【炎炎ノ消防隊】最強なのは誰？主要キャラの強さや能力を徹底調査

『炎炎ノ消防隊』とは、週刊少年マガジンで連載されていたSF消防隊漫画です。焔ビトと呼ばれる炎の脅威と戦う特殊消防隊の活躍を描いています。ここでは『炎炎ノ消防隊』とはどのような漫画なのか紹介していきましょう。

『炎炎ノ消防隊』の作者は、東京アニメーター学院卒の漫画家、イラストレーターの大久保篤さんです。大久保篤さんは現在のスクウェア・エニックスが主催する『第3回エニックス新世紀マンガ大賞』において『一善の骨』で準大賞を受賞し、デビューしました。大久保篤さんの連載作品としては、『炎炎ノ消防隊』の他に『B壱』や『ソウルイーター』などがあり、すべてアニメ化されています。

『炎炎ノ消防隊』とは、週刊少年マガジンで2015年から2022年まで連載していた人気漫画です。炎の大災害によって一度文化が消滅し、新しく作られた東京皇国という国で、炎の脅威「焔ビト」への対応を行う特殊消防官の姿を描いています。原作コミックスは全34巻が発売されており、累計発行部数は全世界で2000万部を突破したヒット作となっています。

東京皇国で暮らす少年・森羅は、謎の火事で母親と弟を失った過去を持ちます。火事の現場には家族以外の誰かがいたことを記憶している森羅ですが、発火能力に覚醒していた森羅は火事の原因と疑われ、迫害されることになります。そして森羅は、家族のような被害者を出さないため、さらに自分に着せられた殺人犯という汚名を晴らすために、炎への脅威と戦う特殊消防隊に入隊するのでした。

『炎炎ノ消防隊』は炎に関する能力を使ったバトル漫画です。そのため、『炎炎ノ消防隊』の登場人物の中には発火能力やアドラバーストなどの特殊能力を持っているキャラクターが多く登場します。その中でも最強のキャラクターは誰なのでしょうか。ここでは、『炎炎ノ消防隊』における最強キャラを紹介していきましょう。

『炎炎ノ消防隊』における最強キャラは「森羅万象マン」です。森羅万象マンは主人公である森羅の最終形態となっており、森羅と象、万里が魂を共鳴させて融合した姿です。森羅万象マンは伝導者と一体化し、「絶望聖女」となったハウメアを圧倒するほどの強さを持っていました。

『炎炎ノ消防隊』の森羅万象マンの能力は、想像することで生命を生みだしたり、大地を創造したりする能力です。森羅万象マンはハウメアの黒い炎を花に変え、あたり一面を花畑に変えました。さらに森羅万象マンが笑うクジラを生み出すと、クジラは花畑を泳いでいきます。ハウメアが強大なエネルギーの光を放出すると、森羅万象マンはそれを投げ捨て、大気を創造しました。このような最強の能力を持っているため、作中最強のキャラは森羅万象マンです。

『炎炎ノ消防隊』で森羅万象マンが登場したのは、295話です。ラスボスであるハウメアの圧倒的な力の前に、森羅も「俺に出来ることはもうない」と考えてしまいます。しかし日下部家の3人は手を取り合い、希望を胸に、魂の共鳴を行います。そして3人の魂が一つになっていき、森羅万象マンが誕生したのでした。

『炎炎ノ消防隊』には、他にもさまざまな特殊能力を持った能力者が登場します。能力者には、炎を生み出すことはできないが炎を操れる第二世代能力者と、炎を操ることはできないが炎を生み出せる第三世代能力者がいます。ここでは『炎炎ノ消防隊』の主要キャラの強さや能力を紹介するため、チェックしてみてください。

『炎炎ノ消防隊』の主人公であり救世主でもある森羅日下部の能力は、幅広く活用できる点が特徴です。足から炎を出すことができるため、空を飛ぶように移動することでいち早く現場に駆けつけたり、高速でキックを繰り出して攻撃をしたりすることができます。さらにアドラバーストの持ち主でもあるため、加護を受けることで光速を超える速度で動くことも可能になります。能力者としての強さもトップクラスです。

『炎炎ノ消防隊』のアーサー・ボイルはシンラのライバルポジションのキャラクターです。能力としては、炎を高温にすることでプラズマを発生させることができます。騎士王を目指しているアーサーは、プラズマでエクスカリバーという剣を作り出し、剣術で攻撃を行うことを得意としています。さらに妄想が捗るほど、自己強化されるという特殊な能力を持っています。そのため、本人の気分次第で強さにはムラがありますが、作中ではドラゴンも倒しています。

