【はじめの一歩】鴨川会長は現役時代に強かった?魅力や死亡フラグについて
本記事では『はじめの一歩』の鴨川会長が、昔強かったのかどうかを調べてみました。鴨川ボクシングジムを率いる鴨川会長の魅力についても紹介しています。あわせて、はじめの一歩ファンの間で囁かれている鴨川会長の死亡フラグについても解説しています。
目次
【はじめの一歩】鴨川会長とは?
『はじめの一歩』の鴨川会長は、精神論を説きますが、科学的根拠に基づいたトレーニングで選手たちを巧みに指導し、その能力を開花させていきました。現在も元気な鴨川会長ですが、「会長には死亡フラッグが立っている」とファンの間では囁かれています。ここでは、鴨川会長のプロフィールを紹介します。あわせて、『はじめの一歩』の概要とあらすじもまとめてみました。
鴨川会長のプロフィール
『はじめの一歩』の鴨川会長は、鴨川ボクシングジムの会長を務めています。短気で怒りっぽい彼ですが、人情に厚く、愛情をもってジムに通う選手達を指導しています。指導者として非凡な才能を持ち、科学的な根拠を基にしたボクシング理論で選手たちを指導し、主人公・幕ノ内一歩や鷹村守などの優秀な選手の育成に成功しました。鴨川会長は、ミット打ちのパートナーを務められるほど体力があり余っていますが、死亡フラグが立っていると言われています。
はじめの一歩の概要
『はじめの一歩』は、森川ジョージさんが描く大人気ボクシング漫画です。1989年より『週刊少年マガジン』連載が始まり、現在も同誌に好評連載中です。『はじめの一歩』は長年ファンに支持され続けており、コミックスの累計発行部数は2023年7月14日時点で1億部突破しています。2000年10月から2002年3月まではテレビアニメも放送されていました。
はじめの一歩のあらすじ
釣り船屋を営む母を支える主人公・幕ノ内一歩は、高校でいじめにあっていました。しかし、一歩はある日、プロボクサーの鷹村守と出会います。この出会いが一歩の転機となりました。鷹村の本物の強さに触れた一歩は、彼の通うボクシングジムに通うことを決めます。そして、ここから、一流のボクサーへと成長していく、幕ノ内一歩のストーリーが始まりました。
【はじめの一歩】鴨川会長は現役時代に強かった?魅力を紹介
『はじめの一歩』の鴨川会長は、若い頃バンタム級のボクサーとして活躍していました。ここでは、鴨川会長が、現役時代にどの程度の強さを持つ選手だったのか調べてみました。あわせて、鴨川会長のかっこいい魅力も紹介するとともに、ファンの間で噂になっている会長の死亡フラグについて解説します。
鴨川会長の現役時代の強さ
『はじめの一歩』の鴨川会長は、ボクシングがまだ拳闘と呼ばれていた時代にボクサーになりました。彼はアメリカのボクシングを取り入れ、科学的根拠に基づいたボクシングスタイルを確立しています。しかし、第二次世界大戦のために徴兵され、全盛期にボクサーとしては活躍できませんでした。全盛期は過ぎていましたが、鴨川会長のボクサーとしての強さは相当なものです。ウェルター級の元世界ランカーであるラルフ・アンダーソンを相手に見事勝利し、その強さを見せ付けています。
鴨川会長の現役時代のライバル
鴨川会長の現役時代のライバルは、猫田銀八と浜団吉です。3人は、第二次世界大戦中からライバルであり、仲間でもありました。鴨川会長と猫田銀八は、現在でも付き合いがあります。鴨川ボクシングジムの合宿先として訪れたこともあるペンションのオーナー・猫田銀八です。鴨川会長と猫田銀八の対戦成績は2勝2敗1分けと強さは五分の状態です。2人は決着を付けようとしたいのか、会うと何かに付け張り合っています。
鴨川会長のかっこいい魅力
ボクシングに対する情熱と親友・猫田への心遣いは、鴨川会長のかっこいい魅力です。『はじめの一歩』の鴨川会長は、猫田を引退に追い込んだ元世界ランカーであるラルフ・アンダーソンをKOで葬り去りました。川の土手に丸太を拳で打ち付け身に付けた鉄拳で、苦戦しながらも2発のボディブローを放ちアンダーソンのあばら骨をへし折りました。ボクサーとしての実力を試合で証明した現役時代の鴨川会長は、非常に魅力的です。
拳友・猫田が想いを寄せるユキと鴨川会長の別れのシーンは、ファンの強い印象を残しています。鴨川会長へ想いを伝えようとするユキに「生涯拳闘と共に生きる。自分が愛するものは拳闘以外ない」と語り、彼女を突き放しました。そして「種蒔く、種を蒔いて育ったら報告に行く」ともユキに告げます。その後、時間はかかりましたが、自分が蒔いた種・鷹村が世界チャンピオンになり、鴨川会長はユキの墓前に報告に行きました。
