歴代のアニメランキングをピックアップ！ジャンルに分けて名作を紹介

バトル系歴代アニメランキング10位は『炎炎ノ消防隊』です。人体自然発火現象によって生まれる「焔ビト」の脅威から人々を救う為に活躍する特殊消防士の物語となっています。消防士と異能力を掛け合わせた異色のバトルアニメとなっている本作は、炎がメインの熱いバトルシーンが数多く登場します。また、個性的なキャラが多く、ストーリーも面白いと人気で、舞台化などもされている作品です。

バトル系歴代アニメランキング9位は『うえきの法則』です。本作は、神候補者から異能力をもらった中学生達が、激しいバトルを展開していく異能力バトルアニメです。「ゴミ」を「木」に変える力を手に入れた主人公の植木耕助が、仲間達と共に自分の信じる正義を貫く為に戦う爽快感溢れる内容となっています。派手なバトルシーンだけでなくギャグ要素も多い為、子供から大人まで幅広い層が楽しめる作品として人気です。

バトル系歴代アニメランキング8位は『ふたりはプリキュア』です。本作は、2人の女子中学生が魔法の力でプリキュアに変身して敵と戦う女児向けバトルアニメです。バトル系は内容的に男児向けの作品が多いですが、本作を皮切りに女児向けのバトル作品も多く制作されるようになりました。大人気であるプリキュアシリーズの第1作目である『ふたりはプリキュア』は、素手で戦うシーンが多く、少年漫画さながらの爽快感と派手なアクションが魅力となっています。

バトル系歴代アニメランキング7位は『NARUTO』です。忍者同士の戦いを描いたバトル作品ですが、暗い印象は全くなく、派手で熱いバトルシーンが連続します。物語は主人公のうずまきナルトが下忍になって活躍する少年編、その2年後を描いた青年編の2部構成となっていて、どちらも超人的な能力を持つキャラ同士のバトルが面白い作品です。海外でも非常に人気があり、2006年には｢世界が尊敬する日本人100｣にうずまきナルトの名前が載る程の知名度を誇っています。

バトル系歴代アニメランキング6位は『ドラゴンボール』です。本作は、昭和から平成にかけて絶大な人気を誇るバトルアニメの王道ともいえる作品で、今なお人気の衰えない名作です。物語の序盤は各地に散らばったドラゴンボールを探し集めるというファンタジー要素が強いですが、徐々に強敵との壮絶なバトルが中心となっていきます。

海外人気も凄まじく、海外のアニメファンで本作を知らない人はいない程有名です。強敵として登場したキャラが味方となっていく展開も熱く、爽快感溢れる内容が人気となっています。

バトル系歴代アニメランキング5位は『僕のヒーローアカデミア』です。本作は、人口の8割が「個性」と呼ばれる異能力を持った世界を舞台に、ヒーローと敵が激しく戦う異能力者バトル作品となっています。無個性だった主人公・緑谷出久が、憧れのヒーローから超人的な個性を受け継いでヒーローを目指していく物語で、少年漫画の王道である「友情・努力・勝利」を兼ね備えた名作です。アメコミヒーローを意識したキャラクターが数多く登場し、老若男女問わず人気があります。

バトル系歴代アニメランキング4位は『銀魂』です。時代劇とSFを掛け合わせた異色のバトルアニメである本作は、日常シーンと戦闘シーンのギャップが大きいことで有名な作品です。日常パートではなんでもありのハチャメチャな内容ですが、バトルシーンでは手に汗握るアクションが繰り広げられます。

オムニバス形式で話が進行するので、途中から見ても内容が掴みやすいのが特徴です。しかし、下ネタや他作品のパロディ、ブラックジョークが多く登場する為、大人向けで見る人を選ぶ作品ともいわれています。

バトル系歴代アニメランキング3位は『鬼滅の刃』です。大正時代を舞台にした人と鬼の壮絶な戦いを描いた本作は、刀を使った派手なバトルシーンが人気の作品です。特にアニメ版では、派手なバトルシーンに浮世絵のようなエフェクトを入れたことで海外人気も高まり、世界的にも有名になりました。

