【銀魂】タイトルがやばい!メッセージ性の塊?厳選タイトル集!
「銀魂」の特徴の一つとしてタイトルが独特な文章や名言になっています。ネタ満載のタイトルや思わず共感してしまうタイトル、本編を強く表すタイトルなど種類は様々です。この記事ではそんな「銀魂」のタイトルについて特に印象に残る厳選タイトルを紹介していきます。
目次
【銀魂】タイトルがセンス抜群!
漫画・アニメ・実写映画など様々な場所で展開する「銀魂」ですが、その中でも独特なタイトルが印象に残るという人もいると思います。
漫画『銀魂』とは
漫画『銀魂』は週刊少年ジャンプに2004年から2018年、その後専用アプリで2019年に完結した作品です。天人と呼ばれる宇宙人が襲来した江戸時代末期を舞台に万事屋の坂田銀時を中心とした活躍を描いていきます。ストーリーの多くはパロディや下ネタを含んだコメディですが、長篇ではバトル漫画と言っていいほど激しくシリアスな戦いが繰り広げられるという二つの面で楽しめる作品になっています。
アニメや実写映画『銀魂』シリーズも人気
そんな原作漫画を元に2006年から期間を空けつつ2018年まで「銀魂」がアニメ化され、アニメ劇場版も原作の最終巻までを描くものも含め、全部で三作品が公開されました。また、映画による実写「銀魂」は2017年と2018年の二回公開されており、小栗旬や菅田将暉といった豪華俳優陣が銀魂キャラクターを演じることで話題になりました。様々なメディア展開で人気である作品です。
『銀魂』のタイトルはメッセージの宝庫
実写映画を除く「銀魂」では1話ごとに必ずタイトルが付けられており、ネタ度が高いものからメッセージ性の強いものまで様々なタイトルが揃っています。基本は原作漫画の第何訓のタイトルがアニメにそのまま採用されていますが、中にはアニメオリジナルのタイトルも存在します。そんな「銀魂」のタイトルは読者・視聴者の心に残るものが多く、「銀魂」ファン以外にも刺さる名言も多数存在します。
【銀魂】厳選タイトル一覧:Part1
それでは銀魂の厳選タイトルを後ろの話数から見ていきます。一見するとネタのように見えて、実は核心を付いているタイトルが多数あります。
第240話「人は忘れることで生きていける」
原作漫画『銀魂』の第三百三十九訓のタイトルで銀時が六股をかけてしまう「不祥事篇」の最終話となるタイトル。前話となる第239話及び第三百三十六訓「忘年会でも忘れちゃいけないものがある」とは対となるタイトルで、忘年会で泥酔したことから六股をかけることになった銀時を待つオチは忘れた方が良かったものになっています。現実に当てはめても忘れた方が生きやすいこともあると共感できるタイトルです。
第230話「ここのタイトルもメールのタイトルみたいなトコも考えるのメンド臭え」
原作漫画『銀魂』の第三百三十五訓のタイトルで万事屋の面々が携帯電話を持つことになるお話。タイトルは今やあまりしなくなったメールのやり取りに関する愚痴と恐らく空知先生が思うタイトルそのものへの愚痴で、確かに三百を超えるタイトルを毎回考えるのは面倒くさいと思います。一方のメールのタイトルも毎回考えるのは大変なもので、空知先生の中でこの面倒くささが似ていると思ったのかもしれません。
第200話「サンタクロースの赤は血の色」
原作漫画『銀魂』の第二百九十訓のタイトルでクリスマスに自分のところにサンタクロースが来ないことを嘆く神楽のために、銀時や星海坊主を始めとする様々なサンタが訪ねてくる回。作中では星海坊主が血まみれになりますが、もちろん本当のサンタの服がそういう意味の色合いではありません。現実のサンタを考えると親御さんの苦労は血がにじむようなものと捉えることもできまうs。
第191話「自由とは無法ではなく己のルールで生きること」