『炎炎ノ消防隊』の優一郎黒野は、灰島重工に勤めている会社員です。灰病によって炭化した右腕を使い、黒煙を操るという能力を持ちます。黒煙は攻撃だけでなく防御や目眩ましにも使えるため、攻守ともに優れた実力者です。また、弱い者いじめが大好きという凶悪な人格をしていることから、「最凶の能力者」と呼ばれています。作中でも巨大焔ビトを倒しているため、その強さはトップクラスですが、本人は弱いものをいたぶることにしか魅力を感じていません。

『炎炎ノ消防隊』の象日下部は、乳児の頃にアドラバーストに目覚め、それが原因で伝導者一派に連れ去られました。象には、宇宙の熱膨張を利用することで、自分以外の時間を停止させるという能力があります。相手にとっては対抗する手段がない最強クラスの能力ですが、技を使うことで身体が少しずつ凍っていくというデメリットがあります。また、この能力は実際には時間を歪めているだけで、シンラのように高速で動ける相手に対しては完全に時間を停止することはできません。

『炎炎ノ消防隊』のアイリスは、第8特殊消防隊に所属しているシスターです。発火能力を持たない無能力者であるため、戦闘には参加せずに焔ビトの鎮魂のための祈りを捧げることが役割でした。しかし物語が進むにつれ、実はアドラバーストを持つ8人目の柱であることが判明します。アイリスは祈りによって加護を授けることができる能力を持っており、作中でも柱であることが判明する前に、加護によってドラゴンのブレスを防いだことがあります。

『炎炎ノ消防隊』のプリンセス火華は、第5特殊消防隊の大隊長です。プリンセス火華は第三世代能力者であり、熱を操作するという能力を持ちます。戦闘の際には、花びらのような形をした炎を舞い散らせる「鉄仙（クレマチス）」という技や、炎の木を作り出して炎の花びらを舞い散らせる「桜」によって攻撃を行っています。また、高熱を発生させて相手の周囲にまとわせ、血圧を下げて脳への血液量を減少させることによって平衡感覚を失わせる「熱失神」という技を用いることができます。

『炎炎ノ消防隊』の環古達は、第1特殊消防隊の新人でしたが、第8特殊消防隊に預かりという形で配属しています。環の能力は「ネコマタ」と呼ばれるもので、二つに分かれた猫の尻尾のような炎を使って攻撃を行います。また、能力というわけではありませんが、なぜか行動を起こすたびに服が脱げたり相手に身体を触られたりしてしまうラッキースケベられ体質で、作中ではラッキースケベられによって敵を倒したこともあります。

『炎炎ノ消防隊』の茉希尾瀬は、第8特殊消防隊に所属している第二世代能力者です。着火装置によって作り出した炎を「メラメラ」、「プスプス」と呼ばれる火の玉に変えて操ったり、火災現場の炎を消したり焔ビトの能力を無力化したりすることができます。さらに身体能力が高く、元軍人であることから、白兵戦も得意です。装備ユニットを身に付けて戦うことで、第三世代能力者に引けを取らない強さを発揮します。作中ではシンラやアーサーの訓練教官もしており、2人を軽くいなしています。

『炎炎ノ消防隊』の新門紅丸は、第7特殊消防隊の大隊長を務めている消防隊最強の男です。鬼の焔ビトでも倒すことができる居合手刀を使った技を繰り出します。また、紅丸は第二世代と第三世代の能力を両方使うことができる作中唯一の能力者となっており、身体能力や技、能力の全てにおいてトップクラスの強さを誇ります。アドラバーストなどの特殊能力は持っていませんが、それでも作中での最強クラスのキャラクターです。

『炎炎ノ消防隊』の武久火縄は、第8特殊消防隊の中隊長を務めている第二世代能力者です。能力としては、銃を使用する際の火薬の爆発を制御し、弾道や弾の速さを操作するというものです。さらに着弾した際の火花を操作することで、跳弾まで操作することができます。この能力を活用して、火縄は狙撃手として第5特殊消防隊との戦いの際には敵全員を戦闘不能にしています。

『炎炎ノ消防隊』のジョーカーは、教会出身のダークヒーローです。第二世代能力者であり、体温を上昇させることで身体能力を向上することができます。さらにトランプを使った攻撃は、相手を切断するほどの殺傷能力を有しています。高い戦闘能力を持った実力者であることは確かですが、他のキャラクターの強さがチート級であることと、ジョーカーの能力自体謎が多いことから、何位くらいの強さなのかは不明です。

