うファイトスタイルで「空の芸術品」「電光石火」といった異名と強さを持つボクサーでした。現在は山奥でペンション経営をしながら「ボクサー人生」というすごろくを作り、子ども達に売り捌こうとしていますが、リアル過ぎる内容にクソゲー呼ばわりされています。
はじめの一歩の概要
『はじめの一歩』は1989年から「週刊少年マガジン」で連載中の森川ジョージによるボクシング漫画です。2023年7月時点で単行本は138巻まで刊行され、シリーズ累計発行部数は1億部の大台を突破した人気作品となります。アニメ版の第1期は異例の6クールと長期シリーズとなり、この時間帯では脅威的な視聴率をたたき出しました。
はじめの一歩のあらすじ
『はじめの一歩』の主人公は、母子家庭でいじめられっ子の少年・幕之内一歩です。一歩はプロボクサー・鷹村守との出会いをきっかけに、鴨川ボクシングジムへ入門します。「強さとは何か?」の答えを求めボクシング道を歩み始めた一歩が、仲間との交流やライバルとの戦いを通して、ボクサーとして1人の人間として成長していく姿が描かれています。
【はじめの一歩】猫田は鴨川会長のライバル?強さは?
『はじめの一歩』の猫田は、現役時代ずば抜けた拳闘センスと強さで注目されたボクシング選手でした。そんな猫田と鴨川会長の関係や、強さ・戦績について詳しく解説していきます。
猫田は鴨川会長のライバル?
『はじめの一歩』に登場する猫田は、一歩が所属する鴨川ジムの会長・鴨川会長とライバル関係にありました。普段は仲のいい2人ですが、今でも当時の対戦戦績の話では殴り合いの喧嘩へと発展してしまうライバルです。また若い頃、恋愛でも猫田と鴨川会長はライバル関係にありました。
猫田の現役時代の強さや戦績
『はじめの一歩』の猫田は現役時代、「空の芸術品」「電光石火」といった異名を持つボクサーでした。拳闘センスはずば抜けていて、避ける事に集中すると鴨川とのスパークリングで1撃もくらわない程です。ただ普段はあまりに攻撃重視なスタイルだった為に相手に打たれる事も多く、短期間で酷使し続けた身体は限界でした。鴨川との戦績は2勝2敗1分ですが、お互い3勝2敗だと主張し続けています。
猫田は現在ペンション経営をしている?
『はじめの一歩』の猫田は現在上越地方の山奥でペンション経営をし、犬のハチやその子ども達と暮らしています。しかし一歩や鷹村の試合には必ず試合会場に駆けつけ応援するのが常です。海の家を経営していた事もありますが、大型台風の直撃で全壊してしまい、新聞や雑誌に取材された過去があります。
【はじめの一歩】猫田の恋愛関係を解説
ここでは『はじめの一歩』に登場する猫田の恋愛について詳しく解説します。猫田の想い人ユキとの出会いから猫田引退の経緯、そして猫田の恋愛関係について最終的な結末までをまとめました。
解説①ユキとの出会い
広島で被爆したユキは生きる活力を求めて上京します。しかし元プロボクサーのアンダーソンに乱暴されそうになり、そこに助けに入ったのが猫田と鴨川でした。そしてその事件がきっかけとなり、猫田・鴨川・ユキの共同生活が始まります。
解説②パンチドランカーを発症する猫田
『はじめの一歩』の猫田のボクシングは攻撃重視のスタイルで、相手のパンチを受ける事も少なくありません。その為、鴨川との死闘の末にパンチドランカーを発症します。今現在も後遺症は残っていますが、日々の生活には支障が出ない程度まで回復しています。
解説③猫田の現役引退
『はじめの一歩』の猫田の現役引退は、想いを寄せるユキに乱暴しようとしたアンダーソンとの対戦がきっかけでした。対戦序盤は天才的な勘と圧倒的スピードによりあっさりとダウンを奪いますが、対戦中にパンチドランカーが発症します。更にアンダーソンの反則打により戦績は敗戦となり、そのボクサー人生に終止符を打ちました。
解説④鴨川はユキのことを遠ざける
『はじめの一歩』の猫田はユキへ惚れ込みアプローチしていました。しかしユキ自身は、鴨川へ想いを寄せています。鴨川もユキに惹かれていましたが、猫田の気持ちを知っていた鴨川はユキへの想いを封じ、猫田と共に生きていく事を後押ししました。
解説⑤猫田とユキは添い遂げる
鴨川から突き放されたユキは、アンダーソンとの戦いにより現役引退をした猫田について行く決心をします。猫田と田舎に帰ったユキは、猫田に寄り添い余生を全うしました。現在もペンションの仏壇にはユキの遺影が祀られています。
【はじめの一歩】猫田の声優
アニメ版『はじめの一歩』で猫田の声を務めた声優について紹介します。アニメ第3期で声優に変更があった理由や、青年期の猫田の声についてもまとめるとともに、担当声優のプロフィールや他の出演作品も解説していきます。
猫田の声優①永井一郎
『はじめの一歩』のアニメで猫田の声を務めたのは、永井一郎さんでした。永井さんはアニメ第1期から猫田の声を務めましたが、第3期の途中で他界され19話が最後となりました。ファンからは惜しむ声が多くあがっています。
永井一郎のプロフィール
- 氏名:永井一郎
