【ハンターハンター】ウボォーギンの強さや念能力を紹介!作中最強クラスと言われる理由は?
『ハンターハンター』のウボォーギンは序盤で死亡してしまうキャラですが、純粋な念能力の強さでは作中最強クラスと言われることがあります。そんなウボォーギンについて、作中のシーンから強さが窺える部分や念能力に関わる部分などをまとめていきます。
目次
ウボォーギンとは?
『ハンターハンター』のウボォーギンは幻影旅団の1人として登場し、その強さを最初に見せつけたキャラになっています。そんなウボォーギンの詳しい部分を見ていく前にまずはプロフィールを確認しましょう。
ウボォーギンのプロフィール
『ハンターハンター』のウボォーギンは流星街出身で、身長258㎝、体重189㎏、血液型B型の男性です。盗賊集団である「幻影旅団(通称クモ)」の初期メンバーであり、背中から腰にかけて団員No. 11と書かれた蜘蛛の刺青が彫られています。豪胆な性格であり、修羅場で燃え上がる戦闘狂な一面がある一方で、実際の戦闘では知的な判断力を見せます。
ハンターハンターの概要
ジャンプ・コミックスとして刊行されている『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』は冨樫義博先生が手掛ける作品です。バトルものやSF要素など少年漫画らしい描写がある一方で、過激なシーンや残酷な描写などダークな面もあり、その両方が人気の作品となっています。
ハンターハンターのあらすじ
ある日、主人公のゴン=フリークスは自分の父親と同じ職業であるハンターになるため、島を出て試験に挑みます。そして、ゴンは仲間やライバル達と時に強力、時に競いながら試験に合格しました。それから、もう1つの試験である念能力を身に付けることになり、ゴンは父親を捜す目的を果たすため行動を始めます。一方、試験でゴンと出会ったクラピカも自らの目的のため行動を開始し……?
ウボォーギンの強さや念能力は?作中最強クラスの理由は?
『ハンターハンター』のウボォーギンの強さについては登場して以降様々な考察があり、その中には作中最強クラスと言われることもあります。そう言われる理由について作中のウボォーギンの描写から探っていきましょう。
ウボォーギンの旅団での強さランク
幻影旅団におけるウボォーギンの立ち位置は切り込み隊長であり、他の団員からも強化系としてのパワーや戦術面では信頼を置かれています。また、団員内の腕相撲ランキングでは堂々の1位であるため、純粋な腕力で見ると幻影旅団最強と言えます。
強さの理由①念能力は超破壊拳(ビッグバンインパクト)
ウボォーギンの強さ理由として彼の強化系の念能力である超破壊拳(ビッグバンインパクト)があります。その実態は念を込めた右ストレートですが、一発の威力は小型ミサイル並みにあり、作中でも地面を大きく抉っていました。それが直撃すればたとえ念を込めたガードでもかなりダメージを負ってしまうことが予想でき、この点がタイマン最強キャラと言われる所以になっているのです。
強さの理由②身体能力
ウボォーギンの強さは念能力だけで構成されているわけではなく、先の腕相撲の結果から見える腕力や俊敏な動きなど、純粋な身体能力の高さもあります。強化系だからこそ元々の身体能力を伸ばした戦い方ができるのです。
強さの理由③防御力
ウボォーギンの念によって攻撃だけなく、防御力も強化されています。陰獣との戦いでは病犬によって皮膚の一部を食い千切られていますが、それ以外の目立った外傷はありませんでした。
強さの理由④銃には敵わない?
