【ハイキュー】菅原孝支は才能を開花させたセッター!卒業後についても
『ハイキュー』でも人気のキャラクター、スガさんこと菅原孝支。日向たちにとって頼れる先輩であり、影山とは違うセッターとしての実力を持ちます。菅原孝支の魅力や人気の理由についてと、アニメ版『ハイキュー』で菅原孝支を担当した声優についても詳しく解説していきます。
目次
【ハイキュー】菅原孝支とは?
『ハイキュー』に登場する菅原孝支は、烏野バレー部で副部長を務めています。部員にも慕われ、面倒見の良い先輩です。影山とは違ったセッターとしての魅力や実力を兼ね備えた菅原孝支。今回は『ハイキュー』のキャラクターの中で、読者人気の高い菅原孝支についてまとめました。
菅原孝支のプロフィール
- 名前:菅原孝支(すがわら こうし)
- 誕生日:6月13日
- 身長:174.3cm
- 体重:63.5㎏
- 学校:長虫中学校→烏野高校 排球部・副部長
- クラス:3年4組
- ポジション:セッター
- 背番号:2
『ハイキュー』の作中ではノリがよくふざけることも多いですが、暴走する部員がいればしっかりと注意のできる面倒見の良い先輩です。主将の澤村大地に対して説教できる唯一の存在でもあります。部内のムードメーカーでもある菅原孝支。彼の魅力について解説していきます。
ハイキューの概要
『ハイキュー』は、作者・古舘春一よる漫画作品で、高校のバレーボール部を題材にしています。週刊少年ジャンプで連載が開始され、コミックスは全45巻で完結しています。テレビアニメは第4期まで放送され、OVAや劇場版、ゲームにもなっている大人気作品です。
ハイキューのあらすじ
主人公・日向翔陽は、偶然見た春高バレーで一人の選手に心を奪われます。小柄な体格でも自由にコートを飛び回るその姿に感動し、日向もバレーボールを始めました。彼と同じ宮城県立烏野高校に進学し、念願のバレーボール部へ所属することになります。しかし日向の前に現れたのは、中学時代の最後の試合で惨敗した相手・影山飛雄。いつか必ず倒すと誓った相手とチームメイトになってしまいました。クセのある仲間たちと共に強いチームを目指す、王道スポ根漫画です。
【ハイキュー】菅原孝支は才能を開花させたセッター!魅力は?
人気の理由や魅力①見た目
菅原孝支の人気の高い理由の一つに、「見た目」の良さがあります。部内には短髪や坊主が多いですが、菅原孝支は少しクセッ毛のショートヘアです。泣きぼくろも特徴的で、とても爽やかな見た目をしています。いつも笑顔で誰に対しても分け隔てなく接する姿が魅力的です。時折見せる変顔も、ギャップがあると読者から高い人気を得ています。
人気の理由や魅力②セッターとしての実力
『ハイキュー』の作中では、正セッターとして影山が登場する場面が多いですが、菅原孝支もセッターとしてはかなりの実力を持っています。個人技術では影山に劣ってしまいますが、チームとして仲間の様子を見ながらプレーすることができ、精神的支柱としても活躍しています。試合に出たいという気持ちをとても強く持ちながらも、一試合でも多く勝ち進むために控えでチャンスを待つことを選びました。
人気の理由や魅力③話し方
『ハイキュー』の舞台は宮崎県なのですが、出てくるキャラクターのほとんどが標準語で話しています。そんな中、時折会話に方言が混ざるのが菅原孝支です。語尾に「~だべ」と付くことが多く、その話し方が可愛いと読者から人気です。「がんばんべ」と仲間を励ますシーンもあり、優しい話し方と方言が菅原孝支の魅力のひとつです。
人気の理由や魅力④仲間思い
『ハイキュー』の作中で菅原孝支は、「俺の仲間はちゃんと強いよ」と仲間に対し絶大な信頼を持つセリフを残しています。自分一人の力で強豪高校に勝つことはできなくても、仲間と一緒であれば勝つことができると、強い信頼関係があるからこそ出てくるセリフです。同学年だけでなく、後輩に対しても同じように信頼をおく姿もまた人気かつ魅力的な一面です。普段の練習でも、菅原孝支が仲間を気にかける姿が頻繁に描かれています。
