ギャグアニメのおすすめ人気ランキング!面白いポイントやあらすじを紹介
過去から現在に至って数多くある日本のギャグアニメの中から、おすすめの50作品を人気順にランキング形式で紹介します。またランクインしたギャグアニメ作品の面白いポイントと、そのあらすじなども解説していきますので、ぜひご覧ください。
目次
ギャグアニメのおすすめ人気ランキングTOP50~41!面白いポイントも紹介
アニメ大国といわれる日本には、国内最古のアニメーションとされる100年以上前の『塙凹内名刀之巻』という作品があります。2分ほどの短編ながらコミカルな内容であり、ギャグアニメの元祖ともいうべき作品でした。ここから始まった日本のギャグアニメから人気50作品を一挙に紹介します。まず始めは50位から41位までの作品について、見ていきましょう。
50位:のうりん
50位にランクインした『のうりん』は、小説家の白鳥士郎によるライトノベルからヤングガンガンで漫画化され、2014年にテレビアニメ化された作品です。岐阜県立田茂農林高等学校が舞台の、高校生たちによるラブコメ作品で、アイドルオタクの主人公・畑耕作が熱をあげるアイドルにそっくりな転校生と出会うところから物語が始まります。ギャグやパロディ、下ネタなどの要素の中に日本の農業の抱える問題をも取り上げる、ちょっと硬派な作品でした。
49位:天才バカボン
ギャグ漫画として今なお有名な赤塚不二夫の漫画『天才バカボン』を原作としたアニメ作品です。テレビアニメは1971年の『天才バカボン』から2018年の『深夜!天才バカボン』まで5作品が制作されています。バカボンのパパをはじめとしてバカボン一家とその他ユニークなキャラがナンセンスギャグやシュールなギャグを繰り広げる作品でした。バカボンのパパの「これでいいのだ」が、すべてを丸め込んでしまう決め台詞のギャグアニメです。
48位:ガヴリールドロップアウト
『ガヴリールドロップアウト』は漫画家うがみによる作品で、ちょっと変わった学園コメディ作品です。アニメはTOKYO MXほかで2017年1月から全12話+OVA2話が公開されました。天界で首席だった天使ガヴリールが、修行のために人間界の静岡の高校に通ったことで様々な楽しみを知り、ドロップアウトしてしまうお話です。ガヴリールは堕天使ならぬ駄天使を自称してしまうことになります。
47位:ダンベル何キロ持てる?
『ダンベル何キロ持てる?』は、サンドロビッチ・ヤバ子の原作、MAAMの作画による漫画がアニメ化された作品です。タイトルから想像がつく、筋トレギャグ作品ともいうべきアニメで、2019年7月から全12話で放映されました。なお原作漫画は「マンガワン」「裏サンデー」で連載中です。主人公でぽっちゃり気味の女子高生・紗倉ひびきが、心惹かれたゴリマッチョなトレーナーが所属する本格トレーニングジムに入り、筋トレにのめり込む物語です。
46位:苺ましまろ
2005年7月にテレビアニメ化され大人気となった『苺ましまろ』も、漫画が原作となっています。アニメは全12話が放映され、のちにOVAが全3巻で発売されています。『苺ましまろ』では静岡県浜松市を舞台に、一見普通の日常のようで実はシュールな世界が、5人の少女を中心に描かれていました。キャッチコピーの「かわいいは、正義!」は一世を風靡し、ファンによる聖地巡礼でも知られる作品でした。
45位:となりの関くん
森繁拓真の漫画作品が原作のギャグアニメ『となりの関くん』は、授業中にこっそり遊ぶ関くんを、隣の席に座る主人公・横井るみの視点が捉えるというアニメでした。2014年1月からテレビ東京ほかで、10分のショートアニメとして放映されました。窓際の最後列で授業中に遊びに興じる関くんの隣で、その様子が気になって授業に集中できない横川さんに共感できる人も少なくなかったでしょう。
44位:荒川アンダー ザ ブリッジ
