【チェンソーマン】魔人を一覧で紹介！悪魔との違いや共通点も

『チェンソーマン』には魔人と呼ばれる存在が登場します。『チェンソーマン』は悪魔が日常的に存在する世界観の作品となっており、悪魔と魔人には共通点も多いため、違いがわかりにくいです。ここでは、『チェンソーマン』に登場する魔人とはどのようなものなのか紹介していきましょう。

『チェンソーマン』に登場する魔人は、人間の死体を乗っ取った悪魔です。一見して普通の人間のように見えますが、頭の形状が変わるという特徴があります。たとえばデンジのバディである血の魔人パワーは、頭の上に赤い角が生えています。魔人は悪魔の力を使うことができますが、悪魔のときよりも弱くなるケースが多いです。ただし、現世で魔人を殺しても中身の悪魔は地獄で蘇るため、本当の意味で殺すことはできません。

『チェンソーマン』は、藤本タツキさんによる漫画作品です。『週刊少年ジャンプ』の2019年1号から連載しており、現在第2部が『少年ジャンプ+』にて連載中となっています。悪魔が日常に存在する世界で、チェンソーの悪魔の力を手に入れた少年デンジを主人公とするアクション作品です。原作の累計発行部数は2600万部を突破しています。

主人公のデンジは「チェンソーの悪魔」であるポチタに出会い、借金返済のために悪魔を駆除するデビルハンターとして仕事をしていました。ある日、デンジは仕事を斡旋してくれていたヤクザに騙され、ゾンビの悪魔に殺害されます。しかしポチタがデンジの心臓になったことで、デンジはチェンソーの悪魔として復活することになります。ゾンビを一掃したデンジは、現場へやってきた公安のマキマに導かれ、悪魔を倒すヒーローとして扱われるようになっていくのでした。

『チェンソーマン』にはさまざまな魔人が登場します。魔人は人間の死体を乗っ取った存在であるという共通点があり、見た目は人間に近いものが多いです。ここでは『チェンソーマン』に登場する魔人を紹介していきましょう。

『チェンソーマン』に登場する魔人一覧の1人目は、血の魔人であるパワーです。パワーは公安が管理している魔人で、自分の血を自由自在に操り、武器を作って攻撃することが可能です。パワーは他の魔人よりもIQが高いと言われていますが、性格が悪いためよくトラブルを起こしています。また、簡単に裏切ることから、バディであるデンジからも信用できない相手だと思われています。

『チェンソーマン』に登場する魔人一覧の2人目は、サメの魔人であるビームです。ビームもパワーと同様に公安が管理している魔人で、サメの能力によって地面や壁の中などあらゆる場所を泳ぐことが可能です。また、短い時間であればサメの悪魔に変身して戦うこともできます。性格は狂暴で手が付けられませんが、デンジの言うことには忠実に従う魔人です。パワーが戦線離脱した際に、一時的にデンジのバディになりました。

『チェンソーマン』に登場する魔人一覧の3人目は、暴力の魔人であるガルガリです。ガルガリもパワーやビームと同じように公安が管理している魔人で、魔人でありながら非常に強い能力を持っています。そのため、普段はガスマスクのような仮面を付けられており、仮面を外すことで本来の暴力の悪魔の姿に変身することが可能です。また、ガルガリは人間性が高いため普通に会話をすることが可能で、暴力の魔人でありながら平和を求める優しい性格をしています。

『チェンソーマン』に登場する魔人一覧の4人目は、透視の魔人であるピンツイです。中国の刺客であるクァンシの仲間で、ポニーテールの中にある輪から相手を除くことで、相手が契約している悪魔を見抜く能力を持っています。戦闘能力は高くはありませんが、人間性が高いため通常の会話をすることができます。

『チェンソーマン』に登場する魔人一覧の5人目は、宇宙の魔人であるコスモです。コスモはピンツイと同じくクァンシの仲間の魔人で、陽気な性格をしており、基本的に「ハロウィン！」としか喋りません。脳と片目が飛び出しているショッキングな外見をしています。無限空間で相手を支配し、ハロウィンのことしか考えられなくするという恐ろしい能力を持っています。

『チェンソーマン』に登場する魔人一覧の6人目は、竜の魔人であるロンです。ロンもクァンシの仲間の魔人で、頭部に角があり、炎を吹くことができます。作中ではあまり話をするシーンがありません。戦闘能力はクァンシの仲間の魔人の中では高いです。

