アニメの中で最強キャラは誰？チート級な強さを持つ登場キャラなどを紹介

バトル系や格闘系のアニメファンなら誰もが一度は「最強のキャラは誰だ？」と空想したことがあるでしょう。それを実際にやってしまうのがこの記事です。数々の有名アニメ作品の中から、チートな技や能力を含め、強い者を集めて上位50名をランキング形式で発表します。まずは50位から41位までの強者10名を紹介していきましょう。

最強キャラの50位として登場したのは『呪術廻戦』の狗巻棘です。人気はあるけど準一級の彼がなぜ？と思われるかもしれませんが、狗巻棘には体術的な強さも相当なレベルに達しているという長所があり、体術と呪言を総合して見ればかなりの強さを持っているといえるでしょう。彼の持つ内在的な強さをも加点して50位になりました。

49位にランクインしたのは超有名な『ONE PIECE』で、モンキー・D・ルフィの最初の仲間となったロロノア・ゾロでした。世界最強の剣豪になるべく、ミホーク超えを目指している現時点ではまだ最強に達したとは言えないでしょうが、そうだとしても最強キャラ49位としての強さを持っていると言えるしょう。やがては全盛期のレイリーを超える力をつけることになるのかもしれません。

『転生したらスライムだった件』で、リムルが転生後に最初に遭遇した魔物、それがヴェルドラ＝テンペストです。彼はドラゴンに神と呼ばれ、世界に4体しかいないと言われる竜種の1体であるということだけで、その強さを察することができるでしょう。実際、人間からは天災級の力を持つと恐れられています。リムルの強さはそのヴェルドラを捕食したことが関係しているだけあり、最強クラスにふさわしい強さといえます。

『るろうに剣心』の主人公・緋村剣心の師であり、最強の流派「飛天御剣流」の正統後継者・比古清十郎が最強キャラにランク入りしました。作中の最強の敵だった志々雄真実との対戦はありませんでしたが、もし対戦すれば本人の言う通り、志々雄真実を倒せたのだろうと推測できる腕を持ちます。主人公の強さを超えるチート的な存在でありながら表立って戦わないところが飛天御剣流の継承者らしさを感じさせてくれます。

ドラゴンボールの世界の中で、すべての神々の頂点に立つ全王の側近として仕える大神官は、すべての天使の父親であり、天使の長となる存在です。破壊神ビルスや孫悟空たちの指南を務めるウイスは彼の息子ですが、ウイス本人が大神官には足元に及ばないというほどの実力を持っているそうで、ビルスやキテラの攻撃を指1本で止める様を見れば納得できる強さといえそうです。

『ドラゴンボール超』の宇宙サバイバル編では悟空やベジータと壮絶な戦いを繰り広げたジレンは、マッチョな宇宙人グレイというシンプルな見た目ながら、第11宇宙代表として登場しました。第11宇宙の最強戦士であり、その強さは破壊神をも凌駕しているともいわれています。悟空たちの第7宇宙との最終決戦では凄まじいほどの力を見せつけ、悟空の"身勝手の極意"と互角以上に戦いました。

ベジットは悟空とベジータが、界王神の持つイヤリング状の秘宝"ポタラ"を装着することによって合体・出現した存在です。単純に2人の力を合計した以上の強さを持つのはフュージョンによる合体のゴジータと同様ですが、ポタラによる合体の方がより合体時間を長く保てる分、長期戦闘に優位と推測されます。魔人ブウ編で初登場したベジットは、その圧倒的な強さでブウを翻弄しました。

ドラゴンボール劇場版アニメ『神と神』で初登場した破壊神ビルスは、同じ神といえども創造神として対をなす界王神を遥かに凌駕する戦闘力を有しています。スーパーサイヤ人ゴッドになった悟空より圧倒的であり、スーパーサイヤ人ブルーで8割ほどというビルスの強さは、破壊神として申し分ないものでしょう。なお付き人の天使ウイスはビルスの師匠であり、ビルスより強いということです。

