【チェンソーマン】ゲロキスとは?姫野とデンジとの関係性も調査
『チェンソーマン』で衝撃的な話題となったゲロキスについて、様々な面から調査していきます。ゲロキスは『チェンソーマン』のデンジと姫野のエピソードですが、2人の関係やその回のED主題歌についても紹介していきます。また世間での評判などについても調査しています。
目次
【チェンソーマン】姫野とは?
『チェンソーマン』の第1部において、姫野は公安対魔特異4課に所属するデビルハンターでした。主人公のデンジや早川アキの先輩にあたり、早川アキとはバディを組んでいたこともある、公安のデビルハンターとしては古株のメンバーです。冷静な判断ができるベテランですが、アキが瀕死の重傷を負った時にはなりふり構わず感情に走るような一面もあります。その結果、自らの身体を犠牲にしてアキを助けることになりました。ごく一部を除いて、非常にフレンドリーで人当たりの良い黒髪美人です。
姫野のプロフィール
- 名前:姫野
- 出身地:青森県
- 生年月日/年齢:不明/不明(推定で20代半ば)
- 身長/体重:不明/不明
- 血液型:不明
- 所属;公安対魔特異4課
- 契約悪魔:幽霊の悪魔(ゴースト)
- 好きなもの:酒・タバコ・早川アキ
チェンソーマンの概要
『チェンソーマン』は、藤本タツキ作のダークファンタジー漫画です。週刊少年ジャンプ2019年1号〜2021年2号まで第1部「公安編」が連載されました。2022年7月から第2部「学園編」が、少年ジャンプ+で連載中です。コミックスは2023年12月までに16巻が発売され、累計発行部数は2600万部を突破しています。テレビアニメはテレビ東京系列などで2022年10月12日〜12月28日に全12話が放送されました。また2023年12月17日にテレビアニメ版の続編として、劇場版『チェンソーマン レゼ篇』の制作が発表されています。
チェンソーマンのあらすじ
死んだ父の負債を背負って身を削りながらも、『チェンソーマン』の主人公デンジは相棒の悪魔ポチタとともにデビルハンターで借金を返済しています。ある時、デンジは借金返済先であり仕事の斡旋するヤクザに騙され、ゾンビの悪魔によって殺害されました。しかしポチタが心臓となることでチェンソーの悪魔として復活し、ヤクザとゾンビ集団、ゾンビの悪魔を一掃しました。この直後に公安のデビルハンター"マキマ"に発見されたデンジは、公安のデビルハンターとしてスカウトされ、数々の悪魔と戦うことになります。
【チェンソーマン】ゲロキスとは?姫野とデンジの関係は?
ゲロキスとは『チェンソーマン』第1部「公安編」の前半において、衝撃的なエピソードとしてファンにトラウマを与えたシーンです。原作漫画でもテレビアニメでも、前代未聞ともいえるこのゲロキスのシーンは、話題というより衝撃を与えることになりました。ことの発端はこのシーンの前のエピソードとなる「永遠の悪魔」駆除での姫野とデンジの会話シーンからでした。ここからはゲロキスに至った経緯や、姫野とデンジの関係についての詳細を記していくことにしましょう。
姫野とデンジのゲロキスシーンは何話?
