ベルセルクの登場キャラの名言まとめ!有名なセリフからマイナーなものまで
有名な漫画作品である『ベルセルク』にはダークファンタジー作品らしさのある重々しい雰囲気のストーリーだけでなく、主人公の"ガッツ"を始めとする登場キャラクターの名言が魅力の作品となっています。『ベルセルク』の魅力の一つであるかっこいい名言について紹介します。
目次
【ベルセルク】とは?
漫画作品の『ベルセルク』とは30年以上も物語が続いている大人気作品です。『ベルセルク』は細部まで拘った画や、残酷で生々しいストーリー等の様々な魅力が含まれる作品となっています。ここからは漫画作品の『ベルセルク』の作者や概要、あらすじについて紹介をしていきます。
ベルセルクの作者
『ベルセルク』の作者は日本の漫画家である"三浦建太郎"です。三浦建太郎は代表作である『ベルセルク』で"第6回手塚治虫文化賞"のマンガ優秀賞を受賞しています。三浦建太郎は"急性大動脈解離"によって54歳の若さで亡くなりましたが、三浦建太郎の弟子を始めとした周囲の人物達の熱意によって、最終回までの展開を伝えられていた漫画家の"森恒二"が監修を行い連載が再開されました。
ベルセルクの概要
『ベルセルク』は1989年から1992年までの間は白泉社が出版社である"月間アニマルハウス"で、その後は同社の"ヤングアニマル"にて連載が行われている漫画作品です。日本で有名な漫画作品である『ベルセルク』は国内だけでなく海外でも有名な作品となっており、かっこいいキャラクターの活躍や独特な世界観の物語によって世界中で高い人気を獲得しています。
ベルセルクのあらすじ
『ベルセルク』の主人公である"ガッツ"は"黒い剣士"の異名で知られていました。ガッツは旅の途中で出会った妖精の"パック"を助けた事によって行動を共にします。ガッツは人間達を捕食対象として襲っている"使徒"と呼ばれる怪物と戦いながら、使徒よりも遥かに高い能力を持った存在である"ゴッド・ハンド"を探して旅を続けていきます。
【ベルセルク】ガッツの名言や名セリフ・活躍シーン
"ガッツ"は『ベルセルク』の物語のかっこいい主人公として活躍をしています。ガッツは"ドラゴンころし"や"狂戦士の甲冑"等の様々な装備を使用しており、身体能力を活かした力押しの戦い方だけでなく、状況に応じて装備の使い分けや戦術も活用するという高い戦闘能力を持ったキャラクターとなっています。ここからはガッツの有名な名言やかっこいい活躍について紹介をしていきます。
ガッツの名言①「アリを踏み潰すことを…」
アリを踏み潰すことを気にしてたら歩くこともできゃしねえんだ
名言①はガッツがパックとの会話で言ったセリフです。ガッツは旅の途中で親切な親子と出会い共に行動をしていました。しかし親子はガッツに引き寄せられた悪霊によって殺されてしまいます。ガッツは悪霊によって操られた遺体に攻撃されますが剣で反撃して倒しました。ガッツはその後の会話で名言①を言っており、名言①の登場シーンはガッツの冷酷な一面が伺えるシーンとなっています。
ガッツの名言②「てめえはそこで人間以上…」
てめえはそこで人間以上ってやつを気取ってられるんだ!!
