【ベルセルク】ゾッドの正体はなに?詳しいプロフィールまとめ!強さも解説
本記事では『ベルセルク』に登場するゾッドの正体についてまとめていきます。度々戦場に現れてはガッツの仲間として圧倒的な強さで敵をなぎ倒すゾッドですが、彼の正体を知ることで強さの秘密を知るができるでしょう。また、ゾッドの声優についても併せて解説していきます。
目次
【ベルセルク】ゾッドとは?
ベルセルクの主人公・ガッツがゴッド・ハンドの使徒を探す旅をしている途中でゾッドという戦士が現れます。屈強な肉体と大振りの武器を振るう彼は戦闘狂な人柄が目立っていましたが、その正体が明かされると読者に衝撃を与えました。まずはゾッドのプロフィールとベルセルクの作品概要、あらすじをまとめていきます。
ゾッドのプロフィール
- 異名:不死の(ノスフェラトゥ)ゾッド
- 推定身長:220cm(使徒時350cm)
- 推定体重:165kg(使徒時1001kg)
- 推定年齢:不明
- 性別:男性
- 髪の色:黒
- 瞳の色:赤
- 武器:斬馬刀、戦斧
- 原作者が語るキャラクター像:戦闘狂、求道者
ゾッドは戦死したと言われていた戦士です。戦死の噂が流れ始めてから100年以上にかけて数々の戦場に現れている伝説的な存在で、噂が流れては戦場で姿を見せることから不死者の異名が付けられました。大柄で強靭な肉体と赤い瞳が特徴的で、蛮刀や戦斧、戦槌といった大振りな武器を豪快に振るう戦闘スタイルを取ります。
ベルセルクの概要
ベルセルクは三浦健太郎によってヤングアニマルに連載されている漫画作品です。中世ヨーロッパを下地にした剣と魔法のファンタジー世界を舞台に壮絶な過去を背負うガッツが復讐を果たすまでの物語が描かれており、狂戦士のバトル描写や壮大なストーリーが話題を呼びました。1989年の連載開始から休載が挟みつつも根強い人気を誇っており、2023年3月には累計発行部数550万部を突破しました。
ベルセルクのあらすじ
黒い剣士と呼ばれた男・ガッツは、過去にグリフィスに誘われ鷹の団に入団し切り込み隊長として数々の戦場を荒らした手練れの戦士でした。しかし、鷹の団を退団しようとした時にグリフィスと揉め事を起こし、血迷ってしまったグリフィスによって片腕と片目を失い、恋人までも娶られてしまいます。その日の雪辱を果たすためにもガッツはゴッド・ハンドの使徒を探す旅を続けていきます。
【ベルセルク】ゾッドの正体や強さ
ゾッドは百年近く戦場に現れているという逸話を残しており、到底人間とは思えない存在感を放っています。実際にゾッドの正体には秘密が隠されており、彼の持つ異常な強さの理由にも繋がっています。ここからはベルセルクにおけるゾッドの正体や強さについてまとめていきます。
ゾッドの正体は使徒?
ゾッドの正体は使徒であり、使徒の姿を現すとコウモリの翼を持つ猛牛のような見た目に変身します。使徒とはベヘリットに生贄を捧げて転生した異形の生物で人間を超える強さと能力を有しています。また、不老かつ高い再生能力を持っているため致命傷を受けても傷を回復することができ、ゾッドが不死者と言われていた所以に繋がります。なお、使徒は急所を破壊されると死亡するためゾッドも不死身ではありません。
ゾッドが使徒へと転生した理由
ゾッドが使徒へ転生した理由は本編中に描かれていません。推察になりますが、転生前の頃からゾッドは強さの限界に挑む戦闘狂だった場合、人間であれば年を取ることで肉体が老いてしまい次第にゾッドも戦場で戦えない体になってしまいますが、そこでゴッド・ハンドを降臨させて使徒へ転生し再び戦える体を手に入れたのかもしれません。
ゾッドは蝕の時何をしていた?
