【アイシールド21】瀧夏彦まとめ！意外に活躍？その魅力や声優なども紹介！

瀧夏彦は、『アイシールド21』というアメフトを題材にした漫画に登場するキャラクターです。瀧夏彦は主人公が所属するチームのアメフト選手です。ここでは、瀧夏彦の魅力やアニメの声優を紹介する前に、基本的なプロフィールをまとめています。

瀧夏彦(たきなつひこ)は泥門高校の1年生です。アメフト部の泥門デビルバッツに所属しています。身長184cm、体重76kg、誕生日は4月10日、血液型はAB型です。40ヤード走は5秒1、ベンチプレスは90kgです。身長はメンバーの中で栗田良寛の次に高いです。

瀧夏彦はとてもおバカなキャラです。どのくらいおバカなのかというと、足し算も分かっていません。ただ不真面目なバカではなく、意外にも努力家です。またナルシストでユニークな性格をしているので、愛されおバカキャラとして魅力があります。

『アイシールド21』は、2002年から2009年まで週刊少年ジャンプで連載されていたスポーツ漫画です。全37巻・全333話で完結しています。原作は『Dr.STONE』で知られる稲垣理一郎、作画は『ワンパンマン』で知られる村田雄介が担当しています。

『アイシールド21』は高校アメフト部をメインに描かれており、主人公の小早川瀬那がクリスマスボウルを目指す物語です。アニメ化やゲーム化も果たしている人気作品で、アニメでは豪華声優がキャスティングされており、原作にはないオリジナルストーリーも描かれました。

『アイシールド21』の瀧夏彦は明るい性格をしているので、他のキャラクターと関わる場面も多いです。ここでは、瀧夏彦と登場キャラとの関係について紹介します。

瀧夏彦は、セナこと小早川瀬那がきっかけで泥門デビルバッツに入ることになりました。二人は泥門高校の同級生でもあります。

小早川瀬那は身長159cm、体重50kg、40ヤード走は4秒2で、この俊足を活かしたプレーをするアメフト選手です。主にランニングバックとして試合に出場しています。幼い頃からパシられて走り続けてきたことで、トップスピードの脚力を持つようになりました。その才能に目をつけた蛭魔妖一によって強制的にアメフト部に入部しました。

小早川瀬那と瀧夏彦が出会ったのはアメリカです。アメリカの合宿で迷子になった小早川瀬那は、偶然瀧鈴音と出会います。瀧鈴音は家出した兄の瀧夏彦を探していました。迷子で不安だった小早川瀬那は、瀧鈴音と一緒に瀧夏彦を探すことになります。そしてたどり着いたのが、アメフトのプロテストの会場でした。

その会場で二人は瀧夏彦を見つけます。小早川瀬那は会場の公衆電話を借りて連絡をする予定でしたが、なぜか一緒にプロテストを受けることになってしまいます。同じチームで一緒に戦うことになったものの、瀧夏彦はアメフトのルールさえ分からない状態だったので、小早川瀬那は不安でした。

しかし瀧夏彦は初心者でありながらも、柔軟に動いて活躍を見せました。残念ながらプロテストに合格はしなかったものの、監督からはその才能は認められていました。小早川瀬那は、行く場所のなくなった瀧夏彦を泥門デビルバッツに誘いました。泥門デビルバッツはちょうどタイトエンドの選手を探していたからです。

小早川瀬那はプロテストで、キャッチ・パス・ブロック・ランなどなんでもできる瀧夏彦を見て、タイトエンドにピッタリだと思ったのです。こうして瀧夏彦は合宿に参加することになり、その後泥門高校の編入試験を受けて正式に泥門デビルバッツに入る事になりました。小早川瀬那と出会いが瀧夏彦の人生を大きく変えたのです。

瀧夏彦と瀧鈴音は兄妹です。ただ瀧鈴音は瀧夏彦のことを煩わしく思っており、周囲には兄妹と思われたくないという理由で「瀧」と呼ばず、名前で呼ぶよう徹底しています。

瀧鈴音はいつもスケート靴で移動している黒髪ショートヘアの女の子です。兄の瀧夏彦とは年子です。よく泥門デビルバッツと行動を共にしていますが、泥門高校の生徒ではなく都立透糸高校に通っています。別の高校ですが、泥門デビルバッツのチアリーダーを務めており、試合には必ず駆けつけています。

瀧鈴音は瀧夏彦のナルシストな性格にうんざりしています。しかし煩わしく思っている反面、実は瀧夏彦のことを心配したり応援する一面もあります。例えば瀧夏彦をアメリカまで探しに来た時は、母が心配しているからアメフトは諦めてほしいと言っていましたが、実は誰よりもプロテストに受かることを願っていました。

