【エヴァンゲリオン】渚カヲルの名言まとめ！有名なセリフから名シーンまで

渚カヲルは『新世紀エヴァンゲリオン』に登場する人物の一人で、人気のあるキャラでもあります。どこかミステリアスな雰囲気を漂わせている渚カヲルは、多くの名言を残しています。有名な名シーンから選抜したセリフを、この記事では詳しく紹介していきましょう。

渚カヲルは2000年9月13日生まれですが、セカンドインパクトと同日に全経歴抹消済みとなっています。身長は162cmで体重は47kg、ゼーレよりNERVに送り込まれました。アッシュグレイの髪型が印象的なキャラクターになり、瞳はきれいな赤色をしています。色白で美形の容姿をしており、常に微笑をたたえているミステリアスな男性です。エヴァンゲリオンのパイロットの一人ですが、その正体は使徒となっています。

『新世紀エヴァンゲリオン』は、GAINAXが制作をしているアニメーション作品の一つで、1995年10月から1996年3月までテレビアニメとして放送されていました。庵野秀明さんが監督を務めたオリジナル作品となり、大規模災害が起きた世界を描いています。エヴァンゲリオンの人気は放送直後から右肩上がりになっており、セカイ系というジャンルの先駆けとなりました。

テレビアニメだけではなく、劇場版の人気も凄まじいものです。多くのファンを獲得しているエヴァンゲリオンは、劇場版の放映が決まるや否やトレンド入りするほどです。

エヴァンゲリオンの物語は、架空の大災害とされるセカンドインパクトが起きたことから始まります。この災害によって世界人口の半分が失われました。その15年後に主人公の碇シンジは、父親に呼び出されます。

そこで、汎用人型決戦兵器であるエヴァンゲリオンにパイロットとして乗り、襲来する使徒と戦うよう命じられました。主人公の碇シンジの他にも綾波レイや惣流・アスカ・ラングレー、渚カヲルといった少年少女たちが、使徒と戦いを繰り広げていきます。

渚カヲルが碇シンジと出会って間もない頃に、お風呂場にて発したセリフです。碇シンジという人間をあまり知らない中で、核心に迫るようなセリフを投げかけたため、名シーンともいわれています。渚カヲルが、内面をしっかり見ていることが分かる有名な言葉です。

絶望している碇シンジに向けて、渚カヲルが投げかけた言葉です。サードインパクトの真実は、碇シンジをどん底へ落としました。しかし、渚カヲルがこのセリフを伝えたことで、償うことができるという希望を与えたのでした。渚カヲルと碇シンジの名シーンとしても語られています。

渚カヲルの名言の中でも、心に響くセリフとして評価されているのがこちらの言葉です。人間の寂しさをなくせないことをあげた上で、人間がなぜ生きていけるのかを語っている名シーンです。儚い名言のように見えて、どこか背中を押してくれるセリフといえるでしょう。

渚カヲルは生きることに対して純粋な使徒であるからこそ、このように背中を押すような前向きな名言も溢れています。作中では名シーンでもなく何気ない一コマでしたが、この言葉にはとても力強いメッセージ性を感じられるでしょう。

渚カヲルの名言としてあげられるこちらのセリフは、碇シンジに殺される際に発した言葉です。使徒である渚カヲルがアダムと接触してしまうと、碇シンジも亡くなる可能性の方が高いです。この言葉の意味として諸説ありますが、ゲンドウに騙されていたという見解もあります。

『ヱヴァンゲリヲン・破』の最後に突如現れた渚カヲルは、どこか怒りを感じる表情でこのセリフを呟きました。意味深なセリフを残して物語は終了しており、真意は作者にしか分からないでしょう。しかし、セリフから読み取ると「今度こそ」は、二度目以降に使用する言葉です。そのため、碇シンジとは過去もしくはループなどによって、二度目以降の出会いなのではないかと考察されています。

渚カヲルのセリフの中で、女性人気の高い名言とされています。世界の情勢などを全て含めて「カラフル」と表現しているところ、またエヴァンゲリオンの世界ではなく現実にも当てはまる部分があるでしょう。この渚カヲルの言葉に、多くの人が背中を押されたという声が挙がっています。迷うことは決して悪いことではなく、当たり前であることを表している素敵なセリフといえるでしょう。

