【アイシールド21】最強選手ランキング！上位はあのメンツ！

今回は『アイシールド21』に登場するキャラクターを最強選手順にTOP20で発表していきます。

原作を稲垣理一郎、作画を村田雄介が担当した漫画で、2002年から2009年まで『週刊少年ジャンプ』に連載されました。パシリ人生を送っていた主人公の小早川瀬那が私立泥門高等学校に入学した際にアメフト部の蛭魔妖一に走りの才能を見つけらたことで、「泥門デビルバッツ」の仲間たちと共に謎の選手・アイシールド21として活躍・成長していく様子を描いていきます。

2005年から2008年にかけてはアニメ版の「アイシールド21」も放送され、それに合わせたトレーディングカードゲームや家庭用ゲームも展開されました。原作漫画とは少々異なる部分もありますが、熱い展開や見応えのある技などで漫画と共に人気を博しました。

そんな『アイシールド21』には「泥門デビルバッツ」を始めとしたチームに所属する様々なアメフト選手がおり、ストーリーが進むに連れて日本一・世界一レベルの実力を持つ者も現れてきます。それら全て選手の中でどのキャラクターが最強選手になるのかを原作の活躍や情報を元にランキングにしていきます。

『アイシールド21』の最強選手ランキングの中では下位になりますが、最強選手として名を連ねる第20位から第16位の選手を見ていきましょう。

最強選手ランキング第20位は太陽スフィンクス副主将の番場衛です。身長198cm、体重140kgの恵まれた体格とスクワットの高校生記録を持っており、チームにおいては常に冷静な思考でチームプレーを重視しています。作中では大きな活躍はないものの峨王が称賛した実力やチームを支える発言などは最強選手として十分な実力を持っています。

最強選手ランキング第19位は西部ワイルドガンマンズの鉄馬丈です。ポジションであるワイドレシーバーとしては関東四強のレシーバーと言われており、正確なルート取りとそのルートを開くためのパワーを持ち合わせています。作中では最終的にアメリカの選手に対抗できる実力を見せています。

最強選手ランキング第18位はキッドこと武者小路紫苑です。「早撃ちキッド」の異名を持ち、並外れた反応の速さによる臨機応変な思考とそれによって放たれる最速のパスが強力な武器となっています。作中では策士であるヒル魔も認めるほどの天才と言われ、チームプレーもできることからクォーターバックとしても総合的な選手としても上位の実力があると言えます。

最強選手ランキング第17位はアメリカ代表の「五芒星（ペンタグラム）」の一人であるタタンカです。身長210cmという作中最高身長であり、その身長を活かしてパスカットをすることから「人間ドーム」と称されています。作中の活躍としては目立ったものはありませんが、先の身長と評価からこの順位であると判断しました。

最強選手ランキング第16位は盤戸スパイダーズの佐々木コータローです。TFP成功率100%を誇るキッカーで、針の穴を通すような精密性の高いキックとそれに合わせて風邪などを読む計算力もあります。同じキッカーとしてライバル視する武蔵厳とは精密性と飛距離の違いがありますが、この二人はキッカーとして最強選手に入る実力だと言えます。

『アイシールド21』の最強選手ランキング第15位から第11位でもポジションや得意技において一芸を持つ選手がランキングに入っています。

最強選手ランキング第15位は泥門デビルバッツの武蔵厳です。高校選手としては最高レベルのキック力を持ち、ヒル魔が当初は少し盛っていた「60ヤードマグナム」も実際に達成したことからその飛距離は凄まじいものです。佐々木コータローと比べるとキックの正確性に難はありますが、それでもキッカーとしては最強選手に相応しい実力です。

最強選手ランキング第14位は神龍寺ナーガの細川一休です。バック走で4秒89の記録や空中戦を得意と豪語できるほどの驚異的な身体能力を持っています。作中ではプライドの高さから暴走してしまって敗戦することありましたが、身体能力で言えば最強選手として間違いないものであり、同じチームの金剛阿含も認めるほどの実力です。

最強選手ランキング第13位は盤戸スパイダーズの赤羽隼人です。通称「赤目のエース」と呼ばれており、タイトエンドのポジションとしてのオールラウンダーな活躍と知力を活かした戦術の組み立てを得意としています。作中では重心移動を見切って体格が大きな相手も飛ばせる「蜘蛛の毒（スパイダーポイズン）」をチーム内に伝授するなど、指揮・監督面でも強さを発揮しています。

