【チェンソーマン】主人公のデンジについて徹底解説!魅力や強さも
『チェンソーマン』の主人公について紹介します。異色のヒーロー漫画『チェンソーマン』第一部で主人公として登場した少年・デンジの強さや能力についてまとめました。また、彼の型破りな魅力や主な女性キャラとの関係、アニメ版の声優などについても解説します。
目次
【チェンソーマン】主人公のデンジとは?
異色のヒーロー漫画『チェンソーマン』を特徴づける要素はいくつもありますが、そのうち最も大きいのが主人公・デンジの存在でしょう。王道の主人公像からかけ離れつつも、多くの魅力を持つデンジについて詳しく知りたいところです。活躍や能力、人物関係など気になるポイントを見る前に、まずは基礎情報をおさらいしておきましょう。
デンジのプロフィール
『チェンソーマン』の主人公であるデンジは、自称16歳の少年です。苗字含めたフルネームや身長、体重などの情報は不明で、「デンジ」が本名なのかどうかもはっきりしていません。幼いころに両親を亡くしている身の上で、さらに父親が作った借金も背負っています。そのため生活は厳しく、臓器を売れるだけ売るなどいろいろと苦労しており、物語冒頭では非正規のデビルハンターとして糊口をしのいでいました。
チェンソーマンの概要
主人公デンジが活躍する『チェンソーマン』は、藤本タツキ原作・作画によるダークファンタジー漫画です。第一部が2018年から2020年まで「週刊少年ジャンプ」で連載され、2022年からは第二部が「少年ジャンプ+」で連載中となっています。コミックスは既刊15巻(2023年8月現在)で、累計部数は2600万部を突破しています。
チェンソーマンのあらすじ
『チェンソーマン』の舞台となるのは、「悪魔」と呼ばれる怪物が実在する世界です。父親の残した借金の返済に追われる主人公の少年デンジは、「チェンソーの悪魔」ポチタと共にデビルハンターとして悪魔を駆除する日々を送っていました。そんなある日、デンジはだまされた挙句に命を落としますが、ポチタを心臓とすることで復活します。さらにチェンソーの武器人間に変身する能力を得たデンジは、公安のデビルハンター・マキマの導きで公安本部へその身を移すのでした。
【チェンソーマン】主人公のデンジのかっこいい魅力や強さ
いろいろな意味で破格のヒーロー漫画である『チェンソーマン』において、デンジは異色ながら絶対的な主人公として存在感を放っています。ファンからの人気も絶大ですが、ここではそんなデンジの魅力や強さについて詳しく紹介していきます。
デンジのかっこいい魅力
『チェンソーマン』の主人公かつヒーローであるデンジは、ジャンプ漫画の主人公らしからぬキャラクターながら、多くの人を引き込む魅力をいくつも持っています。異色であっても間違いなくかっこいい彼の独特の美点についてまとめました。
かっこいい魅力①自分の欲望に忠実
『チェンソーマン』の主人公デンジは、自身の欲望に非常に忠実な人物として描かれます。彼は一応変身して悪魔を倒すヒーローですが、人助けなどは念頭にありません。基本的に自分の夢をかなえるためだけに行動しており、ヒーロー活動もその一環となっています。こうした正直すぎる動機は、間違いなく彼の大きな魅力です。
かっこいい魅力②予測不能な行動
『チェンソーマン』の主人公であるデンジは、作中でいくつも予測不能の言動を見せており、その点もまた魅力の一つとなっています。特に戦闘場面でそれが発揮されるケースが多く、チェーンの応用による移動や拘束、心臓の分離、さらには唐突な「夢バトル」発言など、読者を何度も驚かせました。
かっこいい魅力③夢のスケールが小さい
『チェンソーマン』の主人公デンジの魅力、3つ目は「夢のスケールの小ささ」です。己の欲望のために戦っているといっても、決して大それたものではないところが彼の特徴となっています。「パンにジャムを塗って食べる」「女の胸を揉む」「好きな女性といい感じになる」と、あまりにささやかすぎる夢の内容に、見ている側は好感を持たずにいられません。
デンジの強さや能力
