【炎炎ノ消防隊】OPとEDの主題歌まとめ！歌詞やアーティストについて紹介

『炎炎ノ消防隊』は今までの2度のアニメ化を果たし、2022年5月には第3期の制作が発表もされている人気シリーズです。アニメ『炎炎ノ消防隊』のOPやEDを担当しているアーティストも非常に豪華で、いずれの楽曲もファンからは高い支持を得ています。アニメ『炎炎ノ消防隊』のOPやEDに起用された楽曲について触れる前に、まずは『炎炎ノ消防隊』の基本情報について振り返って見ましょう。

『炎炎ノ消防隊』の作者は大久保篤先生で、2001年2月発売の月刊少年ガンガンに掲載された読切作品『一善の骨』をきっかけに漫画家デビューを果たしました。その後、内容を受け継いだ『B壱』が2001年から2002年まで連載され、その後は2004年から2013年まで『ソウルイーター』を連載しています。その後、2015年に週刊少年マガジンへ移籍し、2022年まで『炎炎ノ消防隊』を連載していました。

『炎炎ノ消防隊』は、2015年から週刊少年マガジンで約6年半連載されていたダークファンタジー漫画です。火災とサスペンス、バトルアクションを取り入れた作品で、2019年と2020年に2度のアニメ化も果たしました。舞台化などのメディアミックス化や第3期アニメシリーズの制作も発表されるほどの高い人気を誇り、コミックスの全世界累計発行部数は2022年5月時点で2000万部を突破しています。

人体発火現象の脅威に苛まれていた東京皇国に住むシンラは、幼い頃に両親と生まれたばかりの弟を亡くしてしまいました。シンラは足から炎を出すことができる能力を持っていたため、火災の原因はシンラにあると迫害を受けます。しかし、シンラは火災の際に自分と家族以外の第三者を目撃していたことから、犯人はその人物であると考えています。成長したシンラは訓練校を卒業し、第八特殊消防隊に入隊します。火災の犠牲者と幼少時代に見た犯人を探すために、シンラは仲間たちと共に戦いを始めました。

国内外問わずに、現在でも高い人気を誇る『炎炎ノ消防隊』は今までに2回のアニメ化を果たしました。アニメ『炎炎ノ消防隊』シリーズも非常に人気が高く、作品を彩ってきた主題歌もファンから高評価を得ています。豪華なアーティストが手がけた曲はいずれも『炎炎ノ消防隊』の世界観をモチーフにしているため、曲の歌詞に注目した上でアニメシリーズを楽しんでみることで、今までわからなかった新発見も可能です。ここでは、アニメ『炎炎ノ消防隊』ではどのようなOPが起用されていたのかチェックしてみましょう。

アニメ第1期『炎炎ノ消防隊』1クール目のOPはインフェルノで、担当アーティストはMrs. GREEN APPLEです。作詞、作曲、編曲をボーカルの大森元貴さんが担当している楽曲で、歌詞には『炎炎ノ消防隊』の物語を彷彿とさせるような世界観を演出しています。常に危険が伴う中で懸命に戦い抜くことを歌詞の中で表現しているインフェルノは、炎の題材にした『炎炎ノ消防隊』のアニメのOPを飾ることになりました。

アニメ第1期『炎炎ノ消防隊』2クール目のOPはMAYDAYで、担当アーティストはcoldrainです。作詞はMasato、作曲はY.K.C、編曲はcoldrainで、歌詞すべてに英語が使用されています。『炎炎ノ消防隊』はサスペンス要素も取り入れた作品のため、暗いシーンも非常に多い作品です。歌詞の中には、それらの負の要素も背負って戦う特殊消防隊員たちの生き様が描かれいます。

アニメ第2期『炎炎ノ消防隊 弐ノ章』1クール目のOPはSPARK-AGAINで、担当アーティストはAimerです。作詞はaimerrhythm、作曲は飛内将大、編曲は玉井健二と飛内将大による楽曲で、歌詞の中には深い悲しみを抱える中で大切な人を守るために固く決心する様子が描かれています。歌詞内に描かれている内容が、幼少時代に母親と弟を亡くしながらも同じ悲しい思いをする人が少しでも減るよう、懸命に奮闘するシンラの決意と重なっています。

アニメ第2期『炎炎ノ消防隊 弐ノ章』2クール目のOPはTorch of Libertyで、担当アーティストはKANA-BOONです。作詞と作曲はボーカルの谷口鮪、編曲はKANA-BOONが担当しています。歌詞の中には作品のモチーフでもなっている炎をベースに、失われてしまった自由や抑圧されている日常からの解放をテーマに掲げている楽曲です。さまざまな葛藤を掲げながらも、希望を掴むために日々を生き抜く特殊消防隊のような力強さが表現されています。