2004年からヤングガンガンで連載された『荒川アンダー ザ ブリッジ』は2010年4月から第1期、2010年10月から第2期がそれぞれ全13回ずつ放映されたアニメです。人に借りを作らないよう教えられて育った世界的企業の御曹司・市之宮行は、荒川で溺れかけたところを自称「金星人」のニノに救われます。これがきっかけで2人は恋人同士になり、荒川の橋の下に住むことになりました。ここから始まる常識はずれの人間たちとの暮らしを描くラブコメ作品として人気でした。
43位:よんでますよ、アザゼルさん。
一見可愛いマスコット的な悪魔が、えげつないほどの下ネタとブラックユーモアで暴れる爆笑作品が『よんでますよ、アザゼルさん。』です。久保保久による漫画がアニメ化され、人気を呼びました。主人公はアザゼル篤史という犬のような下級悪魔で、お笑いにこだわりがあります。悪魔が主人公だけに単に面白いだけでなくスプラッターホラー的な楽しみが味わえることも魅力ポイントなギャグアニメです。
42位:天体戦士サンレッド
2008年、テレビ神奈川から放送を開始した『天体戦士サンレッド』は、神奈川県川崎市を舞台にしたギャグアニメです。キッズステーションやBSフジでも放送された本作は、くぼたまことによる同名の漫画が原作でした。主人公は正義の味方サンレッドですが、悪の組織フロシャイム側の視点から描かれる点がポイントとなっています。正義のサンレッドと悪のフロシャイムが性質的に逆転している描写がなんとも笑える作品でした。
41位:うる星やつら
週刊少年サンデーで連載され、大人気となったテレビアニメが1981年から放送された『うる星やつら』は、高橋留美子の代表作の1つです。主人公は諸星あたるですが、おすすめキャラはなんといってもラムちゃんでしょう。当初の予定ではラムちゃんの登場は最初だけだったようですが、その人気ぶりで本当の主人公ともいえるほどのキャラを確立しています。単なる学園ものに収まらない、奇想天外な展開が人気のポイントでした。2024年1月からフジテレビのノイタミナ枠で第2期がスタートする予定です。
ギャグアニメのおすすめ人気ランキングTOP40~31!面白いポイントも紹介
ギャグアニメは本当に数多くあり、その面白いポイントも作品によってまるで違ってきます。ここまで50位〜41位まで紹介していきましたが、それぞれの作品の中でお気に入りや爆笑ものはランキングされていたでしょうか。さて、ここからは40位〜31位までの作品を紹介していきます。ギャグアニメとしての笑いのポイントもますますバラエティに富んだものとなっていくでしょう。
40位:+チック姉さん
『+チック姉さん』(ぷらすちっくねえさん)は、現在ヤングガンガンに連載中の漫画からアニメ化された作品です。プラモデルを頭に乗せた模型部の3人娘のお話で、舞台はTHE市のTHE高校となっています。アニメはテレビ放送ではなく、ヤングガンガンの公式サイトやYouTubeなどでwebアニメとして全12話が配信されています。主人公の源間色絵(色枝)が破天荒で下品ながら世話好きという点で笑えるポイントとして高いでしょう。なお頭にプラモを乗せるのは単行本8巻の時点で止めてしまっています。
39位:らき☆すた
美水かがみの4コマ漫画が原作の『らき☆すた』は、2007年4月からチバテレビなどの独立局で放映され、大人気となったギャグアニメです。2008年にはOVA版も発売されました。主人公の泉こなたたち高校生の日常を描く学園ギャグといった内容ですが、元が4コマ漫画なので気軽に笑えるというポイントが楽しい作品でした。
38位:這いよれ! ニャル子さん
『這いよれ! ニャル子さん』はラブコメですが、原作者の逢空万太によると「ラブクラフトコメディ」の略ということになっています。要は元ネタがラブクラフトの「クトゥルー神話」という架空の神話とのことです。主人公が男子高校生の学園ラブコメでツンデレ要素もありますが、根っこの部分が邪神の物語という点がブラック的というポイントが笑えるし、神話好きにもおすすめできるギャグアニメです。
37位:ディーふらぐ!