『チェンソーマン』に登場する魔人一覧の7人目は、銃の魔人である早川アキです。早川アキがマキマに殺害され、その死体が銃の悪魔に乗っ取られたことで生まれてしまいました。額と左腕から銃が飛び出しており、銃口から強力な破壊エネルギーを放つことが可能です。早川アキだったころの記憶が残っており、意識の中では子供の自分とデンジが雪合戦をしていると思い込み、デンジを襲います。

『チェンソーマン』は悪魔が普通に存在する世界観となっており、悪魔と戦うデビルハンターたちの戦いが描かれています。ここまで紹介した魔人は、人間の死体を悪魔が乗っ取った存在ですが、悪魔と比較してどのような違いや共通点があるのでしょうか。ここでは、『チェンソーマン』の魔人と悪魔の違いや共通点などを紹介していきましょう。

『チェンソーマン』に登場する悪魔とは、人間がモノや事象などに対して恐怖を抱くことによって誕生する人知を超えた存在です。そのため、悪魔は恐怖の対象となったものの名前を持って生まれ、人に恐れられているものほどその悪魔の力も高くなるという特徴があります。悪魔の外見や能力も恐怖の対象となったものに由来しているケースが多く、人間よりも生命力が高く、さらに血を飲むことで回復することが可能です。

魔人と悪魔の違いは、人間の死体を乗っ取っているかどうかです。魔人は人間の死体を乗っ取っているため人間のような姿をしていますが、悪魔は悪魔そのままの化物のような姿をしています。また、両者の共通点としては、どちらも人間よりも生命力が高く、血を飲むことで回復できるなどの共通点があります。

『チェンソーマン』には、魔人でも悪魔でもない存在が登場します。先に紹介したように、魔人も悪魔も中身は悪魔ですが、デンジはチェンソーの悪魔の力を使うことができる人間です。デンジは人間でありながら魔人や悪魔のようにバラバラにされても死ぬことはなく、さらに血を飲むことで回復することが可能です。

『チェンソーマン』には、主人公のデンジが変身するチェンソーの悪魔を代表として、魔人でも悪魔でもない存在が多数登場します。彼らは人間でありながら、悪魔として戦うことができます。ここでは、『チェンソーマン』に登場する魔人でも悪魔でもない存在を一覧で紹介していきましょう。

『チェンソーマン』に登場する魔人でも悪魔でもない存在として、チェンソーの悪魔であるデンジが挙げられます。デンジは『チェンソーマン』の主人公で、チェンソーの悪魔であるポチタを契約したことで蘇り、チェンソーの悪魔に変身できるようになりました。ポチタが心臓になったため胸の位置からコードが出ており、コードを引くことでチェンソーの悪魔に変身します。

『チェンソーマン』に登場する魔人でも悪魔でもない存在として、刀の悪魔であるサムライソードが挙げられます。サムライソードはデンジが殺害したヤクザの孫で、仲間の沢渡アカネによって心臓を刀の悪魔にされたことで変身できるようになりました。左手を抜き取ることで刀の悪魔に変身します。刀の悪魔は額を貫通するように刀が飛び出ており、両腕からも刀が飛び出ています。

『チェンソーマン』に登場する魔人でも悪魔でもない存在として、爆弾の悪魔であるレゼが挙げられます。レゼはソ連のスパイで、人体実験によって爆弾の悪魔になりました。首にあるピンを抜くことで爆弾の悪魔に変身することが可能です。触れたものを爆発させたり、身体の一部をロケットに変化させたりすることができ、非常に戦闘能力が高いです。人間のときには美少女ですが、ソ連が開発した戦士であるため、公安の人間が何人も殺されています。

『チェンソーマン』に登場する魔人でも悪魔でもない存在として、弓矢の悪魔であるクァンシが挙げられます。クァンシは中国の刺客で、かつては岸辺のバディでした。素手での戦いであれば最強だと言われており、人間のときでも高い戦闘能力を持っています。眼帯から矢を引き抜くことで弓矢の悪魔へと変身します。頭部と両手が弓矢のような形になっており、敵に対して無限に弓矢を放つことが可能です。

『チェンソーマン』に登場する魔人でも悪魔でもない存在として、鞭の悪魔が挙げられます。公安のマキマが支配している人間で、人間時にはヤンキーのような荒っぽい女性です。指を鳴らすことで悪魔に変身することができます。