アニメ『炎炎ノ消防隊』シリーズでは、OPのみならずEDもファンからは好評です。EDでは、OPとは違う角度から『炎炎ノ消防隊』の世界観を表現しているため、物語の世界観と歌詞の意味を知った上で楽曲を聴いてみることで見えてくるものがあります。ここでは、アニメ『炎炎ノ消防隊』で実際にEDを飾った楽曲を、担当していたアーティストや歌詞の内容などを交えてチェックしてみましょう。

アニメ第1期『炎炎ノ消防隊』1クール目のED主題歌は、veilで担当アーティストは須田景凪です。作詞、作況、編曲が須田景凪が担当している楽曲で、2019年8月21日に発売したporteに収録されています。歌詞には、さまざまな痛みを抱えながらも進み続ける主人公の姿が表現されているため、『炎炎ノ消防隊』内で傷だらけになりながらも懸命に戦い、成長し続ける特殊消防隊の姿と重なる楽曲です。

アニメ第1期『炎炎ノ消防隊』2クール目のED主題歌は脳内で、担当アーティストはLenny code fictionです。作詞、作曲はボーカルの片桐航で、編曲はakkinとLenny code fictionによって行われています。歌詞の中では例え他人からは悪魔のようなイメージを持たれていたとしても、己の信念と正義のためであればその気持ちを曲げてはいけない大切が描かれています。歌詞で描かれてる内容が、主人公のシンラが抱える心境にも重なる楽曲です。

アニメ第2期『炎炎ノ消防隊 弐ノ章』1クール目のEDはIDで、担当アーティストはサイダーガールです。作詞、作曲はボーカルのYurin、編曲はサイダーガールが行なっています。歌詞の中では、生まれてくる環境の違いから発生する能力の違いに葛藤を抱えながらも、自分を愛せるようになれるよう希望を抱き進み続けることの大切さが描かれています。壮絶な過去を抱えながらも、自分の信じる道を進むシンラの姿をイメージしてこの楽曲が作成されました。

アニメ第2期『炎炎ノ消防隊 弐ノ章』2クール目のEDはディザイアで、担当アーティストはPELICAN FANCLUBです。作詞、作曲はボーカルのエンドウアンリ、編曲はKANA-BOONの谷口鮪とPELICAN FANCLUBによって行われていました。この楽曲を作成するにあたり、『炎炎ノ消防隊』の中でも人気の高いアーサーの真っ直ぐな姿が歌詞に反映されています。この楽曲が発表された際、Youtubeでは曲のモデルとなったアーサーのシーンを中心に構成されたプロモーションも公開されました。

アニメ『炎炎ノ消防隊』シリーズではOPやEDなどで物語を盛り上げましたが、実際にキャラクターに声を吹き込んでいた実力派の声優も重要な存在です。実力派の声優の演技によって、アニメ『炎炎ノ消防隊』の物語はより厚みを増しています。ここでは、アニメ『炎炎ノ消防隊』ではどのような声優が起用されていたのか、簡単な経歴を交えながらチェックしてみましょう。

アニメ『炎炎ノ消防隊』の主人公でもある森羅日下部を演じるのは梶原岳人です。梶原岳人は2017年から活動している声優で、現在では歌手やYoutuberとしても活動しています。2020年には第14回声優アワードで新人男優賞を受賞する他に、2021年には初のミニアルバムの発売やワンマンライブの開催など、多方面で精力的に活動している声優です。

『炎炎ノ消防隊』では自身を騎士と名乗り、人々を守るために戦うことを望むアーサーを演じているのは小林裕介です。小林裕介は2009年から活動している声優で、幼少時代はイギリスに住んでいたこともある帰国子女です。2017年に第11回声優アワードにて新人男優賞を受賞する他に、2021年にはCrunchyrollアニメアワード最優秀声優賞日本語部門を受賞した経歴を持ちます。

『炎炎ノ消防隊』では細見でありながら筋肉質な体系を持ち、黒い長髪でポニーテールという姿の女性でもある茉希尾瀬を演じるのは上條沙恵子です。上條沙恵子は2017年に劇団スーパー・エキセントリック・シアター映画放送部に所属後、2019年に『炎炎ノ消防隊』の茉希尾瀬役で声優デビューを果たしました。現在ではアニメやゲームの声優や洋画作品の吹き替えなどでも活動しています。