不良グループのリーターがふとしたきっかけでゲーム製作部(仮)に入り、ドタバタな学園生活を送る『ディーふらぐ!』は、春野友矢の漫画からアニメ化されたギャグアニメでした。2014年1月よりテレビ東京などでテレビ放映されたほか、web配信も行われました。主人公の風間堅次は学園一の不良なのに、ゲーム製作部(仮)で最も常識人だというギャップが爆笑を誘うポイントです。
36位:アリス探偵局
童話や昔話の人物がアニメキャラとして登場し、他愛もない怪事件を解決してもらう推理ギャグアニメが『アリス探偵局』でした。1995年から1997年にかけてNHK『天才てれびくん』のアニメコーナーで放送されました。花屋の娘アリスと、その居候で探偵の江戸川写六、その助手でうさぎの少年イナバが事件を解決します。爆笑というより童話を好む人には面白いと感じる作品でしょう。
35位:ジャングルはいつもハレのちグゥ
月刊少年ガンガンに連載された金田一蓮十郎による漫画が原作のギャグアニメ『ジャングルはいつもハレのちグゥ』は、文字通りジャングルが舞台のシュールなギャグで笑える作品です。テレビ東京で2001年4月より全26話が放送されました。主人公でジャングルに住む10歳の少年ハレと、正体が不明であるヒロインのグゥによるドタバタなコメディ作品は、シュールなギャグが好きな方におすすめの作品といえるでしょう。
34位:Back Street Girls−ゴクドルズ−
漫画家で経営者のジャスミン・ギュによる作品が原作となった『Back Street Girls−ゴクドルズ−』は、極道が女性アイドルになってしまう異色のギャグアニメとして、また映画やドラマとして展開されました。暴力団の若手組員3人がヘマした落とし前として、性転換手術と全身整形のよって裏路地アイドルにされてしまう斬新さが極道としての悲哀よりブラックな爆笑を誘ってしまいます。
33位:SKET DANCE(スケットダンス)
人助けを目的とした高校生による部活動をコミカルに描いた『SKET DANCE(スケットダンス)』は、篠原健太による漫画が原作です。校内のトラブルや相談事のために活躍する学園生活支援部の3人組「スケット団」の活躍は、変な依頼があったりなかったりでグダグダな時もあります。2009年の11月からテレビ東京などで全8回が放送されました。お気楽に面白いギャグアニメを楽しみたい方におすすめします。
32位:ボボボーボ・ボーボボ
すでにタイトルからしてギャグアニメ感が満点の『ボボボーボ・ボーボボ』は、澤井啓夫による同名の漫画が原作となっています。マルハーゲ帝国の支配から髪の毛の自由と平和を守るために立ち上がった鼻毛真拳の使い手ボボボーボ・ボーボボの活躍を描く不条理ギャグ作品は、西暦300X年が舞台という未来のお話です。登場キャラが爆笑もののギャグアニメとして人気を博しました。
31位:ちおちゃんの通学路
主人公の女子高生、三谷裳ちおの通学路で待ち受ける様々な困難との戦いがテーマの『ちおちゃんの通学路』は、川崎直孝の漫画を原作とする学園もののコメディ作品です。高校生の通学路が舞台というユニークで鋭い視点が魅力ポイントとなるアニメとして人気になりました。高校時代の通学で、毎日遅刻との戦いに挑んでいた人におすすめしたいギャグアニメです。
ギャグアニメのおすすめ人気ランキングTOP30~21!面白いポイントも紹介
ここからは人気ランキングも中盤へと差し掛かっていきます。40位〜31位までの作品からも感じ取れますが、往年の名作から最近の作品まで幅広いギャグのポイントがあることを実感できたのではないでしょうか。これから上位の人気作品が登場してきますが、おすすめの爆笑アニメの中にお気に入りの作品も出てくるでしょう。懐かしいギャグに再び触れるのも悪くないかもしれません。
30位:ポプテピピック
まんがライフWINに連載されている大川ぶくぶの4コマ漫画作品がアニメ化されたのが『ポプテピピック』です。漫画のキャッチコピーもそうでしたが、アニメ版のキャッチコピーは「世界一無駄な30分」など、かなり過激なものが決められていました。作品の内容としては、14歳のポプ子とピピ美によるブラックユーモア・風刺ギャグ・ナンセンス・パロディなどが展開されます。おすすめポイントは、なんといっても豊富な声優陣の贅沢すぎる共演でしょう。