最強選手ランキング第12位はドイツ代表のハインリッヒ・シュルツです。セナや進と同じ40ヤード走4秒2の走力を持ち、超記憶症候群を活かした選手データの把握で頭脳的なプレーを得意としています。作中では同じ走力を持つセナと一騎打ちをしており、最終的には敗北しますが、その戦いの過程では頭脳面を活かして有利に立ち回っています。

最強選手ランキング第11位は帝黒アレキサンダーズの本庄鷹です。走り幅跳び8m25cmの日本記録保持者であり、試合時の空中戦の様子から「空を歩く男」を異名を持っています。それに加えてキャッチに対して取り損ねを許さない性格から試合中も粘り強いプレーができます。作中では日本最強のレシーバーとして評価されており、世界的にもその実力に匹敵するレシーバーは出ていません。

『アイシールド21』の最強選手ランキングTOP10には元々の才能や実力がある選手もいれば数々の試合を通して成長した選手もいます。

最強選手ランキング第10位は泥門デビルバッツの栗田良寛です。ポジションはセンターライン兼ディフェンスタックルで、スペシャルチームではロングスナッパーも務めています。初期は気弱な部分もあって強さにムラがありましたが、白秋ダイナソーズ戦での峨王との戦いを経て精神的な成長を見せ、クリスマスボウルでは日本最強のラインマンになりました。

7月7日生まれのO型で、身長195cm、体重205kg。40ヤード走は6秒5、ベンチプレスは160kgを記録しています。特にベンチプレスの記録は「アイシールド21」の都内の高校において最も高いものであり、日本国内で見ても峨王に次ぐ記録となっています。体格と力強さは最強選手と言えるものです。

作中ではそのパワーを活かして相手の壁を破壊し突破する能力を発揮します。東京大会三位決定戦では「巨大不沈艦」と称されるほど、下半身の力では峨王を凌ぐ部分もあるなど、日本国内の選手としては規格外なものです。また、ロングスナッパーのポジションでも活躍を見せており、センターにおいて重要な役割を果たせる選手に成長しています。

最強選手ランキング第9位は泥門デビルバッツ主将のヒル魔こと蛭魔妖一です。ポジションはクォーターバック兼セイフティですが、部員が完全に揃っていなかった時はキッカーなど様々なポジションをこなしています。その真の実力は頭脳を活かした奇策・奇襲とテクニカルなパスを操り、ゲームメイクをしていきます。

身長176cm、体重67kgで、40ヤード走は5秒1、ベンチプレス：75kgを記録しています。パス捌きなどはテクニカルである反面、身体能力については人並みであり、パワープレイについては中堅以上の相手だと推し負けてしまうものです。しかし、それを補う作戦と日々の特訓は欠かしておらず、カタログスペック以上の能力を発揮しています。

作中では格上の相手に勝つため常に作戦を練っており、チームメイトに対しては的確な指示を出す司令塔として活躍しています。また、自身がプレーに絡む際は正確かつ高速高回転のパス「デビルレーザー弾（バレット）」やパスをしたフリのハンドオブフェイクを使うなど臨機応変な技を使っていきます。

最強選手ランキング第8位は白秋ダイナソーズの峨王力哉です。高校からアメフトを始めており、技術としてはそれほど突出したものはありませんが、並外れた巨体とそこから繰り出されるパワーは目の前の相手を吹き飛ばすものです。作中登場時から圧倒的存在感を出し、全日本代表になってからは更なる成長を遂げて栗田と共に日本最強のラインマンになっていきます。

4月4日生まれのB型で身長200cm、体重131kg。40ヤード走5秒4、ベンチプレス210kgを記録しています。ベンチプレスは日本国内高校生として1位の記録を持ち、どの項目を見ても高校1年生とは思えないものになっています。

作中ではディフェンシブタックルのポジションとして向かって来る相手のクォーターバックを悉く退け、負傷退場させています。一番の強みは相手のフェイントすら無視する全速力の突進であり、小細工のない純粋な力で相手を蹴散らします。試合を重ねた後もこのプレイスタイルは大きく変わっておらず、それが多くの世界選手相手でも通用することは最強選手と言える部分です。

最強選手ランキング第7位は帝黒アレキサンダーズの大和猛です。かつてアメリカ・ノートルダム大附属中のエースランナーであって本物のアイシールド21であり、その走力はもちろんのこと、その他のスペックについても総合的に高い実力を持っています。しかし、それらの能力は全て鍛錬によって作り上げられたものであり、自らを器用貧乏と称しています。

10月10日生まれのA型で身長192cm、体重85kg。40ヤード走4秒3、ベンチプレス135kgを記録しています。40ヤード走の記録についてはタックルと合わせて捨て身で前進すれば限界値と言われる40ヤード4秒2を超えるものにできます。日本人としては恵まれた体格ですが、作中では規格外の体格の選手が多くなっており、強みとしてあるのは総合的なバランス面です。