『幼女戦記』の主人公であるターニャ・デグレチャフは9歳の少女ですが、元は日本のサラリーマンが生まれ変わった姿です。ターニャとして生まれた時からサラリーマンだった記憶を有していますが、魔法の素質を見出されために魔導師として軍人になり、初陣で化け物といわれるほどの戦績を記録します。その後、魔導大隊の隊長となり同時に中佐へと昇進するのですが、9歳の少女が軍人として士官にまで昇格するのは尋常ではない強さといえるでしょう。

ブロリーはドラゴンボールの劇場版オリジナルキャラとして有名です。悟空やベジータと同じくサイヤ人の生き残りですが、2人を遥かに凌ぐ潜在的な強さを持っています。そのため1対1の戦闘では悟空もベジータもブロリーには敵いません。『ドラゴンボール 超ブロリー』では、2人がスーパーサイヤ人ブルーのゴジータになることでブロリーの撃退に成功しましたが、ドラゴンボールのキャラで一番底知れないキャパシティを秘めているのはブロリーでしょう。

まずは序盤の50位から41位までの10名を紹介しましたが、最強のキャラはここからが本番といえるのかもしれません。とはいえ50位から41位までのキャラも十分に最強の称号を得る資格があるだけのチート能力を持っています。ここからはさらに強さで有名な、40位から31位までの最強キャラたちを見ていくことにしましょう。

『幽遊白書』における雷禅は、魔界三大妖怪の1人として魔界の均衡を保つ存在でしたが、その全盛期には最強の妖怪として有名だったようです。およそ700年前から食料である人間を食べていないため、現在では力も衰え死を待つ身となっていました。他の魔界三大妖怪である骸と黄泉は、第1回魔界統一トーナメントで敗退し、優勝したのが雷禅の喧嘩仲間だった煙鬼です。その煙鬼によれば雷禅の本当の強さは骸や黄泉の遥か上をいくとのことですから、想像を絶する強さだったことは間違いないでしょう。

悟空とベジータがフュージョンによって合体した姿がゴジータとなります。劇場版アニメ『復活のフュージョン』に初登場したゴジータは、スーパーサイヤ人3の悟空で歯が立たなかったジャネンバを一撃で撃破する力を披露します。よく議論になるのがベジットとゴジータの強さの比較ですが、作者の鳥山明によれば心と心が1つとなるフュージョンの合体の方が、ポタラによる合体より強いとのことです。ただしフュージョンでは合体時間に30分という制限があるため、短期決戦でのみ有効と言えるでしょう。

海外でも大人気で有名な漫画・アニメ作品『FAIRY TAIL』の中で、最強キャラといったらアクノロギアで決定でしょう。実力の面からいえば、彼1人で全ギルドの魔導士と戦っても勝ててしまうほどのものです。主人公のナツには敗北しますが、それは仲間の協力あっての勝負だったからです。アクノロギアは元々人間でありましたが、竜の返り血を浴びたために自らが竜になったくらいですがら、最強キャラとして申し分ないエピソードといえます。

見た目は可愛らしい少女でありながら、その力は一瞬で一国を滅ぼすほどの威力を持っているのが『転生したらスライムだった件』の最強キャラの1人であるミリム・ナーヴァです。無邪気な性格で楽しそうなものに興味津々であるため、子供のように思えますが、最古の魔王であり竜神族の頂点に立ちます。他の魔王と比較しても桁違いの強さなので、見た目によらない危険な力の持ち主です。

『鋼の錬金術師』の主人公エドワード・エルリック（以下エド）は最強キャラといえないのではないかという意見もあるようですが、そんなことは決してありません。エドは錬成陣を用いずとも手を合わせるだけで錬金術を行使できる天才であり、これを行使できる人物は数えるほどしかいません。臨機応変な戦術を使うだけの頭脳を持ち、体術の面でも申し分のない強さを持ちます。それなのに強さが感じられないのは、エドの戦いに対する覚悟の問題かもしれません。最強キャラの資格は十分です。

