【アイシールド21】神龍寺ナーガまとめ!主要メンバーと名シーンなどを紹介!
『アイシールド21』には、神龍寺ナーガという関東トップの強豪校が登場します。神龍寺ナーガ戦はファンの間でも人気の試合です。この記事では、神龍寺ナーガのメンバー一覧や名シーンを紹介します。また、アニメ『アイシールド21』の声優一覧もあわせてまとめています。
目次
【アイシールド21】神龍寺ナーガとは
『アイシールド21』に登場する神龍寺ナーガとは、泥門デビルバッツにとって関東大会最初の強敵となったチームです。ここでは、神龍寺ナーガのメンバー一覧を紹介する前に、まずはチームの情報について詳しく紹介します。
神龍寺ナーガは神龍寺学院アメフトチーム
神龍寺ナーガは、神龍寺学院のアメフトチームです。神奈川県にある高校で、アメフトをしている人なら誰でも知っているほどの名門校です。泥門デビルバッツの栗田良寛も中学生時代は神龍寺ナーガの試合を見て神龍寺学院を目指したほど、誰もが憧れを抱くアメフトチームです。
チーム「神龍寺ナーガ」の戦歴
神龍寺ナーガは関東大会では9連覇中のチームです。春季関東大会は、準決勝で戦った王城ホワイトナイツ相手に41-3と圧倒的な強さで勝利しています。その後の対戦結果は分かりませんが、9連覇中と言っているシーンがあるので、春季関東大会は優勝しているはずです。
秋季神奈川大会では、1回戦中華貝ラーメンズに126-0、2回戦砂山オールスターズに87-0、準決勝箱根ロテンスパに93-0、決勝太陽スフィンクスに61-6で圧勝し、優勝しました。しかし秋季関東大会の1回戦で、泥門デビルバッツに敗退してしまいます。
漫画『アイシールド21』をおさらい
『アイシールド21』は強制的にアメフト部に入部させられた主人公の小早川瀬那が、仲間達とクリスマスボウル出場を目指す物語です。神龍寺ナーガは、関東大会の最初の敵として泥門デビルバッツの前に立ちはだかりました。神龍寺ナーガは優勝候補の強豪校なので、1回戦で対戦することになった泥門デビルバッツは絶望的な状況でした。
アニメやゲームなどでも人気のアメフトストーリー
『アイシールド21』はアニメが放送されています。神龍寺ナーガは、主に106話から119話まで登場します。アニメでは漫画とはまた違った迫力のある演出にも注目です。その他にも『アイシールド21』は様々なコンテンツで展開されている人気作品です。
【アイシールド21】神龍寺ナーガの主要メンバー一覧
『アイシールド21』の神龍寺ナーガには実力のある選手が揃っています。ここでは、神龍寺ナーガの主要メンバーを一覧で紹介します。
主要メンバー①金剛阿含
金剛阿含は神龍寺ナーガのワイドレシーバー兼クォーターバックです。メンバー一覧の中でも天才的な技術・パワーを持つ選手です。
金剛阿含のプロフィール
金剛阿含は身長175cm、体重67kg、背番号2番です。アメフトを始めたばかりでありながら、強豪校の神龍寺学院にスポーツ推薦で受かるほど才能を持つ人物です。ただとても素行が悪く、前年度の試合では仲間を殴って出場停止になりました。同じメンバー一覧の中にいる金剛雲水は双子の兄です。
金剛阿含の得意技
金剛阿含の得意技は「ドラゴンフライ」です。この技は金剛雲水とのコンビネーションプレーです。二人でクォーターバックの位置につき、どちらがボールを持っているのか分からないよう相手を出し抜く技です。
また技ではありませんが、金剛阿含は「神速のインパルス」という反応速度を持っています。これは人の限界ギリギリの速度で脳から筋肉へ指令を出すことです。
主要メンバー②金剛雲水
金剛雲水は神龍寺ナーガのクォーターバックです。メンバー一覧の中では珍しく、才能ではなく努力によって強くなった選手です。
金剛雲水のプロフィール
金剛雲水は身長175cm、体重67kg、背番号12です。昔から天才的な双子の弟の金剛阿含と比べられ、自分の弱さにコンプレックスを抱いています。そのため、金剛雲水は上を目指さず金剛阿含を勝たせることに専念していますが、自分で気づいていないだけでメンバー一覧の中でも相当強い選手です。
金剛雲水の得意技
金剛雲水の得意技は「明鏡止水」です。「明鏡止水」はボールを鋭くパスする技です。水に映った月をも真っ二つにしてしまうほど鋭いことから、この名前がつけられました。その他にも、先程解説した金剛阿含とのコンビネーションプレーの「ドラゴンフライ」も使います。
主要メンバー③細川一休
細川一休は神龍寺ナーガのコーナーバック兼スプリットエンドです。メンバー一覧の中でも空中戦を得意とする選手です。
細川一休のプロフィール