主要キャラ達だけでなく敵である鬼にも壮絶な過去や強い思いがあり、そういった面も丁寧に描かれています。残酷な描写が多いですが、子供から大人まで人気で、映画化やグッズ化などメディア展開が盛んに行われているのも特徴です。

バトル系歴代アニメランキング2位は『進撃の巨人』です。本作は、人を襲う巨人から人類を守る為に、戦士達が壮絶な戦いを繰り広げると言う作品です。立体機動装置という特殊な機械を使って戦う派手なバトルシーンが有名で、アクロバティックな戦闘が繰り広げられるのが最大の魅力となっています。しかし、人が巨人に食べられるという残酷描写も多く、大人向けのダークファンタジーである為、視聴する際は注意が必要です。

バトル系歴代アニメランキング1位は『ワンピース』です。超人的な能力を持つ海賊や種族が数多く登場する本作は、海賊の宝探しをテーマにした海洋冒険アニメです。主人公のルフィをはじめ、個性豊かなキャラが行く先々で激しいバトルを繰り広げるのが魅力となっています。アニメはダイナミックなアクションシーンが満載で、海外でも大人気です。

恋愛系歴代アニメランキング10位は『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』です。「俺ガイル」の愛称で親しまれている本作は、根暗の主人公・比企谷八幡と3人のヒロインが織りなす学園ラブコメです。困っている生徒の悩みを解決する「奉仕部」に入部させられた比企谷八幡が、部活仲間のヒロイン達と学校で活躍する内容となっています。部活動中に起こる間違いだらけのラブコメ要素が面白いと人気です。

恋愛系歴代アニメランキング9位は『月刊少女野崎くん』です。本作は、現役高校生の少女漫画家・野崎梅太郎に恋をした女子高生・佐倉千代のドタバタ恋愛コメディです。個性的な仲間がたくさん登場し、カップルになりそうでならない男女の仲を面白おかしく描いています。なんとか自分の気持ちを伝えようと努力する佐倉千代ですが、上手く野崎梅太郎に伝わらない為、ギャグ要素の多い作品です。

恋愛系歴代アニメランキング8位は『その着せ替え人形は恋をする』です。「着せ恋」の略称で知られる本作は、雛人形職人を目指す男子高校生とコスプレ願望のある女子高生の恋愛を描いた学園ラブコメ作品です。真面目な青年とギャル風の美少女がコスプレを通して親密になっていくという内容となっています。タイプの違う2人がどう付き合っていくのか目が離せないストーリーが人気で、男女共に支持されている作品です。

恋愛系歴代アニメランキング7位は『寄宿学校のジュリエット』です。本作は、2つの対立する国同士の男女が両想いになり、秘密裏に交際を続けていく学園ラブコメディです。寄宿学校に通う主人公の犬塚露壬雄とジュリエット・ペルシアは敵対関係にある寮のリーダー同士でしたが、戦いを通じて互いに惹かれ合い、恋人となります。しかし、それが周囲にバレてしまうと大変なことになる為、誰にも知られないように密会して親密になっていきます。

有名な戯曲『ロミオとジュリエット』がモチーフとなっていて、許されない恋愛をどう乗り越えていくのか楽しみな作品です。

恋愛系歴代アニメランキング6位は『からかい上手の高木さん』です。中学生同士のほのぼのとした恋愛を描いた学園系のラブコメディ作品である本作は、西片と高木さんという2人がメインに活躍します。いつもちょっかいをかけてくる高木さんに西片が復讐しようとしますが、毎回返り討ちに遭ってしまうという作風になっています。オムニバス形式で物語が進行するので、どの話から見ても面白いのが魅力的です。

恋愛系歴代アニメランキング5位は『ヲタクに恋は難しい』です。腐女子のOL・桃瀬成海とゲーム好きの会社員・二藤宏嵩の恋愛模様を描いた作品で、幼馴染みのオタク同士が不器用ながらも仲睦まじく過ごしていきます。もう1組の同僚カップルも登場し、4人で飲み会をしたりオタクならではの悩みを打ち明ける展開が面白い作品となっています。オタクであれば共感してしまう部分が多くあり、男女ともに楽しめる内容です。