デンジの魅力的な面についての紹介は以上の通りですが、彼の強さや能力についても気になるところです。ここからは、ダークヒーロー・チェンソーマンとしてのデンジの特徴に焦点を当てて見ていきましょう。
強さや能力①「チェンソーマン」に変身して戦う
デンジは、タイトルロールである「チェンソーマン(チェンソーの悪魔)」に変身できる能力を持ちます。変身は胸から出ているスターターロープを引っ張ることで行い、変身後は頭部が巨大なチェンソーとなり、両腕にも前腕を貫く形でガイドバーとソーチェンが出現します。刃は腕のものは出し入れ可能で、足からも自分の意志によって生やすことができます。
強さや能力②様々な戦い方ができる
『チェンソーマン』の主人公であるデンジは、上記のようにチェンソーマンへと変身できる能力を持ちますが、その戦闘スタイルは単に刃で切りつけるだけではありません。チェーンを外し、ビルに掛けて高速移動したり、対象を牽引・拘束するなどの応用技を使うこともあります。こうした多彩な戦い方も、デンジの強さの秘密の一端となっています。
強さや能力③ほぼ不死身
もう1つデンジ=チェンソーマンの強さの大きな要因となっているのが、「驚異的な回復能力」です。ほかの悪魔もある程度の回復力を備えていますが、大量の血を必要とするという制約があります。実際にダメージを負ってそのまま死んでしまう悪魔もいる中で、チェンソーマンだけはたとえ心臓だけになっても、(スターターさえ引いてもらえれば)元に戻ることが可能となっています。つまりデンジは、ほとんど不死身の存在ということができます。
デンジの名前の由来
『チェンソーマン』の主人公についていろいろ考察していますが、「デンジ」という少々変わった名前はどこから来ているのでしょうか。作者の藤本タツキによると、「悪魔と戦う存在」ということで「天使(てんし)」を連想し、それに濁点を付けていじったのが由来とのことです。また、藤本氏は本作が弐瓶勉のSF漫画『アバラ』にインスパイアされている旨の発言もしていることから、同作の主人公「駆動電次」にちなんでいるのではという見方もあります。
デンジの正体は神の子?
『チェンソーマン』の主人公デンジには、まだ明かされていない秘密がいくつかあります。その1つが彼の出生に関するものですが、実は彼の正体は「神の子」ではないかとする見方もあります。作中でマキマは、チェンソーマンを崇める一方デンジはそれと異なる存在とみなす様子が見られました。つまり、チェンソーマンは唯一の真の神であり、デンジは神性は持つが神と異なる「神の子」と位置付けているとも解釈できるのです。
デンジの夢の中の扉の意味
『チェンソーマン』の主人公デンジは、作中で謎めいた「扉の夢」を何度も見ていました。のちに明らかになったのは、この扉はデンジの「過去の罪」を隠すものだったという事実です。実は父親の死の原因はデンジ本人で、自分の身を守るために殺したというのが真相でした。デンジはその辛い記憶を封印し、心の奥底に仕舞ったのですが、「扉の夢」はその深層心理を象徴していたのでした。
【チェンソーマン】主人公のデンジの女性関係
『チェンソーマン』の主人公デンジについて、その魅力や強さ、能力、活躍などを紹介していますが、デンジを取り巻く面々との関係についても気になります。特にデンジと女性キャラの関係は興味深いところですが、ここからはその辺りを重点的に掘り下げていきましょう。
主人公のデンジとマキマの関係
『チェンソーマン』の主人公デンジが特別な感情を抱いている女性が、彼を公安に誘ったマキマです。デンジは出会った当初から彼女へ想いを寄せており、それは物語終盤に至るまで基本的に変わっていません。最初はマキマの胸を揉むなど直截的な妄想に耽っていたデンジでしたが、その関係は徐々に変質していき、やがてはマキマに判断のすべてをゆだねるようになってしまいました。
主人公のデンジとパワーの関係
『チェンソーマン』の中でデンジがマキマと並んで深く関係する女性が、彼の同僚でバディでもあるパワーです。デンジは普段彼女と生活を共にしているのですが、性格に難のあるパワーは彼にとって手のかかる妹のような存在となっていきます。パワーが心神喪失状態になった時には、怖がる彼女と一緒にお風呂に入ったり、添い寝するなど優しい一面を垣間見せました。