鴨川会長の死亡フラグ
鷹村守はキース・ドラゴンを下し、日本人としては初となる世界スーパーミドル級のチャンピオンとなります。鷹村にとっては3階級制覇を達成した試合でもあり、試合後、鴨川会長は心の底から勝利を喜んでいます。1349話の試合後のシーンでは「ええ夜じゃった」「生きておると実感するわい」「ボクシングは ええなあ」鴨川会長を喜びを噛み締めていました。
しかし、鴨川会長の『はじめの一歩』での描かれ方が変わってきているのを気にするファンも数多くいました。鴨川会長の描写が変わったことから「寿命が近い人物のような描写になっている」「鴨川会長の死を予感させる描写がある」など、はじめの一歩ファンの間では死亡フラグが立っていると囁かれるようになります。
はじめの一歩】鴨川会長の弟子や指導方法
『はじめの一歩』の鴨川会長はボクシングジムの会長を務め、心血を注いで選手を育成し、優秀なボクサーを多数輩出しています。ここでは、鴨川会長が育てた愛弟子2名を紹介し、彼が愛弟子の強さを磨くために行った指導方法も解説します。
鴨川会長の弟子
『はじめの一歩』の鴨川会長は、鴨川ボクシングジムを開いて20年、東洋太平洋チャンピオン・宮田をはじめ数多くの選手を育ててきました。数多くの愛弟子がいますが、特に注目されるのは世界ミドル級の王者となった鷹村守と主人公の幕ノ内一歩です。
弟子①鷹村守
『はじめの一歩』の鷹村守は、鴨川ボクシングジムが輩出した初の世界チャンピオンです。路上で喧嘩に明け暮れていた鷹村は、鴨川会長に見い出され、ボクサーの道を歩むことになりました。普段は「じじい」とぞんざいな言葉遣いな彼ですが、鴨川会長には絶大な信頼を寄せています。鴨川会長の指導の甲斐もあってか、鷹村はWBC・WBAミドル級統一チャンピオンになりました。
弟子②幕之内一歩
『はじめの一歩』の主人公・幕ノ内一歩は、鴨川会長の指導を受け、めきめきと実力を伸ばしていきました。一歩は、強靭な下半身から生み出されるダッシュで、相手の懐に飛び込みインファイトで強烈なパンチを放ちます。彼が身に付けたデンプシーロールのラッシュは強烈です。しかし、一歩は日本フェザー級チャンピオンまで上り詰めたものの、現在はボクサーを引退しています。
鴨川会長の指導方法
『はじめの一歩』の鴨川会長は、根性論を説きつつも、科学的な根拠に基づいたボクシング理論で選手達を指導しています。そして、選手の個性に合わせた指導方法で選手の能力を伸ばしてきました。ここでは、鴨川会長が鷹村守と幕ノ内一歩に行った指導方法を解説します。
鷹村守への指導
『はじめの一歩』の鴨川会長は、人並外れた身体能力を持つ鷹村にボクシングの理論と技術を徹底的に叩き込み、彼の強さをさらに高めています。覚えた技術でも、ミット打ちを幾度となく繰り返し、無意識下でもパンチが適格に放てるようになるまで体に覚えさせました。このトレーニングの甲斐もあり、鷹村は視界が悪くなったときや無意識下でも、ミット打ちを行うように強烈で的確なパンチを放てるようになりました。
幕之内一歩への指導
『はじめの一歩』の鴨川会長は、相手を深く研究し、相手に対する対策や弱点を突く練習で幕ノ内一歩の強さを磨いていきました。幕ノ内一歩は、提案された練習方法を生真面目に実践します。そして、試合で幕ノ内一歩は鴨川会長と練習した内容を実践し、相手に立ち向かいます。どのようなピンチが訪れようとトレーニング内容を一歩は愚直に実行し、勝利をもぎ取って来ました。
鴨川会長を他のトレーナーと比較
鴨川会長は『はじめの一歩』に登場する他のトレーナーと比べると、選手との信頼関係の構築と育成方法が優れているようです。鴨川会長は、鷹村や一歩をはじめとする選手達からは絶大な信頼を寄せられており、会長が育成した鷹村は、世界チャンピオンになりました。しかし、試合中の指示に関しては、他のトレーナーよりも劣るようです。ルスラン・ラムダや浜団吉、ミゲル・ゼールのように、試合中選手と会話し、適切な指示やアドバイスを伝えることが得意ではありません。
【はじめの一歩】鴨川会長の声優
頑固で義理人情に厚い鴨川会長は『はじめの一歩』のアニメでどのように演じられていたのでしょうか。アニメでは、3人の俳優が鴨川会長を担当したようです。ここでは、『はじめの一歩』のアニメで鴨川会長を担当した声優を紹介します。
鴨川会長の声優①内海賢二
『はじめの一歩』がアニメ化された際、最初に鴨川会長を担当したのは声優の内海賢二さんです。内海賢二さんの低音でハリのある声は、『はじめの一歩』の鴨川会長にベストマッチでした。厳しく選手たちを指導する場面、コミカルな場面など、ファンを大いに楽しませてくれました。