人気の理由や魅力⑤ギャップがある
『ハイキュー』の作中で、菅原孝支は面倒見がよくムードメーカーな存在ですが、それだけではありません。男子高校生らしくふざけたり、茶目っ気のある行動をとることもあります。運動部ですが勉強もしっかりしていて、日向たちの勉強を見てあげていました。部活だけでなく勉強に対しても真面目に取り組んでいるところが読者からも人気のポイントです。
【ハイキュー】菅原孝支の卒業後や彼女
漫画『ハイキュー』では、菅原孝支の高校卒業後の進路についても描かれています。また、菅原孝支に彼女がいるのかについても調べてみました。
菅原孝支の卒業後の進路
『ハイキュー』の作中で菅原孝支は高校卒業後、小学校の先生になったようです。面倒見がよく人当たりの良い性格なので、ピッタリの職業ではないでしょうか。小学生と楽しそうに過ごす姿が容易に想像できます。生徒からも人気そうです。
菅原孝支に彼女はいる?
『ハイキュー』の作中で菅原孝支に彼女のいる様子は描かれていません。同じ部活のマネージャー・清水潔子に憧れるような描写はありますが、恋愛感情があるわけではないようです。卒業後も小学校教諭であること以外、親しい女性の存在は特に出てきておらず、彼女の有無については描かれていませんでした。
菅原孝支がお母さんと言われる理由
『ハイキュー』の作中で菅原孝支は、「お母さん」と呼ばれることがあります。面倒見がよく、部活中もそれ以外でも後輩や同級生を気遣うことがお母さんと呼ばれる理由です。いつも相手の様子をよく見ていて、誰に対しても変わらぬ態度で接するその姿は読者からも人気です。気難しい影山や月島にも笑顔で接する菅原孝支は、誰から見ても魅力のある人物のようです。
【ハイキュー】菅原孝支の名言
『ハイキュー』の漫画・アニメでは菅原孝支の名言の数々も注目されています。その中でも特に人気なセリフを紹介しましょう。
菅原孝支の名言①「技術があって…」
「技術があって、やる気もありすぎるくらいあって、何より周りをみる優れた目を持っているお前に、仲間のことが見えないはずがない」
出典: renote.jp
『ハイキュー』の作中で、菅原孝支が影山飛雄にかけた言葉です。入部をかけた3対3の試合で、中学時代のワンマンプレーで暴走していた時、菅原孝支が影山の実力を活かすために激励を送ります。この言葉で影山は自分の実力を仲間のために活かし始めるようになりました。菅原孝支の先輩として頼りになる一面を感じるセリフです。
菅原孝支の名言②「もっとここに居たい…」
「もっとここに居たい、仲間と一緒に戦っていたい、自分の手でトスを上げたい、何度でも」
出典: renote.jp
『ハイキュー』の作中で菅原孝支が試合に出た時、交代を目前に菅原孝支が思っていたことです。菅原孝支はセッターとしての実力が影山に劣っているとわかっていながらも、烏野高校には2人のセッターがいるんだと存在を示したシーンです。試合に出たいという強い気持ちを持ちながらも、試合に出るためには勝ち進まなくてはならないという思いが感じられるシーンでした。菅原孝支のプレーを見て、影山の闘志にも火をつけた熱い場面です。
菅原孝支の名言③「学年なら…」
「学年なら、関係無いんで」
出典: renote.jp
『ハイキュー』の作中でチームがピンチの時、烏養コーチが最後の試合になるかもしれないと考え、菅原孝支を試合に出そうとしました。コーチの気持ちを汲み取った菅原孝支は、このタイミングで交代するなら自分ではなく山口だと話します。菅原孝支は試合を諦めておらず、自分が試合に出ることも諦めていませんでした。そのためには今の試合に勝つことだけを考え、勝つためには「試合に出る奴の学年は関係ない」と勝利への強い気持ちを感じるセリフです。