主人公のデンジと姫野の関係
『チェンソーマン』の主人公デンジと女性キャラとの関係について解説していますが、続いてはデンジの先輩にあたる姫野です。黒い眼帯が印象的な美女で、非常にノリが良く明るい性格をしています。デンジのことは面白がっており、彼に「ベロ入りキッス」の約束もしました。さらにお互いの恋愛成就をフォローしあう「恋愛同盟」を組む関係となりますが、その直後に姫野は殉職を遂げています。
主人公のデンジとレゼの関係
『チェンソーマン』の主人公デンジと女性キャラの関係について紹介を続けましょう。やはりデンジにとって重要な存在となるレゼは、「チェンソーマンの心臓の奪取」を目的に送り込まれたソ連のスパイです。デンジはレゼの魅力に次第に惹かれていき、2人で夜のプールで泳ぐなど、ロマンチックな関係になりかけました。彼女が正体を現し戦った後も、一緒に逃げようと呼びかけています。レゼもそれに応えようとしましたが、結局マキマに処分されることとなりました。
主人公のデンジとコベニの関係
『チェンソーマン』の主人公デンジと女性キャラの関係、最後に紹介するのは東山コベニです。彼女は出会った当初、デンジにとっては同僚の関係でした。初対面は「永遠の悪魔」討伐任務の際でしたが、この時諸事情から、デンジはコベニに殺されそうになります。その後コベニは公安を辞めてハンバーガーショップに勤めますが、突如現れたチェンソーマンに無理やりデートに連れ出されるという災難に遭っています。
【チェンソーマン】主人公のデンジの第二部での活躍
『チェンソーマン』は2020年の12月に「第一部終了」という形で一旦幕を閉じ、その後の2022年7月から第二部がスタートしました。デンジは主人公という立ち位置ではないものの、こちらにもしっかり登場しています。ここからは、『チェンソーマン』第二部におけるデンジの活躍ぶりについてチェックしていきましょう。
チェンソーマン第二部とは?
「学園編」と銘打たれた『チェンソーマン』第二部は、上記のように2022年7月から始まり、現在も連載中となっています。主人公は三鷹アサという名の少女で、彼女はある事情により「戦争の悪魔」ヨルと契約し、肉体を取り戻すため打倒チェンソーマンに協力することとなります。一方デンジはアサと同じ学校に通っていましたが、ひょんなことで彼女と知り合い、お互いの正体を知らないまま交流を深めていくのでした。
デンジとナユタの関係
『チェンソーマン』第二部におけるデンジの活躍、まずはナユタとの関係について見てみましょう。ナユタはマキマの生まれ変わりとも呼べる少女で、再びマキマのように育つことのないよう、デンジが見守る形で保護しています。最初は彼女と距離を置いて暮らしていたデンジですが、少しずつ愛情を示すようになり、ナユタもまた随所でデンジになついている様子を見せてます。
デンジとアサの関係
『チェンソーマン』第二部におけるデンジの活躍、続いてはアサとの関係についてです。アサは前述のように二部の主人公で、「戦争の悪魔」ヨルと共存しつつ、打倒チェンソーマンのために動いてます。デンジとアサの関係は、ラブコメ風の展開も描かれるなど急速に深まっていますが、まだお互いその正体については知らないままです。
デンジと吉田の関係
『チェンソーマン』第二部でのデンジの活躍、次は吉田との関係について見てみましょう。吉田ヒロフミは民間デビルハンターで、「蛸の悪魔」と契約している人物です。一部に引き続き二部にも登場しており、そこでデンジの生活を守る役目を負っていることが明かされました。
デンジの第二部での今後を考察
『チェンソーマン』第二部では主人公の地位から降りているものの、デンジが超重要キャラであることは第一部と変わりません。それでは、二部においてデンジはこれからどういう役割を負っていくのでしょうか。考えうる彼の活躍や今後の展開などについて考察してみましょう。
パワーが復活し再会する?