『炎炎ノ消防隊』のレオナルド・バーンズは、第1特殊消防隊の大隊長を務めているキャラクターです。炎のエネルギーによって身体能力を爆発的に向上させることができ、1対1でバーンズに勝てる相手はまずいません。消防隊最強と言われている紅丸が「互角」と言っているため、バーンズも最強クラスの実力者であると推測されます。最大火力になるまでには時間が必要ですが、炎の化身とも言われており、特殊能力ではない純粋な強さを持つキャラクターとなっています。

『炎炎ノ消防隊』のハウメアは、伝導者一派の一人でアドラバーストを持つ柱です。ハウメアは第三世代能力者であり、熱を電気に変換させ、電気信号を操れるという能力を持ちます。電気信号によって相手の思考を読む、人体を操作するといったことができます。ただし、同じようにプラズマを操るアーサーに対しては攻撃が効かず無効化されるため、苦手としていました。また、直接的な攻撃力は強くはありません。

『炎炎ノ消防隊』のドラゴンは、伝導者一派の屠り人です。作中でも最強クラスの強さを誇り、攻撃力、防御力と共に圧倒的です。ドラゴンは身体の一部を自由に焔ビト化することができ、焔ビトになると名前のとおり外見もドラゴンになります。軽く息を吐くだけで周囲を吹き飛ばすほどの威力を持っており、その威力もドラゴンそのものです。作中でも妄想が捗っているアーサーを圧倒していました。

『炎炎ノ消防隊』のカロンはハウメアの守り人です。第二世代能力者であり、相手の攻撃のエネルギーを体内に蓄積し、熱エネルギーとして放出することができます。即座にその場で攻撃を反射することはできないものの、相手にしてみれば跳ね返されるまでにカロンにダメージを与えられなければ、確実に跳ね返し攻撃がくることになります。さらにカロンは肉体が頑丈であり、森羅のラピットにも対応していることから、加護のない人間の中ではその強さは化け物クラスです。

『炎炎ノ消防隊』では公式でも人気キャラランキングを実施しており、どのキャラクターが人気なのかファンからも注目が集まっています。ここでは『炎炎ノ消防隊』のかっこいい人気キャラの魅力ランキングのTOP10からTOP4までを紹介していくため、ぜひチェックしてみてください。

『炎炎ノ消防隊』のかっこいい人気キャラの魅力ランキング10位は「武久火縄」です。火縄は変人ばかり集まっている第8特殊消防隊の中では珍しく常識人で、理知的なキャラクターとなっています。狙撃手として圧倒的なスキルを持っており、能力を活かして敵を制圧する活躍を見せています。また、桜備をサポートし、しっかりとチームワークを保っていることから、ファンの支持を獲得しました。ファンからは「温厚なのに確かな実力を持っているところが良い」などの声が寄せられました。

『炎炎ノ消防隊』のかっこいい人気キャラの魅力ランキング9位は「象日下部」です。象は森羅の弟で、火事の際に幼い象も死んだものと思われていました。しかし、伝導者一派に連れ去られていた象は、伝導者一派の灰焰騎士団（かいえんきしだん）の団長となって森羅の前に現れます。象はその実力もチート級であるため、ファンからは「13歳の若さでこの強さはすごい」などのコメントが寄せられていました。

『炎炎ノ消防隊』のかっこいい人気キャラの魅力ランキング8位は「プリンセス火華」です。プリンセス火華は第5特殊消防隊の大隊長で、シスター・アイリスとは姉妹同然の関係です。もともとは第8特殊消防隊と対立するドSな女性でしたが、森羅に殴られ「俺がお前のヒーローになってやる」と宣言されたことで、森羅のことを好きになってしまいました。ファンからは「森羅の前だと乙女になってしまうギャップが好き」などのコメントが集まっています。

『炎炎ノ消防隊』のかっこいい人気キャラの魅力ランキング7位は「秋樽桜備」です。桜備は第8特殊消防隊の大隊長で、特殊能力を持たない無能力者です。しかしその実力は確かで、筋トレによって鍛えた肉体を武器に第三世代能力者とも互角に渡り合っています。紅丸からも一目置かれている人物で、正義感が強く、第8特殊消防隊の父親のような存在です。ファンからは「こんな上司が欲しい」などの声が寄せられていました。

『炎炎ノ消防隊』のかっこいい人気キャラの魅力ランキング6位は「アイリス」です。アイリスは第8特殊消防隊所属のシスターで、天使のような笑顔が可愛い少女です。激しい戦闘シーンの多い本作の中では、アイリスは癒しの存在となっています。また、アイリスが『炎炎ノ消防隊』におけるメインヒロインだと考えているファンも多いです。ファンからは「とにかく可愛い」、「隠れ巨乳なところが好み」などのコメントが寄せられていました。