細川一休は身長168cm、体重52kg、背番号33です。キャッチの技術に優れており、泥門デビルバッツ試合前は雷門太郎よりも格上の存在でした。ただし泥門デビルバッツ戦では、成長を見せた雷門太郎にキャッチで敗北してしまいました。性格はひねくれており、格下相手を蔑み、何かあれば暴走しがちです。
細川一休の得意技
細川一休の得意技は空中戦とバック走です。空中戦は金剛阿含がドリームチームを作る時、「自分が22人いても細川一休は使う」と言うほどの実力があります。さらにバック走はなんと4秒89と、世界最速級の速さで走ることができます。
主要メンバー④山伏権太夫
山伏権太夫は神龍寺ナーガのセンター兼ディフェンシヴラインです。メンバー一覧の中では最も体格の良い選手です。
山伏権太夫のプロフィール
山伏権太夫は身長182cm、体重93kg、背番号59で神龍寺ナーガの主将です。ベンチプレス120kgの筋骨隆々な選手です。神龍寺ナーガは攻撃的でひねくれた選手が多い中、唯一良心的な性格をしている人物でもあります。ただ弱気なところがあり、主将としての能力はイマイチです。
山伏権太夫の得意技
山伏権太夫の得意技は「粉砕ヒット」です。この技は相手を肘で素早く打つ格闘技を応用した技です。「粉砕ヒット」は、泥門デビルバッツの栗田良寛や王城ホワイトナイツの大田原誠など、山伏権太夫よりも一回り大きい選手をもおさえることができます。また、基本的にバランスの良い攻撃・守備ができるところも強みです。
主要メンバー⑤斉天正行
斉天正行は神龍寺ナーガのタイトエンドです。メンバー一覧の中では、最も身長が低い選手です。
斉天正行のプロフィール
斉天正行は身長165cm、体重60kg、背番号5です。劇中での出番は少ないものの、神龍寺ナーガでは「西遊記トリオ」と呼ばれるうちの一人です。髪には西遊記の孫悟空のようなヘアバンドをつけています。
斉天正行の得意技
斉天正行の得意技は、小柄な身長を活かしたプレーです。身長が低いので、その分すばしっこくスピーディーに動くことができます。またタイトエンドというポジションにいるので、小柄でもそれなりにパワーがあると考えられます。
主要メンバー⑥八浄戒
八浄戒は神龍寺ナーガのタックルです。メンバー一覧の中では、腕力を活かしたプレーをする選手です。
八浄戒のプロフィール
八浄戒は身長172cm、体重90kg、背番号58です。神龍寺ナーガでは「西遊記トリオ」と呼ばれるうちの一人で、猪八戒のような見た目が特徴的です。
八浄戒の得意技
八浄戒は、好物の肉まんを食べると腕力が2倍になるという能力を持っています。この能力によって強化された腕力による守備が得意です。
主要メンバー⑦河藤三平
河藤三平は神龍寺ナーガのタックルです。メンバー一覧の中では、雨天でのプレーに強みのある選手です。
河藤三平のプロフィール
河藤三平は身長174cm、体重66kg、背番号64です。神龍寺ナーガでは「西遊記トリオ」と呼ばれるうちの一人で、かっぱのような見た目が特徴的です。また黒ぶち眼鏡をかけています。
河藤三平の得意技
河藤三平はどんな技が得意なのかは不明です。ただ雨天時の試合が得意なので、足場が悪くてもブレないプレーを見せてくれるはずです。八浄戒のように体格は良くありませんが、ポジション的にはそれなりのパワーがあると考えられます。
主要メンバー⑧釜田玄奘
釜田玄奘は神龍寺ナーガのハーフバックです。メンバー一覧の中で登場回数は少ないものの、印象に残る個性的な人物です。
釜田玄奘のプロフィール
釜田玄奘は身長172cm、体重63kg、背番号20です。西遊記の三蔵法師をモデルにしたキャラで、「サンゾー」と呼ばれています。女性的な思考の持ち主で、王城ホワイトナイツの桜庭春人の大ファンです。またチームメイトの中では、金剛雲水のことが気になっています。
釜田玄奘の得意技
釜田玄奘の得意技は不明です。試合中はボールを金剛阿含にパスしようとしましたが、小早川瀬那によってカットされてしまいました。これによって泥門デビルバッツは次第に勢いづいていくことになります。目立った活躍シーンはなかったものの、名門の神龍寺ナーガでレギュラーに選ばれるほどの実力はあります。
【アイシールド21】神龍寺ナーガの監督は仙洞田寿人
『アイシールド21』の神龍寺ナーガの監督は仙洞田寿人です。ここでは、荒くれ者が多い神龍寺ナーガをまとめている仙洞田寿人がどのような人物なのか詳しく紹介します。
仙洞田寿人のプロフィール
神龍寺ナーガの監督である仙洞田寿人は、年齢などの詳しいプロフィールは不明で、アメフト経験者なのかも分かっていません。ただとても厳しい人物です。また、関東最強の神龍寺ナーガを率いているので、アメフトの指導者としては優秀であることが分かります。
仙洞田寿人はどんな監督?