作中ではその実力から帝王と称され、日本最強のプレーヤーと言わる選手です。その中でも特に強いのは元々の体格と鍛えぬいた体幹によるボディバランスであり、絶対に倒れず直進し続ける「帝王の突進（シーザーズチャージ）」が切札となっています。ディフェンスでもその強みは発揮され、長身とパワーと合わせて相手の動きを封じていきます。

最強選手ランキング第6位は神龍寺ナーガの金剛阿含です。ポジションは普段はワイドレシーバーで、ドラゴンフライ時はクォーターバックになります。100年に一人の天才と言われる人物で泥門デビルバッツと試合するまでは練習せずに試合に出るだけでアメフトの実力が磨かれていくというものでした。日本代表となった後も格落ちはせず、様々な面で成長を続けながら試合をしています。

5月31日生まれのB型で、身長175cm、体重67kg。40ヤード走とベンチプレスは作中では明かされていません。スポーツ推薦で神龍寺学院に入学し、ヒル魔に対抗するかのようにアメフトを始めたことからアメフト歴は2年です。しかし、そんな始まりでも日本トップクラスのプレーヤーになっています。

作中では「神速のインパルス」と称される反応速度を持ち、これが元々の身体能力と合わせることで天才的なプレーを生み出しています。一方で、全体的なプレイスタイルとしてはアメフトにおける正攻法であり、それだけで強いところはやはり才能によるものとしか言えないものになっています。

『アイシールド21』の最強選手ランキングのTOP5では成長を遂げたメイン勢とアメフトの本場において圧倒的な実力を誇る面々がランクインしました。

最強選手ランキング第5位は王城高校ホワイトナイツの進清十郎です。ポジションはラインバッカーで、後にランニングバックを務めるようにもなります。大和猛と互角の実力を持つと言われ、日本国内最高選手の一人でありながら常に鍛錬を怠らず、成長し続けることで最強選手になっていきました。 

7月9日生まれのAB型で身長175cm、体重77kg。40ヤード走4秒37から4秒2に短縮、ベンチプレス140kgを記録しています。体格やベンチプレスについては恵まれたものではありませんが、日頃の鍛錬を続けたことで前述の記録以上のスペックを出しています。特に脚力は後に最速になり、総合的に強い選手となりました。

作中ではパワー・スピード・テクニックを兼ね備えながら頭脳・メンタル面でも強みも見せており、相手を突き飛ばす「槍タックル（スピアタックル）」や「三つ又槍タックル（トライデントタックル）」は多くの選手を退けています。また、フォーメーションの「巨大弓（バリスタ）」においてランニングバックとなる時は高速かつ突破力のある動きを見せています。

最強選手ランキング第4位は泥門デビルバッツのアイシールド21であるセナこと小早川瀬那です。ポジションはランニングバック兼フリーセイフティを務めています。アメフトを始めてから驚異的な成長を遂げており、様々な技を編み出しながら世界的な選手と戦えるほどになりました。

12月21日生まれのA型で身長159cm、体重50kg。40ヤード走はアメフト部入部前は5秒、全力で4秒2に短縮、ベンチプレスは段階的にやって45kgを記録しています。脚力は本気を出せばトップクラスですが、入部当初は体力が追い付いていませんでした。一方で、体の丈夫さは元々あり、鍛錬を重ねた後は峨王のタックルに耐えられるほどのものになっています。

作中では「高速のランニングバック」と呼ばれる通り、スピードと瞬発力によって様々な強敵を突破しています。「デビルバットゴースト」を始めとする必殺技を使うことで変則的なランも可能となっています。また、白秋ダイナソーズ戦ではクォーターバックをやっており、脚力を活かした新しいスタイルで戦ったこともあります。

最強選手ランキング第3位はNASAエイリアンズのパンサーことパトリック・スペンサーです。ポジションはランニングバック兼セイフティを務めています。黒人のしなやかさを活かしたランは作中で徐々に成長していき、再登場した際にはセナを超える速度となって立ちはだかりました。本場アメリカ代表としてTOP2と呼ばれたその実力はまさしく最強選手と言えるものです。

2月20日生まれのO型で、身長180cm、体重77kg。40ヤード走は初登場時の4秒5からアメリカ代表時は4秒1 、ベンチプレス70kgを記録しています。特筆すべきはやはり40ヤード走のタイムで、走りにカッティング等を取り入れたことで三次元的な動きも可能になりました。