ウボォーギンの防御力については拳銃による射撃や遠方からのライフルなどを受けても少し痛い程度で済んでいます。念を一点集中させる「凝」で被弾箇所を防御しているわけではなく、単にオーラを纏っているだけでこれほどの防御力を見せていることから普通の兵器は通用しないことが窺えます。
強さの理由⑤精神力がある
ウボォーギンは陰獣との戦いでは毒により首から下が動かなくなり、クラピカとの戦いでは念が使えない「絶」状態にされています。しかし、そんな状況でも焦ることなく、使える部分で戦闘を続行したり、相手のペースに乗らないなどの精神力の高さを見せつけていました。
強さの理由⑥冷静に考えられる頭脳
ウボォーギンが陰獣やクラピカと戦闘した際、相手の能力の正体について考察するシーンがあり、それに対応した戦術を取っていました。そのことから戦闘自体はパワー重視ですが、戦いを有利にする冷静な判断力もあることが窺えます。
強さの理由⑦集団戦も苦手ではない
ウボォーギンはマフィアの集団や陰獣が3人がかりで襲い掛かってきた時も勝利を収めています。さすがに特殊な戦術を使ってくる陰獣にはやや術中に嵌められるところもありますが、最終的な戦闘結果は圧倒するものでした。
強さの理由⑧かつて棍棒を2本使用していた
ウボォーギンは過去回想で2本の棍棒を使って戦う姿が描かれています。この武器がウボォーギン本人のものか定かではありませんが、場合によっては武器を使った戦い方もできることがわかります。
ウボォーギンの名言
ここでは『ハンターハンター』のウボォーギンが作中で言った台詞の中で名言と言われるものを紹介していきます。出番は少ないですが、その間に喋っている機会は多く、そのキャラ性から印象に残る名言があります。
ウボォーギン名言①「本気を出したオレの…」
本気を出したオレの 超破壊拳を生身で 止められる奴なんぞ いねェ!!!
1つ目の名言はウボォーギンが超破壊拳(ビッグバンインパクト)について言及した台詞です。念能力に絶対の自信を持っていることが窺えるウボォーギンらしい名言になっています。
ウボォーギン名言②「どこで死ぬ?…」
どこで死ぬ? 好きな所で 殺してやるよ
2つ目の名言は1人でやって来たクラピカに対して言った台詞です。ウボォーギンとクラピカの戦いは人気エピソードであり、この前後の会話を含めて作中のやり取りが名言として挙げられやすくなっています。
ウボォーギン名言③「オレの一番の喜びって…」
オレの一番の喜びってヤツを教えてやろうか?
…おめェみてェなリベンジ野郎を返り討ちにすることだ!!
3つ目の名言はクラピカとの戦闘が始まった際に言った台詞です。クラピカの同族を殺したという経緯はありますが、戦いに関してはリベンジマッチを望む好戦的な部分が窺える名言になっています。
ウボォーギンの声優
『ハンターハンター』は2回にわたってアニメ化しており、それぞれのアニメで別の声優がキャスティングされています。そんなアニメにおけるウボォーギンの声優について紹介していきます。
1999年フジテレビ版の声優は竹本英史
1999年フジテレビ版のアニメ『ハンターハンター』でウボォーギンを演じたのは声優の竹本英史さんです。低めの声で迫力あるウボォーギンを演じています。
竹本英史のプロフィール
竹本英史さんは山口県出身で1973年生まれの声優・ナレーターです。声優としてのデビューは1993年からであり、主に東映アニメーション系の作品に出演されています。
竹本英史の主な出演作品
竹本英史さんの主な出演作品としては『将太の寿司』の小政、『ONE PIECE』のX・ドレーク、『ギャグマンガ日和』の小野妹子、『機動戦士ガンダムAGE』のセリック・アビス、『食戟のソーマ』の安東伸吾、『ゴールデンカムイ』の月島軍曹などがあります。
2011年日本テレビ版の声優は大塚明夫
2011年日本テレビ版のアニメ『ハンターハンター』でウボォーギンを演じたのは声優の大塚明夫さんです。こちらでも低音ボイスを活かした男らしいウボォーギンになっています。また、大塚明夫さんは同作の会長選挙編から登場したミザイストム=ナナの声優も演じています。
大塚明夫のプロフィール
大塚明夫さんは東京都出身で1959年生まれの声優・ナレーター・俳優です。父は同じく声優などで活躍されていた大塚周夫さんであり、声優としては1989年からデビューしています。現在はアニメ限らず洋画吹き替えやゲームなど様々な作品で活躍しています。