恋愛系歴代アニメランキング4位は『CLANNAD』です。本作は、主人公の岡崎朋也が高校でヒロインの古河渚と出会い、次第に惹かれ合っていくという恋愛ストーリーが描かれています。2人が恋人になるまでの学園編と、結婚と出産を経て家庭を築いていくまでのAFTER STORYの2部構成で、日常系や学園系など様々なジャンルを含む作品です。「CLANNADは人生」という言葉がネット上で生まれる程、感動できる内容となっていて、涙なしでは観られない人気の恋愛系アニメです。

恋愛系歴代アニメランキング3位は『かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～』です。本作は、両片思いの主人公2人が、いかに相手に告白させるかを競う異色の恋愛系アニメです。エリート高校の生徒会を舞台に、副会長の四宮かぐやと生徒会長の白銀御行が様々な頭脳戦を繰り広げていきます。ギャグ要素も満載で、テレビアニメは2022年までに第3期まで放送されています。

恋愛系歴代アニメランキング2位は『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』です。「あの花」の略称で知られる本作は、小学生の時から仲が良かった6人の男女の複雑な恋愛模様を描いた作品です。高校生になった主人公・宿海仁太がある日突然、小学生の時に死亡した仲間・本間芽衣子の霊が見えるようになるところから物語が始まります。

本間芽衣子の死に関して様々なトラウマを抱えていたかつての仲良しグループのメンバーは、その出来事をきっかけに再び集まり、過去のトラウマを乗り越えようと行動します。 丁寧に描かれた作画とドラマ性のある内容が人気で、感動すること間違いなしの恋愛ファンタジーです。

恋愛系歴代アニメランキング1位は『とらドラ!』です。本作は、高校生達の恋愛模様や日々の葛藤を描いた青春ラブコメ作品です。強面だが心優しい主人公・高須竜児と小柄でかわいいのに性格が凶暴なヒロイン・逢坂大河という、見た目も性格も正反対の2人が中心に物語が進行します。夏休みや文化祭といった学校ならではのシチュエーションが満載の学園恋愛コメディとして人気です。

スポーツ系歴代アニメランキング1位は『はじめの一歩』です。気弱な主人公・幕之内一歩が、自身を変える為にボクシングを始め、成長していく様子を描いた爽快感溢れる作品となっています。ひたむきに練習に打ち込む主人公の姿がかっこいいと、特に男性から多く支持されていて、スポーツの奥深さを知ることができるアニメです。平成では格闘スポーツのアニメが少なかったこともあり、本作は異例のスポーツアニメとして人気を博しました。

スポーツ系歴代アニメランキング9位は『メジャー』です。スポーツアニメの中でも王道とされるジャンル・野球を題材にした本作は、主人公・茂野吾郎の子供時代から大人となりプロとして活躍する選手になるまでを描いた作品です。リトルリーグから学校の部活、マイナーリーグを経てプロ入りしていくという過程を丁寧に描かれていて、野球好きの子供から大人まで楽しめる内容となっています。

主人公の成長を間近で見守っているような感覚となり、後に茂野吾郎の息子が活躍していく続編『メジャーセカンド』も大人を中心に人気です。

スポーツ系歴代アニメランキング8位は『ボールルームへようこそ』です。本作は、スポーツ漫画としては珍しい、競技ダンスを題材にした作品で、社交ダンスに魅せられた中学生・富士田多々良の成長を描いています。個性豊かなキャラやダイナミックなダンスシーンが人気で、競技ダンスの魅力が存分に詰まった作品です。競技ダンスがスポーツアニメのジャンルとしてはメジャーでない為、知る人ぞ知る作品ですが、感動間違いなしの名作となっています。

スポーツ系歴代アニメランキング7位は『タッチ』です。『タッチ』は、野球を題材にしたアニメで最も有名な作品とされていて、テレビアニメ自体は昭和後期に放送されていました。高校野球をテーマにしていますが、主人公の1人が死亡するなどスポ根アニメとは一線を画す内容でシリアスな展開が続きます。双子の兄弟と幼馴染みの少女との三角関係もメインテーマの1つとなっていて、恋愛のジャンルとしても人気が高い作品です。