29位:アホガール
全教科0点を取ってしまうアホの女子高生・花畑よしこが周囲を巻き込みながら、幼なじみでもう1人の主人公の阿久津明からツッコミや制裁を受けてしまう『アホガール』は、学園ギャグアニメとして人気でした。漫画家兼イラストレーターのヒロユキが描いた同名の作品が原作です。どうやって高校に入学てきたのかが不思議なくらいアホで、己の本能的欲求に忠実な女子高生とバナナが好きな方におすすめします。
28位:キルミーベイベー
漫画家・イラストレーターのカヅホの漫画デビュー作品『キルミーベイベー』は、2012年1月からアニメ化されました。普通の高校生・折部やすな、その友人となった殺し屋の少女ソーニャ、同じく殺し屋で忍者の呉織あぎりが中心となって織りなすギャグやバイオレンスが売りの作品です。アニメ化当初はそれほど話題にもなりませんでしたが、コアなファンによる地道な活動で徐々に人気が出てきたギャグアニメでした。
27位:撲殺天使ドクロちゃん
タイトルからして穏やかではない『撲殺天使ドクロちゃん』は、おかゆまさきのライトノベルが原作の学園ギャグアニメとしてOVA作品が発売されました。一見普通の中学2年生である草壁桜と、彼女の机の引き出しから突如現れた天使のドクロちゃんによる愛と血の撲殺コメディです。主人公の草壁桜は、将来においてロリコンの世界を作るための副作用で不老不死の技術を開発し、カミサマに近づく人間に認定されて命を狙われる身です。ドクロちゃんは彼女の抹殺を目的とした天使でした。撲殺する天使が気になる人におすすめです。
26位:それでも町は廻っている
東京都大田区丸子で暮らす女子高生の嵐山歩鳥の日常を描くコメディ作品『それでも町は廻っている』は、エピソードの合間に宇宙人や幽霊などの超常的なものやミステリー要素をスパイス的に含んだ物語です。主人公である嵐山歩鳥はアルバイトで喫茶店シーサイドのウェイトレスをしていますが、アルバイトを通じて様々な人々と触れ合います。日常の中の超常にちょっと憧れる方におすすめのギャグアニメです。
25位:WORKING!!
『WORKING!!』は2005年からヤングガンガンに連載された、高津カリノの4コマ漫画でした。アニメは2010年からTOKYO MXほかで放映されました。北海道のファミリーレストラン「ワグナリア」を舞台に、ワグナリアで働く人々を描くアルバイトギャグアニメです。主人公の高校生・小鳥遊宗太(たかなしそうた)がアルバイトするワグナリアで、クセのあるスタッフに囲まれながらツッコミ役をこなします。笑えるアルバイトをお求めの方におすすめします。
24位:瀬戸の花嫁
昭和歌謡曲に同名のタイトルがありますが、こちらの『瀬戸の花嫁』は木村太彦による漫画が原作になっています。基本は人魚とのラブコメですが、ギャグや任侠ものの要素が盛り込んであります。主人公の満潮永澄が海水浴で溺れたところを人魚であり、極道の跡取り娘でもある瀬戸燦に助けられてから物語が始まりました。そして人魚の掟を守るため2人は結婚することになります。人魚と任侠とギャグが好きな方におすすめしたい笑えるアニメです。
23位:Dr.スランプ アラレちゃん
1980年代に一大ブームを巻き起こした大人気ギャグアニメ『Dr.スランプ アラレちゃん』は、鳥山明の漫画『Dr.スランプ』が原作です。「んちゃ!」や「バイちゃ!」といったアラレちゃんの挨拶も流行しました。架空の村であるペンギン村を舞台に、主人公の女の子型ロボット則巻アラレを中心に、たくさんのキャラが大暴れする賑やかな作品です。
22位:クレヨンしんちゃん
5歳の幼稚園児が主人公のギャグアニメ『クレヨンしんちゃん』は、現在も大人気放送中の作品です。2022年に放送30周年を迎え、今なお衰えない人気はこれから先もテレビに映画にと映像作品としてみんなに元気と勇気と笑いを届けててくれるでしょう。いつもマイペース、愉快で笑えるしんちゃんは誰にでも愛されるおすすめキャラです。
21位:生徒会役員共