- 出身地:大阪府池田市
- 生年月日:1931年5月10日
- 没年月日:2014年1月27日
- 血液型:A型
- 所属事務所:青二プロダクション
日本声優界の重鎮としても有名な永井さんですが、2014年1月27日に惜しまれつつもその生涯を閉じました。元々飲酒をしない人でしたが、活舌をよくするために飲酒したという話から、永井さんの仕事に対する姿勢がうかがえます。またどんな仕事にも全力で取り組み、どの役も気に入っていたという発言からも声優という仕事への愛が伝わると推測されます。
永井一郎の主な出演作品
- サザエさん:磯野波平
- YAWARA!:猪熊滋悟郎
- うる星やつら:錯乱坊
- ゲゲゲの鬼太郎:子なきじじい
長年多くのキャラクターを演じてきた永井さんですが、中でも磯野波平は1969年の放送開始当時から亡くなる2014年まで約45年にわたり担当した代表作です。また高橋留美子作品の常連声優でもあり、うる星やつらをはじめ多くの作品に出演しています。
猫田の声優②山寺宏一
次に紹介するのは声優の山寺宏一さんです。永井さんが亡くなった後、『はじめの一歩』の猫田を引き継ぎ演じています。山寺さんは『はじめの一歩』で「真田一機」も演じており、その演じ分けにはさすが山ちゃんだと言う声が多くあがっていました。
山寺宏一のプロフィール
- 氏名:山寺宏一
- 出身地:宮城県
- 生年月日:1961年6月17日
- 血液型:A型
- 事務所:アクロスエンタテインメント
今では知らない人はいないのではないかと言う程人気な山寺さんですが、幼少期は引っ込み思案だっという過去があります。大学時代に「声優になるためには」という書籍を読んだ事がきっかけで、役者や声優の道を目指す事になりました。現在は声優だけではなく、ものまねタレント・司会者・ナレーター等、幅広く活躍しています。
山寺宏一の主な出演作品
- それいけ!アンパンマン:チーズ、かまめしどん等
- らんま1/2:響良牙
- 昭和元禄落語心中:助六
- ドラゴンボール超:ビルス
- 新世紀エヴァンゲリオン:加持リョウジ
これまで多くのキャラクターを担当してきた山寺さんですが、中でもアンパンマンは数えきれない程多くのキャラクターを演じている事で有名です。3役同時アフレコが話題にもなり、その才能の凄さにはファンも驚きを隠せなかったと推測されます。またディズニー映画の常連声優でもあり、ドナルドダックやジーニー、ビーストなどを演じています。
猫田の声優③吉野裕行
『はじめの一歩』で猫田の青年期を演じているのは、吉野裕行さんでした。青年期の猫田は人気が高く、吉野さんが演じているキャラクターの中でも1番好きという声も見受けられました。
吉野裕行のプロフィール
- 氏名:吉野裕行
- 出身地:千葉県
- 生年月日:1974年2月6日
- 血液型:B型
- 事務所:ninelive.
幼い頃から自分の声は変わっていると思っていた事があり、声優の仕事を意識していた吉野さんは、代々木アニメーション学院声優科に入学しています。何も決める事ができなかった自分が、初めて声優になりたいと思い選んだ学校での出会いで大きく自分自身が変わったと本人が認める程、重要な学生生活だったと推測されます。
吉野裕行の主な出演作品
- SPY×FAMILY:フランキー・フランクリン
- あひるの空:児島幸成
- 僕のヒーローアカデミア:プレゼント・マイク、ナレーション
- 結界師:墨村良守
多くの作品で主要キャラクターを演じている吉野さんですが、「特徴的な声が印象に残る」「癖になる声」など多くのファンから支持されています。声優ユニットや、同じく声優の浪川大輔さんとのユニットでCDデビューもするなどのアーティスト活動も行っていました。
【はじめの一歩】猫田に対する世間での評判や人気
パンチドランカーになってしまった猫田が、アンダーソン戦でまた発症してしまうシーンには泣けるとの声が多くあがっていました。パンチドランカーを発症しても大好きなユキの為に戦う猫田には、見ているファンも熱くさせられると推測されます。
『はじめの一歩』の戦後編が好きだというファンも多く見受けられます。猫田たちの若い頃の話が泣けると話題にもなりました。
猫田と鴨川の昔と今の関係性が面白いとの声もあがっていました。現在は猫ちゃん・源ちゃんと呼び合う仲になりましたが、戦績の話になるとライバル関係は変わらない2人は人気が高く、ファンの間でも度々話題にあがっています。
【はじめの一歩】猫田は鴨川会長のライバルだった
『はじめの一歩』の猫田は、鴨川会長のライバルだった事が分かりました。ボクシングだけじゃなく恋愛でもライバルだった2人は、70歳を過ぎた今でもよきライバルであり仲間と呼べる存在です。2人の過去を知った上で改めて『はじめの一歩』戦後編をチェックしてみてください。
この記事のライター
ちぃすけ@
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