スポーツ系歴代アニメランキング6位は『Free!』です。高校の男子水泳部の活躍を描く本作は、体格の良いイケメンが多数登場することから女性人気の高い作品です。泳ぐことが大好きな主人公・七瀬遙とその仲間達の日常が描かれていて、水泳シーンでは綺麗でダイナミックな表現がされています。アニメが原作となっている作品で、その後映画化や小説化など様々なメディア展開をしています。

スポーツ系歴代アニメランキング5位は『キャプテン翼』です。スポーツアニメで野球と並ぶ人気ジャンル・サッカーの王道作品とされるのが本作です。昭和から平成の時代にかけて、日本にサッカーブームを巻き起こしたとされる人気作品である本作は、サッカーに情熱を注ぐ主人公・大空翼の活躍を丁寧に描いています。テレビアニメ化は2023年までに4度されていて、どの世代からも支持を集める作品となっています。

スポーツ系歴代アニメランキング4位は『スラムダンク』です。高校のバスケットボール部を舞台に、不良だった主人公・桜木花道の成長と活躍を描いた作品で、平成を代表するスポーツアニメです。リアルな作画と爽快感のあるストーリーが人気で、テレビアニメの放送が終わった1996年以降もその人気は衰えを知らない状態が続いています。2022年には、テレビアニメでは語られなかったストーリーが劇場版としてスタッフを一新して蘇り、世界中で大きな話題を集めました。

スポーツ系歴代アニメランキング3位は『テニスの王子様』です。帰国子女ですご腕のテニスプレイヤーである主人公・越前リョーマが中学テニス部を舞台に活躍するテニスアニメです。ダイナミックなテニスの試合が描かれ、OVA化、映画化、ゲーム化など平成のスポーツアニメでは異例のメディア展開をしています。個性的なキャラが大勢登場することでも有名で、グッズやキャラクターソングなども多く作られ女性から高い支持を得ています。

スポーツ系歴代アニメランキング2位は『ブルーロック』です。本作は、チームワークが大事とされるサッカーを題材にしていますが、登場するキャラはFWのポジションであるエゴイスト選手ばかりという異色のスポーツアニメです。日本全国から期待のFW選手を一カ所に集め、日本代表の座をかけて戦わせるというデスゲームの要素が含まれている為、「史上最もイカれたサッカー漫画」とも呼ばれています。

王道のサッカーアニメとは外れた内容となっていますが、迫力のある試合シーンが多く描かれている為、主に10～20代の視聴者から人気があります。

スポーツ系歴代アニメランキング1位は『ハイキュー!!』です。本作は、背が低いながらもバレーボールにかける情熱は人一倍の主人公・日向翔陽とセッターとして天才的な技術と洞察力を持つもう1人の主人公・影山飛雄の活躍を描くバレーアニメです。仲間との絆や連携、勝利への執着、派手な試合シーンととにかく熱い展開が続くスポーツアニメで、見るだけで元気になれると人気となっています。

原作者がバレー経験者であることから、ルールや試合の状況を分かりやすく描かれていて、子供から大人まで面白いと思える内容になるよう工夫して描かれています。

ミステリー系歴代アニメランキング10位は『Another』です。終始暗い雰囲気で描かれる本作は、死者の正体を推理するというミステリーホラー作品となっています。主人公・榊原恒一が転校した高校のクラスには、数年に1度、クラスの中に1人死者が紛れ込む「災厄」と呼ばれる怪現象が発生します。災厄が起きると毎月クラスメイトかその関係者が死亡する展開となる為、その謎を解き明かすストーリーとなってます。

ホラーかつグロテスクなシーンが多い為、苦手な人は視聴する際注意が必要です。

ミステリー系歴代アニメランキング9位は『ダンガンロンパ』です。ゲームが原作である本作は、超人的な個性を持つ高校生達が学校に閉じ込められ、殺し合いと裁判を繰り返していく作品です。登場人物達は、次々と起きる仲間同士の殺人事件の謎を解き、裁判で犯人を言い当てるゲームに強制的に参加させられていきます。絶望的な環境で、主人公の苗木誠がどう行動していくのかというスリルが面白い内容となっています。

ミステリー系歴代アニメランキング8位は『うみねこのなく頃に』です。とある孤島に集められた資産家一族の惨劇を描いた本作は、過激な暴力的シーンやグロテスクな描写が多いミステリーホラー作品です。様々な時系列が存在し、主人公の右代宮戦人が1つ1つの謎を解きながら真実にたどり着くこうと奮闘するストーリーとなっています。話によっては主人公が変わることもあり、謎が謎を呼ぶ難解アニメとして人気です。