原作漫画『銀魂』の第二百七十七訓のタイトルで銀時と桂が猫(近藤はゴリラ)になってしまう話のタイトルです。「ホウイチ篇」の中では中間の話数となっていますが、そのタイトルのメッセージは自由をやりたい放題と刺し違えず、自分の生き方に従うことだというものです。猫になっても自分の信念を変えず動こうとする銀時たちを表している意味合いもあると思います。
第169話「導かれしバカたち」
原作漫画『銀魂』の第二百五十訓のタイトルで「たまクエスト」の終盤にあたる回。コンピューターウイルスの影響でドット絵になってしまったたまを救うため、体内のRPGのような世界でウイルス駆除を目指す話であり、このタイトルは1990年に発売された「ドラゴンクエストIV 導かれし者たち」から取っています。話の中でもドラクエパロディが多数あり、「銀魂」らしいタイトルと言えます。
【銀魂】厳選タイトル一覧:Part2
続いてアニメ「銀魂」シーズン其ノ参の中で印象的なタイトルを挙げていきます。コメディからシリアスまで揃ったラインナップです。
第147話「全ての大人達は全ての子供達のインストラクター」
原作漫画『銀魂』の第二百二十九訓のタイトルで「吉原炎上篇」の戦いから力不足を感じた新八と神楽が悩む回。そんな二人に対して銀時たち大人が様々な形で参考になったり、ならなかったりするアドバイスをしていきます。子供は周りの大人を見て育つとよく言われるもので、その立場はまさしくインストラクターと言えます。銀時たちは新八や神楽にとって本当の親ではありませんが、多くの影響を与えているのもこのタイトル通りです。
第142話「人生は選択肢の連続」
原作漫画『銀魂』の第二百十七訓のタイトルで「吉原炎上篇」において阿伏兎と遭遇した万事屋が銀時を先に行かせるため、新八と神楽で戦いを挑む回。作中でも阿伏兎が「人生は重要な選択肢の連続だ」と発しており、戦いの中で新八と神楽は選択を迫られながら徐々に追い込まれていきます。このタイトルは現実にも当てはめることができ、些細なことから重要なことまで私たちの人生は何かしらの選択をしていることになります。
第126話「文字でしか伝わらないものがある」
原作漫画『銀魂』の第二百三訓のタイトルで「文通篇」の最初の話数となるタイトルです。これに続く第二百五訓及び第127話「会わないとわからないこともある」、第二百六訓及び第128話「会ってもわからないこともある」と関連したタイトルになっており、直接会うよりも文字だからこそ伝えられる何かがあるのは共感できます。話の中でも文通としてのやり取りの方が飾らないで済んだところもあって深い意味のあるタイトルです。
第115話「夏休みは始まる前が一番楽しい」
原作漫画『銀魂』の第百七十四訓のタイトルで漫画では「夏休み特別編」、アニメでは「竜宮篇」と銘打たれたエピソードの最初の話です。海の監視員として夏を楽しむ雰囲気だった銀時たちですが、そこから大きな騒動に巻き込まれることになります。そのタイトルは銀時たちの心情を表しているところもありますが、現実の夏休みも始まる前はワクワクするのに、始まると残り日数を考えてしまうことからこのタイトルの気持ちがわかります。
第110話「人は皆 自分という檻を破る脱獄囚」
原作漫画『銀魂』の第百九十四訓のタイトルで難攻不落の監獄・獄門島に捕らわれてしまった桂が脱獄を試みる回。話としては終始桂の世界全開の回ですが、そのタイトルは深い意味合いが読み取れます。自分という檻を破れば何か新しいものが見えてくることもあり、そんな自分の才能を出すために努力する時も人生にはあるものです。そんな意味が伝わるタイトルですが、この回のオチはなかなかひどいものになっています。
【銀魂】厳選タイトル一覧:Part3
厳選タイトル3つ目には人気長篇の中でも真選組が活躍する話数のタイトルが多数あり、思わずエピソードを思い出してしまうものです。
第105話「何事もノリとタイミング」