名言②はガッツが"フェムト"に対して言ったセリフです。使徒である"伯爵"との戦闘に勝利したガッツは、伯爵の生に対する執着によって登場したゴッド・ハンドと出会います。ゴッド・ハンドと出会ったガッツは激昂してゴッド・ハンドの一人であるフェムトに対して名言②を言います。この会話シーンでは"グリフィス"という名前が登場しており、ガッツの過去に関係する謎が登場するシーンとなっています。
ガッツの名言③「それは剣と言うには…」
それは剣と言うにはあまりにも大きすぎた
出典: meigenmeikan.com
名言③はガッツの使用するかっこいい武器の一つである"ドラゴンころし"が注目されるシーンで登場したセリフです。ガッツの使用するドラゴンころしは一般的な剣と比較すると圧倒的な大きさが特徴的な武器となっています。ドラゴンころしは扱える事自体がガッツの特徴として知られる程に扱いが難しい武器となっており、名言③は武器の紹介シーンで登場する印象的なセリフとなっています。
ガッツの名言④「逃げ出した先に…」
逃げ出した先に楽園なんてありゃしねぇのさ。辿り着いた先 そこにあるのはやっぱり戦場だけだ。
出典: live-the-way.com
名言④はガッツが"ジル"に対して言ったセリフです。ガッツはジルの幼馴染かつ使徒である"ロシーヌ"との戦闘に勝利しました。ガッツに付いてきたジルは村での生活を嫌がりどこか別の場所まで連れて行って欲しいと頼みますが、ガッツは名言④を言って断ります。名言④からは逃げる事が不可能な戦いを日常的に続けているガッツの経験が含まれており、ジルは名言④を受けて自身の戦いから逃げずに立ち向かう意志を持ちました。
ガッツの名言⑤「何千回もおまえを…」
何千回もおまえを抱きたいと今はそう思ってる
名言⑤はガッツが"キャスカ"に対して言ったセリフです。ガッツとキャスカは"鷹の団"に所属する実力者であり、出会った当初は仲が悪かったものの次第にお互いに惹かれ合う関係となりました。ガッツは団長のグリフィスと対等な関係になりたいと考え退団を決意しますが、キャスカは団に残って欲しいと頼みます。自分の事しか考えていないと感情的になるキャスカに対してガッツは名言⑤を言い改めて気持ちを伝えました。
ガッツの名言⑥「祈るな…」
祈るな!! 祈れば手が塞がる!! てめエが握ってるそれは何だ!?
名言⑥はガッツが"ファルネーゼ"に対して言ったセリフです。ガッツと行動を共にしていたファルネーゼは魔物と遭遇した際に神に祈ろうとしました。ファルネーゼの行動を見たガッツは名言⑥で祈りを辞めるように言いました。ガッツは祈る際に手が塞がれば武器を扱えない事や神に祈る余裕があるなら自分の力で戦うべきという考えから、名言⑥によって神に祈ろうとしているファルネーゼに自身の考えを伝えました。
【ベルセルク】グリフィスの名言や名セリフ・活躍シーン
『ベルセルク』に登場する"グリフィス"は傭兵団である"鷹の団"の団長であり、"白い鷹"の異名で恐れられる程の高い実力を持ったキャラクターとなっています。グリフィスと『ベルセルク』の主人公であるガッツには深い関係が存在しており、物語にとって重要なキャラクターの一人となっています。ここからはグリフィスの有名な名言やかっこいい活躍について紹介をしていきます。
グリフィスの名言①「オレはおまえが…」
オレはおまえが気に入った
名言①はグリフィスがガッツと出会った際に言ったセリフです。"ガンビーノ"を倒して傭兵団を抜けたガッツは、"灰色の騎士"として知られる"バズーソ"との戦闘を行い勝利しました。ガッツは報奨金を目的に戦闘を仕掛けた鷹の団と出会います。グリフィスはガッツを圧倒しますが、グリフィスは名言①を言ってガッツに入団を求めました。名言①の登場シーンはガッツとグリフィスの出会いという重要なシーンとなっています。
グリフィスの名言②「誰のためでもない…」
誰のためでもない 自分が自分自身のために成す夢です
名言②はグリフィスがミッドランド国の王女である"シャルロット"に対して言ったセリフです。シャルロットは争いを嫌っているという自身の想いをグリフィスに伝えました。シャルロットの想いを聞いたグリフィスは名言②を言って男は夢の為に戦っているという考えを伝えました。名言②の登場シーンではグリフィスの価値観が描かれており、グリフィスが自分の夢を大切にしている事が分かるシーンとなっています。