神龍寺ナーガはメンバー一覧を見ると分かるように、実力・才能の高い選手が揃っています。神龍寺ナーガが実力・才能主義なのは監督の仙洞田寿人の影響が強いです。実力があれば何も言わないタイプなので、金剛阿含の素行の悪さは黙認しています。だからこそ、神龍寺ナーガでは金剛雲水が金剛阿含のストッパー役を担っていたのです。
仙洞田寿人は仙人に似てるとの声も
仙洞田寿人は見た目からして高齢で、白く長いひげが特徴的です。さらに杖をついているので、見た目が仙人にしか見えません。神龍寺ナーガの修行場には大きな滝が流れてるので、周りの環境とあわさって仙人っぽく見えるといわれています。
【アイシールド21】神龍寺ナーガメンバーの声優も厳選調査
アニメ『アイシールド21』で、神龍寺ナーガのメンバーを担当する声優はベテランが勢揃いです。ここでは、神龍寺ナーガの声優一覧を紹介します。
金剛阿含の声優は「桐本琢也」
金剛阿含の声優は桐本琢也です。桐本琢也は主に吹き替え声優として活動しており、ブラッドリー・クーパーやソ・ジソブなどを担当しています。
桐本琢也のプロフィール
桐本琢也は1967年7月27日生まれの男性声優です。青二プロダクションという声優事務所に所属しています。1990年に声優デビューし、現在は俳優として舞台やドラマなどでも活動しています。アニメの声優としては、メインキャラを演じることは少ないものの、人気作品に多数出演しています。
桐本琢也の主な出演作品
声優の桐本琢也の主な出演作品は、『デュエル・マスターズ ビクトリーV』のオサムライ・ヴァン・オサム役、『続 夏目友人帳』の磯月のネズミ役、『キングダム』の李白役、『正解するカド』の言野匠役、『サマーウォーズ』の陣内理一役などがあります。
金剛雲水の声優は「前田剛」
金剛雲水の声優は前田剛です。前田剛は声優だけでなく俳優として、舞台・ドラマ・映画と多方面で活動しています。
前田剛のプロフィール
前田剛は1975年1月10日生まれの俳優・声優です。ヘリンボーンという声優事務所と劇団BQMAPに所属しています。1994年から活動しており、「まえたけ(さん)」という愛称で呼ばれています。アニメでは一つの作品で複数の役を演じることもあり、役幅が広いことでも知られています。
前田剛の主な出演作品
声優の前田剛の主な出演作品は『ホイッスル!』の水野竜也役、『ギャグマンガ日和』の聖徳太子役・クマ吉役・曽良役、『タイムボカン24』のペラリーノ役、『Dies irae』の遊佐司狼役などがあります。
細川一休の声優は「豊永利行」
細川一休の声優は豊永利行です。豊永利行は、役者としてだけでなく音楽方面でも活躍している人物です。
豊永利行のプロフィール
豊永利行は1984年4月28日生まれの声優・俳優・シンガーソングライターです。スーパーエキセントリックシアターという劇団に所属しています。1995年に俳優デビューし、2002年からは声優、2013年からは歌手としても活動しています。声優アワードでは主演男優賞を受賞しました。
豊永利行の主な出演作品
豊永利行の主な出演作品は、『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』のポップ役、『A3!』の有栖川誉役、『ハイキュー!!』の白布賢二郎役、『東京喰種トーキョーグール』の永近英良役、『君と僕。』の松岡春役、『デュラララ!!』の竜ヶ峰帝役などがあります。
山伏権太夫の声優は「山口祥行」
山伏権太夫の声優は山口祥行です。山口祥行は俳優メインで活動しており、映画やドラマに数多く出演しています。
山口祥行のプロフィール
山口祥行は1971年8月6日生まれの俳優・声優です。トライストーン・エンタテイメントという芸能事務所に所属しています。もともとスタントマンをしており、多くのアクション映画やドラマに出演しています。2004年に声優に挑戦してから、声優としても活動するようになりました。
