【チェンソーマン】東山コベニの強さや契約悪魔を紹介!生き残った理由も
『チェンソーマン』には東山コベニという新人デビルハンターが登場します。敵味方を問わず登場人物が瞬く間に死んでいく『チェンソーマン』の世界で、コベニは第1部を生き残りました。本記事では、東山コベニの強さや才能などについて解説します。
目次
【チェンソーマン】東山コベニとは?
東山コベニは『チェンソーマン』に登場する新人のデビルハンターです。コベニは性格的に引っ込み思案で、デビルハンターに向いているとは思えないキャラクターですが、『チェンソーマン』の第1部を生存できた数少ないデビルハンターでした。本記事では、コベニが生き残ることのできた強さがどこにあるのかを考察し、契約悪魔や魅力についても迫ります。
東山コベニのプロフィール
- 年齢:20歳
- 所属:公安対魔特異4課
- 身長:約150cm(推定)
- 体重:不明
- バディ:荒井→暴力の魔人
『チェンソーマン』の新人デビルハンター東山コベニは、短めの黒髪を後ろでまとめているキュートな女の子です。引っ込み思案な性格で、とてもデビルハンターに向いているとは思えませんが、先輩のデビルハンターより「かなり動ける」と評されています。そんなコベニの強さの秘密や才能を考察する前に『チェンソーマン』のあらましについて見ていきましょう。
チェンソーマンの概要
『チェンソーマン』は藤本タツキによる漫画作品です。『チェンソーマン』の世界では、人間の恐怖を原動力とする「悪魔」が存在します。その多くは人間を嫌っていますが、悪魔を駆除する「デビルハンター」に協力する悪魔もいます。『チェンソーマン』は集英社の「週刊少年ジャンプ」誌上で2019年から連載が始まりました。また、2022年10月からはテレビアニメもスタートするなど、多くのアニメファンやコミックファンから注目されています。
チェンソーマンのあらすじ
主人公の少年デンジは、死んだ父親の借金返済のため「チェンソーの悪魔」ポンタと民間デビルハンターの仕事をしていました。ごく普通の生活を願っていたデンジでしたが、騙されて「ゾンビの悪魔」にポンタと共に殺されます。しかし、デンジの血を飲んだポンタが蘇生し、デンジと再契約してデンジの心臓となりました。復活したデンジは「チェンソーの悪魔」に変身できるようになり、ゾンビの集団を一掃してしまいます。そこに公安のデビルハンターであるマキマが駆けつけ、デンジは公安所属となりました。
【チェンソーマン】東山コベニの強さや契約悪魔
『チェンソーマン』に登場するデビルハンターは、たいてい契約している悪魔が明らかになっています。ところが、東山コベニは自己紹介の時に「契約悪魔は秘密で」と言ってお茶を濁してしまい、第1部が終了するまで明らかになりませんでした。そこで、契約悪魔に関してはさまざまな説が出ています。また、コベニは第1部の最後まで生存できました。その強さはいったいどこにあるのでしょうか?ここでは、契約悪魔や生き残った理由を考察します。
東山コベニの契約悪魔を予想
東山コベニの契約悪魔説の1つ目は「包丁の悪魔」です。その理由はいつも包丁を持っているからです。しかし、誰が見てもすぐ分かることなので「わざわざ契約悪魔を秘密にする理由はないのでは」とも言われています。 2つ目は「死の悪魔」です。敵であろうが味方であろうが、たちまち死んでいく『チェンソーマン』にあって、コベニは五体満足のまま第1部を終えました。このことから「どんなに最悪な状況になっても死なない」というような契約を「死の悪魔」と結んだという説が浮上しています。
3つ目に「ゴキブリの悪魔」説があります。東山コベニの身体能力の高さが契約悪魔由来であるということからきています。ただ、「ゴキブリの悪魔」というのは人に言うのが恥ずかしいので秘密にしているという説です。最後に「秘密の悪魔」説というのもあります。コベニの「契約している悪魔は”秘密”です」というセリフを文字どおり解釈するのですが、「秘密の悪魔」ではどう戦闘に役立つのか分からないとも言われています。
東山コベニの身体能力が高い
東山コベニの身体能力はずば抜けて高く、先輩のデビルハンターからも「かなり動ける」と高く評価されていました。デビルハンターの仕事をこなすためには悪魔の力を借りなければ全く歯が立たない『チェンソーマン』の世界で、コベニは悪魔の助けを借りずに戦える身体能力があります。コベニの身体能力は契約悪魔によるものという「ゴキブリの悪魔」説もありますが、元々持っている本来の才能ではないかという説の方が有力です。