原作漫画『銀魂』の第百六十八訓のタイトルでアニメの方は「真選組動乱篇」の最終話のタイトルです。真選組と浪士たちの戦いが続く中、銀時と河上万斉の戦いも終盤を迎えており、タイトルにある「ノリ」は万斉がよく口にする言葉でもあります。そして、そんなタイトルの意味はノリとタイミングさえあれば何事も上手くいったり、失敗しても平気だったりすることだと思います。動乱を起こした伊東もそれが合えば違った結末になっていたかもしれません。
第103話「長所と短所は紙一重」
原作漫画『銀魂』の第百六十二訓のタイトルで「真選組動乱篇」において呪いにかかりトッシーになっていた土方が覚醒する回。そのタイトルは現実でも覚えがあることで、よく喋る人は長所として見れば社交性はありますが、短所として見ればうるさく感じる人もいるものです。「真選組動乱篇」では近藤が優しく人を信じる性格であることから騙されてしまった経緯もあり、まさしく長所が短所になっています。
第92話「人の短所を見るより長所を見つけられる人になれ」
原作漫画『銀魂』の第百五十二訓のタイトルで松平片栗虎を狙う殺し屋”亀”が中心となる話のタイトルです。一つ前とストーリーの繋がりはありませんが、タイトルとしては長所・短所を扱ったものであり、表裏一体にもなる特徴や個性を見るなら長所を見た方が良いということです。
第87話「私と仕事どっちが大事なのとかいう女にはジャーマンスープレックス」
原作漫画『銀魂』の第百三十二訓のタイトルで「ミツバ篇」の後半となる回。タイトル自体は男性の思いをギャグ風に書いたものですが、かつて両片思いであった土方とミツバの二人に当てはめると、ミツバは自分よりも土方の道を優先しており、このタイトルとは真逆のことを言っています。
第86話「羊数えるの自体に夢中になったりして、結局眠れないことも多い」
原作漫画『銀魂』の第百二十九訓のタイトルで「ミツバ篇」となる回。話としては親友はいないのかと心配するミツバに沖田総悟が銀時を紹介するというものです。そのタイトルは実際羊を数えることはなくとも眠ろうと考えれば考えるほど眠れなくなるのはあるあるです。
第81話「女の一番の化粧は笑顔」
原作漫画『銀魂』の第百二十三訓のタイトルでアニメの方は「柳生篇」の最終話のタイトルです。お妙の奪還をかけた銀時・新八と九兵衛・敏木斎の最終決戦を描いており、そのラストシーンはタイトル通りに笑顔で終わるものになっています。どんなお化粧よりも笑顔が一番というのは納得してしまう言葉です。
【銀魂】厳選タイトル一覧:Part4
厳選タイトル4つ目は今までのタイトルの中でも最長のタイトルも含まれており、どちらかというとギャグ寄りなタイトルが多めとなっています。
第75話「仕事のグチは家でこぼさず外でこぼせ!って言うからちょっとこぼさせてもらうけどね「侍の国」僕らの国がそう呼ばれていたのは今は昔の話…とか言って始まったこのアニメもはや一年半。 あんな事こんな事いろんな事があったよね。 で、そろそろ色々振り返ってもいいかなーと思ったのに「チェッ、なんだよ総集編かよ、手抜きじゃね?」とかアニメだって作るの大変なんだから文句言うのやめなさい!」
このタイトルはアニメ「銀魂」のオリジナルタイトルであり、文章の中盤にあるように総集編の際に付けられたタイトルです。第75話がアニメ「銀魂」シーズン其ノ弐の折り返しにあたり、打ち切りになりそうだった事実が知らされたり、これより前の74話を一気に振り返ったりしています。タイトルの文章にはアニメ制作側の切実な思いが込められているのかもしれません。
第73話「そんなに松茸って美味しいもんなのか一度よく考えてみよう」