一部で自分の命と引き換えにデンジを救ったパワーは、最後の願いとして「血の悪魔を見つけて再び友達になる」契約を交わしました。この契約内容から、『チェンソーマン』第二部でパワーが復活し、デンジと再会する可能性は十分あると見られています。
レゼが復活し再会する?
パワーと共に『チェンソーマン』第二部で復活するのではないかと言われているのが、レゼです。一部ではマキマの支配を受けたレゼですが、結局最後まで死亡場面は描かれませんでした。二部でも生きている確率が高いことから、今後再登場して活躍することは十分あり得ると思われます。
【チェンソーマン】主人公のデンジのかっこいい名言
ここからは、デンジが『チェンソーマン』で言い放った数々の名言について紹介していきましょう。いずれも彼の魅力がよく伝わる、エキセントリックかつ脳裏に刻まれる強烈なセリフとなっています。
デンジの名言①「俺達の邪魔ァすんなら…」
じゃあ、悪い事じゃねえ、悪い事じゃねえけど・・・俺達の邪魔ァすんなら死ね!
出典: meigenmeikan.com
こちらは第1話で、デンジがチェンソーマンへと初めて変身する際に放ったセリフです。自分中心の思考を貫く直球のセリフとなっています。
デンジの名言②「俺は!男と!喧嘩する!…」
俺は!男と!喧嘩する!時ゃ!股間!しか!狙わねえ!
出典: meigenmeikan.com
主人公とは思えない股間を狙うという卑劣なやり口ながら、「そこしか狙わない」と言い切るのが逆にすがすがしく潔い名言となっています。3話でのアキとの喧嘩の際に発されました。
デンジの名言③「夢バトル…」
みんな偉い夢持ってていいなア!!じゃあ、夢バトルしようぜ!夢バトル!!
出典: meigenmeikan.com
『チェンソーマン』第10話におけるセリフです。「世界征服を夢見ていた」というヒルの悪魔と対峙した際、それと比較した自分の夢の小ささ(女の胸を揉むこと)を気にしたデンジが発しました。「夢バトル」という前代未聞のワードが印象的な名言です。
デンジの名言④「俺ぁ初めてのチューは…」
俺ぁ初めてのチューは誰にするか決めてんだ
出典: meigenmeikan.com
こちらは14話で、活躍すればほっぺにチューをしてあげると姫野が申し出た際のデンジのセリフです。もちろんマキマを想定した発言で、彼女へのデンジの想いの強さがうかがえる…と思いきや、そのあとベロ入りキスを提案されると態度を急変させています。
デンジの名言⑤「永久機関が完成…」
永久機関が完成しちまったなアア〜!!これでノーベル賞は俺んモンだぜ〜!!
出典: meigenmeikan.com
19話、対「永遠の悪魔」戦でのセリフです。ここでデンジは、相手を切りつけその血を飲みダメージを回復、そして切りつけてまた血を飲む…というサイクルを三日間続けました。強さや能力もさることながら、デンジがいかに規格外の発想の持ち主かをよく表す名言となっています。
デンジの名言⑥「マキマさん助けて…」
マキマさん助けて、俺この娘好きになっちまう
出典: meigenmeikan.com
40話で、レゼが自分に気があるらしいと察した際のデンジの心の叫びです。マキマへの想いの強さはどこへやら、一気にレゼになびいてしまいました。戦闘で見せる能力や活躍とはかけ離れた意志薄弱ぶりですが、そこがまたデンジの魅力とも言えます。
デンジの名言⑦「素晴らしき日々を…」
素晴らしき日々を送っていても時々ノドん奥がチクってなりゃあ最悪だ
出典: meigenmeikan.com
こちらは『チェンソーマン』51話でのデンジのセリフです。自分を蘇生させた理由をレゼに聞かれた際に発しました。一見エゴの塊のようでいて繊細な部分も確かに持っているという、デンジの魅力をよく伝える名言です。
デンジの名言⑧「殺されるなら美人に…」
殺されるなら美人にってのが俺の座右の銘
出典: meigenmeikan.com
同じく51話でのセリフです。上のセリフに対し、今殺されても同じことが言えるのかとレゼに聞かれた際発したものになります。冗談めかしてはいるものの、彼の意外な優しさや芯の強さが伝わってくる名言となっています。
デンジの名言⑨「光の力だあ…」
これがア!!光の力だああああ!!