また、盤戸スパイダーズとの試合中に瀧夏彦が交代を告げられて出ていってしまった時は、一番に追いかけていったのが瀧鈴音でした。素直にはなれないものの、瀧鈴音は瀧夏彦のことを慕っているようです。

大田原誠と瀧夏彦は王城ホワイトナイツVS泥門デビルバッツで対戦しました。二人はある点が共通しているキャラクターです。

大田原誠は王城ホワイトナイツの主将で、身長198cm、体重141kgの巨漢です。ポジションはガード兼ディフェンシブタックルです。選手としてはとても優秀な人物で、人一倍努力するタイプです。ただなぜかすぐにパンツを脱いだり放屁癖があったりと、厄介な人物でもあります。

大田原誠と瀧夏彦は劇中1位2位を争うバカといわれているキャラクターです。瀧夏彦に関しては簡単な計算もできないことから、「瀧ジェントル夏彦バカ」と呼ばれています。ただ大田原誠とは違って紳士的で下品なことはせず、アメフトに関することなら物覚えがよくなります。

大田原誠はスポーツ推薦で王城に入学しました。しかしあまりにもバカなので、スポーツ推薦にも筆記テストが必要ではないかという意見が出ました。このように二人には直接的な関係はあまりないものの、おバカな共通点があります。

『アイシールド21』にはたくさんの高校のアメフトチームが登場しますが、瀧夏彦は主人公の小早川瀬那と同じ泥門デビルバッツに所属しています。ここでは、瀧夏彦の通っている高校やポジションについて詳しくまとめています。

瀧夏彦は私立泥門高校1年生で、アメフト部に所属しています。ただ、小早川瀬那や雷門太郎と同じタイミングでアメフト部に入部したわけではありません。瀧夏彦が登場したのはアメリカ合宿編です。瀧夏彦は、アメフトで人気になろうと思いアメフト部のある高校を受験するものの、泥門高校以外は不合格になってしまいました。

定員割れの泥門高校は受かっていたのですが、合格したことを知らずにそのまま渡米します。そしてアメリカで合宿に来ていた小早川瀬那と出会います。瀧夏彦はプロになるつもりでしたが、プロテストは不合格となり、そのまま泥門デビルバッツの合宿に参加することになりました。

そして日本に戻り、泥門高校へ編入するために猛勉強します。ただし足し算もできない瀧夏彦は勉強に苦戦します。そこで、問題にアメフトを絡めて教えたところ、なぜか勉強が捗るようになりました。こうしてアメフトを取り入れた試験対策でギリギリ合格し、見事泥門高校に編入することができたのです。

瀧夏彦のポジションはタイトエンドです。タイトエンドは主にオフェンスラインに位置するポジションです。ただ、タイトエンドはブロックだけでなくパスプレーも重要になるポジションなので、チームによって位置は異なる場合もあります。基本的にパワー・キャッチ・戦略など何でもできる器用な選手が多いポジションです。

瀧夏彦の泥門デビルバッツでの背番号は37番です。アメフトはポジションごとに推奨されている背番号があります。タイトエンドの推奨背番号は80-99番です。ただ瀧夏彦は37番なので、おそらくラインバッカーのポジションの背番号をつけていると考えられます。

なぜならバックスの推奨背番号が1-49番で、瀧夏彦はラインバッカーを兼任しているからです。ラインバッカーは、ランプレーを止めたり、パスを阻止する役割があります。

『アイシールド21』の瀧夏彦は、自己肯定感が高い人物です。ただ登場して間もないころは、自己肯定感が高すぎて実力以上の力を持っていると思い込んでいました。実際にはどのくらいの強さがあるのか、ここでは瀧夏彦の強さや能力についてまとめています。

瀧夏彦は、アメリカのプロテストで才能を評価されるほどの実力があります。そもそも瀧夏彦はプロテストを受けた時、アメフトのルールすら知らない初心者でした。それなのに、瀧夏彦は初心者にしてはとても良い動きをしていました。小早川瀬那は、そんな瀧夏彦のオールマイティーなプレーを見て、泥門デビルバッツに誘いました。

瀧夏彦は密集している中でのショートパスが得意です。持ち前の身長の高さと身体能力を活かすことで、密集しているところでもショートパスができるのです。

瀧夏彦は柔軟な体が強みです。なんとI字開脚のまま回転しながら進むことができます。この体の柔らかさもあって、どんな場面でも柔軟に対応することができます。

『アイシールド21』の瀧夏彦は、ただのおバカキャラではありません。ファンからは「もっと活躍シーンが欲しかった」という声があるほど、魅力がたくさんあるキャラです。ここでは、瀧夏彦の性格や魅力について紹介します。

