バスケアニメといえば?人気作品をピックアップ!魅力も徹底解説
この記事ではバスケアニメのおすすめ作品をランキング形式で紹介します。バスケアニメには中高の部活動を題材とした王道のものから、ギャグ要素を多く含むもの、SFものまで幅広い作品が存在しています。ランキング上位の人気作品に登場する名言についてもまとめました。
目次
バスケアニメのおすすめランキングTOP10~4!ストーリーも紹介
10位:ロウキューブ!
「ロウきゅーぶ!」は小学校のミニバスケット部を題材にしたバスケアニメです。主人公は高校のバスケットボール部に所属していました。しかし不祥事により、バスケ部は一年間の部活停止になってしまいました。叔母の紹介で小学校のミニバスケット部のコーチをすることになった主人公は、慣れない環境の中で部員たちの交流を経て成長していくというストーリーです。登場する女の子の可愛さだけでなく、スポーツの熱血要素も魅力のバスケアニメです。
9位:BUZZER BEATER
「BUZZER BEATER」もバスケアニメとして異色の作品です。宇宙人と地球人がバスケットで対戦するというストーリーが描かれており、作者は「SLAM DUNK」で人気を博した井上雄彦さんです。異色の設定ながらも、井上さんらしい丁寧な人間ドラマやスポーツ描写が魅力となっていました。原作とテレビアニメでは異なる部分があり、両方の違いを楽しむことができるのも魅力です。スポーツだけでなく、SF好きも一見の価値のある作品となっていました。
8位:バスカッシュ!
「バスカッシュ!」は異色のバスケアニメです。ロボットに乗りスポーツをする作品ですが、登場するロボットたちの個性的なデザインが魅力です。妹の足を治療するために主人公がバスカッシュの選手として成長していくというストーリーで、世界がバスケットボールによって創造されたという世界観を持っていました。数あるバスケアニメの中でも独特の雰囲気が打ち出されています。バスケやスポーツだけでなく、SFのストーリーやロボットアニメが好きな人も楽しめる作品です。
7位:ダッシュ勝平
「ダッシュ勝平」は1981年から1982年にかけて放送されていたアニメです。原作は週刊少年サンデーで連載されていました。内容はバスケアニメというよりスポーツギャグ作品であり、お調子者である主人公の勝平が数々の奇怪な技を繰り出すコミカルな作品として人気を獲得しました。バスケットボール部に入部した勝平が全国大会を優勝した後は、勝平がバスケ以外の様々なスポーツに挑戦する展開に路線変更されています。主人公の勝平役は少年役で有名な女性声優の田中真弓さんが演じていました。
6位:DEAR BOYS
「DEAR BOYS」は月刊少年マガジンで連載されていたスポーツ作品です。ストーリーは暴力事件の影響で廃部寸前になっていたバスケ部が転校生の哀川和彦の影響で変わっていき、全国制覇を目指していくというものとなっています。「恋愛物」としてのストーリー性も高く、爽やかさを前面に押し出した作品となっており女性人気もある作品です。新人戦までの部分がテレビアニメ化されました。
5位:レディスポ
「レディスポ」は5分枠のアニメとして放送された作品です。賞金稼ぎの女性たちがチームを組み、宇宙を舞台にスポーツで戦うというストーリーです。動画を使わず原画のみで構成された「イラストアニメーションムービー」という手法で制作されており、女性キャラが多数登場する肩の力を抜いて楽しめる作品でした。全12話ですが、5分枠であるため一気見に向いていることも特徴で手軽に見ることができます。
4位:I’ll
「I’ll」は月刊少年ジャンプで連載されていた作品です。身勝手な理由でバスケを辞めた主人公が高校入学をきっかけにバスケに再びのめり込み成長していく姿を描いた作品でした。バスケット以外の人間模様が丁寧に描かれていることも魅力であり、女性ファンの支持も高い作品です。スポーツ要素はもちろんのこと、ギャグ要素も強めに取り入れられており、年齢層を問わず楽しめるスポーツ作品となっていました。バスケアニメとしては、OVA全2巻が発表されています。
バスケアニメのおすすめランキングTOP3!ストーリーも紹介
3位:あひるの空
