【ベルセルク】スランは女性型のゴッドハンド!正体や能力を徹底紹介
『ベルセルク』に登場する女性型のゴッドハンドスランについて解説します。スランの正体や能力、人物像を考察し、主人公であるガッツとの関係性などをまとめています。更にアニメ版『ベルセルク』の新旧の声優情報をそれぞれ紹介します。
目次
【ベルセルク】スランは女性型のゴッドハンド
ベルセルクに登場するスランは、ゴッドハンドと呼ばれる主人公の仇敵の一人です。ゴッドハンドは5名存在しておりその中でも人型を保っており、なおかつ女性の姿をしているスランは唯一無二のゴッドハンドと言えます。ここからはスランのプロフィールや、ベルセルクについて紹介します。
スランのプロフィール
- 所属:ゴッドハンド(使徒)
- モチーフ:サキュバス、淫夢
- 別名:胎海の娼姫(はらわだのしょうき)
- 所在地:幽界の深淵、闇の領域(クリフォト)
- 顕現地:クリフォト(その後帰還)
ベルセルクに登場するスランはメドゥーサのような太い髪と蝙蝠のような羽を持つ、サキュバスをモチーフに描かれたキャラです。ゴッドハンドでは唯一の女性でその正体や能力は完全には分かっていないキャラです。関係のあるキャラとしては骸骨の騎士がおり、胎海の娼姫とも呼ばれております。普段いる空間は異空間で、主人公のガッツを弄ぶのが趣味です。
ベルセルクの概要
ベルセルクは中世ヨーロッパを舞台にした剣と魔法の世界で、主人公のガッツが復讐の旅を描いたダークファンタジーです。連載は1989年10月号の月刊アニマルハウスから連載されており、作者は三浦健太郎さんです。作者の三浦健太郎さんは2021年に急逝してしまいますが、現在はスタジオ我画が引き継いでベルセルクの連載を継続しています。現在までに5500万部を超える超人気作品で、今後の展開も期待される作品です。
ベルセルクのあらすじ
ベルセルクの主人公、ガッツはゴッドハンドに並々ならぬ憎悪を抱いており、己の復讐を果たすために各地で暴れまわります。その姿から黒い剣士との異名を持ち、自身の身長よりも長く分厚い大剣を扱っています。ベルセルクの物語はガッツが黒い剣士と呼ばれて各地で使徒を倒していく所から始まり、青春時代の物語、再び使徒を追い戦う姿を描いており、現在は現世と幽界が入り混じった幻造世界の旅を行っている途中です。
【ベルセルク】スランの正体や能力
ここからはベルセルクに登場するスランの正体とその能力に迫っていきます。スランは人類の敵でゴッドハンドという使徒という存在の中でも特別な存在となっており、ぱっと見は女性の悪魔と言ってもいい容姿をしていますがその能力は未だ未知数です。また、ゴッドハンド唯一の女性で、髑髏の騎士との関係性等も気になる点がありますので、詳しく見ていきます。
スランの登場シーン
スランの登場シーンはベルセルクでも非常に人気のあるシーンで、この物語の分岐点となる蝕で登場したキャラです。ゴッドハンドというのは使徒すらも凌ぐ圧倒的な強者で、唯一ガッツが戦闘を行ったゴッドハンドでもあります。ガッツに非常に強い好奇心を抱いており、クリフォトでの登場はガッツが打ち倒したトロールの臓器を触媒として顕現しています。
スランの正体
ではスランとは一体何者なのか、その正体を解説します。はっきりとわかっている部分を挙げていくと、覇王の卵と呼ばれる真紅のベヘリットによって引き起こされる蝕によって転生した元人間です。ただし、ゴッドハンドというのは使徒と呼ばれる降魔の儀によって生まれた怪物とは一線を画す存在です。また、スラン自体は髑髏の騎士と因縁があるようで、胎海の娼姫、王様と呼ぶ等お互いに過去に繋がりがあったかのような描写があります。
スランの能力や強さ
