【炎炎ノ消防隊】ヨナは奇妙な見た目のキャラクター！能力や強さを徹底考察

『炎炎ノ消防隊』に登場する「ヨナ」とは、『炎炎ノ消防隊』のキャラクターの中でも異様な見た目をした、謎の多いキャラクターです。ヨナは「伝道者一派」と呼ばれる組織に所属しています。ここでは『炎炎ノ消防隊』の奇妙な見た目のキャラクター、ヨナについて解説していきましょう。

『炎炎ノ消防隊』のヨナは、オネエ言葉を話す性別不詳のキャラクターです。伝道者一派に所属している正体不明の人物で、組織の中でも戦闘部隊である灰焔騎士団でサポート役として行動しています。しかしその正体は、250年前の大災害にも直接関係する危険なキャラクターとなっています。

『炎炎ノ消防隊』とは、『週刊少年マガジン』で連載されていた人気SF消防士漫画です。人が突然炎の怪物となる「焔ビト」が存在する世界で、ヒーローを目指す特殊消防士の少年を主人公にしたダークファンタジー作品となっています。原作コミックスの累計発行部数は2000万部を超えており、2019年、2020年にはアニメ1期、2期が放送されました。原作は2022年に最終回を迎えましたが、アニメ3期の放送も期待されている人気作です。

人が突然発火し、周りのものを焼き尽くしてしまう「焔ビト」となる世界で、人々の安全を守るために組織された「特殊消防隊」という組織が活躍していました。ヒーローを目指す少年・シンラは、母と弟を失った火事によって発火能力に目覚めます。しかし火事の原因だと疑われてしまい、悪魔の子と呼ばれるようになってしまいます。母親や弟のような犠牲者をこれ以上増やさないために特殊消防隊に入隊したシンラは、仲間とともに戦いながら、火事の真相や世界の秘密に近づいていくのでした。

『炎炎ノ消防隊』に登場するヨナは、伝道者一派に所属している謎の人物で、どのような目的で行動しているのかは不明となっていました。しかしその正体は人間ではありません。作中でもヨナ自ら、自身の正体を語っているシーンもあります。ここでは『炎炎ノ消防隊』に登場するヨナの正体や能力、強さなどを紹介していきましょう。

ヨナの正体は異世界アドラからやってきた「悪魔」です。ただし、この「悪魔」というのは人間から見た場合の表現であり、本当の正体は、人類とは違った見た目をしている異次元の存在です。『炎炎ノ消防隊』の世界では、250年前に多くの大陸や生き物が消滅した大災害が起きています。

この大災害によって世界が異世界アドラと繋がったことで、ヨナは焔ビトを発生させることができる蟲とともに、こちらの世界へとやってきました。ヨナは姿を変えることができるため、人のような見た目をしていますが、本当の正体は細長い人型をした黒い怪物です。

『炎炎ノ消防隊』に登場するヨナは、一度目の大災害のときに異世界からこの世界へとやってきました。その目的は、再び人類を繁栄させるというものです。大災害によって人類の多くが死亡したため、そのままでは滅亡の一途を辿ることになります。ヨナは人類を再び繁栄させ、一度失敗した大災害を成功させるという目的のもと、異世界からアドラバーストを持ったアマテラスの少女を連れてきたのでした。

『炎炎ノ消防隊』に登場するヨナの能力は、「人の顔を作り変える」というものです。ヨナは炎をコントロールし、血液を操作することで、他人の顔を自由に作り変えることができます。かつて、この能力を使い、生き残った人類のリーダーだったラフルス一世になりすましました。能力の強さとしては、相手を翻弄するという面に特化しているため、攻撃に使用することはできません。

伝道者一派の灰焔騎士団においてもサポート役として行動しているため、直接接近戦などが行える強さはないものと考えられています。しかし、250年前の大災害を引き起こした張本人であり、ラフルス一世を殺害して本人になりすましていたことから、他にも能力を隠し持っていることが推測できます。

『炎炎ノ消防隊』のヨナが能力を見せたのは、シンラが所属している第8特殊消防隊が、第7特殊消防隊と戦闘になったシーンです。ヨナは第7特殊消防隊を騙して、第8の隊員が焔ビトを意図的に作り出していると思い込ませていました。双方が戦闘になっている間にも、ヨナは他の人間の顔を作り変えて偽物を作り出していきます。さらに鬼の焔ビトまで作り出すなど、ヨナの強さが発揮されたシーンとなっています。

