【銀魂】最強キャラを決めるランキング発表！最終話の時点で1位なのは誰？

『銀魂』は、非常に多くの個性的なキャラが登場することで人気の少年漫画です。2019年で最終話を迎えるまでに、総勢500人以上のキャラが登場しています。登場キャラは人間だけに留まらず、「天人（あまんと）」と呼ばれる宇宙人もいて、特殊な能力や圧倒的な強さを持っています。『銀魂』の最強キャラランキングを紹介する前に、まずは『銀魂』という作品について作者や概要、あらすじを確認しておきましょう。

『銀魂』の原作者は、空知英秋（そらち ひであき）先生です。北海道出身で、ペンネームの「空知」は北海道にある地方名が由来となっています。漫画家としてデビューしたのは2002年で、『銀魂』は空知英秋先生にとって初の連載作品です。自画像が黄色い服を着たゴリラであり、アニメにもゲスト出演しています。

『銀魂』は、『週刊少年ジャンプ』にて連載されていた少年漫画です。江戸を舞台にした時代劇のような背景に、宇宙人や宇宙船などが登場するSF風の独特の世界感が特徴です。普段はだらしない万事屋の主・坂田銀時を主人公に、個性豊かなキャラが大勢登場する人情派コメディとして男女問わず非常に人気があります。2004年から2019年まで連載が続き、コミックスは77巻まで発行されています。

「天人」と呼ばれる宇宙人と共同生活をしている架空の町「江戸」が本作の舞台です。剣術道場の息子である志村新八は、アルバイト中に客として来ていた天人とトラブルを起こしてしまいますが、その場に偶然居合わせた青年・坂田銀時に助けられます。少々乱暴なやり方で問題を解決してもらった志村新八は、坂田銀時の中に真の侍の姿を感じ、その男気を学ぶ為に坂田銀時が経営する万事屋で働き始めるのでした。

まず発表するのは、『銀魂』最強キャラランキング30～21位です。主要キャラから、活躍はあまり多くありませんが、作中で圧倒的な強さや凄まじい能力を見せたキャラがランクインしています。キャラの簡単なプロフィールと共に、作中で見せた能力や強さを解説していきます。

最強キャラ30位は、近藤勲です。「真選組」の局長で豪快な性格が特徴の近藤勲は、作中では志村妙のストーカーとしてギャグ回に多く登場します。しかし、その戦闘能力は、荒くれ者だった真選組を組織として束ねる程、仲間思いで確かな剣の腕前の持ち主です。主人公の坂田銀時も近藤勲の統率力と身体能力を密かに尊敬しています。

最強キャラ29位は、猿飛あやめです。『銀魂』の作中では、「さっちゃん」の愛称で呼ばれる坂田銀時のストーカーで、残念な美人として登場します。本来は暗殺などを請け負うくノ一で、元御庭番として活動する程の実力者です。将軍暗殺篇では、苦無やまきびしなどを武器に優秀な忍者としてその強さを見せました。

最強キャラ28位は、岡田似蔵です。岡田似蔵は、過激派の攘夷集団「鬼兵隊」に所属する盲目の剣士として登場します。視力はありませんが、代わりに耳や鼻の感覚が常人より鋭くなっていて、「人斬り似蔵」の通り名で有名な居合の達人です。紅桜篇で、人工知能を持った妖刀を使い坂田銀時と死闘を繰り広げますが、刀に侵食され倒されました。

最強キャラ27位は、坂本辰馬です。坂本辰馬は、宇宙を飛び回って貿易を行う商人で、「株式会社快援隊商事」という会社を立ち上げた人物として登場します。心の広い楽天家で、何事にも前向きなポジティブ思考の持ち主ですが、元は坂田銀時達と共に攘夷戦争に参加した攘夷志士です。出番は少ないですが、剣の他に銃も扱い、仲間の為に先陣を切って戦う程の強さがあります。

最強キャラ26位は、柳生九兵衛です。女性である柳生九兵衛ですが、代々将軍家に仕える剣の名門「柳生家」の時期当主として、厳しく育てられたエリート剣士として登場します。非常に真面目な性格をしていて、小柄ながら高い身体能力と剣術の腕前を持っています。素早い身のこなしから繰り出す攻撃は、真選組の副長である土方十四郎をも圧倒する程です。