それではスランは一体どういった能力を持っているのか、非常に興味深い所ですが判明している部分はかなり少ないです。ベルセルク作中の登場シーンからひも解いていくと、まず身体能力的には依り代による顕現でも、ガッツの大剣を羽で受け止めたり、ガッツの鎧を軽々と引き裂くなどチートレベルな能力を有しております。また描写的に慣性の法則を消失させられるような部分があり、その能力の大半は未知数です。
スランの名前の由来
ベルセルクに登場するスランの名前の由来となっているのは、実際のSF小説が由来になっているという説が有力です。この根拠となっているのは、ベルセルクに登場するゴッドハンドの中に小説から名前を取ったキャラが存在している事が挙げられます。またスランという名前はベルギーに実際にある都市でもありますが、他のゴッドハンドと照らし合わせるとあまり辻褄が合わないため、前者が名前の由来になっていると考えられます。
スランの過去や生い立ち
現在はっきりとわかっている事としては、ベルセルク作中でのゴッドハンドは元々人間でベヘリットによる蝕で転生しているという事です。スランは胎海の娼姫と呼ばれていることからも、元から女性だったという線が濃厚です。また少なくとも髑髏の騎士とは旧知の仲であり、何らかの関係があった事が作中で描かれております。名前や容姿、身に着けているコルセット等から考察した場合、ある程度の上流階級、または王族だった可能性が考えられます。
【ベルセルク】スランの性格やガッツとの関係
ここからはスランとガッツの関係に焦点を置いて、どういった性格でどのような人物なのかを紹介します。その正体や能力は不明な部分は多いものの、スランは度々描かれており、その性格やガッツへの興味などははっきりと判明している部分が多いです。
スランの性格
ではスランの性格はどういったものなのかを紹介します。基本的にはベルセルクの世界、人々の境遇や苦しみを楽しむいわゆる愉悦を感じる性格です。彼女自身が発しているように、愛・憎悪・苦痛・快楽・生・死…すべてがあそこに、という蝕の最中での発言からもスランの歪んだ性格がうかがい知れます。
スランとガッツの関係
スランとガッツは敵同士で、ガッツにとっては仇ともいえる存在ですが、スランにとってガッツは好奇心をそそられる存在で、好ましいともいえる表現をしています。また、スランは顕現した際にガッツと戦闘を行ってその能力の一端を見せましたが、ガッツはほぼ全力で抗って尚且つ髑髏の騎士の介入もあった為、何とかスランを撃退することは出来ましたが、スランにとってはお遊び程度で、消える際には、最高よあなたと言って別れのキスまでしています。
スランと髑髏の騎士の関係
ここで気になってくるのはスランと度々登場してくる髑髏の騎士の関係性ですが、スランはゴッドハンド、髑髏の騎士はガッツと同じくゴッドハンドを討ち滅ぼさんと行動している存在です。例え旧知の仲であろうとも最終的にはどちらかが倒れるまで戦うのが容易に想像できます。これからのベルセルクの展開が非常にきになります。
【ベルセルク】スランの声優
ここからはスランを演じた声優を紹介します。アニメのベルセルクは旧アニメと新アニメがあり、それぞれ声優が異なっております。それぞれ担当した声優を紹介しますので、是非ご覧ください。
スランの声優①田中敦子
まずは旧作でスランを担当した声優の田中敦子さんを紹介します。田中敦子さんは非常に魅力的な声を持っている方で、特に戦う女性や頭脳的なキャラクターを演じることが多いです。吹き替えなども同様で、多くの担当女優を抱えるなど現在でも活躍しているベテラン声優です。
田中敦子のプロフィール
- 出身地:群馬県
- 生年月日:1962年11月14日
- 血液型:O型
- 愛称:少佐
田中敦子さんは1980年から活動しているベテランの声優です。元々は演劇とダンスを行っており、当時は普通にOLとして働いています。その後芝居を仕事にしようと考えていた際に、たまたま同じ劇団に所属していた人が声の仕事をしておりそこから声優について興味を抱き、本格的に声優になる為の活動を始めたとの事です。その後は養成所を経て、正式に事務所に所属し声優として活動を始めます。
