【ベルセルク】ゾッドは伝説の戦士?その正体とは?ガッツとの関係も考察
ベルセルクに登場するゾッドの詳しい人物像や伝説の戦士と言われる理由について考察していきます。さらにゾッドの正体や作中で登場した名言、ガッツとの関係についても解説しながらベルセルクファンによる人気や評判などをまとめていきます。
目次
【ベルセルク】ゾッドとは?
ゾッドのプロフィール
- 名前:ゾッド
- 性別:男性
- 年齢:不詳
- 身長:推定220cm
- 体重:推定165kg
ベルセルクに登場するゾッドは、別名「不死の(ノスフェラトゥ)ゾッド」と呼ばれ、あまりの強さから伝説の戦士と言われています。鋼鉄のようなたくましい肉体に赤い瞳という人間離れした容姿で、強い相手と戦うことが趣味です。戦闘時には、幅のある蛮刀を主流として使いますが、戦斧や戦槌なども扱えます。巨漢からは想像できない程の反射神経は数々の戦闘をくぐり抜け、戦闘慣れしているためであり圧倒的な強さを持っている人物です。
ベルセルクの概要
三浦建太郎先生が描く『ベルセルク』は、ダーク・ファンタジーをテーマにした物語で、月刊アニマルハウスにて1989年から連載がスタートした作品です。モブシーンを多用することや作画の緻密性の高さ、壮大な世界観が特徴的で、国内だけでなく海外からも高い支持を得ており、30年以上に渡って長期連載をしています。2002年には第6回手塚治虫文化マンガ優秀賞を受賞しましたが、過労が重なり2021年に三浦建太郎先生は急逝しています。2022年からは、友人で漫画家の森恒二先生監修のもと連載が再開しています。
ベルセルクのあらすじ
別名「黒い剣士」主人公ガッツは、自身の身長より巨大な剣や武器を忍ばせた義手という装備で、妖精パックと共にゴッドハンドを探す旅に出て、訪れた土地に現れた使徒と戦います。ガッツは、生まれたと同時に母を亡くし傭兵団に拾われており、幼くして剣技を叩き込まれるという厳しい幼少期を過ごしていましたが、育ての父を殺してしまい傭兵団を脱走します。その後、多くの戦いを経験しある凄腕の騎士を倒したことで、「鷹の団」の団長を務めるグリフィスと決闘することになります。
【ベルセルク】ゾッドは伝説の戦士?正体を考察
ゾッドは伝説の戦士?
ベルセルクに登場するゾッドは伝説の剣士?について解説していきます。ゾッドは220cmを超える巨漢で戦場に現れては殺戮を繰り返し圧倒的な強さを見せ、戦死したと噂が立っては、また戦場に現れることを300年以上繰り返していたため、不死(ノスフェラトゥ)伝説の剣士と言われていたようです。
ゾッドの正体は使徒?死なない理由は?
ベルセルクに登場するゾッドの正体は使徒?死なない理由は?について考察していきます。ゾッドは、元は人間でしたがその正体は使徒と呼ばれるものでした。人間の姿でも推定220cmに165kgの巨漢ですが、使徒の姿になるとおよそ身長350cm体重1001kgにもなり、牛のような2本の巨大なツノと背中にはコウモリのような羽が生えます。四肢を引き裂かれても死なない不死の身体は使徒の再生能力によるものでした。
ゾッドの戦闘力や強さ
ベルセルクに登場するゾッドの強さや戦闘力について解説していきます。人間の姿でもゾッドが戦場に現れると死者の山ができると言われる程圧倒的な強さを誇っていますが、本来の使徒の姿になると更に破滅的な強さになります。使徒の姿のゾッドが腕を一振りするだけで相手の身体を吹き飛ばし、獣のような牙で一噛みすれば甲冑ごと肉体を引き裂く程の強さを持っています。
ゾッドとグリフィスの関係
ベルセルクに登場するゾッドとグリフィスの関係について解説していきます。ゾッドは、使徒という存在ですが使徒はゴッドハンドと主従関係にあります。グリフィスは、ゾッドと交戦した時からゴッドハンドになる運命の者が持つ「覇王の卵」を身に着けており、ゾッドにはその意味が分かっていたため、気付いた際すぐに戦いを辞めて立ち去っています。その後ゾッドは白昼夢でゴッドハンドを受肉したグリフィスに戦いを挑み、二本あったツノの1本を失い敗北し、覚悟を決めグリフィスに対して忠誠を誓っています。
【ベルセルク】ゾッドとガッツの関係
関係①ゾッドとガッツの出会い
関係①ベルセルクに登場するゾッドとガッツの出会いについて解説していきます。ガッツが鷹の団としてある城へ攻め入った際、人間の姿のゾッドが現れ傭兵達を殺害し始めたため、切り込み隊長のガッツは他の隊員を逃げさせ自身がゾッドと戦います。圧倒的な強さのゾッドを前に満身創痍になりながらもなんとか一撃を入れたガッツに対し、ゾッドは喜び本来の使徒の姿を現します。この時のガッツがまだ15歳程で初めて使徒を目にしたため恐怖と驚愕を露わにしていました。
関係②ゾッドはガッツに興味がある?
