【ハイキュー】牛若は絶対王者の強さを持っている?卒業後の活躍も
『ハイキュー』に登場する牛島若年(うしじまわかとし)通称、牛若(うしわか)とは作中において絶対的王者として君臨しています。本記事はそんな牛若の強さや、卒業後の動向を紹介し、ハイキューについてさらに知見を深めて頂ける内容となっております。
目次
【ハイキュー】牛若(牛島若利)とは?
牛若(牛島若利)のプロフィール
- 学校:白鳥沢学園3年3組
- ポジション:ウィングスパイカー
- 誕生日:8月13日
- 身長:189.5㎝
- 体重:84.8kg
- 最高到達点:345㎝
- 好きな食べ物:ハヤシライス
- 最近の悩み:無し
『ハイキュー』に登場する牛島若年(以下、牛若)は白鳥沢学園バレーボール部の主将を務めています。自分の実力には絶対的な自信とプライドを持っており、弱者には興味がないという、ストイックであり生真面目な性格の持ち主です。絶対王者とも呼ばれており、宮城県下最強スパイカーで全国三大エースの一角。さらにはU19日本代表にも選出され、その名を轟かせています。
ハイキューの概要
『ハイキュー』とは、漫画家古館春一(ふるたてはるいち)の代表作品であり、高校バレーボールにスポットを当てた劇的青春スポーツ漫画です。2012年12月から週刊少年ジャンプにて連載が開始し、約8年間の長期連載を経てコミックスにして全45巻になります。その累計発行部数はなんと5,500万部数を突破しており、連載開始以降中学、高校の男子バレー部員が増加傾向にあるという、もはや社会現象を巻き起こした大人気漫画となっています。
ハイキューのあらすじ
『ハイキュー』とは主人公日向翔陽(ひなたしょうよう)が憧れのバレーボールプレイヤーである「小さな巨人」に心を打たれ中学時代からバレーボールを始めます。しかしその環境の悪さから、思うような活動ができずに3年間を終えてしまいます。諦めきれない日向は、小さな巨人の出身校でもあった、憧れの烏野高校へ入学しバレーボール部への入部を決意します。そこから日向のバレーボール人生が本格的に幕を開けました。
【ハイキュー】牛若の強さや卒業後・人気の理由
牛若のエースとしての強さや能力
『ハイキュー』に登場する牛若という人物は、主人公たちのライバル校のひとつである白鳥沢学園バレーボール部の主将を務めています。白鳥沢学園というのは宮城県内一位の高校であり、そんな高校の主将兼エースを張っているのが牛若ということで、簡単に言えばラスボスみたいな立ち位置に君臨しています。そんな牛若の強さの理由について詳しく見ていきましょう。
強さや能力①スパイク
『牛若』の強さの代表格とも言えるそのスパイクの威力は、他校のスパイカーと一線を画しています。「大砲」とも称されるほどで、数々のブロックやレシーブをことごとく打ち砕いてきていました。牛若のスパイクが更に凄い理由は「左利き」だということです。右利きの選手が多い中、左手から放たれるスパイクというのは打点が異なり、更にはボールに逆回転がかかるということで、これに対応することは非常に困難を極めます。
強さや能力②サーブ
『牛若』の強さには「サーブ」の威力も挙げられます。精度こそ優秀とは言い難いものの、やはりあれだけのスパイクを放つ力を持っている牛若がサーブを打つだけで、それは対戦相手にとって脅威でしかありません。やはりここでも左手から放たれる、破壊力抜群のサーブは対応が難しく、烏野高校もこのサーブに苦しめられるシーンがありました。
牛若の卒業後の活躍は?オリンピックの代表?