ミステリー系歴代アニメランキング7位は『推しの子』です。本作は、主人公の雨宮吾郎が推しアイドルの子供として転生し、自分の母親であるアイドル・アイを殺した犯人に復讐しようとする物語です。アニメのジャンルとしては転生系でもありますが、ファンタジー要素はあまりなく、芸能界の裏表をリアルに描いた現実的なストーリーとなっています。アイの過去や黒幕の謎を解き明かすミステリー要素が高く、2023年にアニメ化されると人気が急上昇しました。

ミステリー系歴代アニメランキン6位は『薬屋のひとりごと』です。本作は中華風の時代劇で、薬学に精通している少女・猫猫が、後宮を舞台に様々な事件を解決していきます。ネット小説が原作であり、その後漫画化されたことで人気となって2023年にアニメ化された作品です。作画は細部までこだわって描かれていて、薬学ミステリーというジャンルが新しくて面白いと人気となっています。

ミステリー系歴代アニメランキング5位は『ひぐらしのなく頃に』です。雛見沢村という田舎の村で起きる数々の怪事件の謎を追うミステリーホラーの傑作とされる作品で、「正解率1%のミステリー」とも呼ばれています。物語は昭和58年6月が中心となっていて、綿流しというお祭りの前後におこる不可思議な出来事に主人公・前原圭一が挑むというのが基本的な内容です。タイムリープというファンタジー要素もあり、非常に残酷な描写も多いことからグロアニメのジャンルにも該当します。

平成アニメで最も難解なミステリーアニメであり、初めてアニメ化した2006年から人気は衰えず、2020には新作アニメも放送されました。

ミステリー系歴代アニメランキング4位は『金田一少年の事件簿』です。名探偵・金田一耕助の孫である主人公・金田一一が次々と連続殺人事件に巻き込まれ、謎を解いていく本格ミステリーアニメです。原作は『週刊少年マガジン』で連載されていて、アニメ化はテレビ版よりも映画版の方が先という異例の作品でもあります。映画版の人気を受け、テレビアニメ版の放送がスタートすると、「月曜7時のミステリーアワー」という触れ込みで同ジャンルである『名探偵コナン』と連続放送していました。

テレビアニメ版終了後も原作漫画の人気は高く、OVAが制作された他、2014年には『金田一少年の事件簿R』のタイトルで復活も遂げています。

ミステリー系歴代アニメランキング3位は『僕だけがいない街』です。本作は、サスペンスやタイムリープといった様々なジャンルを含んだ異例のミステリー作品です。主人公の藤沼悟が過去に戻ることができる特殊な能力を使って、自分や仲間の危機を回避していくという内容となっています。先が読めない展開が面白いと人気で、一気見する人が続出した作品です。

ミステリー系歴代アニメランキング2位は『氷菓』です。本作は、『〈古典部〉シリーズ』という推理小説シリーズの中の1つで、高校生達が日常の謎に迫る学園ミステリー作品です。演出の細部までこだわることで有名な京都アニメーションの代表作で、物語の内容も面白いですが、作画にも注目したい作品となっています。ミステリー作品でよくある残酷描写は一切ない為、気軽に視聴できるのが最大の魅力です。

ミステリー系歴代アニメランキング1位は『名探偵コナン』です。平成アニメの中でも最も人気のミステリー作品である本作は、1996年の放送開始以降25年以上続くロングランアニメとなっています。迷宮なしの高校生探偵である主人公・工藤新一が、謎の組織に薬を飲まされたことで体が縮み、江戸川コナンという小学生としてあらゆる事件に挑むストーリーです。

ミステリーだけでなく派手なアクションや恋愛要素も多くあり、子供から大人まで愛されている作品となっています。劇場版も毎年制作され、グッズ展開も盛んに行われています。