大塚明夫の主な出演作品
大塚明夫さんの主な出演作品としては『楽しいムーミン一家』のムーミンパパ、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』のバトー、『ブラック・ジャック』の ブラック・ジャック、『BLEACH』の京楽春水、『Fate/Zero』のライダー、『ジョジョの奇妙な冒険』のワムウなどがあります。
ウボォーギンとクラピカやノブナガの関係
『ハンターハンター』のウボォーギンと作中で関係性が深いキャラは最期の対戦相手となったクラピカと団員の中で最も相性が良かったノブナガがいます。そんな2人について見ていきましょう。
ウボォーギンとクラピカの戦い
ウボォーギンとクラピカは『ハンターハンター』のヨークシン編において戦闘しており、クラピカにとっては初めて相手をする幻影旅団の団員になりました。しかし、クラピカとの戦闘はその前の陰獣と比較すると一方的なものでした。
クラピカのプロフィール
クラピカは幻影旅団によって滅ぼされたクルタ族の生き残りであるハンターです。同胞の敵討ちをするためにハンターとなり、念能力を取得した際には一部の能力を幻影旅団限定で使用する制約とそれ以外に使用したら自身が死亡する誓約を付けています。更にクルタ族特有の緋の眼が発現している時に能力を使用すると、特質系となって全ての系統の威力を100%発揮できます。
クラピカとの戦いの結果はどうなった?
ウボォーギンとクラピカの戦いは幻影旅団のみに使用できる束縛する中指の鎖(チェーンジェイル)によって拘束されて強制的に絶状態となります。更に緋の眼の絶対時間(エンペラータイム)時のみ使用できる律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)を心臓に刺されて、クラピカの命令に従わなければ死亡する状態にされました。
しかし、ウボォーギンは他の団員の居場所などクラピカの質問に一切答えることなく、そのまま鎖の能力によって殺されてしまいます。ただ、ウボォーギンは死ぬ直前まで命乞いや弱音を吐くことなく、こと切れていきました。
ウボォーギンとノブナガの関係
ウボォーギンとノブナガは同じ流星街の出身かつ幻影旅団の初期メンバーであり、団員となる以前もコンビとして相性の良さを見せていました。それ故にノブナガがウボォーギンの死を知った時は、タイマン勝負でウボォーギンが負けるはずがなく、卑怯な手を使って殺されたと涙していました。
ウボォーギンの強さに対する世間での評判や人気
ここでは『ハンターハンター』のウボォーギンの強さについて、世間での評判や人気について意見をピックアップしていきます。幻影旅団の中では最初に倒されたウボォーギンですが、後にその強さが評価されているようです。
ウボォーギンの強さについては強化系の中で一番強いのではないかという意見が多く見られました。作中では強化系を極めたという発言しており、後に強化系の能力者が出ても威力面ではウボォーギンの超破壊拳のシンプルな強さが際立っています。
ウボォーギンの強さは攻撃力だけではなく、防御力や精神力を評価する人もいました。特にクラピカへ一切情報話さずに死んでいった様は幻影旅団として仲間を想う心が窺えるもので、ウボォーギンの人気の理由にもなっています。
上記のウボォーギンの強さを合わせて作中最強キャラと評価する人もいます。クラピカに敗北していますが、その戦いは幻影旅団を狩るための能力であったことから決して弱いわけではないことは多くの人が思っていました。その上で強化系の中でも最上級の強さがあることから純粋な戦闘だと最強キャラになるという意見もあるのです。
ウボォーギンは強いキャラだった
『ハンターハンター』のウボォーギンはヨークシン編で幻影旅団として最初の死亡者になっていますが、その強さについては後に様々な念能力者が出る度に再評価されています。そんなウボォーギンの活躍や名言は、原作漫画はもちろんのこと、アニメでは声優のボイス付きで楽しめるので、ぜひヨークシン編を見返してみてください。
この記事のライター
十文字猛
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