『SAO』の中で数々の困難や強敵と立ち向かい、乗り越えていくことによって成長していった主キリトも、まぎれもない最強キャラの1人ということができます。キリトの戦闘スタイルは二刀流で、素早い動きと柔軟な対応力を駆使してどんな相手にも必ず勝利していきました。こういう点は剣聖として有名な宮本武蔵を彷彿とさせます。そのキリトが作中内で覚醒するシーンがありますが、この時のキリトほど最強キャラという言葉が似合うものはなかなかいないでしょう。

『鬼滅の刃』で1人だけ別次元の強さを持っていたのが、日の呼吸の始祖・継国縁壱です。作中の最終局面において、鬼殺隊の柱たちと戦ったラスボスの鬼舞辻無惨は、決して最強の状態ではありませんでした。なぜ最強の状態でなかったのは、継国縁壱との戦闘で瀕死の状態になるまで追い詰められたからです。最強の鬼をも瞬殺しうる継国縁壱は、最強キャラに相応しい人物だと断言してもよいでしょう。

『星のカービィ』は同名の有名ゲームから生まれたアニメです。主人公のカービィはゲームでは若者という設定でしたが、アニメでは赤ん坊のような存在になっています。実は予定より200年も早く目覚めてしまった星の戦士であり、まだ言葉もよく話せない状態です。それでもメタルナイトに強さの片鱗を感じさせるあたり、最強キャラの片鱗を覗かさせてくれます。コピーなど強力な能力を持っているカービィは、いずれ名だたる戦士として最強キャラへと変貌するでしょう。

刃牙シリーズにおいては、主人公の刃牙より圧倒的な存在感をしめす範馬勇次郎ですが、地上最強の生物と呼ばれるだけの絶大な力を持ちます。何者もこの生物に敵う者はいません。当初は傲慢な性格でしたが、物語が進むにつれて丸くなっていきました。単に性格が丸くなったのか、自分の敵になるものがいなくなったためなのかわかりませんが、性格がどうなろうと最強キャラであることに変わりはないでしょう。

今もなお有名な『北斗の拳』で北斗神拳の伝承者として、世紀末の乱世を駆け巡ったケンシロウは人気の高い最強キャラです。週刊少年ジャンプの特別編集によるデータバンクによると、握力や背筋力などは計測不能ということですが、作中での活躍を見ればそれも納得できるものでしょう。初登場時に度肝を抜いた北斗神拳の衝撃は、今もなお最強キャラの証として輝きを放ち続けています。

チートなほどの最強キャラの紹介も中盤へと差し掛かってまいりました。最強キャラといわれるほどの人物たちならば、ふとしたきっかけで大きく順位も変わってきてもおかしくないでしょう。また作品の主人公のみならず、ラスボスなどの有名キャラも登場してくるランキングなので、最強が必ずしも正義と限らないのがスリリングな楽しさがあります。では30位から21位の紹介を始めましょう。

『モブサイコ100％』の主人公、影山茂夫は内向的な性格の中学2年です。その正体は超能力者であり、その能力も他を圧倒するものであります。本人は自分の超能力をあまり肯定的に受け取ってはいませんが、いざという時は躊躇なく力を解放します。感情の起伏の度合いによってその力は強くなりますが、一番恐ろしいのが「???％」の感情暴走時です。自分の意識による制御がないため、能力が無限に強くなっているので、まさに敵なしという最強キャラにふさわしい状態になるのでした。

『進撃の巨人』では1番人気といえる人類最強の男リヴァイ・アッカーマンは、強さだけでなく人間的な魅力をも兼ね備えた最強キャラといえるでしょう。小柄で粗暴でぶっきらぼうな振る舞いをするかと思えば、仲間思いで潔癖症という意外な一面も見せてくれます。アッカーマン一族の特徴として超人的な体力を持ちますが、彼の場合は人類最強といわれるだけあり、無垢の巨人でも知性巨人でも圧倒する力を見せつけます。剣に限らずあらゆる武器を使いこなせる最強キャラの1人です。