グリフィスの名言③「生まれてしまったから…」
生まれてしまったからしかたなくただ生きる…そんな生き方オレには耐えられない
名言③はグリフィスが生き方に対する自分の意見を述べたシーンで登場するセリフです。グリフィスはシャルロットとの会話の中で名言③を言って明確な目的の無い生き方は耐えられないという考えを発しました。名言③はガッツの耳にも入っており、戦う目的が定まらず何となくグリフィスの為に活躍したいと考えていたガッツの心に刺さるセリフとなりました。
グリフィスの名言④「私にとって友とはそんな…」
私にとって友とはそんな…”対等な者”だと思っています
名言④は名言③に続いてガッツの人生に大きな影響を与えたグリフィスのセリフです。グリフィスはシャルロットとの会話の中で自身の友に対する考え方について話していました。グリフィスは名言④によって誰かの為ではなく自分の夢を持ち、仮に自身と敵対する事となっても夢を達成しようとする対等な存在が友だと言いました。名言④を聞いたガッツはグリフィスとの対等な関係を目指して行動するようになりました。
グリフィスの名言⑤「この子を殺したのは…」
この子を殺したのは…オレの夢なのかもしれない
名言⑤はグリフィスが死亡した仲間の前で言ったセリフです。グリフィスが団長を務める鷹の団にはグリフィスの魅力に惹かれて入団したメンバーが多数存在しています。しかし鷹の団は戦闘で活躍をしている傭兵団である事から、戦闘が原因で死亡するメンバーも少なくありませんでした。グリフィスは自身の夢に付いてきてくれる仲間を大切にしており、名言⑤からはグリフィスの仲間を失いたくないという想いが感じられます。
【ベルセルク】キャスカの名言や名セリフ・活躍シーン
『ベルセルク』に登場する"キャスカ"は鷹の団でガッツやグリフィスに次ぐ高い実力を持った女性のキャラクターです。キャスカはグリフィスを強く信頼しており、入団直後のガッツに対してはグリフィスから特別に気に入られていた事から嫉妬心を抱いていました。ここからは『ベルセルク』の主要キャラクターの一人であるキャスカの有名な名言やかっこいい活躍について紹介をしていきます。
キャスカの名言①「私はあの人の剣に…」
私はあの人の剣になりたい
名言①はキャスカのグリフィスに対する想いが表れているセリフです。キャスカは自分の夢に向かって活躍をしながらも、仲間の犠牲を抑える為に苦しい状況も受け入れるグリフィスの生き方に惚れていました。キャスカは名言①で自身の夢がグリフィスの剣として活躍する事であると言う程に、グリフィスに対する信頼が高まっていきました。
キャスカの名言②「私にも一つくらい…」
私にも一つくらいおまえがつけたキズが欲しいよ
名言②はキャスカがガッツに対して言ったセリフです。鷹の団を去ったガッツは国から追われる立場になった鷹の団の窮地に駆け付けました。キャスカはグリフィスの側に居るという自身の夢が叶わない現実から死のうとしましたがガッツによって助けられました。ガッツとキャスカはお互いに見せなかった自分の弱さをさらけ出しました。名言②はガッツとキャスカの関係が大きく変化するシーンでのセリフとなっています。
キャスカの名言③「誰の夢にもぶら下がらない…」
誰の夢にもぶら下がらないお前は自分の戦いをするんだろ?
名言③はキャスカがガッツに対して言ったセリフです。拷問によって変わり果てたグリフィスを助け出したガッツ達は、鷹の団の今後の行動について悩んでいました。グリフィスを守りながら活動を続けるという意見が上がりガッツは賛同しようとします。しかしガッツは鷹の団を抜けておりグリフィスと対等な存在になる為に活動をしていた事から、キャスカは名言③によってガッツに自分の生き方をするように伝えました。
【ベルセルク】その他キャラの名言や名セリフ・名シーン
『ベルセルク』には上記で紹介した主要キャラクター以外にも様々なキャラクターが登場しています。『ベルセルク』の主人公であるガッツと比較すると登場シーンが少ないものの、成長等による変化や印象的な活躍をする魅力を持ったキャラクターが存在しています。ここからは上記で紹介をしたキャラクター以外の『ベルセルク』に登場するキャラクターの名言や活躍について紹介をします。
名言①「あんたは人間であることを…」
あんたは人間であることをやめたんだ!! あんたこそ儚い人間じゃないか!!