関係②ベルセルクに登場するゾッドはガッツに興味がある?について解説していきます。ゾッドとガッツの初めての出会いで人間の姿でも異次元の強さを持つ自身の攻撃に何とか耐え、本来の使徒の姿を前にしても絶望しないガッツに対し、ゾッドは興味を持ちます。さらに、予言を覆すほどのガッツのがむしゃらな強さと根性などを見るうちにライバルとして認め、使徒をも倒す力に憧れの念すら持つようになっています。
関係③ガッツはゾッドをタクシー代わりに使う?
関係③ベルセルクの主人公ガッツはゾッドをタクシー代わりに使う?について解説していきます。ゾッドはゴッドハンドを受肉したグリフィスの部下、従者のような関係ですが、ガニシュカはグリフィスを倒すことを目論む唯一の使徒です。「新生・鷹の団」に所属するガッツとゾッドはガニシュカを倒すために、共闘します。その際、ガッツがゾッドに自分を乗せて飛べ!とタクシー代わりのように乗り攻撃を仕掛けるシーンが描かれています。
【ベルセルク】ゾッドの性格や名言
ゾッドの性格
ベルセルクに登場するゾッドの性格について解説していきます。ゾッドは、戦うこと以外には興味を持たず、戦闘狂と言われ情け容赦を持たない性格をしています。戦うことに喜びを感じるゾッドですが、理性さを失うことはなく戦った相手が強敵な場合はライバルとして認めたり、忠誠心を持つことすらあり、武人といえる性格をしています。
ゾッドの名言
続いて、ベルセルクファンなら誰しもが知っている不死の(ノスフェラトゥ)戦士・ゾッドが作中で残した名言を2つ紹介していきます。ゾッドの性格を表した名セリフとしてファンの間でも話題なりました。
ゾッドの名言①「言葉は無粋…」
言葉は無粋!!押し通れ!!
ベルセルクに登場するゾッドの名言①「言葉は無粋…」は、主人公ガッツとの戦いの前にゾッドが言っており、ゾッドの代名詞とも言えるセリフでしょう。戦闘狂と言われ、力が全てと考えているゾッドの人格を表している名言です。
ゾッドの名言②「貴様に死がおとずれる…」
貴様に死がおとずれる!!決して逃れられぬ死が!!!