『炎炎ノ消防隊』内に登場する聖陽教のシスターで、焔人となってしまった人々の魂を沈めるために祈り続けるアイリスを演じるのはM・A・Oです。M・A・Oは女優としても活動しており、その際の名義は市道真央を使用しています。声優としては、現在でもアニメやゲーム、洋画の吹き替えなどで多くの作品に出演を果たしているほどの高い人気を誇ります。

『炎炎ノ消防隊』では無能力者でありながら、主人公のシンラなどが所属する第八所属消防隊の大隊長を務める秋樽桜備を演じるのは中井和哉です。2011年には第5回声優アワードで助演男優賞を受賞する実力派で、情報番組や報道番組などのナレーターとしても活動しています。

『炎炎ノ消防隊』の主人公シンラが所属する第八特殊消防隊の中隊長でもある武久火縄を演じるのは鈴村健一です。鈴村健一は1994年にデビューした声優で、現在では歌手やナレーターとしても活動しています。2016年には第16回声優アワードにて助演男優賞とパーソナリティ賞を同時に受賞するほどの実力者で、同年には第6回ミュージック・ジャケット大賞2016にて特別賞も受賞しています。

『炎炎ノ消防隊』に登場する第一特殊消防隊の中隊長を務める神父でもある烈火星宮を演じるのは関智一です。関智一は1991年から活動している声優で、現在では舞台俳優や歌手として活動する他に、漫画原作者などを務めた経歴を持ちます。悪役から子供やマスコットのようなキャラクターなど、元々の声質にとらわれずに演じる高い表現力を持つ声優です。

『炎炎ノ消防隊』に登場する第一特殊消防隊の隊員で、第八特殊消防隊に研修所属する環古達を演じるのは悠木碧です。悠木碧は子役として1996年にデビュー、声優としては2003年からデビューという経歴の持ち主です。現在では歌手やタレントとしても精力的に活動しており、2012年の第6回声優アワードでは歴代最年少でもある19歳で主演女優賞を受賞するなど、高い演技力が評価されています。

『炎炎ノ消防隊』に登場する第一特殊消防隊の中隊長で神父を務めるカリム・フラムを演じるのは興津和幸です。興津和幸は2000年から活動している声優で、学生時代にはNHK杯全国高校放送コンテストに出場し、朗読部門で兵庫県1位を獲得した経歴を持ちます。声優としての表現力も高く評価されていて、現在でも多くの作品に出演を果たしています。

『炎炎ノ消防隊』に登場する第一特殊消防隊の中隊長で、戦闘を好まない優しい性格の神父でもあるフォイェン・リィを演じるのは日野聡です。日野聡は2000年から活動している声優で、出演する作品は原作をしっかり読み込み、内容を理解してから演じる声優として知られています。高い演技力が評価されていることから、現在でもアニメや洋画の吹き替えなど多方面で活動している声優です。

ここで、『炎炎ノ消防隊』の主題歌に対する世間での評判や人気をチェックしてみましょう。

アニメ『炎炎ノ消防隊』を視聴していないファンからも主題歌に関して高く評価する声が見受けられます。アニメを視聴していなくても、何らかの機会があれば触れることができます。このように、主題歌をきっかけにアニメを視聴し始めることができるのも魅力です。

『炎炎ノ消防隊』の主題歌をきっかけに、好みのアーティストを見つけたというファンの声も見受けられました。アニメの主題歌を担当しているアーティストは実力派が勢揃いしています。このように、『炎炎ノ消防隊』に起用された曲をきっかけに新しい出会いも見つけられるのも主題歌の魅力です。

アニメ『炎炎ノ消防隊』に起用されている主題歌と、OPの映像の演出に感動するファンの声も見受けられます。アニメ『炎炎ノ消防隊』に起用されている主題歌は、いずれも作品の世界観を遵守したうえで制作されました。これに映像の演出が加わることで、楽曲に対してより深みが生まれる結果となっています。

アニメ『炎炎ノ消防隊』シリーズで今まで起用されてきた主題歌は、いずれもファンからの評価も高くかっこいい楽曲であることがわかりました。2022年5月にはアニメ『炎炎ノ消防隊』の第3期の制作決定が発表されています。今後も『炎炎ノ消防隊』が持つ世界観を遵守した楽曲が採用されていくため、物語の動向のみならずOPやEDのような主題歌の情報も欠かさずチェックしてみましょう。