名言①はガッツと共に行動している妖精である"パック"が"伯爵"に対して言ったセリフです。伯爵はガッツ達と対峙した際にベヘリットの力によって人間を超える存在になったと言いますが、パックは伯爵に対して名言①を言って反論しました。パックは伯爵が人間である時の苦痛から逃げる為に人間を辞めたからこそ、伯爵自身が儚い人間そのものであると名言①によって言いました。
名言②「立ち上がれないやつは…」
立ち上がれないやつは捨ててけ
名言②は鷹の団の団員である"ジュドー"がガッツに対して言ったセリフです。グリフィスの救出に成功し今後の活動について話し合っていた鷹の団とガッツは、グリフィスと共に行動を続けるという意見を出していました。ガッツも同行しようとしましたがジュドーやキャスカからグリフィスに囚われず自分の戦いをするように言われます。名言②の登場シーンではガッツに対するジュドーの優しさが表れるシーンとなっています。
名言③「やっぱり死ぬ時ゃ…」
やっぱり死ぬ時ぁ一人、前のめりってのがいい
名言③はガッツの剣を鍛え直す際に"ゴドー"が言ったセリフです。ガッツと再会したゴドーは高齢により寝たきりの状態となっていましたが、ガッツの剣を鍛え直す為に力を発揮しました。ゴドーは弟子である"リッケルト"に"エリカ"を任せガッツの剣と向き合いました。名言③にはゴドーの鍛冶職人としての情熱が表れており、名言③の登場シーンはガッツの心に変化を与える名シーンとなっています。
名言④「今やんねェやつは…」
今やんねぇやつは!一生やりゃしねぇんだ
名言④は"イシドロ"が村を出る時に言ったセリフです。イシドロは住んでいた村の人からの制止を振り切って、名言④を言って村を飛び出しガッツ達と出会いました。名言④でイシドロはいつかではなく今やるという事を大切にしており、名言④の登場シーンはイシドロが他人に頼るのではなくイシドロ自身の成長の為に他人を利用するという気持ちの変化が表れたシーンとなっています。
名言⑤「光が強ければ…」
光が強ければ強いほど濃い影が落ちるものさ
名言⑤は"ラバン"がグリフィスの活躍に対して言ったセリフです。ミッドランド王国に大きな貢献をしたグリフィスを始めとする鷹の団のメンバーは、宮殿のパーティに参加して貴族達から良い扱いを受けていました。しかしグリフィスを評価する人がいる一方でグリフィスの活躍に対して良くない表情をしている人達が存在しており、ラバンはグリフィスの活躍や将軍達の表情から名言⑤によって現状が穏やかではない事を示しました。
【ベルセルク】名言に対する世間での評判や人気
『ベルセルク』に登場する有名でかっこいいセリフの中には、現実の世界で言われても納得が出来る共感しやすい内容のセリフが多く存在しています。『ベルセルク』の読者の中には有名なセリフの登場シーンと同じ様な状況になった際に、ガッツ達のかっこいいセリフを使ってみたいという声が多く上がっています。
『ベルセルク』の物語ではガッツとイシドロの会話の中でイシドロが自身を強くする為に、本来は自己流ではなく基礎的な事を時間をかけて修行するべきなのではと考えるシーンが存在します。前述のイシドロの考えに対するガッツの言葉は現実の完璧主義の人に対しても使えるという意見等、読者達の間では『ベルセルク』の有名なセリフが現実にも活かせるという考えが多数存在しています。
『ベルセルク』にはダークファンタジー作品の暗い雰囲気の物語やギャグ要素等の様々な魅力が詰まっています。『ベルセルク』のかっこいい有名なセリフは登場キャラクターだけでなく読者の心にも響くセリフとなっており、『ベルセルク』のキャラクター達が発するかっこいい名言は多くの読者を感動させる程の高い人気を持っています。
【ベルセルク】名言は有名でかっこいいものが多かった
『ベルセルク』に登場する有名なシーンやかっこいい名言について紹介をしました。『ベルセルク』には物語の重要キャラクターであるガッツ以外にも多数のキャラクターに読者の印象に残る有名なセリフが存在しており、現実でも活用できそうな心に響くかっこいい名言によって人気を集めている作品である事が分かりました。
この記事のライター
サカモト
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