ハンターハンターは休載が多い?休んでいる期間やその理由も徹底調査!
冨樫義博が生み出す『ハンターハンター』は現在でも週刊少年ジャンプに連載を続けていながら、長期的な休載が多い作品として知られています。本記事では『ハンターハンター』が休載を続けている理由や休載の期間、理由について徹底調査しました。
目次
【ハンターハンター】とは?
週刊少年ジャンプで連載されている『ハンターハンター』は今でも高い人気を誇る反面、ファンの間でも休載が多い作品として知られています。『ハンターハンター』の休載に関する内容に触れる前に、まずは『ハンターハンター』の内容についておさらいしてみましょう。
ハンターハンターの作者は冨樫義博
『ハンターハンター』の作者は冨樫義博で、『幽☆遊☆白書』や『レベルE』の作者としても知られています。1987年に掲載された読切作品『とんだバースディプレゼント』で漫画家デビューを果たし、1989年の『てんで性悪キューピッド』で連載デビューを果たしました。冨樫義博の代表作でもある『幽☆遊☆白書』では1993年、第39小学館漫画賞少年部門も受賞する実力派の漫画家です。
ハンターハンターの概要
『ハンターハンター』は、週刊少年ジャンプで1998年から連載開始したバトルアクション漫画で、作者は冨樫義博です。2022年7月時点でコミックスの累計発行部数が8400万部を突破する人気作品で、今までにアニメ化や劇場映画化、2023年には舞台化などのメディアミックス化を果たしました。その一方で、作者の冨樫義博の体調が芳しくないことも影響したことで、休載が多い作品としても知られています。
ハンターハンターのあらすじ
主人公のゴン=フリークスには、物心ついた頃から両親がいない生活をしていました。ある日、ゴンは森に住む獣に襲われてしまいますが、ハンターのカイトによって救助してもらいます。そのカイトは、死んだと聞かされていた父であるジンの知り合いで、父は生きていることを知らされました。その話を聞いたゴンは、父親に会うためにハンターになることを決意します。
【ハンターハンター】休載が多い?期間や理由を解説
2023年時点で連載開始してから25周年を迎える『ハンターハンター』ですが、休載を繰り返しながら現在でも連載を続けています。ここでは、『ハンターハンター』の休載が多い理由や、休載期間やその理由についてチェックしてみましょう。
ハンターハンターの休載期間
『ハンターハンター』は1998年から週刊少年ジャンプで連載開始した作品ですが、2000年頃から休載が目立つようになりました。初めて長期の休載が始まったのが2006年頃で休載期間は約1年8ヶ月となります。この頃からおよそ半年から1年程度の休載を繰り返し、2012年と2014年頃にはおよそ2年、2018年頃からおよそ4年の休載期間を設けました。
ハンターハンターのこれまでの休載率
冨樫義博は今までに多くの休載期間を設けてきました。2000年は27.1%、2002年には33.3%、2002年には37.5%の休載期間を設けています。2003年になると20.8%まで休載期間は落ち着きますが、2004年に入ると53.1%まで跳ね上がりました。2005年に入ると35.4%まで落ち着きましたが、2006年頃から91.7%というほとんど休載せざるを得ない状況になります。これ以降、休載期間が60〜90%以上の休載期間が続き、2019年から2022年まで休載率が100%という状況になりました。
ハンターハンターの作者が休載している理由
今でも高い人気を誇る『ハンターハンター』ですが、現在でも休載を繰り返しながら連載を続けています。作者の冨樫義博が、どのような理由があって休載を繰り返しているのかチェックしてみましょう。
休載している理由①腰痛
『ハンターハンター』が長期の休載を余儀なくされない一番の原因として、作者の冨樫義博が重度の腰痛に悩まされていることが挙げられます。冨樫義博は『幽☆遊☆白書』を連載していた時点で腰痛に悩まされていたことが、当時のアシスタントでもある味野くにおによって明かされました。現在でも通常の生活が難しいほどの酷い腰痛に苦しんでいることもあり、休載期間が多い一番の原因でもあると考察されています。
休載している理由②一人で描いている
冨樫義博は、元々アシスタントに極力頼らない形で連載を続ける漫画家として知られています。数多くの人気作品を手掛けていたからこそ、当時担当を務めていた編集者がキャラのペン入れをアシスタントに任せるような助言に対しても頑なに拒否したエピソードも過去に明かされました。プロの漫画家としての高い意識を持っているからこそ、筆の進みが遅くなってしまい休載期間が多い原因として考察されています。
休載している理由③アイドルやゲームに夢中
『ハンターハンター』の休載期間が多い理由の一つとして、作者の冨樫義博がゲームやアイドルに夢中になっているという説がファンの間で一時期話題になりました。普通では考えられない理由ですが、実際に作中で人気アイドルグループを思わせるような表現を繰り返しています。持ち前の高い表現力もあるため、通常であれば考えられない理由すらもファンの間であり得るのかもしれないと思わせてしまうのは冨樫義博ならではです。
ハンターハンターの休載が許される理由
本来であれば、休載期間が長い作品は編集者から毛嫌いされて打ち切りになることが予測されます。それにもかかわらず『ハンターハンター』が現在でも連載が続いている理由は、漫画の内容が面白くて読者から高い人気を誇ることが一番の要因です。
【ハンターハンター】再開はいつになる?