最強キャラ25位は、柳生敏木斎です。柳生九兵衛の祖父で、柳生家の先代当主として登場します。『銀魂』の作中では、老人である為かあまり強そうな見た目はしていませんが、現役時代は柳生九兵衛以上の強さを誇る剣士だったようです。年老いてもその腕前は健在で、坂田銀時との真剣勝負で勝った数少ない人物です。

最強キャラ24位は、河上万斉です。河上万斉は、「鬼兵隊」でナンバー2とも言われる剣豪で「人斬り万斉」の異名を持っています。音楽プロデューサーとしても活動していて、サングラスやヘッドフォンを身に付けているのが特徴です。最終話へと続く烙陽決戦篇と銀ノ魂篇では、高杉晋助を助け、激しい死闘を繰り広げました。

最強キャラ23位は、佐々木異三郎です。警察組織「見廻組」で局長を務める佐々木異三郎は、「三天の怪物」の異名を持つ文武両道のエリートとして登場します。作中ではほとんど笑うことがない冷酷なキャラで、剣の他に銃の扱いも得意としています。最終話にも直結するさらば真選組篇では、真選組や今井信女を守る為に命がけで戦いました。

最強キャラ22位は、坂田金時です。坂田金時は、万事屋メンバーの志村新八と神楽が仕事をしない坂田銀時の代わりに、カラクリ技師の平賀源外に依頼して制作してもらった精巧なカラクリ人形です。仕事熱心で坂田銀時とは正反対な真面目な性格をしていて、正式名称は「超合金製完全体坂田銀時弐号機」といいます。人間の記憶を操作するという危険な能力を持っていた為、平賀源外に封印されますが、アルタナ解放軍との決戦の際に再起動して坂田銀時に協力する活躍を見せます。

最強キャラ21位は、エリザベスです。万事屋の定春と共に『銀魂』のマスコット的存在として有名なエリザベスは、攘夷党の桂一派に所属する宇宙生物です。可愛らしい見た目とは裏腹に、口から物騒な武器を出して攻撃したり、自ら死地の乗り込むようなワイルドな一面もあります。最終話となる銀ノ魂篇では、央国星という星の第一皇子で本名は「ドラゴニア」であることが判明し、桂小太郎と共に共闘しています。

30～21位には、主人公である坂田銀時の頼れる仲間やライバルが多くランクインしていました。意外な能力を持ったキャラもいて、ギャグ回で登場する時とは雰囲気が違うと感じたキャラもいます。ここからは、『銀魂』最強キャラランキング20～11位の発表です。さらに強いキャラとしてランクインしているのは、どんなキャラ達なのでしょうか。プロフィールと強さを見ていきましょう。

最強キャラ20位は、朧です。朧は、天導衆の暗殺部隊「天照院奈落」で首領で最強の暗殺者として登場します。人間ではありますが、虚の血を分けてもらったことで生き長らえ、何度も死の淵から蘇って坂田銀時達と交戦しています。不死身じみた能力と優秀な暗殺者としての能力を併せ持つキャラです。

最強キャラ19位は、斎藤終です。オレンジのアフロヘアーが印象的な斎藤終は、寡黙で掴みどころのない人物ですが、真選組で三番隊の隊長を務める実力者です。作中では、二刀流の剣士として描かれていて、真選組一の剣術使いである沖田総悟からも一目置かれています。さらば真選組篇では、真選組を守る為にエリザベスと共闘して活躍していました。

最強キャラ18位は、西郷特盛です。西郷特盛は、「かまっ娘倶楽部」という店を経営するオカマとして登場します。「鬼神マドマーゼル西郷」という名前でかぶき町の四天王を務めていますが、かつて攘夷志士として攘夷戦争に参加した過去を持っています。屈強な体付きから分かる通り、拳一つで敵を圧倒する強さを持ち、アルタナ解放軍相手に互角に戦う活躍を見せました。

最強キャラ17位は、服部全蔵です。将軍家に仕えていた御庭番衆の元頭を務めていた服部全蔵は、素早い身のこなしの忍者として登場します。作中では、「摩利支天（まりしてん）」の名で知られる優秀な忍で、最終話へと繋がる将軍暗殺篇では、忍者としての実力を遺憾なく発揮しました。忍の中では最強ですが、長年痔を患っていて、肛門に対しての攻撃には極端に弱い一面もあります。

最強キャラ16位は、沖田総悟です。沖田総悟は、真選組の一番隊隊長として、物語の序盤から活躍しています。整った顔立ちですが、ゲスな性格をしていて、戦闘力の高い夜兎族である神楽とも対等に戦う能力を持っています。性格や戦い方に難はありますが、剣の腕前は副長の土方十四郎も認める真選組一の強さを誇っています。