原作漫画『銀魂』の第四十一訓のタイトルで松茸狩りに来た万事屋が摩理之介というハンターに出会うことで一つの騒動が起こる話。そんな回ではありますが、そのタイトルは松茸を否定するものになっています。「香り松茸、味しめじ」とも言われるように松茸は高級であるものの、本当に美味しいかは疑問である人もいるかと思います。
第72話「犬の肉球はこうばしい匂いがする/かもしれない運転でいけ」
前半は原作漫画『銀魂』の第百二十六訓、後半は第百二十五訓のタイトルで定春の恋の話と桂が免許を取る話のセットになっています。特に後半は桂があらゆる出来事に対して「かもしれない運転」を発揮する非常にシュールな回です。両方とも現実の事実ではありますが、前半のほのぼの感に対して、後半は良いことを言っているのにギャグっぽく見えるのは話のせいかもしれません。
第71話「消せないデータもある」
原作漫画『銀魂』の第百四十六訓のタイトルで「芙蓉篇」の最終話となるタイトルです。後に準レギュラーとなるたまが登場する話で、全体的な内容はシリアスなものでした。そんな「芙蓉篇」の内容を表すタイトルでもあり、現実でもいろんな意味で消せないデータが電子機器にも人の記憶にもあると思います。
第67話「走り続けてこそ人生」
原作漫画『銀魂』の第八十七訓のタイトルで走り続けないといけない体質を持つ飛脚の天人・魔破のり子との騒動を描く回。そんなのり子の体質はまさしくタイトル通りですが、その意味でなくとも何か目標に向かって走り続けることが人生だという格言めいた言葉として捉えられます。
【銀魂】厳選タイトル一覧:Part5
厳選タイトル5つ目は原作漫画『銀魂』としては序盤のエピソードが多くなっています。この辺りは原作の話数とアニメの放送順が異なっていることが多かったのです。
第53話「ストレスはハゲる原因になるがストレスをためないように気を配るとそこでまたストレスがたまるので結局僕らにできることなんて何もない」
原作漫画『銀魂』の第二十二訓のタイトルで後に登場する火消しの辰巳との話が展開されます。辰巳が拾われた火消し「め組」の頭の頭がハゲていることからこのタイトルが付けられたと予想できますが、話としてはギャグを交えつつも感動的なものになっており、銀時らしさも垣間見える回です。タイトルの意味としてはストレスを貯めないようにストレスという身近に感じることもある言葉になっています。
第49話「ギャンブルのない人生なんてわさび抜きの寿司みてぇなもんだ」
原作漫画『銀魂』の第七十訓のタイトルでカジノで身ぐるみ剥がされた銀時とマダオが名ギャンブラーと呼ばれるツキヨミの勘兵衛と出会う回。後にの登場するかぶき町四天王の一角である華陀が登場する話でもあります。そんなタイトルは話に合わせたギャンブルに関することで、賭け事をしない人にはわからないかもしれませんが、要するに人生には多少のスリルがあった方が面白い時もあるという意味だと考えられます。
第39話「メニューが多いラーメン屋はたいてい流行っていない」
原作漫画『銀魂』の第五十五訓のタイトルで後に桂が度々訪れる「北斗心軒」の女主人・幾松が登場するお話。幾松がラーメン屋であることからタイトルもラーメンに絡めたものになっていますが、メニューが多いことはこだわりがないと思われることから流行りづらいという空知先生の意見です。実際は全てのラーメン屋がそうとは言い切れませんが、何となく共感する人もいるかもしれません。
第31話「どうでもいい事に限ってなかなか忘れない」
原作漫画『銀魂』の第五十訓のタイトルで銀時が記憶喪失になってしまう衝撃の話の前半です。タイトルは万事屋や周りの人のことを全て忘れてしまった銀時に沿ったものになっており、確かに覚えようと思ったことよりも笑い話にもならないようなことの方が記憶に残っているのはよくあることのように思います。
第23話「困ったときは笑っとけ笑っとけ」