田中敦子の主な出演作品
- 攻殻機動隊シリーズ
- Fateシリーズ
- ジョジョの奇妙な冒険
- ベヨネッタ
- ニコール・キッドマン(担当声優)
田中敦子といえば真っ先に浮かんでくるのが、攻殻機動隊の少佐、草薙素子です。愛称でも少佐と呼ばれているなど非常に親しまれているキャラです。またFateシリーズのキャスターやベヨネッタであったり、大ヒット作品の映画吹き替えには大体いるなど幅広く活動されています。ベルセルクにおいてスランを演じたのは、田中敦子にしては珍しいタイプのキャラです。
スランの声優②沢城みゆき
沢城みゆきさんは新アニメの方でスランの声を担当している声優です。沢城みゆきさんといえば低く響くとても艶のある声で、峰不二子役引き継いでいる等かなり実力派の声優です。1999年のデビューから現在まで多くの作品に携わっており、今後の活躍も気になる声優になります。
沢城みゆきのプロフィール
- 出身地:東京都
- 生年月日:1985年6月2日
- 血液型:O型
- 愛称:みゆきち
演技に興味を持ち始めたのは、小学生の頃で他の分野では一番になれなかったが、これなら一番になれると思ったことがきっかけになります。声優になろうとおもったきっかけはるろうに剣心が大きいと語っており、その後すぐにオーディションに合格してデビューを果たしています。
沢城みゆきの主な出演作品
- デ・ジ・キャラット
- HUNTER×HUNTER(第2作)
- ゲゲゲの鬼太郎(第6作)
- 鬼滅の刃 遊郭編
- PSYCHO-PASS
沢城みゆきさんの出演作品はその他多数ありすぎて、ピックアップするのは困難ですので気になった方は調べてみると間違いなく面白いです。声優としては艶のある女性を演じたりすることが多いですが、男性キャラクター、可憐な乙女のキャラを演じ分けたりするなど業界屈指の実力を有しております。
【ベルセルク】スランに対する世間での評判や人気
ゴッドハンドの中でも人気のあるスランですが、実際に登場した場面もゴッドハンドの中では多い方で、ガッツと唯一対戦したこともあるゴッドハンドです。正体や能力も不明ですが、ここからはベルセルクに登場するスランに関する世間の評判を紹介していきます。
こちらはベルセルクに登場するスランの感情を理解を示すコメントです。登場人物が苦しむ姿を見て一種の愉悦に浸っている、そのスランの感情に似たものをこの方も感じており、主に共感する気持ちが強いようです。
こちらのコメントはスランの正体に関する考察の一つです。ダナンというのは妖精王と呼ばれる存在で、花吹雪く王という字を持つ妖精卿の主でもあります。ダナンは桜の姫巫女と瓜二つで血縁関係者か転生者なのではないか、というった予想もされますが、容姿でいうとスランも非常に近しい物を持っており、この意見はスランとダナンは近しい人物なのではないか、というのを示唆しています。
分かりやすいコメントですが、スランが登場人物で一番最高であるという事です。実際にスランは非常に魅力的な女性で、性格こそは残忍ですがガッツに固執する性格や、その発言等は人を引き付ける不思議な魅力があるのは事実です。
【ベルセルク】スランは女性型のゴッドハンドだった
スランはゴッドハンド唯一の女性でガッツと対戦した人物です。いまだにその能力や正体などは一切不明ですが、髑髏の騎士との関係性なども伏線としてばら撒かれています。これからのスランの登場場面やベルセルクの展開に注目しておきましょう。
この記事のライター
ヒロ1129
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