【コードギアス】見る順番を徹底解説！アニメや映画のシリーズでおすすめは？

『コードギアス』は帝国の植民地になった日本を舞台に描かれるSFロボットアニメです。アニメ放送をきっかけに様々な媒体でシリーズ展開されてきました。まずは『コードギアス』の作者情報やあらすじを紹介します。

アニメ『コードギアス』のストーリー原案は大河内一楼さん、谷口悟朗さんが担当されました。大河内さんは『ギルティクラウン』『∀ガンダム』『スパイファミリーSeason2』などの制作に参加しています。谷口さんは『コードギアス』の監督も兼任していました。

アニメは2006年から放送開始され、続編となる『コードギアス 反逆のルルーシュR2』は2008年に放送されました。テレビアニメの物語をベースにした映画が2017年から公開されています。映画3部作の公開後、続編となる映画『コードギアス 復活のルルーシュ』が公開されました。

世界の3分の1を支配する神聖ブリタニア帝国の皇子・ルルーシュが祖国に反逆する物語です。作品の舞台である日本はエリア11と名を変えて描かれています。謎の少女から相手に命令できる力・ギアスを手に入れたルルーシュは、優れた頭脳とギアスの力で帝国に立ち向かうのです。帝国に反逆するテロリストたちからの信頼を勝ち取り、ルルーシュは黒の騎士団を結成し、帝国にさらなる追撃を仕掛けるのでした。

『コードギアス』はテレビアニメだけでなく、映画とも物語がつながっています。作品が多いため、各あらすじを見ただけでは理解しきれません。いち早く内容を理解したいけれど、見る順番に困る人もいるでしょう。ここでは『コードギアス』作品を見る順番について、おすすめする3つの視聴方法を紹介します。

物語をしっかり理解したい方が見る順番としては、上記の順をおすすめします。上記は作品の時系列と異なる順番です。しかしテレビアニメを見てから映画作品を見ることで、あらすじのみ見た時より作品への理解度が深まります。

シリーズの全様を早めに把握したい方は、上記の見る順番で視聴しましょう。テレビアニメは含まれていませんが、時系列順に50話あるテレビアニメを3本の映画で視聴できます。映画だけでテレビアニメのあらすじが理解できるのです。映画ではテレビアニメの内容がかなり抜粋されていますが、主要シーンは描かれているため心配ありません。

『コードギアス』の独特な世界観を楽しみたい方は、上記の見る順番で視聴しましょう。上から時系列で見る順番が並んでいます。テレビアニメとスピンオフ作品（亡国のアキト）の繋がりと、主人公の歩んで行く道のりが分かります。上記の見る順番で視聴すると、反逆のルルーシュと亡国のアキトの物語がつながるのです。

『コードギアス』はテレビアニメが2期放送され、映画が9本公開されました。シリーズの時系列を知らないと、あらすじや物語がつながらないため見る順番が大切です。ここでは、『コードギアス』シリーズを時系列順に紹介し、各作品のあらすじや物語を解説します。

事件に巻き込まれた主人公・ルルーシュは、謎の女性C.C.（シーツー）との出会いでギアスという能力を手に入れました。ルルーシュは相手を服従させる力・ギアスを利用して、祖国の神聖ブリタニアへの反逆を始動させます。

亡国のアキトは『コードギアス』のスピンオフ作品です。ユーロピア共和国連合の軍人である日向アキトは、高い身体能力でナイトメアフレームを巧みに操ります。味方を救うためにアキトは、撤退作戦へ参加したのです。

ユーロ・ブリタニアとの戦場に送り出されたアキトは、兄のシン・ヒュウガ・シャイングと再会しました。シンはギアスの力を持つ人物です。ギアスによって騎士団の総帥になったシンは、アキトの前に立ちはだかります。

ユーロ・ブリアニアの騎士団総帥・シンは、ブリタニアの騎士団・ナイトオブラウンズである枢木スザクと軍師・ジュリアス・キングスレイと対面しました。キングスレイの作戦を冷静に聞くシンでしたが、自身の野望を実現するために独断で行動するのです。

ユーロ・ブリタニアのテロリストがいる飛行艇に乗り込んだアキトたちは、因縁の相手・アシュレイと対峙します。戦いの指揮を取るレイラでしたが、突如アキトたちとの通信が途絶えました。さらにレイラたちがいる拠点が、襲撃を受けます。追い打ちをかけるようにシンが操る黄金のナイトメアフレームがwZERO部隊に迫るのでした。