最強キャラ15位は、桂小太郎です。桂小太郎は、江戸で活動する反幕府勢力「攘夷党」の党首として登場します。冷静でクールな性格をしていて「狂乱の貴公子」などと呼ばれていますが、少々天然気味な言動も多いです。作中では激しい戦闘シーンが少ないですが、最終話となる銀ノ魂篇では本気で戦う桂小太郎の姿を見ることができます。

最強キャラ14位は、吉田松陽です。吉田松陽は、幼少期の坂田銀時達の先生として登場するキャラで、作中では故人です。文武両道で誰にでも優しい性格の人物として誰からも慕われていましたが、無実の罪で幕府に捕らえられてしまい死刑となりました。作中での登場シーンは非常に少ないですが、坂田銀時達に大きな影響を与えた重要人物です。

最強キャラ13位は、今井信女です。今井信女は、見廻組の副長を務める佐々木異三郎の部下として登場します。美少女ではありますが、元暗殺者だったこともあり、無感情で任務を遂行する殺しのエリートです。佐々木異三郎の死を受けてからは、感情が徐々に戻りつつあり、最終話となる銀ノ魂篇では、警察庁の長官となっています。

最強キャラ12位は、屁怒絽です。屁怒絽は、万事屋の裏隣りで花屋を営む天人として登場します。鬼のような見た目と屈強な体付きで、見るからに強そうな屁怒絽は、「荼吉尼族（だきにぞく）」という戦闘民族です。性格は礼儀正しく優しいですが、身体能力は見た目通りパワフルで人間とは比べ物にならない程の強さを持っています。

最強キャラ11位は、土方十四郎です。真選組で副長を務める土方十四郎は、「鬼の副長」と呼ばれる程厳しく、周囲から恐れられています。剣の腕前は、沖田総悟にも引けを取らない程の実力を持っていて、戦況を見て臨機応変に戦うことができる頭脳の持ち主です。言葉遣いは悪いですが、仲間思いで一途な性格の為、『銀魂』でも屈指の人気キャラとなっています。

20～11位には、最終話に向けて活躍したキャラが多くランクインしていました。『銀魂』の物語序盤から登場していたお馴染みのキャラや見た目が最強と思われるキャラもいて、見ていて面白いランキング結果でした。ここからは、遂に上位10～4位までの発表です。作中で圧倒的な強さを見せたキャラや主要キャラが続々とランクインしています。プロフィールと一緒に能力や強さを見ていきましょう。

最強キャラ10位は、泥水次郎長です。かぶき町のヤクザ「溝鼠組」で組長を務める泥水次郎長は、かぶき町四天王の1人でもあります。かなりの年長者ですが、目にも止まらぬ居合の技を使い、坂田銀時とも互角に戦う剣の腕前の持ち主です。攘夷志士として第一次攘夷戦争に参加して生還した過去を持っていて、全盛期は今以上の強さを誇っていました。

最強キャラ9位は、高杉晋助です。高杉晋助は、攘夷志士の中で最も過激な集団「鬼兵隊」の首領として登場します。物語の序盤では、万事屋や真選組と敵対していて、部下を指揮する頭脳派として活躍していました。最終話に近付くにつれ、攘夷戦争の時のような荒々しい戦い方を見せ、冷酷さが際立つようになります。

最強キャラ8位は、神楽です。『銀魂』のメインヒロインとして活躍する神楽は、戦闘力の高い民族「夜兎族」の1人として登場します。可愛らしい外見とは裏腹に、毒舌家で怪力の持ち主であり、作中でも圧倒的な強さを見せています。普段は無意識に夜兎族の能力をセーブしていますが、一度解放すると凶暴化して自制を失ってしまいます。

最強キャラ7位は、阿伏兎です。阿伏兎は、夜兎族の一人で、天人による犯罪組織「宇宙海賊春雨」で第七師団の副団長として登場します。飄々とした性格ですが、情に厚く、自分勝手な行動が目立つ団長の神威の世話役でもあります。吉原炎上篇や将軍暗殺篇では、坂田銀時達と互角に戦い合う程の能力を持っています。

最強キャラ6位は、鳳仙です。吉原炎上篇にて登場した鳳仙は、大柄の夜兎族で、𠮷原では「夜王（やおう）」の名で有名な人物として登場します。宇宙海賊春雨の幹部でもあり、神威の師匠でもあります。宇宙最強の傭兵である星海坊主と、三日三晩戦い続けても勝敗が決まらなかったという過去がありる程の実力者です。