『史上最強の弟子ケンイチ』ではヒロイン風林寺美羽の祖父であり、史上最強を誇るのが梁山泊の長老・風林寺隼人です。ただ単に史上最強というより無敵の超人というべき最強キャラの1人といえるでしょう。その実力の片鱗として、巨大ザメの数匹を瞬殺、一影九拳の拳聖から容易に背後を取ってしまう、実力の0.00002％で兼一・未羽ペアに勝ってしまうという事例があります。見た目以上の最強キャラです。

夜間は貧弱で、正午には屈強な体躯になるという特異な体質の持ち主です。七つの大罪の一員で酒場「麗しき暴食亭」のマスターをしています。日の出とともに見た目だけでなく性格も変わり、一人称も「僕→私→我」と変化します。夜から昼になるにつれ傲慢なものになり、正午になると七つの大罪の誰よりも強い存在です。特に正午からの1分間は強さのピークを迎え、別次元のものとなります。それだけに長期戦には不向きでありますが、正午からの1分間は最強キャラとして申し分のない実力を持つことは確かです。

世界的な人気を誇る『NARUTO -ナルト-』の主人公、うずまきナルトはその成長と修行によって、最強モードである六道仙人モードを習得します。六道仙人モードでは超強力な技を使えるだけでなく、治癒能力も飛躍的に向上するチートモードです。その元は六道仙人という忍の始祖が使った技といわれています。そして六道仙人の母親が本作のラスボスである大筒木カグヤというだけあり、ナルトの強さの根源が垣間見られるでしょう。

アルティメットまどかは『魔法少女まどか☆マギカ』の主人公・鹿目まどかの究極形であり、最終形態の姿です。その姿は魔法少女というより、神そのものというものでした。彼女の願いは永遠に魔女を消し去り魔法少女を救うというもので、全次元の宇宙を再構築するだけの壮大なものです。事実、全宇宙は崩壊し再構築されています。これほどのスケールを持つ最強キャラはラスボスでもそういないものでしょう。

赤髪と左目の三本傷が特徴的な大海賊シャンクスは『ONE PIECE』において最強の一角を担う存在です。ルフィの憧れであり劇場版アニメ『FILM RED』でウタの父親と判明したシャンクスは、左腕を失う前において最強剣士ミホークと互角の剣技を持つこと、最強生物といわれる百獣のカイドウが自分と互角に戦えると認識されていることなどからその強さが推測できます。最強キャラとしての資格は十分に有しているといえるでしょう。

『賢者の孫』で主人公のシン・ウォルフォードは幼い頃から、賢者・救国の英雄といわれるマーリンとその元妻メリダに育てられ、魔法の知識を吸収します。その結果15歳にして規格外の強さを手にしました。それは魔法だけでなく剣術の腕前も相当な域に達しており、魔王（魔法使いの王の略）とあだ名されるほどです。彼は転生者で、転生前は日本の20代のサラリーマンでした。

『Re：ゼロから始める異世界生活』で騎士中の騎士と呼ばれるほど、作中では最強の剣聖がラインハルト・ヴァン・アストレアです。非の打ち所がない性格と強さは最強キャラとして完璧かもしれません。5歳で剣聖の加護を授かった彼は、のちに複数の加護を持つに至ります。それだけでもラインハルトのみしかいないのに、彼は不死身の加護を持っていることも最強キャラとしてのチートさを感じさせます。

一方通行は本名不明のキャラですが『とある科学の禁書目録』で主人公格の登場人物で『とある科学の一方通行』では主役となっています。外観は華奢で力強くもありませんが、チート級の超能力で最強を誇ります。その能力はベクトル変換というもので、武力による強さではありませんが高い計算能力を駆使した物理攻撃が可能です。攻撃にも防御にも極めて強力な力といえるでしょう。