異世界系歴代アニメランキング10位は『SHOW BY ROCK!!』です。サンリオ発のリズムゲームが原作である本作は、動物が擬人化したキャラのバンド活動の様子が描かれた作品です。アニメ版では音楽好きの女子高生・聖川詩杏がMIDICITYという異世界に召喚され、音楽で世界を救うというストーリーになっています。異世界と音楽というジャンルの組み合わせは新しく、作中で使用されるオリジナル楽曲はどれもノリが良くかっこいいと人気です。

異世界系歴代アニメランキング9位は『魔神英雄伝ワタル』です。本作は、異世界に召喚された主人公・戦部ワタルが、仲間と共に「魔神」と呼ばれるロボットに乗り込み、悪の帝王に立ち向かう物語です。シリアスなアニメが増えた昭和後期に、少年向けの王道ロボットファンタジーとして子供が純粋に楽しめるようにと制作されたアニメで、ロボットアニメでありながらRPGのようなストーリー展開となるよう工夫されています。

ストーリーや登場キャラが魅力的で、1990年以降も続編アニメやOVAが制作され、平成時代を代表するロボットファンタジーとして人気です。

異世界系歴代アニメランキング8位は『転生したらスライムだった件』です。転生系アニメの代表作とも呼ばれる本作は、現世で死亡した主人公・三上悟がスライムとして転生する物語です。主人公が人間ではなくモンスターに転生してしまうという異例の転生系で、後に人間の姿を手に入れるまで最弱モンスターとしての苦労します。様々な魔物や魔法が登場する王道ファンタジーであり、ゲーム好きのファンからも面白いと人気です。

異世界系歴代アニメランキング7位は『デジモンアドベンチャー』です。本作は、「デジタルワールド」と呼ばれる異世界に召喚された小学生7人が、「デジモン」というパートナーと共に異世界を旅して現実世界へ戻る手段を探す物語です。デジモン同士のバトルや仲間同士の絆が丁寧に描かれていて、子供向けのアニメですが、一緒に見る保護者でも楽しめる内容となっています。

平成を代表する名作アニメであり、『デジモンアドベンチャー02』や『デジモンテイマーズ』など、続編も多く制作されました。

異世界系歴代アニメランキング6位は『ソードアート・オンライン』です。VRMMORPGゲーム「ソードアート・オンライン」のプレイヤー達がゲーム世界に閉じ込められ、デスゲームを繰り広げる内容の異世界系アニメです。現実世界も登場しますが、作中のほとんどはゲーム世界での話であり、主人公の青年・キリトがゲームの攻略を目指し冒険していきます。ライトノベルが原作ですが、アニメ化をきっかけにゲーム化など様々なシリーズ展開を行う人気作品となっています。

異世界系歴代アニメランキング5位は『シャングリラ・フロンティア〜クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす〜』です。オンライン小説が原作である本作は、ゲームの世界に入り込んだ主人公・陽務楽郎が「サンラク」の名でゲーム世界を冒険する作品です。異世界転生ではなく、フルダイブ型VRゲームの世界が舞台となっています。2023年にテレビアニメ化されると、MMORPGの世界感をリアルに表現していて面白いとゲーム好きの視聴者を中心に人気を集めています。

異世界系歴代アニメランキング4位は『とんでもスキルで異世界放浪メシ』です。本作は、料理好きのサラリーマン・向田剛志が勇者召喚に巻き込まれる形で異世界に召喚され、自由気ままな冒険を繰り広げるアニメ作品です。異世界系アニメですが、グルメアニメというジャンルにも属していて、現実世界とリンクしたスキル「ネットスーパー」を使って異世界で料理を楽しむ内容となっています。

2023年にアニメ化されたばかりですが、人気は高く、既にアニメ2期の制作が決まっている注目度の高い作品です。

異世界系歴代アニメランキング3位は『この素晴らしい世界に祝福を！』です。本作は、タイトルが長い為「このすば」の略称で親しまれている作品で、ライトノベルが原作となっています。事故で命を落とした主人公・佐藤和真が、異世界転生を持ち掛けた女神・アクアを道連れに冒険者となって異世界を旅する物語です。ほのぼのとしたファンタジー作品で、転生系アニメを気軽に見たい人におすすめです。