グリフィスが転生する時に鷹の団の団員が生贄に捧げられると、その団員を喰らおうと使徒たちが集結しました。しかし、使徒であるゾッドはその場に現れていません。蝕が起きていた時ゾッドは外で待機していたそうで、蝕の騒ぎに対しても「興味がない」と発言していました。
ゾッドの強さや能力
ゾッドが戦場に出没すると使徒の姿でなくとも単独で数百人の傭兵を殲滅するほどの強さを発揮します。軽いパンチだけでガッツの巨体を吹き飛ばすほど強烈で、パワーファイトだけでなく敵の斬撃を掻い潜るという反射神経もあり、腕が切られてもすぐに復活できる再生能力も強力です。
【ベルセルク】ゾッドの人物像や名言
ゾッドの正体は使徒でガッツにとって因縁の相手だったわけですが、ベルセルク作中でゾッドは他の使徒とは違う人柄をしておりガッツとも意外な関係性を築いています。ここではベルセルクにおけるゾッドの人物像や名言についてまとめていきます。
ゾッドの性格
ゾッドは強者を求め続ける戦闘狂です。しかし、戦いで我を忘れるようなことはなく強者と出会うと喜ばしく思う武人のような性格をしています。蝕が発生した時も私欲を優先しようとする他の使徒とは違い、同族であっても容赦せず制裁を下すような厳格な一面を見せています。
ゾッドとガッツの関係は仲間?
ガッツが鷹の団に加入していた時、とある城を攻めているといきなりゾッドが登場し傭兵団の傭兵を次々となぎ倒していきました。危険を感じたガッツは団員に逃げるよう指示し単独でゾッドに挑み、圧倒されながらも渾身の一撃を喰らわせました。ガッツの強さに感動したゾッドは使徒の姿を露わにしますが、そこにグリフィスが割り込むと戦いは中断されその場を去りました。その後、ゾッドは度々ガッツらの戦場に現れては彼らの仲間として手助けをしています。
ゾッドとグリフィスの関係
ゾッドとガッツが戦っていたところにグリフィスが割り込むと、グリフィスが持っていた覇王の卵を目にして戦闘を中断し死の予言を残してその場を去りました。そしてグリフィスが受肉した後に再び戦うと自らの死を幻視するほど圧倒され片角を落とされてしまいます。その後はグリフィスの仲間になり新生・鷹の団の1人として活動しています。
ゾッドの名言
ベルセルクにはかっこいい名言が多く残されており、ゾッドには武人気質ならではの渋く勇ましい名言が残されています。名言を知ることでゾッドの魅力に気付けることでしょう。ここでは読者の間で人気があるゾッドの名言を2つ紹介します。
ゾッドの名言①「言葉は無粋…」
言葉は無粋!!押し通れ!!
ガッツとの一騎打ちを始める時にゾッドは上記のセリフだけを言い放ちガッツと戦いました。初登場ながらゾッドの戦闘狂の人柄が一言で分かる名言で、強者との戦いを求めるゾッドらしいセリフです。
ゾッドの名言②「貴様に死がおとずれる…」
貴様に死がおとずれる‼︎決して逃れられぬ死が!!!