山口祥行の主な出演作品
声優の山口祥行の主な出演作品は、『おねがいマイメロディ〜くるくるシャッフル!〜』のオオカミくん役、『蟲師』の淡幽の父役、『おじゃる丸』のジョニー役、『モーレツ宇宙海賊』のスリーJ役、『レジェンズ 蘇る竜王伝説』のグリードー役などがあります。
【アイシールド21】神龍寺ナーガの名シーン
『アイシールド21』の読者からは、神龍寺ナーガ戦は1位・2位を争うほどの人気があります。なぜなら、神龍寺ナーガ戦には様々な名シーンがあり、どんどん選手が成長していくからです。ここでは、そんな神龍寺ナーガ戦の名シーンを紹介します。
名シーン①泥門デビルバッツとの試合開始
神龍寺ナーガは、泥門デビルバッツのことは全く恐れていませんでした。なぜなら、これまでの試合を見ても神龍寺ナーガの方が圧倒的に格上だったからです。そのほとんどは「素人に毛が生えた程度」と評価していました。試合前のミーティングでは、雪光学だけその実態が分からないものの、誰もが勝てる試合だと思いました。
その頃、泥門デビルバッツでは、神龍寺ナーガ戦で雪光学が初出陣することが決定しました。この雪光学の存在が試合の展開を左右することになります。ちなみに試合前の予想勝率では、神龍寺ナーガが99.3%、泥門デビルバッツが0.7%という数値が出ています。それだけ泥門デビルバッツにとって格上である神龍寺ナーガとの戦いが、ついに始まります。
試合は神龍寺ナーガによる逆サイドのキックからスタートしました。キックに落ち度は全くなく誰にも取れないようなボールだったものの、瞬足の小早川瀬那がすぐさま追いついて取ります。しかしすぐに神龍寺ナーガのディフェンスの壁にぶち当たりました。
蛭魔妖一は雷門太郎へとボールを投げようとしますが、雷門太郎には細川一休がバック走で磁石のようにぴったりとついていました。雷門太郎はダブルフェイントをかけて欺きますが、すぐに追いつかれてパスは失敗に終わります。細川一休は無慈悲にも「パスでは勝てない」と雷門太郎に言い、圧倒的な力の差を見せつけたシーンでした。
名シーン②金剛阿含の強さ開花
雷門太郎へのパスが通らないまま、次の強敵が立ちふさがります。それが金剛阿含です。圧倒的な反射速度を持つ金剛阿含に立ち向かうのは、小早川瀬那でした。小早川瀬那は金剛阿含のバランスを崩そうとしたものの、それよりも先に金剛阿含の手刀をくらって地面へ叩きつけられてしまいました。
ボールは金剛阿含に渡りますが、蛭魔妖一はそれを読んでいました。蛭魔妖一は倒されるものの、金剛阿含の足にしがみついて動きを止めます。しかしその蛭魔妖一をも地面に叩きつけて振り切り、タッチダウンしました。まるで歯が立たない状況に、泥門デビルバッツのメンバーは唖然としました。
名シーン③前半32点でリード
金剛阿含に対抗するために、泥門デビルバッツは「一掃」で小早川瀬那を守りながら進みますが、金剛阿含はそれをも蹴散らして攻撃をくい止めます。そして攻撃は神龍寺ナーガに移ります。泥門デビルバッツは「ドラゴンフライ」による金剛阿含・金剛雲水の陽動に翻弄され、次々と突破されてしまいます。
双子の兄弟のどちらが投げるのか分からないので、泥門デビルバッツはどちらを止めれば良いのか分からず混乱状態になりました。こうして怒涛の攻撃についていくことができず、ついには32点差をつけて前半戦が終了します。
名シーン④小早川瀬那VS金剛阿含
後半戦から泥門デビルバッツは、満を持して雪光学を投入しました。雪光学は蛭魔妖一の動きを先読みし、誰よりも先にパスルートへ走りました。その動きに金剛阿含と細川一休が気づいて追いかけます。しかし雪光学は最後まで諦めず、ついに泥門デビルバッツは初得点します。