「あひるの空」は2004年から週刊少年マガジンで連載されている作品です。149cmと小柄な主人公の車谷空が九頭龍高校に入学し、不良の巣窟であったバスケ部に熱意で入り周囲を変えながらバスケに邁進していく姿が描かれています。ギャグ要素もありますが、部員の退部や指導者との軋轢など部活動が抱える問題も描かれている人間ドラマは厚みがあり人気を得ました。バスケアニメとしてのテレビ版は2019年から2020年まで放送されています。なお原作は2023年時点では完結しておらず、休載の状態が続いています。
2位:黒子のバスケ
「黒子のバスケ」は週刊少年ジャンプで連載されていた作品です。かつて中学バスケの世界で「キセキの世代」と呼ばれた5人が一目置いていた幻の6人目「黒子テツヤ」が主人公です。ストーリーは誠凛高校に入学したテツヤが火神大我をはじめとする仲間たちとともに、キセキの世代たちとの戦いを通して成長していくというものでした。 アニメ化もされた本作は、魅力的なキャラクターたちの存在から女性ファンも多い作品であり、日本だけでなく中国でも高い人気を得ました。
1位:SLAM DUNK
「SLAM DUNK」は週刊少年ジャンプで連載されていた作品で、他の作品とともに90年代前半のジャンプ黄金期を支えた作品ともいわれています。不良だった主人公の桜木花道がバスケを通して成長していく姿を描いていました。アニメ化により現代まで続く知名度と人気を得た作品でもあり、その魅力は男性女性問わず幅広い年代に支持されています。2022年には新作映画「THE FIRST SLAM DUNK」も公開されているバスケアニメの金字塔です。
バスケアニメの熱いスポーツの名言~SLAM DUNK~
SLAM DUNKの名言①「オヤジの栄光時代は…」
オヤジの栄光時代はいつだよ…全日本の時か? オレは………オレは今なんだよ!
山王戦において、バスケットの師である安西に向けて桜木がいった台詞です。試合中に桜木は活躍を見せるものの、背中を負傷してしまいます。自身の不調に気づく桜木でしたが、無理をしてプレーを続けた結果ダンクをした後に倒れてしまいました。安西は桜木の様子がおかしいことに気づいていながらも試合に出し続けたことを告白し、試合に出るのをリタイアするように伝えました。それに対して、桜木は今が自分の全てであるという熱い気持ちを伝え試合を続行します。初期からの成長が強く表れた名言です。
SLAM DUNKの名言②「何百万本もうってきた…」
何百万本もうってきたシュートだ
湘北バスケ部の流川楓は、インターハイの豊玉戦でひじ打ちを受け片目がふさがった状態になってしまいました。それでも試合に出続けた流川は諦めずにプレーを続けシュートを狙います。片目のハンディがありながらもゴールを決めることに成功する流川ですが、その理由は徹底して体にシュートの動きを覚え込ませていたことでした。普段は口数も少なく女性人気の高いクールな流川ですが、その裏では人一倍の努力を重ねていました。その努力が実を結んだ際に放たれた台詞として、流川の魅力を輝かせています。
SLAM DUNKの名言③「お前が見つけてきた…」
お前が見つけてきた変な男は 湘北に必要な男になったぞ……
インターハイの山王戦において、徐々に湘北は流れをつかみつつありました。そんな中でキャプテンの赤木はその流れを作り出しているのは桜木花道であることに気が付きます。その時、赤木は桜木がバスケを始めたばかりのことを想い出していました。妹の晴子が見つけてきた桜木はバスケの経験もなく、型破りな態度で度々赤木が怒鳴ることもありました。今はそんな桜木を赤木は認めています。ストーリーの始まりとなった二人の出会いからの変化を伝える台詞です。
SLAM DUNKの名言④「泣かすなよ…」
泣かすなよ…問題児のクセに…
インターハイ予選での陵南戦の後に湘北の副キャプテンの木暮が桜木にいった台詞です。3年生である木暮は、前日に陵南戦で敗北すれば引退になることを桜木に語っていました。実際の試合では木暮のシュートによって湘北の勝利が決定します。花道は冗談交じりに引退が伸びたと木暮にいいましたが、木暮は涙を流しながらこの台詞を花道に言い返しました。バスケというスポーツに真剣に向き合ってきた木暮の努力が報われた感動的な場面で登場した名言です。
SLAM DUNKの名言⑤「あきらめたらそこで…」
あきらめたらそこで試合終了ですよ