『炎炎ノ消防隊』のかっこいい人気キャラの魅力ランキング5位は「茉希尾瀬」です。茉希も本作のヒロインの一人で、一見してクール美人なタイプの先輩消防官です。第二世代能力者としての実力も確かですが、乙女な一面も持っており、かわいいものや恋バナが大好きです。アイリスからは「頭の中乙女お花畑」などと言われています。ファンからは「かっこいいのに可愛いものに目がないギャップがかわいい」などのコメントがありました。

『炎炎ノ消防隊』のかっこいい人気キャラの魅力ランキング4位は「環古達」です。環も本作のヒロインの一人で、口の悪いツンデレタイプの美少女です。先に紹介したラッキースケベられ体質によるハプニングシーンも、ファンからは人気が高いです。さらに、物語が進むにつれて強く成長していく姿がファンの支持を集めました。ファンからは、「ツンデレで猫っぽいところが好き」などのコメントが集まっています。

ここまで『炎炎ノ消防隊』のかっこいい人気キャラの魅力ランキングTOP10からTOP4まで紹介してきましたが。ここからは、TOP3を紹介していきます。『炎炎ノ消防隊』の登場キャラの中でも、ファンからの支持をもっとも集めたキャラクターが誰なのか、ぜひチェックしてみてください。

『炎炎ノ消防隊』のかっこいい人気キャラの魅力ランキング3位は「アーサー・ボイル」です。アーサーは森羅のライバルで、自分のことを騎士だと考えている中二病チックなキャラクターです。さらに右手がどちらなのかわからなくなるようなおバカですが、妄想が捗るほど強くなるなど、魅力的な人物となっています。また、外見がイケメンであることも人気の理由の一つです。ファンからは「いざというときに頼りになる」、「おバカだけど生き方がかっこいい」などのコメントが寄せられました。

『炎炎ノ消防隊』のかっこいい人気キャラの魅力ランキング2位は「新門紅丸」です。紅丸は浅草を守る火消しで、最強の消防官と呼ばれています。外見がかっこいいのはもちろん、ぶっきらぼうですが情に厚い生来の江戸っ子気質なその性格も、紅丸の人気の理由の一つです。さらに作中で唯一の第二、第三世代両方の能力を扱うことができる煉合消防官であるため、高い人気を誇ります。ファンからは「どう考えても好きになるしかない」、「作中最強の男」などのコメントがありました。

『炎炎ノ消防隊』のかっこいい人気キャラの魅力ランキング1位は「森羅日下部」です。森羅は本作の主人公であり救世主でもある少年で、ヒーローになるために消防官として日々奮闘しています。森羅が訓練や戦いを通して強くなっていく姿は、多くのファンの心を掴みました。ファンからも「物語の途中で力の使い方を学び、より強くなっていく姿が良い」、「優しいヒーローを目指して頑張る姿がかっこいい」などのコメントがありました。

『炎炎ノ消防隊』には強いキャラクターが大勢登場しますが、最強からというと、やはり作中で最強の消防官と言われている紅丸に関するコメントが多数を占めていました。ここでは『炎炎ノ消防隊』の最強キャラに対する世間での評判や人気を紹介していきましょう。

しばらく『炎炎ノ消防隊』を読めていなかったという人からは、「紅丸は稀に見る気持ちの良い最強キャラ」というコメントがありました。他にも、ツイッター上には「紅丸が最強でかっこよすぎる」などのコメントが多数見つかりました。

『炎炎ノ消防隊』を読んでいる人の中には、「森羅万象マンのフラグ回収といい無敵さといい、味方とは思えない強さ」とコメントしている人がいました。最強キャラの森羅万象マンとラスボスである絶望聖女とのバトルは、ファンからも注目されていました。

アニメの『炎炎ノ消防隊 弐ノ章』を見た人の中には、「アーサー最強なんじゃないかと思い始めた」とコメントしている人もいました。アーサーは妄想が捗ることによって能力が上がっていく能力者であるため、アーサーも最強の能力者の一人です。

『炎炎ノ消防隊』に登場するさまざまなキャラクターの中でも、最強キャラは森羅万象マンでした。その能力は、生命を生み大気や大地を作りだすというもので、ハウメアをも圧倒していました。『炎炎ノ消防隊』の最強キャラや主要キャラの能力について興味が湧いた人は、ぜひ『炎炎ノ消防隊』をチェックしてみてください。