出典: meigenmeikan.com
68話でデンジ=チェンソーマンは、「闇の悪魔」の力への対抗手段として、自らの体にガソリンを浴びせて火をつけました。こちらはその際のセリフになります。あまりに無茶なアイデアですが、この常軌を逸した思考能力が彼の強さの源とも言えます。
デンジの名言⑩「マキマさんってこんな…」
マキマさんってこんな味かぁ・・・
出典: meigenmeikan.com
最後の名言は、96話でデンジがマキマを食べた際発したものです。「食べた」というのは比喩ではなくそのままの意味で、食事としてお腹の中におさめました。まさかの解決法ですが、このアナーキーさこそ『チェンソーマン』の一番の魅力でしょう。
【チェンソーマン】主人公のデンジの声優
『チェンソーマン』の主人公デンジをさまざまな角度から考察しています。強さや能力、活躍や名言などについて見てきましたが、今度はさらに違った角度から眺めてみましょう。アニメ版『チェンソーマン』でデンジを担当する声優の情報についてまとめました。
デンジの声優は「戸谷菊之介」
アニメ版『チェンソーマン』で主人公デンジの声を担当しているのは、戸谷菊之介(とやきくのすけ)です。戸谷氏はまだ新人の部類に属する声優で、『チェンソーマン』のデンジは彼にとって初主演の役柄にあたります。
戸谷菊之介のプロフィール
アニメ版『チェンソーマン』で主人公デンジを演じている戸谷菊之介は、1998年11月30日生まれの現在24歳です。身長は175㎝で、事務所はソニー・ミュージックアーティスツに所属しています。18歳の時に同事務所主催のオーディションで特別賞を受けたことがきっかけで、本格的に声優の道を目指しました。その後緒方恵美の私塾を経て、2022年にデンジ役を獲得しています。
戸谷菊之介の主な出演作品
戸谷菊之介は上記のようにまだ新人で、これから活躍が期待されています。彼の『チェンソーマン』以外のアニメの出演作品は、『UniteUp!』(清瀬明良)、『七つの大罪 黙示録の四騎士』(ドニー)、『柚木さんちの四兄弟。』(柚木尊)などとなっています。ゲーム作品では、『ウインドボーイズ!』(清嶋桜晴)、『ONE.』(住井護)などがあります。
【チェンソーマン】主人公のデンジに対する世間での評判や人気
ここまでデンジの強さや能力、活躍や声優情報などについてお伝えしてきましたが、世間での評判についても気になるところです。そのあたりの意見についてまとめてみましたので、彼に対するさまざまな評価をご覧ください。
まずはデンジのような「クズが好き」という意見です。デンジは少年漫画の主人公でありながら、徹底して自分のために戦うという珍しいキャラで、その点では「クズ」と呼ばれるのも致し方ないかもしれません。しかし、そうした点が却って彼を身近に感じさせ、好感を抱いてしまうのも事実です。
こちらもデンジへの好感度の高さが伝わってくる意見です。少年漫画の主人公としてはあまりに型破りすぎるキャラですが、戦闘能力や強さだけでなく根っこの善良さやかわいげもきちんと描けているからこそ、こうした意見が出てくるものと思われます。
最後は「デンジはさっぱりしているようで実は未練たらたらなのがよい」という意見です。デンジは境遇の割に陽性のキャラクターで、表面的にはカラッとした態度を貫いています。しかし、内面的には悩みも葛藤も持っており、時々それを垣間見せるのが、ファンにとってはたまらない魅力のようです。
【チェンソーマン】主人公のデンジはかっこいいキャラだった
『チェンソーマン』の主人公デンジについて紹介してきました。このように、デンジは従来の少年漫画の主人公像をことごとく裏切るキャラクターながら、きちんとヒーローとして成立している点で稀有な存在となっています。強さや能力はもちろん、あまりに破天荒で予測不能な言動も、彼の大きな魅力の1つです。デンジの活躍についてもっと知りたいという方は、ぜひ原作やアニメをチェックしてみてください。
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だいじろう
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