作中では初登場時の粗削りな走りから世界最高レベルの走りへ成長を遂げており、その速さは光速にも例えられます。元プロ選手のレオナルド・アポロ監督との和解後は自身のアメフト技術を全て教え込まれており、走りだけではなく、総合的な技術面も高くなっています。

最強選手ランキング第2位はアメリカ代表の五芒星の一人であるクリフォード・D・ルイスです。ポジションはクォーターバックを務めています。「アメフトはビビらした方が勝ち」とヒル魔と同じ信条を持ち、それを体現するような狡猾な策士でありながら身体能力も持ち合わせている選手です。

年齢は18歳であり、作中では40ヤード走4秒2を記録していることが明言されています。セナや進と並ぶ脚力とヒル魔のような頭脳を持つということはクリフォード単体のスペックの高さを物語っています。

作中では「不敗の勝負師」の異名を持っており、自身の脚力を活かした全力疾走とレーザービームと呼ばれるパスを絡めながらゲームメイクをしていきます。パンサーと並んでアメリカ代表のTOP2と称され、アメフトにおいて花形ポジションであるクォーターバックを務めていることは最強選手として確固たる証明です。

最強選手ランキング第1位はアメリカ代表の五芒星の主将格であるMr.ドンことドナルド・オバーマンです。ポジションはセンター兼ディフェンシブタックルを務めています。作中でも最強の男と言われており、元々のスペックの高さは峨王や阿含を上回るものになっています。

身長200cmで40ヤード走4秒4、ベンチプレス300kgを記録しています。峨王や栗田を上回るパワー、並みの選手よりも早い脚力を持ち、それに加えて天才的な才能が合わさって王たる実力を発揮しています。

作中では「全てを統べる者」の異名や世界最強のラインマンと称されており、単体での突破が不可能な実力を持っています。プレイスタイルは圧倒的なパワーがありながらも頭脳的な戦い方もできるため、本来なら隙のない人物です。

最強選手について世間ではどのような評判や人気となっているのでしょうか？TOP3となった3人について見ていきましょう。

最強選手ランキング第3位のパンサーはアニメ「アイシールド21」において出番が増えたこともあり、TOP3の中でも数多くの評判が見られました。作中でオートミールを食べたシーンがあったことからそれで思い出したり、現実でも黒人選手の活躍がパンサーと被ったりするなど、印象に残っている人は多いようです。

最強選手ランキング第2位のクリフォードは勝負師であることやヒル魔との因縁などに絡めた感想が多く見られました。特に試合中にクリフォードとヒル魔がお互いに言い合うシーンは『アイシールド21』の名言の一つとも言われます。同じ策士でもクリフォードはヒル魔以上の身体能力を誇っており、その点にかっこよさを感じる人も多くいました。

最強選手ランキング第1位のドナルド・オバーマンは元ネタに関する意見が多く見られました。名前のモチーフは連載当時のアメリカ大統領であったバラク・オバマ氏とその次の大統領になったドナルド・トランプを合わせたようになっていると予想されており、「アイシールド21」が予言していたと話題になっているようです。

最後に最強選手ランキングにおいてTOP3となった3人についてもしもの妄想をしていきます。

もしもパンサーが日本でタレントをしていたら、温厚な性格と持ち前の脚力を活かした人気者になっていると思います。外国人がタレントとして活躍することは当たり前になってきていますが、その中でも一芸あれば目立つ存在になるものです。一方で、パンサーの実力をタレントに留めておくことは惜しいので、運動系のバラエティ番組で大記録を出すことを期待してしまいます。

もしもクリフォードが俳優だったらルックスは十分に通用するものだと思います。五芒星には現役ハリウッド俳優であるバッド・ウォーカーもいますが、そちらはおじ様系なのに対して、クリフォードは若手イケメン感のあるため、違うポジションになります。策士である部分が演技に活かせるかはわかりませんが、役に付けばそれを遂行するような人物ではあります。

もしもドナルド・オバーマンが大統領になったら意外にも良いトップになると思います。作中では米国大統領アーノルド・オバーマンの息子でありながら酒や女に手を付ける乱れた生活をしていますが、その一方で複数の言語や帝王学を学ぶなど頭脳面は申し分ないものです。前述の行動が18歳故の若気の至りなら大統領になる頃には精神的に成長した人物になっているかもしれません。

「アイシールド21」における最強選手ランキングの1位は作中で最強選手と明言されたドナルド・オバーマンになりました。このランキングは独自のものなので、違う結果になると思う人もいるかもしれませんが、これをきっかけに自分でもランキングを考えてみると、また新しい楽しみ方ができるのでぜひ「アイシールド21」の漫画やアニメを見直してみてください。