【チェンソーマン】暴力の魔人の人物像を考察!強さや正体についても
『チェンソーマン』に登場する「暴力の魔人」の正体や強さ、能力について解説していきます。『チェンソーマン』のストーリーは謎も多く「暴力の魔人」の正体も不明のまま死亡してしまいます。仮面の秘密や、現時点で考察されている内容をまとめてみました。
目次
【チェンソーマン】暴力の魔人とは?
「暴力の魔人」とは『チェンソーマン』に登場する人物であり、デビルハンターとして公安特異対魔4課に所属しています。暴力の名に似つかわしい穏やかで平和主義な性格をしており、ペストマスクのような仮面にパーカーという特徴ある姿をしています。この象徴とも言えるペストマスクにも強さの秘密が隠されていました。では、暴力の魔人(ガルガリ)について詳しく解説していきます。
暴力の魔人のプロフィール
- 名前:暴力の魔人(ガルガリ)
- 性別:男
- 所属:公安特異対魔4課
- バディ:コベニ
暴力を好まない優しい性格をしています。また、正体については不明な点も多く、暴力の悪魔の性格が不明な為、穏やかな性格は“肉体となった人間の性格に引っ張られた”のでは無いかと予測されています。
チェンソーマンの概要
『チェンソーマン』は、藤本タツキ原作による人気漫画です。集英社が発行する「週刊少年ジャンプ」では、1部を2019年第1号から2021年第2号まで連載されました。2部は2022年7月から「ジャンプ+」にて連載を開始し、10月には劇場版「呪術廻戦0」を手掛けたMAPPA制作によるアニメ放送が決定しました。声優陣やサウンド、全てにこだわりを感じられ、製作費も全額MAPPA負担という異例のプロデュースとなり、注目を集めています。PVも公開され大きな反響を得ています。
チェンソーマンのあらすじ
『チェンソーマン』主人公・デンジは、亡くなった父親の借金を返済すべく「チェンソーの悪魔」であるポチタと共にデビルハンターとして生計を立てていました。ある日「ゾンビの悪魔」の手によってポチタと共に殺害されますが、デンジの血を飲んだポチタは契約と引き換えにデンジの心臓となり蘇生します。デンジは“チェンソーの魔人”となり、公安のデビルハンターとして新たな人生をスタートします。
【チェンソーマン】暴力の魔人の人物像や強さを考察
「暴力の魔人」の仮面の秘密や、強さについて考察していきます。紳士で優しい一面を持っており、バディである東山コベニを気遣う場面もあります。2人の関係にも注目です。
暴力の魔人は優しい性格をしている
「暴力の魔人」は名前とは裏腹に、平和を好む優しい性格をしています。穏やかで、気遣いの出来る紳士的な一面もあり、高い人気を得ています。魔人ではあるものの理性が高く“人間の脳が多く残っている為”と語っていました。
暴力の魔人と東山コベニの関係
同じく公安特異対魔4課に所属する「東山コベニ」は、かつて「荒井ヒロカズ」とバディを組んでいましたが、荒井は戦闘中にコベニをかばって殉職しています。その後「暴力の魔人」とバディを組む事になりました。小心者のコベニですが「暴力さん」と呼び親しんでいます。コベニの面倒を見てくれて“幸せそうに食べる顔が見たい”と食べ物を奢るなど優しい一面を見せています。凶悪な悪魔との対戦では、コベニを戦闘から下がらせるなど、コベニを大切にしていると感じ取れます。
暴力の魔人の強さや能力
目立つ特殊能力は無いものの、強力なパンチや蹴りで攻撃しています。脚の筋肉を肥大化させ、威力を高める攻撃は、必殺技と言われており、身体強化系の能力だと考えられています。通常は魔人化すると弱体化しますが、仮面をした状態であっても戦闘能力は高く、その力は最強レベルだと言われていました。
暴力の魔人が仮面をしている理由
通常は毒の出る仮面によって力を抑えられています。4課の隊長を務めている岸辺からは“何があってもこいつの仮面は取るな”と言われていました。仮面を外し、力を解放した姿は第8巻「闇の悪魔」との戦闘にて明らかになります。四つ目の顔に、全身の筋肉が肥大化し、着ていたスーツやパーカーは破れています。また「闇の悪魔」によって全身に穴を開けられた状態であっても倒れる事無く生き続ける高い生命力を持っています。このシーンについては後ほど詳しくお伝えしていきます。
【チェンソーマン】暴力の魔人の正体
『チェンソーマン』のストーリーの中では「暴力の魔人」の正体は明らかになっていません。しかし、読者の間ではある登場人物が「暴力の魔人」になったのではないかと考えられています。また、「暴力の魔人」の誕生にはマキマの能力が関係しているのではないかという考察もあります。では詳しくお伝えしていきます。
暴力の魔人の正体は荒井ヒロカズ?