瀧夏彦はとても明るい性格をしています。この明るくておバカな性格は父親譲りです。同じチームメイトの戸叶庄三からは「バカは父親に似た」とまでいわれています。実際に妹の瀧鈴音は、瀧夏彦のようなおバカで突き抜けたような明るい性格ではないので、母親似なのかもしれません。そんな明るい性格が魅力の一つです。

瀧夏彦の魅力は金髪キャラなところです。初登場時はキザっぽい金髪スタイルでした。しかし、自分は特別ではないと受け入れて成長してからは、ひとつ結びにするようになります。綺麗な金髪も魅力の一つですが、心境の変化によって髪型が変わるところも魅力的です。

瀧夏彦の魅力は顎髭にもあります。『アイシールド21』には無精髭をはやした男らしいキャラはたくさん登場します。ただ、瀧夏彦のように綺麗に髭を整えているキャラは少ないです。瀧夏彦の美に対する意識の高さが分かります。

『アイシールド21』の瀧夏彦にはかっこいい名言があります。ファンの間でも、心に残ったという人気の名言もあります。ここでは、瀧夏彦の名言を紹介します。

瀧夏彦の名言「今度4人で会う時はタッチダウンの後でだね…!グッドラックみんな…!!」は、王城ホワイトナイツ戦でのセリフです。王城ホワイトナイツ戦で泥門デビルバッツは、この攻撃でタッチダウンを決めなければならない状況に追い込まれます。ボールは雷門太郎が持っていましたが、抜けるルートがありませんでした。

蛭魔妖一は打開策が浮かばず迷っていました。しかし蛭魔妖一が指示を出す前から、小早川瀬那は雷門太郎のボールを受け取るために走っていました。それを見た蛭魔妖一は、雷門太郎・小早川瀬那・瀧夏彦に固まるよう言いました。外からは誰がボールを持っているのか見えません。

蛭魔妖一は、一人だけにボールを渡すので残りはボールを持っているフリをするよう言います。その時、瀧夏彦はこの名言を言いました。勝敗が決まる大事な局面でもプレッシャーに負けず、明るい発言をするところが瀧夏彦らしい名言です。

瀧夏彦の名言「神様に愛されてる天才のボクが負けっ放しなんてアリエナイ!」は、盤戸スパイダーズ戦でのセリフです。盤戸スパイダーズ戦では、タイトエンド同士の対決がピックアップされました。しかし瀧夏彦の前に立ちはだかるのは東京MVPを取った赤羽隼人です。

全く敵わなかった瀧夏彦は、次こそはと小早川瀬那のボールを狙う赤羽隼人を止めようとします。瀧夏彦は「ほらセナ君!ボクがブロックしたよ!中央から強引に抜いて大丈夫!!」と強がっていましたが、心の中ではこの名言を言っていました。瀧夏彦がとても負けず嫌いな性格であることが分かる名言です。

瀧夏彦の名言「どっかで思いたかっただけなんだ。自分はきっと何か特別な人なんだって。でも神様に愛された男なんかじゃなかった。ボクはただの人だ。ならボクは…自分の力で神様に打ち勝ってやる!!」は盤戸スパイダーズ戦でのセリフです。瀧夏彦は自分のことを、神様に愛されている特別な人間だと思っていました。

しかし盤戸スパイダーズ戦で格上の赤羽隼人を相手にした時、手を出せないどころか失態が続き、ついに交代させられます。悔しくてロッカーに駆け込んで泣いていた瀧夏彦は、雪光学や武蔵厳の言葉を聞いて、自分が特別な人間ではないことを自覚してそれを受け入れました。この名言は瀧夏彦の成長を表す名言でもあります。

瀧夏彦の名言「どうしてアリエナイ。華麗にスターになるはずだったのに。神様に愛されているはずのボクが…」は、盤戸スパイダーズ戦で交代させられた時のセリフです。試合中に瀧夏彦は、同じタイトエンドの選手である赤羽隼人との実力差を感じていました。

そんな時小早川瀬那から元気づけられたことで、神様に愛されている自分なら赤羽隼人に勝てると思い込むようになります。しかしその気合が空回りしてしまった瀧夏彦は、反則行為をしたり、味方のオフェンスを邪魔してしまい、ついにはタッチダウンを決められてしまいます。

仲間達からも非難轟々でしたが、瀧夏彦は神様に愛されているから自分のミスではないと認めようとはしませんでした。それを見かねた蛭魔妖一は、瀧夏彦に交代を告げます。瀧夏彦はショックを受けて会場から抜け出し、この名言を言いました。

瀧夏彦の名言「なぜここにいるんだいマイ妹(シスター)!!僕のプロ入りの瞬間を祝福しに来てくれたのかい?」は、アメリカで妹を見つけた時のセリフです。瀧夏彦は、家族に連絡もせずに家出してアメリカに行き、行方不明になっていました。そのため、妹の瀧鈴音は瀧夏彦を心配してアメリカまで探しに来ていました。