ここからは最強キャラもトップ20が登場してきます。アニメキャラの強さも苛烈を極めていきますが、その差はほんの少しのものだといえるでしょう。以降のキャラは有名なだけでなく、みんな最強と認定されても不思議はありません。それでは20位から11位までにランクされたキャラを紹介しましょう。

『ジョジョの奇妙な冒険』第5部の主人公ジョルノ・ジョバァーナが最強キャラといわれるのは、彼の絶対に諦めない強い精神力によるところもありまうが、決定打としてはスタンドの能力があるでしょう。特に物語終盤でゴールド・エクスペリエンスがレクイエム化し、進化したことがそれを如実に物語ります。スタンドの進化によって因果律をも操ることが可能になり、ラスボスが永遠に死を繰り返すという神の領域ともいえる最強さを身につけました。

キメラアントの王にして、すべての種族の頂点に立つ王と自称するのが『HUNTER×HUNTER』のメルエムです。食べた相手の能力とオーラを自分のものにしてしまったり、頭の回転が早かったり、防御力が果てしなく高かったりするチート能力の持ち主であるため、作中で勝てるものが見当たらないくらいの最強キャラとなっています。ラスボス感満点のメルエムを倒すものは誰になるのか、興味は尽きません。

未来からやってきた超有名な猫型ロボット・ドラえもんも最強キャラの1人としてランキングされました。彼は世界征服や宇宙の支配者という望みや使命を持っているものではありませんが、四次元ポケットから繰り出す道具はほぼチートといって差し支えないでしょう。ある意味チート王と呼べるかもしれません。これらの道具を有効に使えないのび太も、ある意味最強キャラと呼べるでしょう。なによりも人気の面では最強キャラで間違いありません。

忍の始祖で六道仙人と呼ばれた大筒木ハゴロモと、弟であり日向一族と大筒木一族の先祖である大筒木ハムラの母親が大筒木カグヤです。神樹に宿るチャクラの実を口にしたことから乱世を治めた存在で、兎の女神や鬼として人々から信仰と恐怖の対象になっていました。絶大なる力を得たことでその力に溺れてしまいます。ラスボスとしては最強クラスであり、宇宙人ではないかという考察もあります。

『呪術廻戦』では主人公の虎杖悠仁を器として完全復活を目論む両面宿儺は紛れもなく最強キャラといえる存在です。虎杖悠仁が両面宿儺のすべての指を取り込んだ場合に完全復活を遂げるようですが、その時の強さはどれくらいのものなのか想像がつきません。不完全な状態でも特級呪霊の漏瑚を簡単に消し去ります。元々は日本書紀にその存在の記述があるほど有名な存在であるだけに、ラスボスとしての風格は備わっています。

『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』は、タイトル通りに仕事を無理に進行させ、30時間ぶりの仮眠から目覚めたゲームプログラマーが15歳になって異世界にやってきてしまったお話です。主人公サトゥーは、この事実を受け入れて観光気分で異世界を巡りますが、彼の能力はほぼすべてがチートになっているため、たいして苦労せず最強キャラとなっています。この能力のままならばラスボスとの対決も苦労せずに済みそうです。意外と現実世界では平凡でも異世界ではチートな強さを保持する人間は多いのかもしれません。

ラスボスそのものとしか見えない『オーバーロード』の主人公アインズ・ウール・ゴウンは、元々オンラインRPG「ユグトラシル」のプレイヤーだった鈴木悟というサラリーマンでした。ゲームのサービス終了直後から、ゲーム内の世界が現実となり、鈴木悟もアインズの姿になってしまいます。その能力は支配者として申し分のないもので、最強の存在といえます。性格も本来の鈴木悟のものから異形の支配者に相応しいものへと変化し、戦闘力と合わせて最強キャラらしいパーソナルといえます。

その気になれば世界を3日で滅ぼすことが可能という超能力者の斉木楠雄は『斉木楠雄のΨ難』で周囲のツッコミ役を演じています。逆に考えれば斉木楠雄がツッコミ役をするからこそ地球は平和なのかもしれません。ツッコミ役でありながら世界を滅ぼすほどの超能力を持っている斉木楠雄について、最強だという人は少なくありません。そして最強キャラについての議論には必ずといって良いほど斉木楠雄の名が挙がります。

