【ベルセルク】ソーニャはファンから嫌われている?能力など人物像まとめ
本記事では『ベルセルク』に登場するソーニャがファンから嫌われている理由について紹介していきます。また、『ベルセルク』にて描かれたソーニャの能力や人物像、強さなどを解説し本編中での立ち位置や活躍シーンについてもまとめていきます。
目次
【ベルセルク】ソーニャとは?
ベルセルクは主人公ガッツが新生鷹の団のリーダーであるグリフィスに復讐を果たすまでの物語が描かれており、ソーニャは新生鷹の団の一員として登場したキャラクターです。ソーニャは新生鷹の団の中でも異質な存在感を放っており、一部の読者からは嫌いと言われているそうです。まずはソーニャのプロフィールをまとめ、ベルセルクの作品概要とあらすじについておさらいしていきます。
ソーニャのプロフィール
ソーニャは鷹の巫女の異名を持つ新生鷹の団幹部の1人です。可憐で華奢な少女の見た目をしており、過去にグリフィスに助けられたことを理由に彼の手助けをしています。千里眼や預言といった異能力を持つがゆえに寂しがり屋な性格をしていますが、人の死に対して平然としていられる一面もありミステリアスな人柄をしています。
ベルセルクの概要
ベルセルクは三浦健太郎によってヤングアニマルに連載されている漫画作品です。剣と魔法が存在する世界で復讐を目的に旅をする主人公の物語が描かれており、豪快かつ繊細なバトル描写やキャラクターの内面と感情的な繋がりを表現するストーリーなどが評判を呼びダークファンタジーのパイオニア作品として人気を呼びました。累計発行部数は2023年3月時点で5500万部を突破しており、アニメ化やゲーム化といったメディアミックスも展開されています。
ベルセルクのあらすじ
主人公・ガッツはある日グリフィスとの決闘に敗れ彼が指揮する傭兵団・鷹の団に加入します。そこでグリフィスと共に戦場を渡り歩きながら功績を残し、絆を深めていきます。やがてグリフィスと対等の立場にありたいと思ったガッツは退団を求めますが、それを拒まれたことで確執が生まれてしまい片腕と片目、そして恋人を娶られてしまいます。その復讐を果たすことを誓ったガッツは黒の巨剣を担いで旅を始めるのでした。
【ベルセルク】ソーニャはファンから嫌われている?人物像を考察
ベルセルクの登場キャラクターはデザインや強さ設定、バトル描写などからどれも『かっこいい』と言われ人気がありますが、ソーニャに関してはネット検索してみると『嫌い』という単語が出てきます。知らない人からすれば彼女だけ可哀想に思われますが、ベルセルクを愛読しているファンからすれば妥当とも言われ共感を得ています。ここではベルセルクにてソーニャが嫌われている理由についてまとめていきます。
ソーニャが嫌いと言われる理由は性格?
ソーニャが嫌いと言われる1番の理由は図々しく嫉妬深い性格にあります。ソーニャはクシャーンの虜囚だったところをグリフィスに助けられた過去を持っており、その恩を返すために新生鷹の団に加入しました。しかし、グリフィスの側近という重要な立場にありながらソーニャはチャラい口調で喋り傲岸不遜な態度が目立っています。グリフィスが人気キャラということもあり、ソーニャのこの性格は嫌われている理由となっています。
ソーニャの能力や強さ
ソーニャは生まれつき強い霊感を持っており、常人には見えないものが見えたり声が聞こえたりします。彼女が狂暴な戦魔兵を前にしても恐怖心を抱かないのは普段から恐ろしい霊を見慣れているからです。加えて特殊能力を幾つか所持しており、千里眼やテレパシー、預言などを行使することができます。これらの能力を持っていることから鷹の巫女と呼ばれるようになり、グリフィスの補佐として活躍しています。なお、直接的な戦闘能力はないようで戦闘での強さは不明です。
ソーニャの過去
ミッドランドの辺境シェトはクシャーン帝国の侵攻によって陥落してしまい、そこに暮らしていたソーニャは両親を失い自らも奴隷となって働かされてしまいます。そこにグリフィス率いる新生鷹の団が登場するとクシャーン兵が殲滅されソーニャも助けられました。その日からソーニャはグリフィスのことを命の恩人として慕うようになり特殊能力を持っていることを認められて新生鷹の団の幹部に選ばれました。
ソーニャの「愚か」を考察
ガニシュカとの決戦にてガニシュカが終わりの魔獣に変貌すると、戦魔兵たちは戦意を喪失してしまいます。それを受けてソーニャはテレパシーを利用して戦魔兵たちに「愚(バ)か!」と飛ばしました。この言葉には戦魔兵を鼓舞する意味が込められており、一喝飛ばすと共にグリフィスと共に戦えることの有用性を説いて人と使徒が共闘するきっかけを作りました。このシーンはソーニャが鷹の巫女としての務めを果たした名シーンとして知られています。
【ベルセルク】ソーニャとシールケやグリフィスの関係
ベルセルク作中にてソーニャは主にグリフィスの部下として活動しているわけですが、本編中ではシールケというキャラクターとの出会いが描かれており2人の関係性に注目が集まっています。また、シールケやグリフィスの他にも単独行動を好むアーヴァインとの絡みも描かれています。ここからはベルセルクにおけるソーニャとシールケやグリフィスの関係についてまとめていきます。