「暴力の魔人」の正体は、かつてコベニのバディを組んでいた「荒井ヒロカズ」ではないかと考察されています。両者ともコベニに優しく、礼儀正しい性格をしており、身長や髪型も荒井に似ている事から考察されました。バディになったタイミングも、荒井が殉職後であり、マキマが死体を回収していた事から可能性が高いとされています。一方、ラフな話し方や気さくな性格は荒井と矛盾する点があるのも事実であり、二部で解明されていくのではないかと言われています。
暴力の魔人にはマキマに助けられた記憶がある?
人間の脳が多く残っており、通っていた学校や好きだった定食屋の記憶はあるものの“なぜ死んだのかは覚えていない”と語っていました。また“マキマに助けてもらった記憶はある”と話しており、謎があるものの伏線の可能性があると言えるでしょう。また、マキマの能力によって肉体を悪魔に乗っ取らせ、記憶をすり替えた上で配下に置いているのでは無いかと考えられています。最終決戦にて、死亡したはずの「暴力の魔人」が「ガルガリ」の名で呼び出された事から考察されました。
暴力の魔人はチェンソーマンの眷属だった
『チェンソーマン』第10巻にて、「暴力の魔人」はチェンソーマンの眷属の一人であり、上位三階級にあたる座天使(ガルガリン)である事が判りました。チェンソーマンの眷属は、なぜか公安に集合し、着ていた服装も公安の制服と似ていた事から、前述したように、マキマの能力によって配下となったのでは無いかと考えられます。眷属が登場したシーンでは階級順に並んでいるとされ、三番目に並んでいたのがガルガリであり仮面を外した姿と似ていた事から考察されています。
【チェンソーマン】暴力の魔人の登場シーンと最後
初登場から、最後となってしまった場面まで、登場シーンごとに詳しく解説していきます。仮面を外し素顔を現わしているシーンもあり、力を解放した状態の強さにも注目です。
暴力の魔人の登場シーン①4巻
『チェンソーマン』第4巻にて初登場しています。テロリストから攻撃を受け、特異課は多くの仲間を失ってしまいます。隊長・岸辺の作戦により、反撃する際に特異課全員で突入する事になりますが、そのメンバーの一人として「暴力の魔人」の姿もありました。協力なパンチやキックで周りのゾンビを一掃し、テロリストを倒す事に成功します。
暴力の魔人の登場シーン②6巻
デンジの心臓を狙う「レゼ」との戦闘において、救援の指示を受け「暴力の魔人」も参戦します。デンジを連れて逃げるアキですが即座に追い付かれてしまいます。レゼは「爆弾の悪魔」であり、脅威的な強さを持っており、必殺技であるかかと落としをするもののダメージを与える事が出来ないまま、撤退を余儀なくされてしまいます。
暴力の魔人の登場シーン③7巻
第7巻では、バディである「東山コベニ」と共に、街に潜む悪魔を討伐していました。このシーンでは休憩がてらコベニにソフトクリームを買ってあげるなど、優しい一面を見せています。暴力よりも平和を望んでいる事や、これまでの生い立ちを語っており、戦闘シーンとはまた違った優しさを見せていました。
暴力の魔人の登場シーン④8巻
「闇の悪魔」との戦闘シーンにて活躍を見せていました。デンジの命を狙う「サンタクロース」の能力によって“地獄”に落とされてしまいます。恐怖の根源である「闇の悪魔」により足や腕を切断され、最後の手段としてコベニに仮面を取って逃げるように指示します。本来の強さが解放され、体中に穴を開けられるものの、反撃を繰り返し、切断された腕を口に咥え執念の抵抗を見せていました。最終的には死んでしまったものの、視聴者に強いインパクトを与えています。
暴力の魔人の第2部での再登場はある?
『チェンソーマン』第2部での再登場の可能性は高いと言われています。悪魔は地獄と現世の間で輪廻転生すると言われており、転生した際は魔人では無く悪魔として再登場する可能性も考察されていました。『チェンソーマン』第1部では解明されなかった眷属との関係も、第2部にて明らかになるのではないでしょうか。
【チェンソーマン】暴力の魔人に対する世間での評判や人気
「暴力の魔人」と東山コベニのペアが好きなファンも多く、ソフトクリームを奢っているシーンは特に高い人気を得ていました。
『チェンソーマン』はアニメ放送も決定し、期待の声が上がっています。その中でも「暴力の魔人」と「荒井ヒロカズ」の声優を担当されるのが、同じ八代拓さんであれば正体が明らかとなり、論争に決着がつくのではないかと言われています。
“優しい”という意見が一番多く上がっていました。ダークな描写も多い『チェンソーマン』の登場人物の中では珍しく良心のあるキャラであり、人気の理由の一つとなっています。
【チェンソーマン】暴力の魔人は優しい魔人だった
「暴力の魔人」は名前からは想像出来ないほど、優しい人でした。闇の悪魔との戦闘において死亡してしまいましたが、正体についても、未だ多くの謎が残されており、再登場を願う声も多くありました。第2部にて再登場し、謎が解明されていくのではないかと言われています。今後の展開に注目です。
この記事のライター
omame
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