『チェンソーマン』はユニークな登場人物やストーリーで人気を博していますが、中でもゲロキスのシーンは、ファンにトラウマを与えるほどの驚愕的なものです。そのシーンが展開されるのは原作漫画では21話「キスのお味」、テレビアニメ版では7話「キスの味」でした。タイトルにある通り、どちらの作品にしてもキスをメインに扱っていることがわかります。それだけ重要なシーンをいえるかもしれません。
姫野とデンジのゲロキスの経緯
ホテルに出現した悪魔(永遠の悪魔)の駆除要請を受け、公安対魔特異4課6人が出動した際、姫野は悪魔を倒した人のほっぺにキスをしてあげると発言します。大して乗り気でなかったデンジに対し、姫野はベロ入れキスへと条件を変更します。ベロキスでやる気になったデンジが悪魔を倒したその数日後、特異課の新人歓迎会を催すことになりました。この宴席で泥酔した姫野は、約束通りにデンジとベロキスをしますが、ベロキスはゲロキスに突如変貌、姫野の吐瀉物はデンジの口中へと流れ込みます。
姫野とデンジの関係
デンジが公安対魔特異4課に所属してから、姫野とは先輩と後輩という立場になります。ただし上司と部下という関係ではないようです。また姫野は早川アキに、デンジはマキマに好意を寄せているので、互いが惹かれ合うこともありません。とはいえキスの件など、異性として気にすることはあります。新人歓迎会の後に姫野の部屋へと2人で転がり込ん時は、デンジが未成年のために一線を越えることはありませんでした。なお、翌朝に2人はお互いの恋の成就のために、協定を結ぶ関係を持つことになります。
【チェンソーマン】ゲロキスをした姫野のかわいい魅力
どうしてもゲロキスのインパクトが強いせいか、姫野に関してはとんでもない人物だという印象が強いかもしれませんが、酒での失敗だけが姫野の特徴というわけではありません。登場シーンは決して多くはなかった姫野ですが、その中でも彼女のかわいい魅力を十分に見せてくれた貴重なシーンなどを、ピックアップして紹介していきましょう。
かわいい魅力①真面目なところもある
いつもふざけているような表情や口調なので不真面目かと思いきや、姫野はきちんと真面目な面も見せています。それは早川アキが新人のデビルハンターとして姫野とバディを組んだ時に現れました。当初はアキにタバコを勧めていましたが、アキが未成年だと知ると成年になるまでお預けにしています。また、死亡率の低い民間デビルハンターをアキに勧めるところや、死んでいったかつてのバディへの墓参りなど、他者へ配慮するシーンがいくつか見られます。そういう点は新人のコベニや荒井に接する際にも見掛けられました。
かわいい魅力②お酒に酔うと大胆
好きなものの1つに「酒」があるように、姫野に酒は欠かせないものとなっています。そして飲むと大胆になります。元々酒癖は良くないようで、酔うとキス魔になってしまうのは公安対魔特異4課では知らぬものはいません。新人以外はみな姫野からキスの洗礼を受けています。新人歓迎会ではゲロキスという、とんでもない伝説を作ってしまいますし、デンジが未成年でなければ酔った勢いで大人の関係を持っていたかもしれません。
かわいい魅力③早川アキとの関係
前述していますが、姫野と早川アキは仕事上の先輩と後輩に該当します。アキが新人の時にバディとして面倒を見てきました。姫野と組む前は嫌煙家だったアキがタバコを吸うようになったのは姫野の影響ですが、タバコに関しては姫野の死亡後にアキがピンチに陥った際、敵になった幽霊の悪魔から姫野からのタバコを受け取ったことで逆転するシーンがあります。このシーンは他人にはわからない2人の関係性が垣間見られました。マキマによって記憶を操作されるまで、2人は恋人同士だったのではないかという憶測があります。
かわいい魅力④一途なところもある
姫野の一途な面を端的に表しているのは、やはり早川アキへとの関係を表したシーンでしょう。『チェンソーマン』は恋愛ものではありませんが、アキに対する姫野の愛情は死亡後に至るまで、タバコや花をキーパーツとして感じ取ることができます。アキがピンチの時は取り乱したり、自分そのものを悪魔に献身して助けようとするシーンが如実に物語っています。アキはマキマに好意を抱いていますが、それはマキマによる感情の操作によるものであり、姫野は本能的に感じ取っていたのかマキマを嫌っていました。
【チェンソーマン】ゲロキスのED主題歌
テレビアニメ版『チェンソーマン』で話題になったことの1つに、ED主題歌が毎回違う曲だというものがあります。特に7話はゲロキスのシーンの後に始まったED主題歌が絶大な人気となりました。ここではゲロキスとともに話題をさらったED主題歌を掘り下げていきましょう。
チェンソーマンのアニメED主題歌は週替わり
前述の通りテレビアニメ版『チェンソーマン』では、ED主題歌が週替わりになっていたので毎回曲が違いました。その結果、『チェンソーマン』には12曲ものED主題歌が存在することになります。各ED主題歌のアーティストもすべて別になっています。それぞれが各話のテーマに沿った曲になって印象深いもので、各アーティストの個性も表現されていて概ね好評のようです。なおOP主題歌は一貫して米津玄師の『KICK BACK』でした。
ゲロキスシーンのある7話のED主題歌は「ちゅ、多様性。」
今回の主テーマ「ゲロキス」が描かれる7話でのED主題歌は、anoの『ちゅ、多様性。』でした。7話でゲロキスのシーンが登場するのはED主題歌の直前で、ゲロキスの直後にanoのボーカルによる『ちゅ、多様性。』が始まります。インパクト満点のエンドシーン後のED主題歌として『ちゅ、多様性。』は、強烈な印象を残しました。なお『ちゅ、多様性。』は、令和4年アニソン大賞の作詞賞とTikTok上半期トレンド対象2023ミュージック部門でそれぞれノミネートされ、2023年のNHK紅白歌合戦でanoの歌唱曲として披露されます。
「ちゅ、多様性。」を歌うanoとは?