『呪術廻戦』の最強呪術師で人気も最強なのが五条悟です。自らを含め万人が認める最強ぶりは、生まれ持った呪術力と六眼に象徴されるように、人間の域をはるかに超えています。呪力によらない体術でも超人的な強さを持っています。なお原作漫画の人外魔境新宿決戦編で、呪いの王・両面宿儺との戦いが描かれ、その結末に全世界の『呪術廻戦』ファンに衝撃が走りました。アニメではまだ先のことになりますが、どう描かれるのでしょうか。

『武装錬金』において最強の錬金戦士といわれるヴィクターは、紆余曲折を経てラスボスとなっていました。元々は正義感の強い英雄という存在で、生身の人間時代から最強といわれました。戦いで重傷を負った際に黒い核鉄を移植されたことで彼の運命が大きく変わってしまい、誰も倒すことのできない強さを身につけてしまいます。しかし主人公の武藤カズキや錬金戦団と和解を果たしました。

最強キャラもここから佳境を迎え10名を残すのみとなってきました。まさに頂点のキャラがここにランクされているわけであり、敵も味方も主人公もラスボスも、最強キャラはここに集約されるといってよいでしょう。それでは、これから10位から4位にランキングされた最強キャラたちを紹介していきましょう。

10位は『ドラゴンボール』シリーズの主人公、孫悟空でした。原作漫画は魔人ブウ編後の天下一武道会を描いて終了しましたが、アニメはこれ以降もオリジナルのストーリーが続いています。話が進むごとに悟空は限界を超えて強くなっていきますが、意外とラスボスとの1対１の戦いで完全勝利することは少ないようです。最強キャラとして申し分ない強さではありますが、今はまだ悟空が修行の途中ということなのでしょう。

『鬼滅の刃』のラスボス鬼舞辻無惨は、驚異的な戦闘力と生命力を秘めた鬼の頭領です。かつての継国縁壱との戦いで瀕死になり、それ以降は完全復活を遂げられはしませんでしたが、それでも鬼殺隊結成以来最強といわれた柱たちと互角以上に戦ったのは、最強のラスボスにふさわしいものがありました。人間時代が病弱だった反動なのでしょうが、それだけの能力を持ちながらも完全無欠な不死身の肉体を求めるなど、人間時代からの欲深さが出ているようです。

『シャーマンキング』の主人公・麻倉葉の双子の兄として、彼そっくりな容姿を持つ麻倉ハオとは、麻倉家の始祖である麻倉葉王の転生した姿でした。その巫力は125万という途方もないもので、数多くの能力も持ちます。中でもスーパーノヴァやブラックホールなど超絶的な天体現象を技として使うほどのチートな力を持つあたり、最強キャラに相応しいラスボスといえるでしょう。

アニメだけでなく実写映画でも有名となった『暗殺教室』の殺せんせーは、一見昔の火星人のような姿をしていますが、地球生まれの超破壊生物です。その力の一端として月の大部分を破壊できるほどの戦闘力を持ちます。しかし別段怪力というわけではなく、その戦闘力の源は圧倒的な速さによるものでした。なお人類の死滅や地球の破壊を目論んでいるラスボス的立ち位置にいる割に、弱点は数多くあります。

アニメ版での虚は『銀魂』らしくない演出で登場しましたが、彼はラスボスでした。亡き吉田松陽にそっくりでしたがそれも当然で、吉田松陽が虚そのものだったからです。それは虚が不死身ということを意味しています。不死身というだけでもチートですが、戦闘力でも他を圧倒します。彼の目的は地球を滅ぼし自らを完結することでしたが、『銀魂』らしくないラスボスぶりを披露してくれました。