その8割が下ネタという氏家卜全による4コマ漫画が原作のギャグアニメ『生徒会役員共』は、2010年7月から第1期が、2014年1月から第2期が、TOKYO MXほかで放映されました。元々女子校だった私立桜才学園の、癖の強い生徒会の人物たちを描いた物語は高校時代に充実した青春を送れなかった人におすすめしたい学園下ネタギャグアニメです。
ギャグアニメのおすすめ人気ランキングTOP20~11!面白いポイントも紹介
ここからはギャグアニメの上位20位から上にランキングされた作品の紹介になります。まずは20位から11位までをご覧いただきましょう。ここから紹介していく作品には面白いのはもちろんですが、爆笑できるポイントを押さえた新作・旧作のアニメがどんどん登場します。できることなら全作品をチェックしてみてくdさい。
20位:ゾンビランドサガ
佐賀県のために立ち上がった少女7人がゾンビのアイドルという『ゾンビランドサガ』は、2018年10月に第1期が、2021年4月に第2期が公開されたオリジナルのギャグアニメです。主人公をはじめメンバー全員が仏滅に亡くなっている共通点があります。ソンビならではの苦労と数々の災難に遭いながらも蘇る、まさにゾンビそのもののアイドルアニメです。ゾンビとアイドルが好きという欲張りな方におすすめしたい人気の作品といえるでしょう。
19位:聖☆おにいさん
アニメだけではなくドラマにもなった『聖☆おにいさん』は中村光による人気漫画が原作です。目覚めた人・ブッダと神の子・イエスの2人の主人公が、世紀末を乗り越えたことでしばらく人間界でバカンスを取るという設定で、舞台は東京の立川になっています。2人が安アパートの松田ハイツでルームシェアをして暮らすという日常をコミカルに描きますが、仏教やキリスト教以外の登場キャラがいますので、宗教に興味のある爆笑好きの方におすすめします。
18位:ケロロ軍曹
今ではちょっと昔の作品に感じる『ケロロ軍曹』ですが、原作漫画は月刊少年エースで元気に連載中です。吉崎観音の原作で漫画連載からスタートして、アニメは2004年4月から2011年3月までに全357話がテレビ東京ほかで放送されました。ギャグアニメの本作ですが、SFやファンタジーなどの要素も詰め込まれ、お茶の間を爆笑させてくれました。なお原作で描写されている過激な表現はアニメではマイルドに仕上げられています。とはいうものの、笑えるポイントはしっかり押さえた大人気作品でした。
17位:増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和
すでにタイトルで作者と内容が語られているとおり『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』は月刊少年ジャンプで連載されているギャグ漫画が原作のアニメです。2005年2月から第1期がスタートし、2010年1月の第4期までがキッズステーションで(第4期のみは読売テレビでも)放送されました。OVA版も発売されています。笑えるポイントは歴史的偉人や有名人を登場させた名作のパロディという点なので、歴史好きの人にもおすすめしたい作品です。
16位:ぐらんぶる
ギャグアニメ作品としては珍しく、スキューバダイビングを題材とした『ぐらんぶる』は、漫画誌のgoodアフタヌーンに連載中の作品が原作になっています。アニメは2018年7月から全12話が毎日放送ほかで放送されました。大学進学を機に、叔父の経営するダイビングショップに居候することになった主人公・北原伊織が、スキューバを愛する男たちと暴走してしまう内容です。そんな学生時代を経験した人には思わず笑える作品でしょう。
15位:月刊少女 野崎くん
椿いづみ作の4コマ漫画が原作の『月刊少女 野崎くん』は、2014年7月に深夜アニメとしてテレビ東京で全12話が放送されました。漫画は配信サイトのガンガンONLINEで現在も連載中です。女子高校生の佐倉千代が思い切って隣のクラスの野崎梅太郎に告白したことから物語は始まります。野崎はプロの少女漫画家で、告白はファンとしてのものだと勘違いされ、千代は野崎のアシスタントになってしまいます。学園もので笑える作品が好きな方におすすめします。
14位:坂本ですが?