しかし次の得点にはなかなか繋がらず、蛭魔妖一は小早川瀬那に金剛阿含に対してブリッツをするよう指示します。しかし小早川瀬那は足を痛めており、本調子ではありませんでした。案の定ブリッツをしても金剛阿含に叩きつけられ、さらにボロボロになってしまいます。
ただこれにより、30%ほどパスターゲットを探す時間を遅らせることができました。そして小早川瀬那は極限状態まで集中力を高め、ようやく金剛阿含へのパスを弾くことができたのです。そしてそのボールを十文字一輝が繋ぎ、タッチダウンしました。
名シーン⑤ヒル魔の攻めでピンチ
雪光学が入ってからはパスパターンが増え、神龍寺ナーガへの攻撃が通用するようになります。金剛雲水は金剛阿含を勝利に導くために、「ドラゴンフライ」だけでなく、キックでも確実に決めていくよう指示しました。しかし、もはや泥門デビルバッツのチームとしての攻撃力は関東一と言っていいほど強力なものとなりました。
ただそれでも泥門デビルバッツは、この攻撃でタッチダウンを決めなければ危ない状況にまで追い込まれていました。そこで蛭魔妖一は、山なりのパスをするとみせかけて、雷門太郎に超低空のパスを出しました。戦いは雷門太郎VS細川一休の空中戦になります。
雷門太郎はとっさに細川一休が取ったボールを奪い取り、そのままタッチダウンしました。こうして泥門デビルバッツはようやくロングパスを成功させました。蛭魔妖一の機転と雷門太郎のキャッチ技で、初めて細川一休からボールを取ることができたのです。
名シーン⑥試合終了までの戦い
神龍寺ナーガのメンバーは、細川一休がパスを落としたことに驚きました。しかし今度は金剛阿含が、小早川瀬那の得意技をいとも簡単に真似して絶望感を与えました。この時小早川瀬那は、ダメージを負った足に痛みを感じていました。それでも蛭魔妖一は試合に出して金剛阿含をマークさせようとします。
武蔵厳は蛭魔妖一を殴り、怪我で今後スポーツが出来なくなったらどうするんだと怒りました。しかしそれは全てハッタリでした。試合が始まると小早川瀬那は金剛阿含を無視し、金剛雲水の方へと真正面から突撃します。神龍寺ナーガはハッタリに騙され、小早川瀬那が金剛阿含につくと思っていたので驚きます。
そして金剛雲水はリリースすることができず、小早川瀬那からボールを奪われてしまいました。出し抜かれて憤慨する金剛阿含は、小早川瀬那を追います。しかし小早川瀬那は金剛阿含をおさえつけて突破し、ついにタッチダウンしました。泥門デビルバッツは、あと1タッチダウンで勝利を掴むことができるところまで追い上げてきました。
神龍寺ナーガは3人で行う「ゴールデンドラゴンフライ」を使って、うまく残り時間を潰します。さらにパントキックで距離を稼ぎ、残り58秒では泥門デビルバッツが得点するのは無理な状況を作り出します。神龍寺ナーガの思惑どおり、小早川瀬那の負傷した足ではもはや間に合わず、試合終了となってしまいました。
名シーン⑦ヒル魔の煽りからの再開
一度試合終了とはなったものの、まだ試合は終わっていませんでした。実は雷門太郎がアウト・オブ・バウンズとなっていたため、その間の時間が戻されたのです。蛭魔妖一はこのチャンスを使い、ある指示を出しました。
そして蛭魔妖一は観戦席に「もっと応援がいる!」と叫んで煽りはじめました。会場は「デビルバッツ!デビルバッツ!」という声援に包まれます。その瞬間、ボールは観客を煽る蛭魔妖一を無視し、直接小早川瀬那に渡りました。蛭魔妖一は観客を使ってうまく陽動していたのです。
名シーン⑧泥門デビルバッツの逆転
神龍寺ナーガは意表をつかれたものの、すぐに回り込んで小早川瀬那を止めようとします。小早川瀬那は、陽動によってノーマークだった蛭魔妖一にパスを出しました。蛭魔妖一は金剛阿含を振り切り、タッチダウンを決めます。これによって35-34になり、泥門デビルバッツは残り2点で勝利が決まります。