アキトは兄・シンと戦うことを決意しました。ギアスの力が暴走しているシンは、世界を滅ぼすために立ちはだかる者たちを蹴散らします。拠点を包囲されたため、アキトは最後の戦いに臨むのでした。

ルルーシュは、黒の騎士団を先導して起こしたブラックリベリオンの首謀者として処刑されました。しかし彼は以前の記憶を失った状態で学園生活を送っていたのです。C.C.との再接触をきっかけに記憶を取り戻したルルーシュは、監視役のロロに気付かれないよう行動するのでした。

テレビアニメの総集編が3部構成になって上映されました。ルルーシュはC.C.との出会いにより、人を服従させる力・ギアスを手に入れます。神聖ブリタニア帝国に支配された日本はエリア11と名を変え、日本人はイレブンと呼ばれていました。ルルーシュはギアスを使い、イレブンを主体とする黒の騎士団を結成したのです。

ブリタニアの第3皇女・ユーフェミアが行政特区日本の発足を宣言しました。発足すると黒の騎士団が存続する意義がなくなるため、ルルーシュは彼女との面会を試みます。彼女の思いを受け止めたルルーシュでしたが彼のギアスが暴走し、ユーフェミアが日本人を虐殺してしまうのです。

神聖ブリタニア帝国と黒の騎士団が正面衝突します。ブリタニアの皇子シュナイゼルは、死んだと思われていたナナリーを盾にしてルルーシュの混乱を誘いました。ゼロの正体がばれてしまい、戦乱が一層激しくなります。すべてを終わらせて新しい時代を拓くため、ルルーシュはスザクと共にゼロレクイエムを指導させるのでした。

かつて神聖ブリタニア帝国の大軍を打ち破ったジルクスタン王国で、ギアスの力を巡った戦いが繰り広げられます。難民キャンプ慰問中、ナナリーと護衛のスザクがシルクスタン王国にさらわれました。2人を助けるべく、カレンたちは王国に潜入します。カレンたちが謎のギアスを使う者と戦う中、CCと記憶を失ったルルーシュがいたのです。ルルーシュは再び力を取り戻し、ナナリーを救出するために行動します。

主人公に与えられた特殊な力によって起きる様々な出来事により、想像を越えたストーリー展開が描かれています。『コードギアス』ではルルーシュの策略が見どころですが、ナイトメアフレームの戦闘シーンも魅力の1つです。

コードギアスでは小さな組織が大国を打ち倒すために、あらゆる手段で立ち向かいます。ギアスはルルーシュだけでなく、他者も持っていたため一気に戦況が変わる場面もありました。ギアスの謎とルルーシュが成し遂げようとしている野望に、視聴者が惹かれています。

ルルーシュは言葉で人を動かせるほどのカリスマ性を持ち合わせています。ルルーシュの言葉は味方だけでなく、敵すらも翻弄するのです。枢木スザクやC.C.などの主要キャラは、彼の言葉を受けて人生に変化が起きました。

作中に登場するナイトメアフレームの戦闘シーンは迫力があります。シリーズの中でも亡国のアキトは、クオリティの高い描写が魅力です。反逆のルルーシュでは、次世代のナイトメアフレームが次々に登場します。

アニメの主題歌が魅力的であるため、OPとEDの楽曲がファンから愛されています。特に第1期のOPとEDが、シリーズの中で注目を集めていました。第2期のアニメ主題歌も第1期と同じアーティストが歌っています。

作品のあらすじを読んで泣いているファンがいました。作中ではルルーシュにとって悲惨なことが起きます。好きな人との別れや大切にしたかった人への裏切りです。あらすじを読んでルルーシュに起きた悲しい出来事を、思い出したのだと推測されます。

友だちから作品のあらすじを聞くまで、主人公がスザクで敵がルルーシュだと思っていた人がいました。ルルーシュはギアスを活用して人々を欺いている帝国の皇子です。スザクは人々を助けるために戦っていたため、勘違いしていたのだと推測されます。

シリーズが多いため『コードギアス』の見る順番を知りたい人がたくさんいました。物語がテレビアニメだけでなく、公開された映画ともつながっているのです。スピンオフ作品も連続で公開されたため、混乱する人が出てきたと推測されます。

『コードギアス』を見る順番は様々でした。まだ作品を見たことが無い方は、見る順番にこだわらずに4本の映画を見てください。早めに作品の全様が理解できます。また見る順番が時系列順の方が作品への理解が深まります。テレビアニメの続編が気になる方は、復活のルルーシュまで見てください。