渚カヲルの名言という枠を超えて、エヴァンゲリオン全体で見ても有名なこのフレーズは、その他のアニメでも引用されたりしています。アニメ放送当時にファンに強烈な印象を与え、その後は多くの人が渚カヲルのセリフを真似していました。このセリフは、渚カヲルがエヴァンゲリオンに登場して初めて発した言葉になるため、ファンの中では大切なフレーズになっています。

渚カヲルが生前に残した最後のセリフになり、この言葉とともにエヴァンゲリオン初号機によって首を落とされています。どこにでもあるセリフですが、名シーンともいえる有名な場面で、渚カヲルが発したからこそ感動を呼んだといえるでしょう。

渚カヲルの部屋にて、碇シンジが父親に対する胸の内を明かしたときに発したセリフです。しかし、その後渚カヲルが使徒であることが分かり、信頼を寄せていた碇シンジは自らの手で渚カヲルに手をかけます。それこそが、渚カヲルが望んでいたことでした。

渚カヲルが人気の理由として、一番に挙げられるのが美しい容姿です。色白な肌に合わせたグレイアッシュの明るい髪型に、赤みを帯びた瞳という隙のない見た目をしています。渚カヲルは女顔のイケメンということもあり、アイドルと同じように女性からの人気が高い傾向にあります。優しい印象を与える女顔は、どの作品でも人気が出やすいでしょう。

渚カヲルの名言を見ても分かるように、知性的な雰囲気を持っているキャラです。その理由として、渚カヲルが使徒であることが関係しているといえるでしょう。抽象的かつ難しい言葉を話す傾向にあるため、知性的な雰囲気を感じるという声が多くあがります。容姿端麗な上に知性的であれば、人気になるのも頷けるでしょう。

渚カヲルはエヴァンゲリオンのストーリーが進んで行っても、謎が多くつかめないキャラです。そのため、何を考えているのかなど分からないため、視聴者の「もっと知りたい」を引き出しています。この気持ちが加速することにより、渚カヲルに魅了されていくといえます。

渚カヲルと碇シンジの絡みは、ファンの中でも名シーンが多いと評価されています。どこか濃厚な絡みの多い二人ですが、渚カヲルの容姿によってさっぱりとした関係に見えている節もあるでしょう。

渚カヲルの声優を担当したのは、声優界では有名な石田彰（いしだあきら）さんです。多くのアニメで人気キャラの声優を担当しており、甘い声質に多くの人が魅了されています。また、謎を秘めているキャラクターを担当することが多く、「石田さんが担当したキャラは裏がありそう」といわれています。

石田さんは1967年11月2日生まれの愛知県出身で、血液型はO型です。事務所はピアレスガーベラに所属しており、1988年より声優活動を開始しました。子供の頃に『機動戦士ガンダム』を見たことで、声優に憧れを持つようになりました。その後、声優の道を目指していき、1990年に声優として正式にデビューしています。2007年には、第1回声優アワードサブキャラクター賞男優部門を受賞しています。

石田さんの主な出演作品として、『機動戦士ガンダムSEED』のアスラン・ザラ役や『鬼滅の刃』の猗窩座役、『NARUTO -ナルト-』の我愛羅役があります。その他にも、『銀魂』の桂小太郎役や『最遊記シリーズ』の猪八戒役、『夏目友人帳』の名取周一役などを担当しました。

渚カヲルのファンには男性ももちろん多いですが、圧倒的に女性が多い印象を受けるでしょう。こちらのツイートでは、「渚カヲルが世界一かっこいい」という言葉を残しています。アッシュグレイの髪型にミステリアスな性格が、興味をそそるキャラといえます。

渚カヲルの名言は心に残るものばかりのため、卒業文集にセリフを残したという人もいました。有名なセリフであれば、記念として何かに残しておくのもよいでしょう。

渚カヲルの声優を担当している石田さんについても、高い評価が呟かれています。渚カヲルという謎に包まれた男性キャラは、演じるのも難しい傾向にあります。しかし、石田さんだからこそ、渚カヲルを演じられたといっても過言ではありません。

渚カヲルの名言には多くの有名なセリフがあり、心に残るものばかりでした。人気が高い渚カヲルの名言をぜひ意味を考えながら、再度アニメで見てみてください。