現在でも人気を衰えることがない『ハンターハンター』だからこそ、ファンは連載再開を心待ちにしています。ここでは『ハンターハンター』が連載再開される時期について考察していきましょう。
ハンターハンターは2022年10月24日に約4年ぶりに再開
2022年5月頃から『ハンターハンター』の作者でもある冨樫義博名義でTwitterのアカウントが開設されたことで大きな話題となりました。そのアカウントでは原稿の進捗状況を更新した上で、2022年47号にて『ハンターハンター』の連載が再開されています。4年ほどの長い休載期間を得ていたからこそ、ファンの間では連載が再開されたことで歓喜の渦に包まれました。
ハンターハンターは2023年現在再び休載している?
2022年47号にて連載が再開された『ハンターハンター』ですが、2022年12月26日に発売された週刊少年ジャンプ新年4・5号合併号にて事実上の休載が発表されています。週刊連載が厳しい体調でありながら、10週に渡って連載を続けていたことや、現在でも連載を続ける強い意思を感じる発表があったことで、ファンの間では喜びの声もあがりました。
ハンターハンターの連載再開はいつになる?
休載が多い理由として冨樫義博の体調が関係している以上、明確な連載再開時期を考察することはできません。連載が再開される可能性として考察するのであれば、2022年10月から2023年1月まで開催されていた冨樫義博展があげられます。出展に向けて多忙を極めていたことが予測できたからこそ、近いうちに連載再開される可能性も考察できます。
【ハンターハンター】休載中に終わった漫画
『ハンターハンター』が長い休載期間を得ているうちに、週刊少年ジャンプでは数多くの人気作品を生み出しました。ここでは、『ハンターハンター』が休載しているうちに連載が終了した作品について紹介していきます。
休載中に終わった漫画①鬼滅の刃
『鬼滅の刃』は2016年から2020年まで連載されていた作品です。『ハンターハンター』の進捗具合と比べると、クラピカが暗黒大陸へ向かう船へ乗ったまま物語が進捗していないため、ファンの間では『鬼滅の刃』と進捗具合が比べられることもありました。
休載中に終わった漫画②チェンソーマン第一部
『チェンソーマン』は、『ハンターハンター』がおよそ4年ほどの休載期間を得ることとなった2018年52号の翌号から連載開始されます。コミックスの累計発行部数が1300万部を突破する人気作品でありながら、およそ2年の連載を経て第一部の連載を終了しました。『少年ジャンプ+』にて第2部の連載を開始していることから、『ハンターハンター』が長い休載期間を設けていることがわかります。
休載中に終わった漫画③銀魂
『ハンターハンター』の連載が開始されたおよそ6年後に連載が開始された『銀魂』も2018年に連載を終了しています。ハンターハンターのコミックスが2023年時点で37巻まで発行されているのに対し、銀魂は77巻まで発行されました。これだけでも『ハンターハンター』がいかに長い休載期間を得ていることがわかります。
休載中に終わった漫画④ハイキュー!!
2012年から連載開始された『ハイキュー!!』も、2020年に連載が終了しています。バレーボールを題材にした『ハイキュー!!』は、『ハンターハンター』が長い休載期間を得ている間、週刊少年ジャンプを支え続けた人気作品の一つです。
休載中に終わった漫画⑤約束のネバーランド
『約束のネバーランド』は、2016年から2020年まで連載されていたダークファンタジー漫画です。アニメ化や実写映画化などのメディアミックスも果たしていることから、『ハンターハンター』が長い休載を得ている間に高い人気を得ることとなった作品です。
【ハンターハンター】に対する世間での評判や人気
ここでは、『ハンターハンター』に対する世間での評判や人気についてチェックしてみましょう。
アシスタントに極力頼らないスタンスを貫く冨樫義博だからこそ、自身の能力だけで連載を続ける『ハンターハンター』に強く惹かれるファンもいるようです。休載期間が長い作品でありながら今でも人気が衰えないのは、冨樫義博が持つ高い表現力があるからこそです。
『ハンターハンター』に登場するキャラクターはどれも魅力に溢れたものばかりです。休載期間が長い作品でありながら、ファンの間で愛されるキャラクターを生み出し続ける冨樫義博が持つ漫画家としての高い実力がファンの間で評価されています。
長い休載期間を設けつつ『ハンターハンター』の連載を現在でも続けているからこそ、作者の冨樫義博の体調を考慮する声もあるようです。未完のまま終了した作品が世の中に溢れているからこそ、作者の体調を心配するファンも数多く存在します。
【ハンターハンター】休載が多かった
『ハンターハンター』は、長い休載を得ながらもファンから高い評価を受けていることがわかりました。作者の冨樫義博の体調が優れない状況でありながら現在でも連載を続けていることは喜ばしいことに変わりありません。今後も休載を繰り返しながら連載が続くことが予測されるため、これからの動向を優しい目で見守りましょう。
この記事のライター
桜井紅茶
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