【ハイキュー】菅原孝支の声優
読者人気も高く、魅力あふれるキャラクターの菅原孝支。アニメ版『ハイキュー』で菅原孝支の声を担当した声優は誰なのでしょうか?プロフィールや過去の担当キャラクターについてもまとめました。
菅原孝支の声優は「入野自由」
アニメ版『ハイキュー』で菅原孝支の声優を担当したのは、入野自由(いりのみゆ)さんです。爽やかで柔らかい声質の入野自由さんは、まさに菅原孝支のイメージとぴったりの声優さんではないでしょうか。実力も申し分なく、キャラクターの良さを引き出してくれる入野自由さん。詳しいプロフィールをご紹介します。
入野自由のプロフィール
- 名前:入野自由(いりの みゆ)
- 生年月日:1988年2月19日
- 血液型:AB型
- 事務所:ジャンクション
- 身長:170cm
幼少期に観た劇団四季の舞台がきっかけで、4歳のときに劇団ひまわりに入団します。子役としてデビューし、2006年に現在所属しているジャンクションへ移籍しました。アニメデビューは「逮捕しちゃうぞ」のショウ役で、2001年に「千と千尋の神隠し」でハク役をオーディションで勝ち取りました。2009年には歌手デビューもしており、同じ声優の神谷浩史さんと「KAmiYU」というユニットも結成しました。2021年9月3日に公式サイトで結婚の報告もしています。
入野自由の主な出演作品
- キングダムハーツ:ソラ、ヴァニタス
- おそ松さん:松野トド松
- プラチナエンド:架橋明日
- 終わりのセラフ:百夜優一郎
- 男子高校生の日常:タダクニ
- 機動戦士ガンダム00:沙慈・クロスロード
- 君と僕。:橘千鶴
- コードギアス亡国のアキト:日向アキト
- 聲の形:石田将也
- あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。:宿海仁太
高めで柔らかい声質の入野自由さんの出演作品はとても多く、演じるキャラクターは爽やかな青年からやんちゃな少年、クールなキャラクターまで幅広い役を演じています。どんなキャラクターにも馴染む声と、抜群の演技力でファンからも高い支持を得ています。
【ハイキュー】菅原孝支に対する世間での評判や人気
自分が試合に出ることよりも、チームとして試合に勝ち続けることを何よりも優先してきた菅原孝支。勝つことで自分が出るチャンスにもなるとわかっていても、後輩にレギュラーを譲ることはなかなかできません。菅原孝支のチームに対する強い想いが感じられます。
三年生の澤村・菅原・東峰が全国大会にかける気持ちはとても強く、長年築いてきた信頼関係も作品の見どころのひとつです。
試合中に時折見せる、いたずらっ子のような企んだ顔も人気です。菅原孝支が試合に出るときはコート内にいる選手たちの雰囲気が変わり、出ていないときでもチーム全体の空気を軽くすることが多いです。
【ハイキュー】菅原孝支はかっこいいセッターだった
『ハイキュー』の作中で菅原孝支は、同級生にも後輩にも慕われる魅力的なキャラクターであることがわかりました。セッターとしての実力不足を感じながらも、努力を怠らず影山とは違った戦い方をする烏野バレー部にはなくてはならない存在です。普段は朗らかで優しい菅原孝支ですが、必要とあれば仲間に𠮟咤激励も飛ばす頼りになる副主将です。
チームの勝利のため自分が試合に出たいという気持ちを抑えたり、後輩と一緒になって悪ふざけをしてみたりと、様々な一面を持っています。面倒見の良いその性格から卒業後は小学校の先生になるなど、いつでも人の中心にいるような魅力的な人物でした。性格だけでなくルックスもいいので、読者からの人気も非常に高い菅原孝支。『ハイキュー』は原作漫画、アニメが終了してもなお、人気の続く作品です。
この記事のライター
ふじちか
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