『チェンソーマン』に登場する魔人でも悪魔でもない存在として、剣の悪魔が挙げられます。人間時はパーカーを身に付けた若い男です。右手を抜き取ることで悪魔に変身することができます。チェンソーマンが捕食した悪魔はその存在がなくなってしまいますが、剣の悪魔はチェンソーマンに食われたものの、その存在を許されました。

『チェンソーマン』に登場する魔人でも悪魔でもない存在として、槍の悪魔が挙げられます。先に紹介した鞭の悪魔などと同様に、マキマに支配されています。人間時は眼鏡をかけたスーツ姿の男性です。首の後ろから槍を抜き取ることで、悪魔に変身することができます。

『チェンソーマン』に登場する魔人でも悪魔でもない存在として、火炎放射器の悪魔が挙げられます。先に紹介した武器人間3人と同様に、マキマに支配されている人間です。人間時は長い髪の毛をオールバックにしている男性で、歯を押し込むことで悪魔に変身することができます。なお、火炎放射器の悪魔は第2部の学園編にも登場しました。

2022年にアニメ化された『チェンソーマン』には、さまざまな魔人が登場しています。ここでは、テレビアニメの『チェンソーマン』に登場する魔人の声優を紹介していきましょう。

『チェンソーマン』のパワーを演じているのは「ファイルーズあい」さんです。ラクーンドッグに所属している声優で、代表作として『ダンベル何キロ持てる？（紗倉ひびき）』、『推しが武道館いってくれたら死ぬ（えりぴよ）』、『キラッとプリ☆チャン（アリス）』、『トロピカル～ジュ！プリキュア（夏海まなつ／キュアサマー）』、『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン（空条徐倫）』などがあります。

『チェンソーマン』のビームを演じているのは「花江夏樹（はなえなつき）」さんです。アクロスエンタテインメントに所属している声優で、代表作として『東京喰種トーキョーグール（金木研／佐々木琲世）』、『鬼滅の刃（竈門炭治郎）』『ダイヤのA（小湊春市）』、『Fate/Apocrypha（ジーク）』、『ヴァニタスの手記（ヴァニタス）』、『サマータイムレンダ（網代慎平）』、『機動戦士ガンダム 水星の魔女（エラン・ケレス）』などがあります。

『チェンソーマン』のガルガリを演じているのは「内田夕夜（うちだゆうや）」さんです。東京俳優生活協同組合に所属している声優で、代表作として『アイシールド21（キッド／武者小路紫苑）』、『ソウルイーター（フランケン・シュタイン博士）』、『二十面相の娘（二十面相）』、『ノー・ガンズ・ライフ（クローネン・フォン・ヴォルフ）』、『THE GOD OF HIGH SCHOOL ゴッド・オブ・ハイスクール（ペク･スンチョル）』などあります。

『チェンソーマン』の早川アキを演じているのは「坂田将吾（さかたしょうご）」さんです。青二プロダクションに所属している声優で、代表作として『継つぐもも（安次峰あきと）』、『Fairy蘭丸～あなたの心お助けします～（阿以蘭丸）』、『炎炎ノ消防隊 弐ノ章（火鱗佐々木）』、『テイルズ オブ ルミナリア（エドワール・ルキエ）』、『HeavenlyHelly（ダンセル）』、『チェンソーマン（早川アキ）』などがあります。

『チェンソーマン』のアニメを見ていた原作ファンの中には、11話でさまざまな悪魔や魔人が次々に登場したことを喜ぶツイートをしている人がいました。特に未来の悪魔や天使の悪魔、サメの悪魔や暴力の魔人などが好きなようです。

『チェンソーマン』が好きという人の中には、「いまだに悪魔と魔人の違いがわからなくなる」とツイートしている人もいました。悪魔と魔人には違いがありますが共通点も多いため、ファンであってもわからなくなるという人も多いようです。

血の魔人が好きという人の中には、「事前にどのキャラが死ぬのか把握しておくのも大事だと思う」とツイートしている人がいました。チェンソーマンはメインキャラクターを含めて多くの登場人物が死亡するため、ショックを受ける人も多いです。

『チェンソーマン』に登場する魔人にはさまざまなキャラクターがいます。悪魔と魔人には共通点も多いため違いがわかりにくいですが、魔人は悪魔が人間の死体を乗っ取った存在という違いがあります。魔人について興味が湧いた人は、ぜひ『チェンソーマン』をチェックしてみてください。