東山コベニが音ゲーで見せた謎の才能
東山コベニは公安を退職し、ハンバーガーショップで働いていましたが、そこに客としてチェンソーマンが現れます。チェンソーマンは、ハンバーガーセットを食べた後、一度デートがしてみたかったと言うデンジの夢を思い出し、コベニをデートに連れ回しました。そして、ゲームセンターでコベニに音ゲーをするように要求します。コベニは全く乗り気ではありませんでしたが、初見にもかかわらずパーフェクトを叩き出し、ここでも身体能力の高さを発揮しました。
東山コベニが生き残った理由
東山コベニは、ほとんどのデビルハンターが死んでいく『チェンソーマン』の世界で、第1部を無事生き残ることのできた数少ないデビルハンターです。生き残った理由としては、契約悪魔によるものという説が有力ですが、作者由来説としても知られています。原作者の藤本タツキが担当編集者に「コベニと天使の悪魔のどちらが生きていて欲しいか」を尋ねたところ「天使の悪魔」という返答だったので、コベニの方を生き残らせることにしたというのです。
【チェンソーマン】東山コベニの活躍
東山コベニが初登場したのは永遠の悪魔編です。その後、さまざまな場面で登場し、ファンにコベニの魅力を印象づけました。ここでは、コベニの活躍を時系列に沿って紹介します。
東山コベニの活躍①永遠の悪魔編
東山コベニは「永遠の悪魔」編で初登場しました。新人のコベニは特異4課に配属され、荒井とバディを組んでいました。ある時、永遠の悪魔が特異課のメンバーを森野ホテルの8階に閉じ込める事件が起こりました。コベニは取り乱し、トイレの水さえ飲もうとします。そして永遠の悪魔がデンジの心臓を差し出せと要求すると、ためらいなくデンジを殺そうとしました。結局デンジが永遠の悪魔を殺しましたが、コベニは罪悪感に駆られることになります。
東山コベニの活躍②特異課襲撃編
ある日、特異課メンバーが襲撃されるという事件が起こります。コベニもバディを組む荒井とパトロール中に住民を装う襲撃犯に襲われました。コベニは荒井が身を挺して守ってくれたので助かりましたが、荒井は銃弾を頭に受け死亡します。その後、コベニはデンジの元に駆け付け、デンジの死体を運び去ろうとしていた沢渡アカネと、サムライソードから鮮やかな身のこなしでデンジを奪い返し「かなり動ける」才能があることを証明しました。
東山コベニの活躍③レゼ編
荒井の死後、東山コベニは暴力の魔人とバディを組みます。ある時、デンジがレゼに追われていて、その援護のために暴力の魔人と駆けつけます。しかし、レゼの圧倒的な強さに、暴力の魔人はコベニと戦略的撤退をすることにしました。ところが、コベニは腰を抜かして逃げ遅れてしまいます。そして、レゼにまさかの土下座をして命乞いをし、その場を切り抜けました。
東山コベニの活躍④世界の刺客編
ある時、東山コベニの元に公安京都支部の黒瀬が血まみれの状態で訪れます。実は黒瀬はアメリカからやってきた暗殺者でニセ者でした。本物の黒瀬はすでに殺されていましたが、そうとは知らずニセ黒瀬をデンジのところへ案内してしまいます。デンジとニセ黒瀬が話をしている時、パワーがコベニの車を運転して2人を轢いてしまいます。事故を起こして慌てる2人でしたが、轢き殺されたニセ黒瀬はアメリカの暗殺者だったことが判明しました。その後も、デンジの心臓を狙う刺客が、ドイツや中国、北欧からやってきます。
東山コベニの活躍⑤地獄編
ドイツの刺客サンタクロースと戦うため、デンジ達はデパートを戦場に選びました。そこに東山コベニ達も応援に入ります。ところがサンタクロースは地獄の悪魔と契約し、デパートにいる全員を地獄に落としました。そこに闇の悪魔が現れ、コベニ達は両腕を切断されてしまいます。そこで暴力の魔人はコベニに仮面を取らせて力を解放し、コベニには隠れているように言いますが、すぐ闇の悪魔に殺されました。コベニはマキマに救出され両腕も繋がりましたが、これ以上デビルハンターは続けられないと考え公安を退職します。
東山コベニの活躍⑥チェンソーマン編
