【ハイキュー】アニメは漫画のどこまでか調査!1期から4期まで徹底解説
『ハイキュー』は2022年9月時点でアニメが4期まで制作されていて、原作漫画の内容を順調に映像化しています。そんな『ハイキュー』のアニメについて、原作漫画のどこまでがアニメ化されているかの解説や第5期及び劇場アニメ2部作についての情報をまとめました。
目次
【ハイキュー】とは?
『ハイキュー』のアニメが原作漫画のどこまでやっているか、続きが何巻からか見ていく前に、まずは原作漫画の『ハイキュー』の作者や概要を見ていきましょう。
ハイキューの作者
『ハイキュー』の作者は古舘春一(ふるだてはるいち)さんです。1983年生まれの岩手県出身で、中高校時代にはバレーボール部のミドルブロッカーをしていました。そして、高校卒業後は仙台デザイン専門学校へ進学し、2008年にジャンプ編集部への作品の持ち込みを始めます。それから2009年にジャンプにおいて漫画家デビューを果たし、かねてから目標にしていたバレーボール漫画の連載を目指していきます。
ハイキューの概要
『ハイキュー』は2011年発売の『ジャンプNEXT!』と『週刊少年ジャンプ』の2011年20・21合併号で読み切り版が掲載され、その後に設定等を練った上で2011年から『週刊少年ジャンプ』での本連載が始まった作品です。作者の古舘春一さんの中高時代のバレー部経験を活かしつつ、大学時代から9年近く過ごした宮城県を舞台に、主人公達の高校バレーボールでの青春を描いていきます。原作漫画は2020年に45巻で完結しました。
ハイキューのあらすじ
日向翔陽は身長が低いものの、幼少期に見た春高バレーから憧れを持ったことからバレーボールを始めた少年です。不遇な中学時代を経て憧れの選手が在籍した烏野高校へ入学し、排球部の活動を始めました。そこには中学時代に辛酸を舐めさせられた天才セッター・影山飛雄を始めとした個性豊かな部員達が集まっていて、時にぶつかり、時に協力しながら排球部全体で成長していきます。そして、日向自身も春高バレーへの挑戦が始まります。
【ハイキュー】アニメ1期~4期は原作漫画のどこからどこまで?続きは?
『ハイキュー』は原作漫画が人気を集めたことから2014年にアニメ化しており、2022年9月時点では全4期が制作されています。そんなアニメ『ハイキュー』のストーリーが原作漫画の何巻にあたるか、続きは何巻からか、それぞれのシーズンに分けて紹介していきます。
ハイキュー1期は原作漫画のどこからどこまで?続きは何巻から?
アニメ『ハイキュー』の1期は2014年の4月から9月にかけて全25話で放送されました。ストーリーは原作漫画の第1巻から第9巻の71話にあたり、インターハイ宮城県大会における青葉城西との決着までが描かれています。1期のオープニングテーマには第1クールにSPYAIRの「イマジネーション」、第2クールにスキマスイッチの「Ah Yeah!!」が使用されました。
一方、エンディングテーマには第1クールにNICO Touches the Wallsの「天地ガエシ」、第2クールにacicaの「LEO」が使用されました。また、2015年には第1期の総集編にした劇場版2作品が公開されており、前編『ハイキュー!! 終わりと始まり』では第1話から第13話、後編『ハイキュー!! 勝者と敗者』では第14話から第25話のストーリーを振り返っています。
ハイキュー2期は原作漫画のどこからどこまで?続きは何巻から?
アニメ『ハイキュー』の第2期『ハイキュー!! セカンドシーズン』は2015年10月から2016年3月に全25話で放送されました。ストーリーは原作漫画の第9巻の72話から第17巻の149話にあたり、東京合宿の参加から宮城県代表決定戦における青葉城西との準決勝戦までが描かれています。第1期のオープニングテーマには第1クールにSPYAIRの「アイム・ア・ビリーバー」、第2クールにBURNOUT SYNDROMESの「FLY HIGH!!」が使用されました。
一方、エンディングテーマには第1クールにGalileo Galileiの「クライマー」、第2クールにtacicaの「発熱」が使用されました。また、第2期放送後に発売された原作漫画の単行本21巻の限定版にはアニメ4話の裏側を描いたオリジナルアニメ『ハイキュー!! セカンドシーズン VS"赤点"』が同梱されています。
ハイキュー3期は原作漫画のどこからどこまで?続きは何巻から?
アニメ『ハイキュー』の第3期『ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校』は2016年10月から12月にかけて全10話で放送されました。ストーリーは原作漫画の第17巻の149話から第23巻の207話にあたり、副題の通り白鳥沢との決勝戦が全話にわたって描かれています。オープニングテーマにはBURNOUT SYNDROMESの「ヒカリアレ」、エンディングテーマにはNICO Touches the Wallsの「マシ・マシ」が使用されました。
また、3期放送後に販売された単行本第27巻の限定版には選手達がインタビューされる形式でストーリーが描かれた『ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校 特集!春高バレーに賭けた青春』が同梱されています。
ハイキュー4期は原作漫画のどこからどこまで?続きは何巻から?