最強キャラ5位は、坂田銀時です。坂田銀時は、『銀魂』の主人公で、普段はやる気のない言動で周囲を呆れさせていますが、情に厚くて大切なものを守る為に命を懸ける熱い性格をしています。かつては「白夜叉」の名で活躍していた攘夷志士で、剣術は自己流ですが並大抵の人では敵わない程の剣の腕前を持っています。最強ランキングでは5位ですが、公式の人気ランキングでは1位を獲得しています。

最強キャラ4位は、神威です。宇宙海賊春雨で第七師団の団長を務める神威は、神楽の兄として登場します。常に笑顔を浮かべていて穏やかな青年という印象を受けますが、実際には実の父親である星海坊主をも殺そうとする程の戦闘狂です。最終話に繋がる烙陽決戦篇では、鬼兵隊と共闘し、宇宙規模の親子喧嘩を勃発させました。

ここまで、『銀魂』の最強キャラ27人の能力や強さを紹介してきました。そして、いよいよここからは3～1位の発表となります。主人公の坂田銀時やヒロインの神楽達を抑えて、最強キャラとなったのは一体どんなキャラ達なのでしょうか。最終話に向けて圧倒的な強さを見せた最強キャラ3人を遂に発表します。

最強キャラ3位は、星海坊主です。神楽と神威の実父で、宇宙の危険生物を狩る最強のスナイパーとして登場します。星海坊主というのは仕事の時の名前で、本名は「神晃（かんこう）」といいます。ギャグ回でも圧倒的な強さを見せつけている星海坊主は、最終話に繋がる烙陽決戦篇において、神威と激しい戦いを繰り広げる活躍を見せました。

最強キャラ2位は、江華です。神楽と神威の母親で、最強の夜兎族の江華は、アルタナの影響で不死身の体を手に入れたキャラとして登場します。夜兎族の母星である徨安（こうあん）にいる限り不死身であり、星海坊主と出会うまではたった1人で生きていました。大柄の惑星寄生種「オロチ」を1人で59匹も狩る程の強さを持ち、さらに徨安にいれば死ぬこともない為、最強の女性キャラです。

最強キャラ1位は、虚です。虚は、『銀魂』の世界で500年もの間生き続けている不死身の存在として登場します。『銀魂』のラスボス的な存在で、アルタナの影響で死ねない体となっている為、自分の死を求めて過ごしていました。坂田銀時達が先生と慕う吉田松陽は、虚の創り出した人格の1つで、最終話では坂田銀時達と死闘を繰り広げます。

『銀魂』でメインヒロインとして活躍している神楽は、物語の序盤から宇宙最強の戦闘民族・夜兎族として登場しています。物語が進むにつれ、様々な能力を持つ強者キャラが増えていく中、最終話まで「夜兎族の戦闘力が宇宙で最強」という設定をずっと維持していました。今回の最強ランキングでも、上位10位に夜兎族のキャラが6人も入る結果となっています。虚に不死身という設定がなければ、江華が最強キャラ1位となっていたと言われていました。

『銀魂』では、剣術や身体能力の強さだけでなく、精神面の強さがキャラの強さに直結しています。その為、過去の経歴や周囲の環境によって強靭的な力を手に入れたキャラも多く、今回の最強キャラランキングでは、そういった面も考慮して選出されています。単純に戦闘力だけで比べてみると、また違った結果になるかもしれないと言う意見もありました。

最終話までに500人を超えるキャラが登場した『銀魂』ですが、最強キャラは誰なのかと考えた結果、多くの読者が屁怒絽ではないかと思っているようです。大柄で鬼のような恐ろしい見た目をしている為、屁怒絽が最強キャラ1位と思われるのは当然の結果だとも言われています。元々、戦闘狂の荼吉尼族である屁怒絽は、単純な戦闘力だけで見れば屁怒絽が1位でもおかしくないとの意見が多く挙がっていました。

様々な能力や強さを持つキャラが大勢登場する『銀魂』で、最強キャラ1位に選ばれたのは、不死身の体を持つ虚でした。最終話に近付くにつれ、今まで以上に強力なキャラが続々と登場し、その中で上位を占めたのは不死身であったり驚異的な身体能力を持つキャラとなりました。『銀魂』は、ギャグ回も面白いですが、シリアスな長篇回も見どころが満載です。是非、キャラの強さにも注目して長篇回を読んでみて下さい。