公安を辞めた東山コベニはハンバーガーショップの店員になります。しかし、いつもオドオドしているコベニは接客で店長に叱られ、平手打ちされました。思わず「たすけて」と呟いたところに現れたのがチェンソーマンでした。チェンソーマンはハンバーガーを注文し、店はコベニに運ばせますが、コベニは恐怖のあまり2度も転んでしまい、ハンバーガーをチェンソーマンにぶちまけます。周りの人間がチェンソーマンに首を切り落とされる中、コベニはようやくハンバーガーセットをチェンソーマンに渡すことができました。
東山コベニの活躍⑦支配の悪魔編
チェンソーマンはハンバーガーを食べた後で東山コベニをデートに誘います。コベニはゲーセンでダンスを踊るように言われ、いやいやながら踊り始めます。コベニが踊っている最中に、支配の悪魔であるマキマがチェンソーマンを急襲し戦闘が始まります。その間もダンスをしていたコベニでしたが、マキマはコベニを狙って攻撃します。するとチェンソーマンはコベニをかばいました。戦闘に巻き込まれたコベニは岸辺に隠れ家にいるように言われますが、コベニはむしろ「両親から離れる理由ができた」と安堵しました。
【チェンソーマン】東山コベニのかわいい魅力
東山コベニは第1部の最後まで生き残りますが、自ら望んでデビルハンターの道を選んだのではありません。そこにはコベニの家庭環境が影響しています。また、不運の連鎖もコベニというキャラを彩る特徴となっています。そして、それらが逆にコベニの魅力を引き立てているのです。ここからは、コベニの家庭環境や不幸について見ていきましょう。
魅力①デビルハンターになった理由が可哀想
東山コベニは大学への進学を希望していました。しかし、親は優秀な兄だけは大学へ行かせたいと考え、コベニには働くことを求めます。そして、コベニにはデビルハンターか風俗かという究極の選択を迫りました。そこで、コベニはいやいやながらもデビルハンターの道を選ぶことになるのです。
魅力②不幸な目に遭ってばかり
コベニの不運は数えたらきりがありません。その中で最も不幸なのがコベニカーです。コベニは給料を貯めて念願のマイカーを購入しましたが、パワーに奪われて、パワーは人身事故を起こしました。ところが、パワーはコベニの車だと言って事故の責任をコベニになすりつけます。さらに、戦闘中の岸辺がデパートから投げ出されてコベルカーがクッション代わりになり、屋根が大破しました。その上、デンジが戦闘中にコベルカーを相手に投げつけコベルカーはついに爆破してしまったのです。
魅力③暴力の魔人との関係
荒井の死後に東山コベニがバディを組んだ相手は暴力の魔人でした。暴力の魔人とは言うものの、暴力は好きではありません。暴力の魔人は、コベニが何か食べているところを見るのが好きで、アイスクリームなどをよく奢っていました。コベニも暴力の魔人のことを信頼し、慕っているようでした。
【チェンソーマン】東山コベニに対する世間での評判や人気
ここまで東山コベニの強さや才能、活躍シーンを見てきましたが、世間での評判はどうでしょうか。コベニファンの声を取り上げていきます。
東山コベニの契約悪魔は、第1部では最後まで明らかにはなりませんでした。第1部が終了した段階で、契約悪魔がいったい何だったのかという声が多く見られましたが、第2部が始まったタイミングで、今度は伏線の回収を期待する声が増えてきました。
東山コベニと言えば驚異的な身体能力です。しかし、その身体能力の高さが生まれ持った才能から来るものなのか、あるいは悪魔由来なのか第1部では明かされませんでした。結局、コベニの何が分かっているのかという声も多く見られます。
テレビアニメで東山コベニを担当する声優は高橋花林です。高橋花林の代表作は、『THE IDOLM@STERシンデレラガールズ』の森久保乃々ですが、デレマスの森久保は自己肯定感が低くいつも後ろ向きなのにアイドルとしての実力が高いという、ある意味コベニと瓜二つなキャラを担当している声優なので、期待する声は高いです。
【チェンソーマン】東山コベニは強いキャラだった
『チェンソーマン』のデビルハンター東山コベニは、自らの生い立ちからやむなくデビルハンターの道を歩むことになりました。性格的には全く不向きですが、高い身体能力という才能を生かし、第1部を生き残るという強さを見せました。契約悪魔が未だ不明のままで気になっているファンを多いです。2022年7月に始まった第2部ではまだ登場していませんが、今後の展開に目を離すことができません。
この記事のライター
makkun402
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