『牛若』はその能力の高さから卒業後、即プロ入りを果たします。しかし牛若はここで世界との圧倒的な力の差を目の当たりにし、スランプに陥る場面もありました。その後、数々の助言をもらい従来のスパイクフォームを一新するという答えを導き出し、最強の大砲となって帰ってきます。Vリーグ「シュヴァイデンアドラーズ」にて背番号11番をもらった牛若は、日本の若き主砲として期待され、2021年には日向同様、オリンピック日本代表に選出されました。
牛若の人気の理由
人気の理由①真面目で努力家な性格
『牛若』が人気の理由のひとつに、真面目で努力家であるということが挙げられます。牛若はスパイカーとして以外の、その他プレーも常人以上の技術を持っており、また試合終盤まで維持できる盤石なスタミナがあります。更にどんな逆境でもエースとしての自覚を忘れず、最後には決め切るメンタリティも兼ね備えています。これらは真面目にコツコツと努力を積み重ねた者だけが、手に入れることのできる賜物だと言えるでしょう。
人気の理由②過去
「牛若」の父は元バレーボール選手であり、小さい頃からバレーボールに触れる生活を送っていました。左利きで生まれた牛若に対して、家族は矯正をしようと提案するのですが、父の懇願で矯正せず成長していくことになります。この時に牛若の左利きは守られ、それが結果的に現在の牛若最大の武器になっているのです。
人気の理由③かわいい一面もある
『牛若』は基本的にいつも表情が固く、冷静で感情が読みづらいことがあります。バレーに対して誰よりもストイックであり、エースとしてのプライドも高い絶対的王者です。そんな牛若が時折見せる笑顔や、冗談が通じなかったり世間知らずである天然シーンは、ファンの間で非常にかわいい名シーンとなっていました。
【ハイキュー】牛若の名言
牛若の名言①「見られることで…」
見られることで俺達が弱くなることはない
出典: renote.jp
『牛若』のこちらの名言は、ハイキュー原作第77話に登場します。日向と影山がマネージャーの家へ勉強を教えてもらいにいくシーンで、偶然ランニングをしていた牛若と遭遇することになります。そこは白鳥沢学園の近くであり、影山は咄嗟に自分達は烏野であり、白鳥沢学園を偵察させてほしいと打診します。それに対して返したセリフがこちらになります。絶対的自信の現れを感じるセリフです。
牛若の名言②「優秀な苗には…」
優秀な苗にはそれに見合った土壌があるべきだ。痩せた土地で立派な実は実らない
出典: renote.jp
『牛若』のこちらの名言もハイキュー第77話に登場します。これは牛若が中学からの同期でもある青葉城西のエースセッター及川徹(おいかわとおる)について、日向と影山に説明しているシーンになります。優秀な苗を及川、痩せた土地を青葉城西に例え、セッターとしての及川を評価しているセリフとなっていました。
牛若の名言③「俺の居る場所…」
俺の居る場所(チーム)が最強の場所(チーム)だろうが?
出典: renote.jp
『牛若』のこの名言はハイキュー原作第148話に登場します。烏野高校に敗北した青葉城西エースの及川と廊下ですれ違う際の会話シーンです。及川に対し、これ以上道を間違えないよう忠告をした牛若のセリフです。つまり及川は白鳥沢に来るべきだったと示唆するのですが、及川にもプライドはあり、成功が約束されているチームなど無いと反論します。そこで放ったこのセリフは、牛若がどういう考えを持っている人物なのかが、よく分かります。
牛若の名言④「ノッて…」
ノってきた
出典: renote.jp
『牛若』のこちらのセリフはハイキュー原作第176話に登場します。烏野高校戦の5セット目、3点のリードを許してしまったタイミングに、3連続で得点を決め一気に同点にまで持ち込んだ際に、牛若がこぼしたセリフになります。少しゾッとするような表情を浮かべた牛若に対し、白鳥沢の士気は一気に高まります。烏野サイドからすれば、これは非常に恐ろしいシーンでした。
牛若の名言⑤「お前を叩き潰し…」
お前を叩き潰したい
出典: manga-tantei.com
『牛若』のこちらの名言はハイキュー原作第179話に登場します。日向がブロックフォローをする場面で、弾かれたボールの勢いが強く、間に合わずに顔面レシーブとなってしまいます。しかしそのボールはしっかりセッターに返り、烏野高校がその一点をものにします。このシーンの後、牛若は日向に対してネット越しから初めて嫌悪感を露わにするのです。SNS上ではこのセリフの真意を読み解く様々な考察がなされていました。