異世界系歴代アニメランキング2位は『無職転生～異世界行ったら本気だす～』です。本作は、タイトルでも分かる通り、無職の主人公であるルーデウス・グレイラットが現世で交通事故に遭い、死亡したことで異世界に転生する作品です。現世では怠惰な生活をしていたルーデウスが、転生先の異世界で真面目に生きようと努力する姿が非常に魅力的となっています。剣や魔法といったファンタジー要素も強く、2021年にアニメ化されると人気が高まり、2023年には第2期の放送もスタートしました。

異世界系歴代アニメランキング1位は『Re:ゼロから始める異世界生活』です。「リゼロ」の愛称で知られる本作は、異世界転生とタイムリープを織り交ぜた新感覚のアニメ作品です。主人公はナツキ・スバルという男子高校生で、ある日突然異世界に転生し、自身が死ぬことで時間を巻き戻すことができる「死に戻り」の能力で世界を変えていく内容となっています。残酷な描写も多い作品ですが、恋愛要素やシリアスなストーリー性が人気で、メディア展開も盛んに行われています。

日常系歴代アニメランキング10位は『しろくまカフェ』です。本作は、人間と動物が同等に暮らす世界が舞台で、ほのぼのとした癒し系のアニメとして人気の作品です。しろくまがマスターを務める「しろくまカフェ」に集まる常連客同士のゆるいやりとりが描かれていて、ギャグ要素も満載となっています。やわらかい画風と人気声優が多数出演していることも人気の要因となっていて、女性を中心に人気があります。

日常系歴代アニメランキング9位は『きんいろモザイク』です。本作は、日本人とイギリス人の少女が繰り広げる日常系ギャグアニメ作品です。登場キャラの女子高生達はみんな個性的で、学校を中心に日常のあるあるネタが満載の内容となっています。外国人から見る日本の面白い風習なども登場し、気軽に視聴できる癒し系アニメでもあります。

日常系歴代アニメランキング8位は『男子高校生の日常』です。アニメのタイトル通り、男子高校生達の他愛ない日常を描いた作品で、ジャンルとしてはギャグや学園系にも属する作品です。主人公である男子高校生3人を中心に、1話完結のショートストーリーが繰り広げられていきます。登場キャラは男ばかりですが、内容が男子高校生のあるあるネタばかりが取り扱われている為、女性よりも男性の視聴者から面白いと評価されているようです。

日常系歴代アニメランキング7位は『おそ松さん』です。本作は、昭和を代表するギャグアニメ『おそ松くん』を原作にした作品です。原作である『おそ松くん』は子供向けのギャグアニメだったのに対し、本作は主人公の6つ子達が大人に成長したこともあり、ブラックジョークや下ネタ満載で大人向けとなっています。日常ギャグアニメですが、人気男性声優を多く起用していることから、特に女性視聴者から人気です。

日常系歴代アニメランキング6位は『ご注文はうさぎですか?』です。「ごちうさ」の愛称で親しまれている本作は、喫茶店で働く少女達のゆるい日常を描いた作品です。4コマ漫画が原作である為、話は基本的にオムニバス形式で進行し、かわいらしい少女キャラが大勢登場することから癒し系のジャンルとしても人気となっています。とにかくかわいいを目いっぱい詰め込んだ作品で、アニメで癒されたい人におすすめです。

日常系歴代アニメランキング5位は『WORKING!!』です。本作は、ファミレスで働く店員達の日常を面白おかしく描いたお仕事系のギャグアニメ作品です。原作が4コマ漫画を中心に描かれている為、1話完結のショートストーリーを組み合わせて1つのアニメにしているのが特徴で、ストーリー性はあるものの、どの話から見ても面白いよう工夫されています。登場キャラも非常に個性的で、2010年から2015年の間で3度もアニメ化されています。

日常系歴代アニメランキング4位は『らき☆すた』です。重度なオタクの女子高生・泉こなたを中心に、ほのぼのとした日常が描かれる本作は、原作が4コマ漫画であることから、主にオムニバス形式で物語が進行します。2007年にアニメ化され、オタクにしかわからないコアなネタと女子高生のリアルな日常というストーリー性が受け、男女共に人気となりました。他作品のキャラが登場することもあり、パロディ要素も面白い作品です。