たまたま瀧鈴音と出会い、事情を聞いた小早川瀬那は一緒に瀧夏彦を探すことにします。アメフトのプロテストの受験会場にたどり着いた二人は、ようやく瀧夏彦を見つけました。この名言はその時の瀧夏彦のセリフです。この時初登場した瀧夏彦のナルシストな性格がとてもよく表れている名言です。

『アイシールド21』のアニメで瀧夏彦の声優を担当したのは、ディズニー作品に多く出演しているあのベテラン声優です。ここでは瀧夏彦の声優について詳しく紹介します。また、もしも『アイシールド21』が実写化されたら誰が瀧夏彦役を演じるのか、キャスティング予想もあわせて紹介します。

アニメ『アイシールド21』で、瀧夏彦の声優を担当したのは落合弘治です。声優の落合弘治は、瀧夏彦役だけでなくホーマー・フィッツジェラルド役も演じています。

落合弘治は1966年2月4日生まれの男性声優・俳優です。東京都出身でテアトル・エコーという芸能事務所に所属しています。アニメよりも吹き替え作品に出演することが多い声優です。また、ディズニーランドやディズニーシーのアナウンスやキャラの声優を担当していることでも知られています。

声優の落合弘治の主な出演作品は、『あの夏のルカ』のウーゴおじさん役、『インサイド・ヘッド』のビビリ役、『トイ・ストーリー』のエイリアン役、『リロ・アンド・スティッチ』のルーベン役、『メジャー』のジョー・ギブソン役、『BLUE DRAGON』のミノタウロス役などがあります。

『アイシールド21』はまだ実写化されていません。人気作品なので、ファンからは実写化が期待されているようです。そのため、もしも『アイシールド21』が実写化されたらどんなキャスティングがされるのか、ファンの間では予想されています。

瀧夏彦役に予想されている俳優は、井上正大です。井上正大は『仮面ライダー』シリーズに多数出演しており、2.5次元ミュージカルへの出演経験もあります。このように経験豊富な役者なので、演技の心配はありません。外見も瀧夏彦と同じくらいの高身長で金髪が似合うので、瀧夏彦役に予想されているようです。

『アイシールド21』では瀧夏彦がピックアップされるエピソードがあります。瀧夏彦の成長する瞬間や活躍シーンは泣けるとファンからも評判です。読者の中には、もっと瀧夏彦にスポットを当てて欲しかったという声もあり、根強い人気があります。

『アイシールド21』にはあらゆる才能を持つ選手が登場します。泥門デビルバッツの中でも小早川瀬那は俊足、雪光学や蛭魔妖一は頭脳、雷門太郎はキャッチ、栗田良寛はパワー、武蔵厳はキックとそれぞれのポジションによってその才能を発揮しています。

しかし瀧夏彦は高い理想を持っているにも関わらず、才能を発揮しきれていませんでした。それでも努力して抗い続ける姿がかっこいいといわれています。

『アイシールド21』の読者から、瀧夏彦は「いつの間にか結婚していそうなキャラ」と思われているようです。どんな時も明るいところに魅力があり、性格も紳士的です。そのため、チームの中では早いうちに結婚して幸せな家族を築いていそうなキャラといわれていました。

ここでは、もしも『アイシールド21』の瀧夏彦が〇〇だったらと仮定し、ホスト・俳優・彼氏の三つのシチュエーションで考察していきます。

瀧夏彦がもしもホストだったら、愛される人気ホストになるはずです。本人はナンバー1を目指しているものの、ナルシストすぎてナンバー1にはなれないと考えられます。ただおバカで愛嬌があるので、なんだかんだ愛される人気ホストにはなるはずです。

瀧夏彦がもしも俳優だったら、長い下積み経験を経て舞台などで活躍する俳優になると考えられます。表現力があって体が柔らかいので、ダンスや歌が活かせるミュージカルで人気になるはずです。蛭魔妖一のように才能を見出すタイプのプロデューサーがいれば、もっと早い段階で活躍できるかもしれません。

瀧夏彦がもしも彼氏だったら、一緒にいて楽しい彼氏になるはずです。おバカキャラではありますが、陽気で明るく自己肯定感が高いので一緒に居て不安になることはないです。それにただのおバカではなく真面目で努力家なので、瀧夏彦の頑張りを応援できる彼女であれば良好な関係を築けると考えられます。

『アイシールド21』の瀧夏彦はおバカなキャラではあるものの、真面目で努力家なところに魅力のあります。主にアメリカ合宿編や盤戸スパイダーズ戦で活躍しました。アニメではベテラン声優の落合弘治が声を当てているので、ぜひそちらもあわせてチェックしてみてください。