原作漫画『銀魂』の第二十七訓のタイトルでアニメの方は坂本辰馬が初登場する回のタイトルです。常に笑っている辰馬に合わせたタイトルになっており、現実には笑っているだけでは済まないこともありますが、困り過ぎず辰馬のように笑ってポジティブに考えることもあると思います。
【銀魂】厳選タイトル一覧:Part6
厳選タイトル6つ目はお馴染みのキャラクターたちとの最初の出会いとなる回もあり、ストーリーを思い出すと懐かしく感じてしまうタイトルです。
第22話「結婚とは勘違いを一生涯し続けることだ」
原作漫画『銀魂』の第四十訓のタイトルで猿飛あやめが初登場する話です。一夜を共にしてしまったと思った銀時が責任を取って結婚しようとする流れですが、その状況は全て勘違いでした。そんな話に合わせたタイトルは結婚後の話であり、幸せなイメージのある結婚はずっと勘違することであるとしています。実際に結婚生活が始まると相手の嫌なところが見えてしまう夫婦もいることから勘違いしたままの方が幸せなこともあるのかもしれません。
第18話「ああ やっぱり我が家が一番だわ」
原作漫画『銀魂』の第二十八訓のタイトルで下着泥棒である変態ふんどし仮面との戦いを描いた回。タイトルはそちらではなく、冒頭に新八が旅行から帰って来たことから付けられたタイトルで、現実でも仕事や遠出をして家に帰るとなんだかんだ家が一番と思うので共感する人も多いと思います。
第17話「親子ってのは嫌なとこばかり似るもんだ」
原作漫画『銀魂』の第三十一訓のタイトルで平賀源外、そして高杉晋助が初登場する回。タイトルは源外の過去に絡めたものであり、現実でもそういったことを親子共に感じることはあると思います。
第16話「考えたら人生ってオッさんになってからの方が長いじゃねーか!怖っ!」
原作漫画『銀魂』の第十六訓のタイトルで長谷川がマダオと呼ばれ始めたきっかけになる回。そんなマダオに合わせたタイトルは空知先生の心の叫びのようなもので、若いと呼ばれる時期が20代くらいであるのに比べてオッさんと呼ばれる時期は30過ぎて以降お爺さんになるまでの長い期間になります。
第13話「コスプレするなら心まで飾れ」
原作漫画『銀魂』の第十四訓のタイトルで人捜しの依頼を受けた万事屋が天人との騒動に巻き込まれていく話のタイトルです。騒動の結果、新八と神楽を捉えられてしまいますが、銀時とキャプテンカツーラが変装して乗り込んだことで事なきを得ます。そんな変装に合わせたタイトルですが、この回の桂は完全にキャプテンカツーラになっており、タイトルを実践しています。
【銀魂】厳選タイトル一覧:Part7
厳選タイトル7つ目は「銀魂」のタイトルと言えばこのタイトルを思い出す人も多い序盤のタイトルが揃っています。
第7話「ペットは飼い主が責任をもって最後まで面倒を見ましょう」
原作漫画『銀魂』の第二訓のタイトルでハタ皇子やマダオになる前の長谷川が登場し、ペット探しをすることになる回。ハタ皇子が動物好きであることからペットに絡めたタイトルになっており、ペットを飼うなら絶対に心掛けるべき言葉です。
第5話「ジジイになっても名前で呼び合える友達を作れ」
原作漫画『銀魂』の第五訓「ジジイになってもあだ名で呼び合える友達を作れ」を元にしたタイトルで、桂や真選組の面々が初登場する回。銀時は桂のことをヅラと呼ぶので、原作タイトルではあだ名となっていますが、反対に桂は銀時と呼ぶので名前でも間違いありません。現実でも歳を取ってから親しい仲でいられる友人が作れれば幸せなことです。
第4話「ジャンプは時々土曜に出るから気を付けろ」
原作漫画『銀魂』の第三訓のタイトルでまだ万事屋に加入していない神楽が初登場する回。そのタイトルは現実でも時々起こる週刊少年ジャンプの発売日がズレる話で、毎週ジャンプを楽しみにしている人ほど刺さる言葉になっています。
第3話「天然パーマに悪い奴はいない」