ガッツとの戦いで彼を認め使徒を姿に変身したゾッドでしたが、そこにグリフィスが割り込むことになります。そこでゾッドはグリフィスが持っている覇王の卵を見ると戦うことを止め上記のセリフを言い残しました。実際にガッツはグリフィスが転生する時の生贄に捧げられることになり、このセリフが伏線となっていました。
【ベルセルク】ゾッドの声優
ベルセルクは1997年と2017年にアニメ化されており、それぞれ旧版、新版と定義され多くのファンに親しまれています。2つのアニメは同じキャラクターであっても別の声優が担当していることがあり、ゾッドもそれぞれ別の声優が担当しています。ここではアニメ版ベルセルクにてゾッドの声を担当している声優についてまとめていきます。
ゾッドの声優①内海賢二
1997年版にてゾッドを演じた声優は内海賢二(うつみけんじ)さんです。北斗の拳のラオウなど豪快な演技力に定評があり、1963年のデビューからアニメ創成期を牽引していきました。2009年に声優アワード功労賞を受賞しましたが、残念ながら2013年6月13日にがん性腹膜炎によって死亡しました。
内海賢二のプロフィール
- 性別:男性
- 出身地:福岡県北九州市
- 死没地:東京都新宿区
- 生年月日:1937年8月26日
- 没年月日:2013年6月13日
- 血液型:A型
- 事務所:賢プロダクション(最終所属)
- 活動時期:1955年~2013年
内海賢二の主な出演作品
- マゾ(黄金バット)
- ヨイショ(ガンバの冒険)
- 大魔王バーン(ダイの大冒険)
- アレックス・ルイ・アームストロング(鋼の錬金術師)
- ガーランド(ディシディア ファイナルファンタジー)
ゾッドの声優②三宅健太
2017年版にてゾッドを演じた声優は三宅健太(みやけけんた)さんです。バリトンの声種で大柄な男性や冷徹なキャラなどに定評があり、2019年には声優アワード助演男優賞を受賞しました。声質が似ていることから江原正士や郷里大輔の代役を務めた経験もあり、福山潤からは低く野太い声を「声で人を殺せる男」と評されています。
三宅健太のプロフィール
- 性別:男性
- 出身地:沖縄県
- 生年月日:1977年8月23日
- 血液型:A型
- 身長:181cm
- 事務所:81プロデュース
- デビュー時期:1999年
三宅健太の主な出演作品
- モハメド・アヴドゥル(ジョジョの奇妙な冒険スターダストクルセイダース)
- ミケ・ザカリアス(進撃の巨人/進撃!巨人中学校)
- 鷹岡明(暗殺教室)
- オールマイト(僕のヒーローアカデミア)
- 岩戸高志(イナズマイレブンアレスの天秤)
【ベルセルク】ゾッドの正体に対する世間での評判や人気
これまでゾッドの正体や強さについてまとめてきましたが、使徒でありながらガッツの仲間として活躍しているこのキャラクターに対してファンはどのような印象を抱いているのでしょうか。ここではゾッドに対する世間での評判や人気について、実際にSNSに投稿されているコメントを参照しながら内容をまとめていきます。
ゾッドは使徒の姿に成り変わることで正体を明かしましたが、その使徒形態の姿がかっこいいと評判になっていました。ベルセルクはキャラクターデザインの人気が高いことで知られており、ガッツの巨大な剣やゾッドの悪魔のような姿といった設定などが読者の目を惹いているようです。
ゾッドが正体を明かした時や、ガッツと再度戦う時のシーンが好きという意見がありました。ゾッドとガッツの敵対関係にありながら仲間のように繋がっているこの関係性は独特ながらも魅力的で、2人の仲間意識をにじませた関係性に好感を抱いている人も多くいます。
ゾッドが転生した理由について考察している意見も幾つか寄せられていました。考察をしているファンの間ではゴッド・ハンドの使徒が複数回転生しているという説が有力視されており、ゾッドがガッツよりも圧倒的な強さを誇る理由は何度も繰り返すことで最強の力を手に入れたからと考えられています。
【ベルセルク】ゾッドの正体は使徒だった
ベルセルクに登場するゾッドの正体は使徒でした。不死のゾッドと言われているのは彼の正体が使徒であることに起因しており、ガッツですらも敵わないその強さは本物と言えるでしょう。一方でゾッドはガッツに対して仲間意識を持っているところが本作の面白いところでもあり、多くの読者が今後の展開に期待を寄せています。
この記事のライター
zeile
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。