内海賢二のプロフィール
内海賢二さんは、福岡県北九州市出身の声優です。内海賢二さんは、高校生3年生のときにNHK小倉放送局の専属劇団に合格し、芸能活動をスタートさせています。その後、1963年に放送された『オオカミ少年ケン』でアニメ声優のデビューを飾っています。内海賢二さんは2013年に他界するまで、声優、ナレーター、俳優として活躍していました。
内海賢二の主な出演作品
内海賢二さんは、数々のアニメ作品でメインキャラクターの声優を務めていました。『Dr.スランプ アラレちゃん』の則巻センベエ、『北斗の拳』のラオウ、『ONE OUTS -ワンナウツ-』の彩川恒雄、『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』のアレックス・ルイ・アームストロングなどを好演し、ファンに強い印象を残しています。
鴨川会長の声優②飯塚昭三
内海賢二さん亡き後『はじめの一歩』で鴨川会長の声優を担当したのは、飯塚昭三さんです。選手達を励まし、導く飯塚昭三さん演じる鴨川会長は、ファンを物語に引き込みました。
飯塚昭三のプロフィール
飯塚昭三さんは東京出身ですが、疎開先の福島県磐城市(現・いわき市)で高校卒業まで過ごしています。飯塚昭三さんは、高校生のときに演劇部に入部、卒業後、日本大学芸術学部演劇学科に進学しました。大学卒業後、飯塚昭三さんはナレーションやアニメ、外画の吹き替えなどを中心に活躍していましたが、2023年に他界しています。
飯塚昭三の主な出演作品
飯塚昭三さんは『機動戦士ガンダム』のリュウ・ホセイや『ミスター味っ子』の丸井善男、『忍たま乱太郎』の稗田八方斎など、人気アニメ作品に出演し活躍していました。飯塚昭三さんは、特撮・アニメ作品で悪役の声を担当していたことでも有名です。
鴨川会長の声優③宮野真守
アニメ『はじめの一歩』で3代目の声優として鴨川会長を担当したのは、声優の宮野真守さんです。『はじめの一歩』のアニメで、宮野真守さんは現役ボクサーだった若い頃の鴨川会長を演じています。ボクシングに情熱を燃やし、不器用ながらも懸命に生きる鴨川会長はファンの心を熱くしました。
宮野真守のプロフィール
宮野真守さんは埼玉県出身、劇団ひまわりに所属する声優です。宮野真守さんは、7歳の頃から劇団ひまわりに所属していました。声優になるきっかけは、マネージャーに声優のオーディションを勧められたことが契機になったそうです。マネージャーに勧められた、海外ドラマ『私はケイトリン』のオーディションに合格し、声優デビューを飾っています。
宮野真守の主な出演作品
宮野真守さんはアニメ作品において、少年から青年のイケメン男性を演じることが多いです。『桜蘭高校ホスト部』の須王環や『ソウルイーター』のデス・ザ・キッド、『ちはやふる』の真島太一、『炎炎ノ消防隊』の新門紅丸などでアニメ作品に出演しています。
【はじめの一歩】鴨川会長に対する世間での評判や人気
『はじめの一歩』の鴨川会長は、作中、数々の名言を放っています。中でも「努力した者が全て報われるとは限らん。しかし、成功した者は皆すべからく努力しておる」というセリフはファンの心に刻み込まれたようです。この会長の名言に勇気付けられた人も多く、座右の銘としている人もいます。
鴨川会長が若かりし頃のエピソードが『はじめの一歩』では描かれています。この若い頃の鴨川会長を「魅力的でかっこいい」という読者は数多いです。鴨川会長がバンタム級のボクサーとしてリングで戦う姿は、はじめの一歩ファンを熱くさせました。
鴨川会長とユキ、猫田の三角関係の切ない恋愛模様に涙したファンは多いようです。ユキは鴨川会長に思いを寄せ、彼も彼女に好意を抱いていました。しかし、鴨川会長の拳友・猫田銀八もユキに想いを寄せています。3人の切ない関係は、ファンの心に深く刺さったようです。
【はじめの一歩】鴨川会長は現役時代に強かった
『はじめの一歩』の鴨川会長は、現役時代、元世界ランカーにKO勝ちするほど強いボクサーでした。死亡フラグが立ちつつも、現在も鴨川会長のボクシングへの情熱は衰えず、選手達に愛情を注いでいます。『はじめの一歩』は、主人公・一歩が引退し、物語がどのような方向に進むのか先が見えていません。鴨川会長が物語の展開にどう関わってくるのか、これからの『はじめの一歩』に注目です。
この記事のライター
nahumi
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