小説からアニメ化された『魔王学院の不適合者』のアノス・ヴォルディゴードは、主人公でありながら、かつて暴虐の魔王として恐れられていた転生者です。2000年前には人間は元より、精霊や神さえも滅ぼすだけの戦闘力を持っていた有名な魔王でした。転生したのちはほぼ人間そのものでしたが、魔王としての力は持っているため、現在も絶対的な自信を持っているようです。

劇場版アニメやテレビアニメでおなじみとなったウイスは、破壊神ビルスのマネージャー的な付き人です。ビルスには武術の師範も務め、悟空やベジータに稽古をつけることもあります。大神官の子で天使であるのですが、破壊神の武術の師匠をするあたり、とてつもない戦闘力を秘めています。ウィス本人は父である大神官には及ばないとしていますが、真相は不明です。

ここまでアニメ作品の中でも最強といわれるキャラがついに上位3名までに絞られました。ここから紹介するのは頂上に立つ3名のキャラになります。有名な50名の最強といわれてきたキャラのランキングがこれで完成することになります。どのアニメキャラも最強と呼ぶに相応しい存在です。

サラリーマンだった三上悟が事件に巻き込まれたおかげで、異世界においてスライムに転生してしまったのがリムル・テンペストです。転生時に「大賢者」と「捕食者」のユニークスキルを身につけたことが最強キャラとして戦闘力を上げる要因になっています。最終的にはチートな戦闘力にまで達していきますが、力を求めていたわけでなく仲間を思い協力していった結果が最強キャラの1人へと成長させたのでした。

ONE原作のアニメ『ワンパンマン』の主人公、サイタマが第2位となりました。非常にわかりやすい、パンチ一発が必殺技となるヒーローはそうそういません。元々はヒーローに憧れる就職浪人です。数多くのヒーローや怪人が登場する中で別格の戦闘力を持ち、体に神が宿るともいわれながらヒーローらしくない点が親しみを持てる反面、ヒーローとして有名になれないのは欠点かもしれません。

アニメ『ドラゴンボール超』から登場した全王こそ、最強キャラの頂点に君臨した存在でした。ドラゴンボールの世界では界王神や破壊神も畏敬の念を感じずにはいられない、まさに全知全能そのものです。戦闘力がどうのとか、完璧な防御力を持つなどといった次元を軽く超越するその力は、宇宙を丸ごと消滅させることも可能なほどで、人間の感覚では恐怖の対象でしかないでしょう。まさに1位になるべくしてなった存在です。

アニメに登場する最強キャラって誰だろう？そのように空想・妄想することは非常に楽しいものです。この記事では50位から1位までをランキング形式で紹介しましたが、世間のアニメファンは最強キャラに対してどのような評価をし、どれだけの人気を得ているのでしょうか。いくつかの意見を覗いていきましょう。

アニメを見るなら最強キャラの有無は（おそらく）必須事項です。たとえその作品がギャグアニメだろうとラブコメアニメだろうと、最強キャラは登場するものでしょう。いつか人類最強ギャグキャラ、世界最強ラブコメキャラがアニメ界の頂点を取るのかもしれません。

漫画でもアニメでも『呪術廻戦』は有名になった作品で、その中でも五条悟は超有名人です。それはさておき、この方の先に定着してしまったイメージは特に間違いでもないでしょうし、差し支えもないでしょう。呪術界最強の男とはどんなものかをじっくり鑑賞していただきたいものです。

リムル最強説を受け入れられないのは、他のアニメで最強キャラを知ってしまっているからではないでしょうか。いずれにしろ、たくさんの最強候補を知ってしまうと誰が最強なのかを自分の中でも決めかねてしまうかもしれません。

アニメの最強キャラを50位から1位まで一気に紹介しました。最強といわれるキャラはやはり有名で、能力的にチートなキャラが圧倒的に多く存在するようです。今回のランキングでは異世界転生系の、元日本人サラリーマンが何人か登場していますが、日本のサラリーマンが転生すると最強のキャラになれる可能性が高いのかもしれません。そして有名なキャラは主人公やラスボスであり、それに見合った強さを身につけているものがよくわかりました。