日常系歴代アニメランキング3位は『ぼっち・ざ・ろっく！』です。2022年にテレビアニメ化された本作は、陰キャラな主人公・後藤ひとりがバンド活動を通じて仲間と青春していく音楽系の日常ギャグアニメです。ライブハウスを中心に、女子高生がかっこよくギターを演奏して歌う姿が評判で、作中で使用される楽曲も非常に人気となっています。日常系アニメとしてはまだ新参ですが、面白いストーリー性とかっこいい音楽性が受け話題を集めました。

日常系歴代アニメランキング2位は『けいおん！』です。本作は、廃部寸前の軽音部を舞台に、女子高生5人がバンド活動を通して絆を深め合っていく学園日常アニメです。楽器演奏初心者の主人公・平沢唯が成長する姿とバンド結成後のリアルな演奏シーンが魅力となっていて、音楽アニメのジャンルとしても高い評価を受けています。キャラクターソングも人気で、男女問わず面白く見られる内容となっています。

日常系歴代アニメランキング1位は『ゆるキャン△』です。本作は、キャンプ場でのアウトドアを楽しむ女子高生達のほのぼのとした日常を描いた作品です。夏のイメージを大きいキャンプですが、本作の舞台は冬のオフシーズンキャンプ場であり、冬のアウトドア魅力が存分に理解できる内容となっています。全体的にゆるい雰囲気で話が進行するので、アウトドアに興味がない人でも気軽に視聴できる癒し系のアニメです。

ロボット系歴代アニメランキング3位は『SSSS.GRIDMAN』です。本作は、平成初期に放送されていた特撮『電光超人グリッドマン』を原作とした新作アニメです。記憶喪失となった主人公・響裕太が、グリッドマンと名乗るハイパーエージェントから力を得て、突如として現れる謎の怪獣と戦いを繰り広げる内容となっています。

特撮ヒーローらしさを残した怪獣デザインや戦いの演出など、これまでのロボットアニメとは一線を画す作風が人気となります。2023年には劇場版も上映されて話題を集めました。

ロボット系歴代アニメランキング2位は『機動戦士ガンダム 水星の魔女』です。2022年に放送が開始された本作は、ロボットアニメの金字塔『ガンダムシリーズ』の最新作です。宇宙にまで人類の文明が広がった近未来が舞台で、モビルスーツのパイロットを目指す学生達が戦いに巻き込まれていく様子が描かれています。

これまでにないスタイリッシュなモビルスーツデザインが特徴で、往年のガンダムファンからガンダムを知らない若い世代にも面白いと思えるストーリーになるように工夫されて制作されています。

ロボット系歴代アニメランキング1位は『新世紀エヴァンゲリオン』です。平成アニメの代表格である本作は、日本のみならず海外にも根強いファンが多いことで有名な作品です。「セカンドインパクト」という未曽有の大災害が起きた後の日本を舞台に、巨大人型兵器「エヴァンゲリオン」のパイロットに選出された主人公・碇シンジの成長と葛藤を描いています。個性豊かなキャラが織りなす残酷でシリアスなストーリー展開が人気であり、世代を超えて愛されている名作です。

昭和時代から日本ではアニメが多く制作され、名作とされる作品がたくさんあります。特に平成時代には大人も楽しめるアニメが量産され、様々なジャンルが登場し盛り上がりました。人によって好みは異なる為、X上には、独自のアニメランキングを紹介する人も多くいます。

動画サイトなどでは、懐かしい昭和や平成アニメの本編、主題歌などを期間限定でアップしていることも多く、それを見て楽しんでいる人も多いようです。『名探偵コナン』や『ワンピース』のように平成から令和の時代にかけて長く続いているアニメは、根強い人気があります。

日本では、1年で放送されるアニメの数が世界一であり、毎年のように名作アニメが登場します。ジャンルごとに分けられた歴代アニメランキングを見ても、上位を独占しているのは、平成から令和にかけての作品が多いようです。2023年は、特に話題作のアニメ化が多いことから、歴代1位の良作アニメ年と絶賛する人もいました。

今回は、ジャンルごとに人気の歴代アニメランキングを紹介しました。昭和、平成アニメの中には、今見ても面白い内容のものが多く、世代を超えて愛される作品がたくさんあります。自分の好きなジャンルで、素敵なアニメに巡り合えるきっかけ作りに本記事を是非役立てください。