原作漫画『銀魂』の第一訓のタイトルという記念すべき一回目のタイトル。銀髪の天然パーマである主人公・坂田銀時を表すタイトルであり、現実での真偽はともかくとして、「銀魂」という作品においては納得してしまう言葉です。後の「金魂篇」では三百七十二訓及び第253話の「ストレートパーマに悪い奴はいない」というタイトルまで乗っ取られています。
第1話「てめーらァァァ!!それでも銀魂ついてんのかァァァ!」
こちらはアニメの第1話と第2話がスペシャルで放送されたこともあり、オリジナルで付けられたタイトルです。その内容はよく見ると下ネタのような気もしますが、侍のような銀の魂を持つ人であるかと問うタイトルはある意味「銀魂」らしいタイトルと言えます。
【銀魂】タイトルに対する世間の評判
ここでは「銀魂」のタイトルについて世間がどのような感想を抱いているか評判を見ていきます。教訓にしたり、ネタとして見たりと感じ方は人それぞれのようです。
「銀魂」のタイトルの中でも第一訓のタイトルである「天然パーマに悪いやつはいない」は最初のタイトルであることから印象に残っている人が多くいました。原作漫画『銀魂』の最終話では「天然パーマにロクな奴はいない」という形で締めており、第一訓を思い出させる締めは「銀魂」ファンの間で盛り上がりました。
現実と一番リンクしていると言ってもいい「ジャンプは時々土曜に出るから気を付けろ」は実際にそうなった時に思い出す人がたくさんいました。時には公式アカウントでもさらりと使っていることもあり、「銀魂」を知っているかまではわかりませんが、広く使われる名言のようになっています。
「銀魂」のタイトル形式を何度も見ていると日常に出てくるそれらしい文章が「銀魂」のタイトルや台詞にあったような気がする人も多くいました。本物もギャグっぽいタイトルがあることからどんな文章でもある程度の長さがあると見えてしまうのは「銀魂」ファンあるあるかもしれません。
【銀魂】タイトル関連の情報
最後に漫画やアニメ以外で「銀魂」のタイトルやそれに関連するものについての情報を紹介していきます。
タイトルがプリントされたTシャツも話題に
「銀魂」のタイトルは過去にプリントしたTシャツを作っており、「てめーらァァァ!!それでも銀魂ついてんのかァァァ!」や「天然パーマに悪い奴はいない」を含めた全55種類が2010年から2011年にかけて計4弾にわたり販売されました。一見すると、よくある文字Tシャツですが、その内容は見る人が見ればわかるものになっており、「銀魂」ファンの間でも話題になりました。
作者はタイトルだけでなくファンへのコメントも潔い
「銀魂」のタイトルはアニメオリジナルを除き作者の空知先生が考えていますが、その空知先生が単行本の話の間で質問コーナーを設けており、ファンへのコメントもタイトルのような潔さがあります。例えば、実写映画の「銀魂」が大ヒットした質問に対して、作者側には一銭も入って来ないことを明かしており、更にはコスプレ映画と言い切るなどキレキレのコメントを公開しています。
タイトルからも伝わるバランス感
「銀魂」はギャグとシリアスが良いバランスで楽しめる作品ですが、ここまで紹介したタイトルもギャグ感のあるものと核心を付いたものがあるように絶妙なバランス感で成り立っています。これがどちらか片方に偏ると、くどいタイトルになってしまうことから両方があるところも「銀魂」らしさです。
【銀魂】タイトルはもはや名言レベル
今回は「銀魂」のタイトルを紹介していきましたが、タイトル自体のインパクトの強さや漫画・アニメの内容と合わせて印象深いものばかりです。紹介したタイトルには該当する話数を書いているので、タイトルで気になった回や詳しく見返したい人はぜひ原作漫画やアニメの「銀魂」を見てみましょう。
この記事のライター
十文字猛
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