高校入学早々、全生徒から注目を浴びる存在「坂本」を中心に人情ギャグが展開する『坂本ですが?』は、原作漫画が読み切り作品であるにもかかわらず、読者人気の高さゆえに連載になったという作品です。主人公の坂本は美少年かつ成績優秀・スポーツ万能で、クール&スタイリッシュな振る舞いと、全てが完璧な高校生です。しかも人智を越える多くの能力の持ち主という超人的な存在なのですが、なぜか下の名前が不明瞭になってしまう不思議な人物です。笑えるほどに完璧な人間が好きな方におすすめします。
13位:かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~
赤坂アカの漫画を原作とした『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』は、アニメのみならず映画の公開もされているので、ご存知の方も多いでしょう。名門校の生徒会長とその副会長の恋の告白をめぐってやきもきするやりとりがファンにはおなじみの展開です。学園ラブコメで頭脳戦が好きな人には思わず笑える物語です。
12位:男子高校生の日常
『男子高校生の日常』は、タイトルを一見すると特に珍しさを感じない作品に思われるかもしれません。学園ものだしギャグアニメだし、よくある題材と侮ってはいけません。よくある題材は女子高生の学園ものなのであり、男子高校生がメインの作品は極めて稀なのです。特別なキャラや特異な状況ではなく、大爆笑するような作品ではないかもしれませんが、思わず笑える日常の男子高校生を描いた本作は男性なら面白さがわかるでしょう。
11位:監獄学園(プリズンスクール)
女子風呂を覗いた罪で懲罰棟(プリズン)に投獄されてしまった5人の男子高校生による過酷な学園生活を描いた漫画が原作の『監獄学園』は、2015年7月からTOKYO MXほかで全12話が放送されました。舞台の私立八光学園は首都圏で有数の進学校で、規律が厳しい全寮制の学校です。元々は女子校で、共学になってから入学した男子が5人、その全員が懲罰棟行きになるという物語でした。脱獄するも最終的には監獄行きになってしまいます。そんなブラックユーモアに笑える人におすすめです。
ギャグアニメのおすすめ人気ランキングTOP10~4!面白いポイントも紹介
ギャグアニメのおすすめ人気ランキングもいよいよ10作品を残すのみとなってきました。ここからはベスト3に惜しくも届かなかっった10位から4位までの作品を紹介しましょう。いずれ劣らぬ名作ギャグアニメ、順位はその時の運というべきかもしれません。ここまで残ったアニメなら知らぬ人もいないくらいの知名度があるでしょう。
10位:あそびあそばせ
中学2年生の女の子3人が主人公の『あそびあそばせ』は、涼川りんの漫画作品が原作のギャグアニメです。一見すると可愛らしいキャラたちですが、これがなかなかの曲者で、顔芸やシュールギャグが満載の作品となっています。スポーツ万能で成績優秀な本田華子、外国人のふり(中身はまったくの日本人)をしている転校生オリヴィア、寡黙なクラスメート野村香純が仲良くなり、爆笑ものの物語が始まります。
9位:ヒナまつり
『ヒナまつり』は桃の節句のひな祭りとは全くベクトルの違う作品で、SFギャグともいうべきアニメです。原作は大武政夫による漫画で、漫画誌のFellows!(のちのハルタ)に連載されていました。未来から飛ばされてきた強力な超能力を持つ少女ヒナと、若手のインテリヤクザ新田義史が中心となって物語が進みます。ヤクザの新田より超能力少女のヒナが暴走する面白さで爆笑必至の作品となっています。
8位:女子高生の無駄づかい
女子高生の日常を描くのではなく、女子高生の無駄な日常を描いているのが『女子高生の無駄づかい』というギャグアニメです。なんとなく疎遠になってしまった田中望・菊池茜・鷺宮しおりの3人が、さいのたま女子高等学校で再会し、他の個性豊かなキャラたちとともに無駄な日々を過ごすというアニメでした。元々はニコニコ静画に投稿された作品が人気を得てコミック配信サイトで掲載され、アニメ化されたものです。無駄な時間こそ貴重だと思える方に面白いと感じてもらいたい作品です。
7位:はたらく魔王さま!
人間世界をあと一歩で征服というところ、女勇者によって絶体絶命のピンチに陥った魔王サタンが、腹心の部下アルシェルとともに異世界をさまよい、辿り着いてのが現代日本の東京だったというのが『はたらく魔王さま!』の設定です。女勇者も魔王を追って現代の東京へと現れますが、どちらも本来の力を発揮できないまま東京での生活に明け暮れるのでした。ファンタジー世界への住人の魔王がフリーターとなって働くギャップが爆笑を産む作品です。
6位:斉木楠雄のΨ難
超能力を持つ高校生・斉木楠雄が周りに振り回され、ツッコミ役となるギャグアニメ『斉木楠雄のΨ難』は、麻生周一による漫画が原作となっています。2016年から2019年にかけて第1期・第2期・完結編・ψ始動編がテレビ東京やNetflix(ψ始動編)で放送されました。主人公の斉木楠雄は3日足らずで人類を滅ばせるほどの超能力者ですが、その周りの人物が異能者すぎて斉木が気苦労するという展開でした。苦戦する超能力者で爆笑したい方におすすめのアニメです。
5位:この素晴らしい世界に祝福を!
