【チェンソーマン】作者の藤本タツキの性別や年齢は?素顔や経歴を徹底調査
本記事は『チェンソーマン』の作者である、藤本タツキの人物像を徹底的に調査しました。藤本タツキの性別や年齢を考察するとともに、過去に発表した漫画作品を紹介します。そして、性別や素顔が話題となった藤本タツキの逸話についてもまとめました。
目次
藤本タツキとは?
漫画家・藤本タツキの基本プロフィールは一部公表されていますが、素顔や性別に関しては明らかになっていません。この記事では、謎が多い藤本タツキの性別やイケメン説についてなど、彼の人物像に迫ります。
藤本タツキはチェンソーマンの作者
藤本タツキは人気漫画『チェンソーマン』の作者ですが、他にも面白い漫画を数多く発表しています。『チェンソーマン』と同じく連載作品である『ファイアパンチ』もよく知られており、人気のある漫画家です。
チェンソーマンの概要
『チェンソーマン』は、週刊少年ジャンプの2019年1号~2021年2号で第1部「公安編」が連載されました。現在は少年ジャンプ+で、第2部「学園編」が連載中です。2023年4月現在、単行本は14巻まで刊行されており、その累計発行部数は2,400万部という人気作です。また、2022年にはテレビアニメ化もされ、緻密な作画にファンの間で大きな反響を呼びました。
チェンソーマンのあらすじ
『チェンソーマン』の主人公・デンジは父親の遺した借金を返すため、チェーンソーの悪魔・ポチタと共にデビルハンターとして働いていました。ところがある日、悪魔に殺され、ポチタが心臓となる事で甦ったデンジはチェンソーマンに変身できる能力を得て、マキマ率いる公安対魔特異4課に所属する事になります。
藤本タツキの性別や年齢・素顔
藤本タツキの性別や年齢、出身地など、基本プロフィールはどのようなものなのでしょうか?ここからは、藤本タツキの素顔について徹底調査していきます。
藤本タツキの性別は女性?男性?
藤本タツキの性別は正式には公開されていないものの、男性という見方が有力です。その根拠のひとつとして挙げられるのが、単行本のカバーに掲載されている幼少期の写真が男児にしか見えない事です。また、週刊少年ジャンプの公式YouTubeチャンネルには、藤本タツキが『地獄楽』のキャラクターである「打ち首執行人・山田浅ェ門 佐切」を描く動画もあるのですが、そこに映っている腕も男性に見えます。性別非公開とはいえ、これらの根拠から男性であると言われています。
藤本タツキの年齢
藤本タツキは1992年10月10日、秋田県にかほ市で生まれました。2023年4月現在は30歳です。ちなみに出身地のにかほ市は、『チェンソーマン』で銃の悪魔の出現した場所として登場します。
藤本タツキの素顔はイケメン?
「藤本タツキはイケメンである」という噂があります。しかし、性別と同じく素顔も明らかになっていないため、本当にイケメンなのかはわかりません。ところが、2011年に「長門は俺」という名義でニコニコ動画に投稿された「浮遊する俺」の動画に、本人らしき人物が映っていると話題になりました。不鮮明な映像ではあるものの、細身のイケメンに見えると言われています。この動画が藤本タツキ本人であるなら、イケメン説に加え、性別が男性である可能性が高いと推測されます。
藤本タツキの好みの女性のタイプはパワー
藤本タツキは『チェンソーマン』に登場するパワーが好みの女性だと語っています。血の悪魔であるパワーは、非常に理不尽な言動が多く、デンジやアキを振り回す女性キャラです。「高圧的で理不尽な女性」が好みの藤本タツキにとって、パワーは理想そのものであると、ファンからも言われています。
藤本タツキの経歴や学歴
出身高校は秋田県立仁賀保高等学校の情報メディア科CGデザインコースです。地元に美大向けの予備校は無かったため、絵画教室に通い、他の生徒は高齢者ばかりという環境で油絵を描いていました。その後、無事AO入試で東北芸術工科大学・美術科洋画コースへ進みます。しかし「油絵を描いてても絵は上手くならない」と、大学時代はずっと図書館でクロッキーを描いていたそうです。
藤本タツキが影響を受けている作品
藤本タツキは様々な漫画や映画を見ていて、インタビューや作者コメント等で話題に出したり、作品の中でオマージュしたりする事も多いです。例えば、榎本俊二の漫画『斬り介とジョニー四百九十九人斬り』もそのひとつです。これは『チェンソーマン』第60話サブタイトルが「クァンシと魔人達四十九人斬り」となっている事からも分かる通り、明らかに影響を受けています。ジャンプ巻末コメントでも「リスペクト」と言及していました。
藤本タツキのこれまでの読み切り作品
藤本タツキの漫画は『チェンソーマン』『ファイアパンチ』といった連載作品だけではなく、読み切りの漫画もたくさんあります。ここで藤本タツキの読み切り漫画を10作、紹介します。
読み切り作品①庭には二羽ニワトリがいた。
2011年12月、漫画賞に投稿して最終候補に残った作品です。『藤本タツキ短編集 17-21』に収録されています。また、ジャンプ+でも、『ファイアパンチ』内で「特別読切6」として配信されています。
読み切り作品②かみひこうき
第3回クラウン新人漫画賞の編集部特別賞を受賞した作品です。こちらは2016年8月29日からジャンプ+で限定公開されていましたが、現在は公開が終了しており、読む事ができません。
読み切り作品③佐々木くんが銃弾止めた
第5回クラウン新人漫画賞で、審査員特別賞を取った作品です。『藤本タツキ短編集 17-21』の収録作品でもあり、ジャンプ+の『ファイアパンチ』でも「特別読切」として配信されています。
読み切り作品④恋は盲目