ソーニャとシールケの関係
シールケとはヴリタニス港にて出会っています。2人は初めて知り合うとお互いに孤独な人生を送ってきたことを感じ取り友人になりました。シールケはソーニャのような霊感や特殊能力とは異なり魔術を使用することができます。現時点では2人の馴れ初めが描かれただけであるためそれ以上の関係性は不明ですが、お互いの能力を知り合ったことで気が許し合える関係性であることが窺えます。
ソーニャとグリフィスの関係
ソーニャがクシャーン帝国に囚われた時、その場に現れたグリフィスと新生鷹の団によって彼女は助けられます。このことからソーニャはグリフィスのことを大変気に入っており、新生鷹の団に加入してからは彼のことが頭から離れなくなってしまったほどです。また、この日からソーニャはグリフィスのことを「鷹」、自身を「トンビ」、一般市民を「アヒル」もしくは「鴨」、クシャーンなどの異教徒を「カラス」と例えるようになります。
ソーニャとアーヴァインの関係
アーヴァインは新生鷹の団メンバーの1人で使徒の正体を隠し持っています。アーヴァインは元狩人の使徒であり新生鷹の団メンバーの中でも単独行動を好む性格をしています。ソーニャはそんなアーヴァインと時折一緒にいることがあります。これは幼い頃から両親を失い孤独だったソーニャが寂しさを感じた時に見られる行動で、詳しい関係性は不明ながらアーヴァインと独特な距離感を保っているようです。
【ベルセルク】ソーニャの声優
ベルセルクは根強い人気によって2017年に2度目のアニメ化を果たしています。2度目のアニメが公開されると旧版では登場しなかったキャラクターが初めて登場する展開などが描かれ、ファンの間では大きな話題を呼びました。ソーニャもその機会に恵まれたキャラクターの1人で担当声優も有名かつ人気な声優が当てられました。ここではアニメ版ベルセルクにてソーニャの声を担当した声優についてまとめていきます。
ソーニャの声優は「南條愛乃」
ソーニャを演じた声優は南條愛乃(なんじょうよしの)さんです。『ラブライブ』の綾瀬絵里役などで知られている人気女性声優で、アーティストとしてもシングル・アルバム共にオリコンチャート1位を経験している実力派です。2015年には声優アワード歌唱賞を受賞しており、2019年にYouTubeチャンネルを設立すると同年に声優アワードインフルエンサー賞を受賞しました。
南條愛乃のプロフィール
- 性別:女性
- 出身地:静岡県静岡市清水区
- 生年月日:1984年7月12日
- 血液型:O型
- 身長:150cm
- 事務所:ボイスキット
- デビュー時期:2006年
南條愛乃の主な出演作品
- ユニ(家庭教師ヒットマンREBORN!)
- 泡浮万彬(とある科学の超電磁砲)
- 斉藤結衣・猫姫(ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?)
- ナナコ・ハナサキ(とある飛空士への恋歌)
- レッカ/立凪レッカ(カードファイト!!ヴァンガードシリーズ)
【ベルセルク】ソーニャに対する世間での評判や人気
これまでベルセルクに登場するソーニャが嫌われている理由や能力、強さなどについてまとめてきましたが、実際にベルセルクファンはソーニャに対してどのような印象を抱いているのでしょうか。ここではソーニャに対する世間での評判や人気をSNSに投稿されているコメントから参照し、本当にソーニャが嫌われているのか真相を確かめていきます。
実際にソーニャのことを嫌いと思っているファンはそれなりに多くいました。グリフィスに対する態度や生意気に感じられる性格などが嫌われている要因のようで、リアルにもそういった人が実在して重ね合わせてしまう人もいるそうです。
嫌われている一方でソーニャのことを好きと語る人も見受けられました。ソーニャを好きと感じる人は幼くて可愛らしい見た目や年相応に見える性格に魅力を感じているそうで、全体的にソーニャの人気は半々に分かれているようです。
ソーニャの最期に対して意見、考察しているコメントがありました。ソーニャを嫌いと思うファンからは醜い最期を迎えてほしいと望まれており、ストーリーを考察しているファンからは最終的に新生鷹の団を裏切るのではないか、などと考えられています。
【ベルセルク】ソーニャは嫌いという声もあるキャラだった
ベルセルクのソーニャは霊感や千里眼といった能力を使う特殊な強さを持ったキャラクターでしたが、性格やグリフィスとの関係を理由に彼女を嫌いに感じるファンがいました。ソーニャの存在は賛否両論となっているわけですが、それだけソーニャは多くの読者の記憶に残りやすいキャラクターと言えるでしょう。
この記事のライター
zeile
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。