泥門デビルバッツはキックで確実に1点取って延長戦に持ち込むか、タッチダウンで逆転を狙うかという選択に迫られます。延長戦に持ち込むと、小早川瀬那の足が持つかは分かりません。そこで泥門デビルバッツは、一か八かのタッチダウンを狙うことにします。
蛭魔妖一は空中へボールを放ち、小早川瀬那へパスを出します。そのパスを金剛阿含達が狙いますが、栗田良寛が最後の力を振り絞ってなぎ倒しました。そしてそのままボールをキャッチした小早川瀬那がタッチダウンを決め、泥門デビルバッツは逆転勝利します。
【アイシールド21】神龍寺ナーガの世間での評判や人気
神龍寺ナーガ戦は、『アイシールド21』の読者から人気が高い試合の一つです。なぜならこれまでとは違い、手も足も出ないような才能を持つ金剛阿含が登場したからです。さらに金剛阿含以外のメンバーも相当レベルが高いので、見応えがたくさんありました。
『アイシールド21』の神龍寺ナーガ戦の重版を見かけて、つい買ってしまったという方もいるようです。王城ホワイトナイツのような良きライバルとの熱戦も人気ですが、圧倒的実力差のある相手に立ち向かう試合が好きという方に、神龍寺ナーガ戦は人気のようです。
『アイシールド21』の読者の中には、神龍寺ナーガ戦を何度も読んだという方もいました。神龍寺ナーガ戦では、圧倒的な強さのある相手を前にして、その強さに触発された泥門デビルバッツが試合中にどんどん成長していくところが面白いといわれています。
【アイシールド21】もしも神龍寺ナーガが◯◯だったら
ここでは、もしも『アイシールド21』の神龍寺ナーガが〇〇だったらと仮定し、アイドルグループ・アパレル会社社員・ヘアサロン勤務の三つのシチュエーションで考察していきます。
神龍寺ナーガ「アイドルグループ」篇
もしも神龍寺ナーガがアイドルグループだったら、金剛阿含や金剛雲水を筆頭に人気が出ると考えられます。ただ、金剛阿含や金剛雲水はイケメンなので女性に人気が出ると思われますが、他のメンバーは男性人気が出ると思われます。
なぜなら神龍寺ナーガは王子様系イケメンではなく、男らしいメンツが揃っているからです。また神龍寺ナーガのメンバーは金剛阿含以外ほとんど女性に耐性がないので、握手会ではメンバーの方が女性に緊張してしまうかもしれません。
神龍寺ナーガ「アパレル会社社員」篇
もしも神龍寺ナーガがアパレル会社の社員だったら、炎をモチーフにしたデザインのファッションを販売すると考えられます。金剛阿含や細川一休は販売員としては性格が悪すぎるので、デザインの方で活躍するはずです。一方で金剛雲水や山伏権太夫は丁寧な性格なので、販売スタッフになると考えられます。
神龍寺ナーガ「ヘアサロン勤務」篇
もしも神龍寺ナーガがヘアサロン勤務だったら、男性に人気のヘアサロンになると考えられます。特に金剛阿含や金剛雲水は双子でイケメンなので、モデルとしても活躍するはずです。二人の影響で、ドレッドヘアや坊主頭にしたいと思うお客さんが増えるかもしれません。
【アイシールド21】神龍寺ナーガは神チーム
『アイシールド21』の神龍寺ナーガは天才・金剛阿含を中心とした、神のような強さを持つチームです。ただし最後は、これまで金剛阿含が練習をサボってきたツケが回ってきたかのような形で敗退してしまいました。
また、自分は強いという慢心が勝敗を分けるきっかけにもなっていました。それでも神龍寺ナーガは強かったのですが、泥門デビルバッツはギリギリの試合をしながら成長し、最後まで諦めなかったことで勝利を掴みました。神龍寺ナーガ戦は見どころがたくさんある試合なので、ぜひ一度見てみてください。
この記事のライター
rg4yd
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