牛若の名言⑥「運が良い…」
運が良いと思う
出典: renote.jp
『牛若』のこの名言はハイキュー原作第394話に登場し、第365話にて具体的なエピソードが語られます。佐久早聖臣(さくさきよおみ)の回想シーンになるのですが、なぜ牛若はそんなに強いのかという質問に対し、練習しているからと答え、さらに付け加える形でこのセリフを発します。自分の強さの理由には、たくさんの運が重なっていると自負しており、左利きを守ってくれた父親をはじめ、強いチーム、強いプレイヤーに出会えたことは、彼にとって幸運だったと考えていました。
【ハイキュー】牛若の声優
牛若の声優は「竹内良太」
『ハイキュー』に登場する牛若の声優を務めるのは「竹内良太」でした。低めの低音ボイスが魅力的であり、その特徴から悪役を演じることも多いようです。もともとは声が高く二枚目キャラを中心に演じておりましたが、わざわざ耳鼻科に相談し、トレーニングを積み重ねることで低音ボイスを獲得したという、まさに努力家である部分が牛若に通じています。
竹内良太のプロフィール
- 出身地:兵庫県神戸市
- 誕生日:9月22日
- 出身校:大阪アニメーションスクール
- 趣味:オートバイ・ツーリング
- 特技:ハンドメイド
- 事務所:青二プロダクション
『ハイキュー』にて牛若を務める「竹内良太」は、物心がついた頃から母子家庭で育っており、阪神大震災を経験します。苦しい状況の中、なぜうちには父親がいないのかと、憤りを感じ始め、父親を見返す方法として、テレビのスタッフロールに自分の名前を出したいと考えるようになりました。そこから声優の道を目指すのですが、なかなか知名度も上がらず苦しい時期が続きます。もう辞めようかと考えていた時、抜擢されたゲーム「エルシャダイ」のルシフェル役で大ブレイクを果たしました。
竹内良太の主な出演作品
『ハイキュー』にて牛若の声優を務める竹内良太の、その他主な代表作品を紹介していきます。「ワンピース」シャーロット•ババロア役「BORUTO」ダルイ役「僕のヒーローアカデミア」面構犬嗣役「魔法使いの嫁」エリアス・エインズワース役などがあります。またゲーム声優として「戦国無双シリーズ」や「ストリートファイターV」「ファイナルファンタジーXIV」などの人気タイトルにも出演していました。
【ハイキュー】牛若に対する世間での評判や人気
ここでは『牛若』について世間のリアルな評判を見ていきましょう。これだけの最強キャラクターが人気であることは間違いないと思われますが、エースとして異常なまでの自信家で、表情や性格は少し硬いところもあるので、これらがどのように評価されているのでしょうか。
『牛若』の強さの理由はたくさんあるのですが、本人が口にした「運が良かった」という本記事でも取り上げた名言に、感銘を受けている声が多数見られました。これが言えるところが、何よりも優れている牛若の真の強さなのかもしれません。
『牛若』の人気の理由のひとつに、普段のプレーとは裏腹に天然でかわいい一面を評価する声も多く見られます。この要素があるとないとでは、非常に大きな違いがあり、牛若という人物像にさらなる厚みを持たせ、人間味や親近感を感じさせる重要な要素として評価されていました。
『牛若』はVリーグにて影山と同チームでプレイし、日向とは日本代表で一緒にプレイしています。しかしファン待望であった及川とのプレイは、描かれないまま終わることになります。この最強スパイカー×最強セッターの夢のコラボが、どうしても見たかったと悔やまれる声が相次いでいました。
【ハイキュー】牛若には絶対王者の強さがあった
『ハイキュー』に登場する牛島若利こと牛若は、圧倒的な強さを誇っておりエースとしてのプライドも高く、自分の実力に対する自信も凄まじいものがありました。卒業後の活躍も目覚ましく、当然のようにオリンピック日本代表にも選ばれ日本を牽引しています。まさにこういった人物こそが「王者」と呼ばれるに相応しい存在であると言えるでしょう。ぜひ本編を通してこの牛若の魅力を、肌で感じてみてください。
この記事のライター
うら
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