ベルセルクに登場するゾッドの名言②「貴様に死がおとずれる…」は、主人公ガッツと後のゴッドハンド・グリフィスと戦った際の去り際にゾッドがガッツに対して言ったセリフです。ガッツの強さに喜び本来の使徒の姿になったゾッドは、優勢を保っていましたがグリフィスが身に着けている「覇王の卵」を見つけ、戦いを辞めます。そして立ち去る前にガッツに対して、この予言を残しており物語の重要な伏線となった名言でした。
【ベルセルク】ゾッドの声優
ゾッドの声優①内海賢二
テレビアニメ版「剣風伝奇ベルセルク」やゲーム版ベルセルクに登場するゾッドの声を担当しているのは、存在感のあるバリトンボイスで多くの悪役キャラを演じてきたベテラン声優の内海賢二さんです。
内海賢二のプロフィール
- 名前:内海 賢二(うつみ けんじ)
- 誕生日:8月26日
- 身長:162cm
- 出身地:福岡県北九州市
賢プロダクションの会長を務めていた内海賢二さんは、5人兄弟の末っ子で博多弁とハリのあるバリトンボイスが特徴的な人物です。内海さんは、1955年に俳優として芸能界デビューしており、その後1963年にテレビアニメ『狼少年ケン』で声優デビューし、徐々に声優業が多くなっていったようです。マルチな役者を目指した内海さんは、舞台俳優、アニメ声優、吹替、ナレーター、ドラマ出演など幅広いジャンルで活躍していた人物です。
内海賢二の主な出演作品
- 『新造人間キャシャーン』のブライキングボス役
- 『Dr.スランプ アラレちゃん 』の則巻センベエ役
- 『プロゴルファー猿』のミスターX役
- 『北斗の拳』のラオウ、カイオウ役
- 『ストリートファイターⅡ V』のベガ役
- 『ケモノヅメ』の大葉久太郎役
ゾッドの声優②三宅健太
ベルセルクの劇場版アニメでゾッドの声を担当しているのは、吹替声優として多くの仕事をこなし、現在でもクリス・ヘムワーズの吹替をしていることでも知られ、柔道を趣味とするベテラン声優の三宅健太さんです。
三宅健太のプロフィール
- 名前:三宅 健太(みやけ けんた)
- 誕生日:8月23日
- 出身地:沖縄県
- 血液型:A型
- 身長:181cm
- 事務所:81プロデュース
大好きな女優に会いたいと思い声優を目指し始めた三宅健太さんは、みやけんの愛称で親しまれており、1999年に声優デビューしています。バリトンボイスが特徴的で、2011年に第一子の誕生を発表しており、2019年に第13回声優アワードで助演男優賞を受賞しています。三宅さんは、多くのキャラクターの声優を引き継いでおり、実力のある人物です。
三宅健太の主な出演作品
- 『WOLF’S RAIN』のツメ役
- 『みらくる! ぱんぞう』のスペースゴリ役
- 『SKET DANCE』の武光振蔵役
- 『オーバーロード』のコキュートス役
- 『夜ノヤッターマン』のトンズラー役
- 『ポケットモンスター(2023)』のマードック役
【ベルセルク】ゾッドに対する世間での評判や人気
ベルセルクに登場するゾッドは使徒でありながら、強者との戦いを好み他の使徒とは違う武人のような気高さを持つキャラクターです。そんなゾッドに対して、ベルセルクファン達はどのように感じているのか、人気や評判をまとめていきます。
劇場版ベルセルクを見たファンは、ゾッド戦の力強いシーンに圧倒されていました。ゾッドの強さを最大限に描いており、一章の1番の見所で迫力があり印象に残っているようです。
ゾッドの使徒としての強さがあまりにも圧倒的過ぎるため、転生説を考察するファンも見られました。力こそが全てと考える戦闘狂のゾッドだからこそ、自分より強い相手を求めるあまり何度か転生しているのではと考察しているようです。
ベルセルクは、作者の三浦建太郎先生が細部にまでこだわる描写で海外からも高い人気を得ている作品ですが、自身で漫画を描いているファンは特にゾッドとガッツの剣劇のシーンに感動したとSNSでつぶやくファンもいました。動きの描写が丁寧で細かいので漫画を芸術と例えるファンもいるほどです。
【ベルセルク】ゾッドは伝説の戦士だった
ベルセルクに登場するゾッドは、不死(ノスフェラトゥ)の伝説を持つ戦闘狂と呼ばれる戦士でした。巨漢で鋼鉄のような体に赤い目という人間離れしたゾッドは、蛮刀や戦斧などの力任せな武器を得意とし多くの戦いを経験しており、見た目にそぐわない反射神経を持ち合わせていました。ゾッドの正体は、二本の大きなツノと背中からコウモリのような羽を生やした使徒であり、傷を負っても体が再生するため不死の戦士と言われていました。
正体を明かさずとも人間の姿でも圧倒的な力を持つゾッドに一撃を与えたとして主人公ガッツに興味を持っており、時にはタクシー代わりとして共闘することもあります。ゴッドハンドを受肉したグリフォンに忠誠を誓う前に一度戦いを挑んだ際、片方のツノを失っておりその後は主従関係を築いています。ゾッドとガッツの戦闘シーンは細部にまでこだわった描写が見もので、完結までの展開も期待されます。
この記事のライター
しばっち
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