第9回クラウン新人漫画賞で佳作を受賞した作品です。「ジャンプSQ.19」Vol.13に、デビュー作として掲載されました。『藤本タツキ短編集 17-21』の収録作品で、ジャンプ+の『ファイアパンチ』でも「特別読切2」として配信されています。
読み切り作品⑤シカク
『シカク』は「ジャンプSQ.19」Vol.14の掲載作で、『藤本タツキ短編集 17-21』に収録された作品でもあります。ジャンプ+の『ファイアパンチ』内でも「特別読切3」というタイトルで配信されている作品です。
読み切り作品⑥予言のナユタ
『予言のナユタ』はジャンプSQの2015年8月号の掲載作であり、『藤本タツキ短編集 22-26』に収録された短編作品でもあります。また、ジャンプ+の『ファイアパンチ』内では「特別読切4」というタイトルで配信されています。
読み切り作品⑦正義の見方
ジャンプSQ.SupremeComic大賞seasonII第10回結果発表ページにて、最終候補として挙げられています。こちらは未公開作品です。
読み切り作品⑧目が覚めたら女の子になっていた病
こちらはジャンプ+の『ファイアパンチ』内で「特別読切5」として配信されている短編であり、『藤本タツキ短編集 22-26』収録作品でもあります。
読み切り作品⑨妹の姉
この『妹の姉』はジャンプSQの2018年6月号の掲載作品でもあり、『藤本タツキ短編集 22-26』に収録された短編作品の内のひとつでもあります。
読み切り作品⑩ルックバック
『ルックバック』は、2021年7月19日からジャンプ+に掲載され、同年9月3に単行本が発売されました。現在は、ジャンプ+で48ページ目まで読む事ができます。
藤本タツキが天才・やばいといわれる理由
イケメンと言われている藤本タツキは、その作品の面白さだけではなく、常人では理解できないようなエピソードの数々を持っている事からも「やばい天才」と言われています。いったい、どのようなエピソードなのでしょうか。ここからは、藤本タツキが天才・やばいと言われる理由を紹介します。
理由①中学の頃に脳内で漫画雑誌を作っていた
藤本タツキが天才と言われる理由は、中学生の頃に架空の漫画雑誌を作っていた事です。脳内雑誌でありながら、オリジナルの漫画を7本ほど連載していました。そして、面白くないと思った作品は、容赦なく打ち切りにしていたと語っています。連載が無事に最終回を迎えた時は、感動のあまり泣きそうになったものの、授業中だったために何事も無いように振る舞ったそうです。この事から、脳内でも作品のひとつひとつを、しっかり作り込んでいたのかがうかがえます。
理由②死んだメダカを食べた
『藤本タツキ短編集 22-26』の発売後、あとがきを読んだ人たちを「これ実話?」とざわつかせたのが、メダカを食べたという話です。飼っていたメダカが死んでしまい、彼女に言われて埋葬しようとしたものの、土が硬くて掘れませんでした。地面に置いたメダカを蟻が運ぼうとした所で、蟻を払いのけてメダカを食べてしまったそうです。理解できない行動に、ファンも激しく動揺したという声が上がっていました。
理由③働くのが嫌で読み切りの賞金のみで生活していた
大学を卒業した後は、「ジャンプSQ」に作品を投稿し続けていました。漫画家を目指す人のなかには、アルバイトなどで生活費を稼ぎながら、作品を描いています。しかし、藤本タツキはアルバイトを嫌がり、家賃2万円のアパートに住み、漫画の賞金だけで生活していました。当時は「漫画家になるか死ぬか」という意気込みだったと、本人が語っています。
理由④「ながやまこはる」としてTwitterをしている
Twitterで「ながやまこはる」を検索すると、藤本タツキの小学3年生の妹を名乗るアカウントが見つかります。年齢を理由にアカウントを凍結された事もある、ながやまこはるですが、実はこれ、藤本タツキ本人なのです。担当の林士平に見つかった時に「身内を名乗る危険なアカウント」として訴えられそうになり、仕方なくそれは自分だと名乗り出たのだそうです。性別を明かさない漫画家は多いものの、SNSで性別も年齢も全く違う「妹」になりきる藤本タツキは、ファンから「やばい」と言われていました。
藤本タツキに対する世間での評判や人気
ネット上でも、藤本タツキの人気はかなり高い事がうかがえます。例えば前述の「ながやまこはる」のアカウントに対して、76万以上のフォロワー数を獲得しています。そこで、Twitter上での藤本タツキへの評価や性別に関するコメントを見てみましょう。
性別に関しては、理由は無いけれど女性という印象を持った方もいるようです。でも作品が良ければ、男性か女性かどうかはこだわらないという意見でした。いずれにしても『チェンソーマン』が好きな事には変わりないようです。
この人は、藤本タツキが男性か女性かを、作品から読み取ろうとしています。しかし、単純に藤本タツキの漫画を読んだだけでは、その性別は分からないと呟いていました。
こちらは藤本タツキが性別を公表していないからこそ良いという意見です。女子小学生を名乗る「ながやまこはる」の件も含めて「クール」だと評しています。
藤本タツキの性別は男性といわれていた
ここまで藤本タツキの性別やイケメン説についてや、彼の経歴、評判などを見てきましたが、知れば知るほど、天才・奇才と呼ばれるのが納得できます。藤本タツキの作品はジャンプ+で気軽に読めるものも多く、短編集も発売されています。興味があればぜひ、藤本タツキの世界にひたってみてください。
この記事のライター
アヤノ
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