『炎炎ノ消防隊』のヨナの正体は人外ということもあり、他のキャラクターとは一線を画した個性を持っています。性格も子供のように無邪気なところがある一方で、仲間ですらあっさりと殺すような残虐さも持っています。ここでは『炎炎ノ消防隊』のヨナの性格を紹介していきましょう。

『炎炎ノ消防隊』のヨナは伝道者一派という組織に所属していますが、協調性がありません。組織の任務よりも、自分の目的を最優先で行動しているようなところがあります。時には、自分の目的を果たすために組織としての任務を妨害してしまうケースもあるため、協調性がないだけでなく自分本位な性格をしています。ただし、伝道者一派を裏切るような行動を起こすつもりはないようです。

『炎炎ノ消防隊』のヨナは、子供のように無邪気な性格をしています。ヨナには他人の顔を作り変える能力がありますが、顔を作り変えているときはまるで子供が粘土遊びをしているかのように無邪気に楽しんでいます。また、自分の美意識に合った顔が完成したときには大喜びしますが、納得のいかない出来だった場合は子供が癇癪を起こすように激昂してしていました。

『炎炎ノ消防隊』のヨナは自称芸術家であり、非常に美意識が高い性格をしています。ヨナは他人の顔を作りかえる能力を持っていますが、能力を使用する際には自分の美意識に沿った美しい顔を作ることに注力しているところがあります。作中でも、作り変えた顔が自分の美意識に沿った完璧な顔にならなかった場合は激怒し、切り捨ててしまいました。

『炎炎ノ消防隊』のヨナは人間ではない存在であるため、残虐性が高い性格をしています。先に紹介したとおり、作り変えた顔が納得のいかない出来だった場合は、激昂して相手を殺してしまいました。また、ラフルス一世を人類のリーダーとすると決めた時も、ラフルス一世の事を即座に殺しています。時には自分の部下ですら殺害するなど、ヨナは非常に残虐な性格をしています。

アニメ『炎炎ノ消防隊』にもヨナは伝道者一派の一人として登場しています。担当している声優は、人気アニメで主役級のキャラクターを多数演じている実力派であるため、声に驚いたという人も少なくありません。ここでは『炎炎ノ消防隊』でヨナを担当している声優を紹介していくため、チェックしてみてください。

『炎炎ノ消防隊』でヨナを演じているのは、声優の「松岡禎丞（まつおかよしつぐ）」さんです。人気アニメの主人公ポジションのキャラクターを多数演じている人気声優で、代表作として『ソードアート・オンライン』の「キリト」役や、『鬼滅の刃』の「嘴平伊之助」役などがあります。

松岡禎丞さんの主な出演作品として、『ソードアート・オンライン（キリト）』、『ノーゲーム・ノーライフ（空）』、『食戟のソーマ（幸平創真）』、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか（ベル・クラネル）』、『鬼滅の刃（嘴平伊之助）』、『五等分の花嫁（上杉風太郎）』、『神様のメモ帳（藤島鳴海）』、『エロマンガ先生（和泉正宗）』、『冴えない彼女の育てかた（安芸倫也）』、『トリニティセブン（春日アラタ）』などがあります。

アニメ『炎炎ノ消防隊』でもヨナが登場したことで、ヨナの中世的な声に関して良いコメントしているファンが多くいました。ここでは『炎炎ノ消防隊』のヨナに対する世間での評判や人気を紹介していきましょう。

アニメの『炎炎ノ消防隊』を視聴していた人の中には、この世界で信仰されている聖陽教をヨナが作ったという事実に驚いている人もいました。ヨナはラフルス一世になりすまして聖陽教を興し、この世界を操っていた黒幕だったため、原作を読んでいない人には衝撃の展開だったようです。

アニメ『炎炎ノ消防隊』で登場したヨナの声を聞いて、演技がすごいとコメントしている人もいました。ヨナの声を担当しているのは実力派の声優ですが、その中世的な声に驚いた人も多いです。

こちらのコメントも、アニメのヨナの中世的な声が好きという意見です。アニメファンの中には、『炎炎ノ消防隊』で松岡禎丞さんの美しい声が聞けたことを喜んでいる人も多いようです。

『炎炎ノ消防隊』のヨナは、奇妙な見た目をしているキャラクターです。伝道者一派の一人ですが、自身の目的を最優先して行動する謎の人物です。しかしその正体は、異世界アドラから来た悪魔でした。ヨナに興味が湧いた人は、ぜひ『炎炎ノ消防隊』をチェックしてみてください。