anoは元アイドルでマルチに活躍しているタレントです。2013年にアイドルグループの「ゆるめるモ!」のメンバーとしてデビュー、2019年に脱退し、2020年に「ano」としてソロデビューしました。2021年からバンド「I's」のボーカル兼ギターとして活躍しています。またモデルや俳優業もこなし、テレビのバラエティ番組などの出演もするなどして知らない人もいないくらいに人気者になっていまて、ユニークなキャラもよく知られるようになりました。
「ちゅ、多様性。」の曲の特徴
ED主題歌としては、歌詞の一部「Get on chu」が"げろチュー"に、「Bet on chu」が"べろチュー"に聞こえるなど7話とシンクロしています。実際にED映像では「Get on chu」の部分に"げろチュ〜"とルビが振ってありました。作詞がanoと元「相対性理論」の真部修一だったので、相対性理論を知っている人には独特な世界観に納得の歌詞だったようです。曲は中毒性のあるもので、ED版に加えMV版があるので、見比べて楽しめるでしょう。
【チェンソーマン】ゲロキスに対する世間での評判や人気
『チェンソーマン』の物語としては序盤でのエピソードではありますが、テレビアニメ版では姫野が死亡してしまったことよりも印象の強いゲロキスは、世間ではどのように思われているのでしょうか。ゲロキスの評判などをここで見ていくことにしましょう。
どうもゲロキスという言葉だけがひとり歩きしている感もあるようです。漫画の方はご覧になったようですが、テレビアニメ版は視聴されたのでしょうか。テレビアニメ版だと危険部位にモザイクがかかっているので、若干マイルドな表現にはなっていますが、ED主題歌も楽しめますので漫画とは違った印象を持ってもらえるかもしれません。
ED主題歌として使われた『ちゅ、多様性。』では、ゲロチューダンスが話題になっていることも確かであり、紅白歌合戦でも披露されます。しかしゲロちゅーってなんだ?と思われれば、先に紹介した意見のように漫画やアニメのゲロキスに到達する可能性は十分に高いでしょう。時間差でゲロキスシーンが話題になってくるかもしれません。
衝撃が強い分、中毒性もあるのでしょう。そういった点ではED主題歌と共通しているのかもしれません。それにしてもデンジは終始何らかの被害を被ることが多すぎるようです。これほど災難を受ける主人公はそうはいませんが、死んでも挫けないところもデンジらしい長所なのでしょう。
【チェンソーマン】ゲロキスは衝撃的だと話題だった
『チェンソーマン』での衝撃シーン"ゲロキス"は漫画版であれテレビアニメ版であれ、かつてないインパクトをファンに与えてくれました。人によってはトラウマになるシーンとなったかもしれませんが、アニメ版のED主題歌『ちゅ、多様性。』と合わせて大いに話題になったのは事実です。漫画は第2部が連載中ですしアニメ版もレゼ篇が劇場版として決定し、それ以降の続編も期待されます。今後も何かと話題を提供してくれる作品に間違いありませんが、ゲロキスの衝撃は伝説として残るのではないでしょうか。
この記事のライター
zedafenrir
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