アニメ『ハイキュー』の第4期『ハイキュー!! TO THE TOP』は2020年1月から12月にかけて全25話が放送されました。ストーリーは原作漫画の24巻209話から33巻292話にあたり、春高バレーの第2回戦での稲荷崎との決着までが描かれています。オープニングテーマには第1クールにBURNOUT SYNDROMESの「PHOENIX」、第2クールにSUPER BEAVERの「突破口」が使用されました。
一方、エンディングテーマには第1クールにCHiCO with HoneyWorksの「決戦スピリット」、第2クールにSPYAIRの「One Day」が使用されました。また、4期放送時には東京都代表決定戦の様子を描いたOVA作品『ハイキュー!! 陸 VS 空』も販売されています。
【ハイキュー】アニメと漫画はどっちの方が面白い?
『ハイキュー』はアニメも長期的に続いている理由の1つにはアニメならではの魅力があります。一方で、原作漫画だからこそ体験できる魅力もあります。そんな『ハイキュー』の原作漫画とアニメのそれぞれの魅力を紹介していきます。
ハイキューのアニメの面白い魅力
アニメ『ハイキュー』の魅力はキャラに声や動きが付いたことで、バレーの面白さや試合の熱さがより伝わるようになったところです。原作漫画でも迫力ある絵で試合内容が描かれていますが、アニメで映像化されることでその動きはさらに鮮明になっています。また、声優が感情を乗せた演技をしてくれることで、キャラのセリフもより鮮やかに楽しめます。
ハイキューの漫画の面白い魅力
原作漫画『ハイキュー』の魅力は細かい部分まで描かれているところです。アニメでもストーリーの面白さやキャラの動きは感じられますが、漫画だからこそできる表現があったり、小さなコマで各キャラのちょっとした表情を描いていたりと、細かい部分が楽しめる部分があります。
ハイキューのアニメと漫画は両方見るのがおすすめ?
『ハイキュー』のアニメは原作漫画の内容に沿って進んでいますが、先に書いた細かい部分の描写や一部のストーリーは省略や短縮されてしまうことがあります。そのため、アニメを見た人でも原作漫画は十分に楽しめるものです。反対に原作漫画だけではわかりづらい部分もアニメで動きや声が付いたことで、理解できるところもあるので、両方見るとさらに楽しめる作品と言えます。
【ハイキュー】アニメ5期は原作何巻から?放送日は?
アニメ『ハイキュー』は原作漫画の最終巻である45巻までの内容が描かれていないことから、5期を望む声があります。しかし、2022年8月に発表されたのは劇場版でした。ここではアニメ『ハイキュー』5期の可能性や劇場版について紹介いきます。
ハイキューのアニメ5期は原作何巻から?
アニメ『ハイキュー』5期が放送される場合、どこまでがアニメ化されるかというと、4期が33巻の292話で終わり、2クールで9巻分のエピソードが使われることから2クールで33巻の292話から42巻までが描かれる予想できます。ただ、そうなると原作漫画の残りが3巻になるため、5期で45巻まで描かれる可能性もあります。
そんな中、2022年8月13日に劇場アニメ2部作で『ハイキュー!! FINAL』が制作されることが決定しました。2部作と考えると春高バレーにおける烏野の音駒戦と鴎台戦がそれぞれ描かれる可能性が高く、この2つのエピソードは原作漫画の42巻までにあたります。そのため、アニメ5期は制作されず、劇場版で原作漫画のエピソードが完結する可能性が出てきました。
ハイキューのアニメ5期の放送日はいつ?
アニメ『ハイキュー』は2年に1回新作アニメが作られていたので、第4期が2020年に放送されたことを考えると、第5期は2022年に放送されてもおかしくありませんでした。しかし、2022年には劇場版の製作が決まり、こちらの公開日が未定であることから仮に第5期が制作されても劇場版の公開から少し間が空いてからになると考えられます。
ハイキューのアニメ5期の主題歌は?
アニメ『ハイキュー』の第5期の主題歌については、これまで担当したアーティストを参考にすると、SPYAIRやBURNOUT SYNDROMES、NICO Touches the Wallsが担当する可能性が考えられます。ただし、SPYAIRについてはボーカルが脱退したことから現在は新しいボーカルを探している段階であり、担当できない可能性が高い状態です。
【ハイキュー】に対する世間での評判や人気
ここでは『ハイキュー』の原作漫画やアニメについて世間での評判や人気を紹介していきます。2022年の劇場版の発表はアニメ関連だと久しぶりの情報でしたが、様々な意見が出てきています。
『ハイキュー』の原作漫画については45巻の完結まで読み切った人は満足したという感想が多く見られました。一方で、ずっと終わらずに続いて欲しかったという意見もあり、そんな人にとっても残りのアニメ化は待ち遠しいようです。
『ハイキュー』のアニメについては作品にハマるきっかけになったという人やストーリーに感動したという感想が見られました。アニメを見てから原作漫画に追いついた人も多く、全体的にアニメの評価は高くなっています。
『ハイキュー』の劇場アニメ2部作についてはアニメの新作が見られるという喜びの声がある一方で、第5期として見たかったという声もありました。劇場版だとアニメ放送よりも時間が短くなってしまう可能性もあり、時間をかけて見たかった人がこのような意見を出しています。また、詳しい内容は出ていないことから劇場版公開後の第5期以降の放送を希望している人もいました。
【ハイキュー】アニメ4期は原作漫画33巻までだった
『ハイキュー』の原作漫画は全45巻で完結していて、アニメに関しては第4期で原作漫画の33巻までの内容を映像化しています。その続きとなるストーリーは第5期で描かれるか、制作が決定した劇場アニメ2部作で描かれるかは現在のところわかっていません。ただ、これまでの流れから完結まで何らかの形でアニメ化する可能性は高いと言えるので、続報を待ちましょう。
この記事のライター
十文字猛
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