暁なつめのライトノベルが原作となっている『この素晴らしい世界に祝福を!』は、いわゆる異世界転生系の作品で、その面白さからアニメ化されました。2016年1月から第1期が、2017年1月から第2期がTOKYO MXほかで放送され、2024年に第3期の放送が予定されています。高校生の佐藤和真が事故で命を落とし、展開の女神アクアから異世界への転移を持ちかけられるところから物語は始まります。ダークな性格の主人公を面白いと思う方におすすめできるギャグファンタジーです。
4位:ワンパンマン
どんな強大な敵もパンチ1発で倒してしまうヒーロー・ワンパンマンの活躍を描いた『ワンパンマン』は、ヒーローアクションギャグアニメ作品です。2020年にはハリウッドで実写版映画の製作予定があると報道されるほど、国際的な人気作品になりました。アニメは2015年10月に第1期が、2019年4月に第2期がテレビ東京ほかで放送され、現在第3期の放送も予定されています。頭髪を失いながらも最強のヒーローとなったサイタマに爆笑ポイントを見出したい方におすすめします。
ギャグアニメのおすすめ人気ランキングTOP3!面白いポイントも紹介
ギャグアニメのおすすめ人気ランキングもついにトップ3までやってまいりました。ここまでくれば、あとはお好みの差ともいうものかもしれません。数ある強豪作品を制しトップの座を射止める作品とは、一体何なのでしょうか。ここからは残る3つのギャグアニメをじっくりとご覧ください。
3位:日常
不条理でシュールな日常が描かれる、あらゐけいいちの漫画が原作となった『日常』は、2011年4月からテレビ愛知ほかで全26話が放送されました。作品の主な舞台は(作者の出身地である群馬県の)県立時定高校です。登場人物の大部分が変わった個性を持ち、想像もつかないような奇想天外な出来事に翻弄されてしまうパターンが基本の展開です。群馬と爆笑とシュールさに魅力を感じる方には絶対におすすめできる作品となっています。
2位:おそ松さん
赤塚不二夫のギャグ漫画『おそ松くん』が原作となっている『おそ松さん』は、赤塚テイストを継承しつつ、成長した松野家の6つ子を描いたギャグアニメです。成長したとはいうものの、6つ子はみな20歳を過ぎても就職しないでニート生活をエンジョイしています。昔なじみのイヤミやちび太、トト子たちも元気全開で暴れ回っているのでした。今後も新作を制作し、面白い6つ子たちの活躍に期待したいものです。
1位:銀魂
映えある1位に輝き、ギャグアニメの頂点に立ったのは『銀魂』でした。ギャグアニメ好きなら誰もが認める面白い作品といえるでしょう。万事屋銀ちゃんを営む坂田銀時を主人公として、メインキャラをはじめとする賑やかなキャラたちが暴れまくる様子は爆笑なくして見られません。アニメは2006年4月からテレビ東京ほかで放送が開始され、2018年7月からの第4期まで続きました。SFあり時代劇ありのギャグアニメは老若男女のどなたにもおすすめできる爆笑作品です。
ギャグアニメに対する世間での評判や人気
ギャグアニメの人気おすすめランキングも無事に1位までを紹介することができましたが、ここではギャグアニメに対する世間の評判や人気について、どんな意見を持っているのか探っていきましょう。その中には共感できる意見や参考になる意見もあることでしょうが、参考にしてみることは悪くないはずです。
今回はランキングに入ってはいませんでしたが、漫画もアニメも公開当時は大人気でした。見た時の年齢と、内容を楽しめる年齢にギャップが生じていたのが残念です。そう考えると昔の名作ギャグアニメを見てみることは新たな魅力の発見につながるのかもしれないことがわかります。
日本に限らず公開されるアニメに対して、ある程度の制約があるのは仕方ないことです。それでも最近は深夜枠のアニメが放送されることもあって、自由度も少し高くなった作品も出てきているのではないでしょうか。
確かに、アニメを見るのに強制されることはありません。自由に見てその結果嫌いになってしまう作品のジャンルもあることでしょう。それでも自分が気付かなかった魅力に触れる機会は増やしておいて、損はないともいえるでしょう。
ギャグアニメは爆笑必至の笑える面白い作品が多かった
笑いのツボは人それぞれですが、それでも人気の高い作品というものは多くの人に面白いと思わせるだけの笑いのクオリティがあるのでしょう。現在は過去のギャグアニメと触れられる機会や見られる可能性が多くなってきているので、食わず嫌いせずに貪欲なくらいに作品を見倒していくのも悪くないのではないでしょうか。
この記事のライター
zedafenrir
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