出典: moe-maxim.com
スラムダンクの中でも特に人気が高く有名な台詞です。湘北バスケ部の三井寿は中学時代の神奈川県大会決勝戦であきらめそうになっていました。しかし、湘北バスケ部の顧問をしていた安西にこの言葉をかけられたことで最後まで試合を戦い試合に勝利します。県の最優秀選手に選ばれた三井でしたが、この言葉をくれた安西のいる弱小の湘北高校に進学を決めました。その後道を踏み外しながらも、再びバスケへの情熱を取り戻した三井はこの言葉を信念に戦い続けることになります。時代を越えて多くの人の心を打つ名言です。
バスケアニメの熱いスポーツの名言~黒子のバスケ~
黒子のバスケの名言①「一人で勝っても…」
一人で勝ってもイミなんかないだろ
出典: news.mynavi.jp
秀徳高校との試合で誠凛高校は追い詰められていました。秀徳にはキセキの世代の一人である緑間がおり、黒子とタッグを組む火神は強引に攻め入ろうとするものの上手くいきません。焦る火神は秀徳と張り合うことのできるのは自分だけと言い放ちますが、珍しく黒子が感情を表に出して火神に殴り掛かりこの台詞をいいました。バスケアニメやスポーツの中だけでなく、現実世界でも受け手それぞれの立場で感じるもののある台詞として高い人気があります。
黒子のバスケの名言②「可能性がゼロになると…」
可能性がゼロになるとすればそれは諦めたときです どんなに無意味と思われても自分からゼロにするのだけは嫌なんです だから諦めるのだけは絶対嫌だ!
出典: news.mynavi.jp
誠凛高校とキセキの世代の一人である青峰が所属する桐皇学園との試合の際に、黒子が青峰に向かっていった台詞です。試合終了が迫る中で、誠凛は思うように点を入れることができずピンチに陥ります。青峰はバスケに一発逆転はないといいますが、黒子はその言葉を聞いてもなお諦めずに戦うことを主張しました。どんなに苦しく絶望的な状況でも諦めない黒子のこの言葉に、自身も勇気づけられたというファンも多い名言です。
黒子のバスケの名言③「オレだけで戦うんじゃない…」
オレだけで戦うんじゃない 仲間と戦うんだ……!!
出典: news.mynavi.jp
洛山高校との試合ではキセキの世代の赤司の力に苦戦を強いられます。そのまま試合時間が残り2分となってしまいますが、最上級のゾーンの状態になった火神はこの台詞をいいました。チームプレーを大事にしない部分もあった火神ですが、いくつもの経験を経てチームワークを大切に考えるようになります。この名言はそんな火神の成長を表した台詞でもあり、そのことに感動したファンも多く存在します。
黒子のバスケの名言④「お前達がいて…」
お前達がいて負けるはずがない
出典: news.mynavi.jp
洛山対秀徳戦の際に、徐々に洛山は秀徳に追い詰められていました。そんな時突然、赤司はオウンゴールを決め点差に油断し怠けているようなら点差などない方がいいとチームメイトを𠮟りつけました。さらに敗北したらそれは自分のオウンゴールのせいなので両目をくりぬいて差し出すと恐ろしいことをいいだします。チームメイトが驚く中、優しい表情でこの名言を赤司はいいますがそれによりチームは結束を取り戻すことに成功しました。
黒子のバスケの名言⑤「諦めなければ必ずできる…」
諦めなければ必ずできるとは言わねぇ けど諦めたら何も残んねぇ
出典: news.mynavi.jp
帝光時代の青峰の台詞です。黒子は毎日懸命に練習に励んでいましたが、本人が思うように伸びることができませんでした。退部を考えていたところに、青峰からこの言葉をかけられ思いとどまります。その結果、キセキの世代の幻の6人目として成長していくことになりますが、その重要なきっかけとなった名言でした。
バスケアニメに対する世間での評価や人気
男性女性問わずバスケアニメには青春を感じられるという声が見られました。多くのバスケアニメでは、その舞台が学校となっています。学校は人生の中で誰もが通ってきた道であり、登場人物や環境を身近に感じられることがストーリーの魅力や作品のリアリティを形作ってきました。そこで繰り広げられるドラマは迫真性を秘めており、それがバスケアニメが幅広い年代に人気を集めている理由の一つです。
バスケアニメに登場するキャラクターが可愛いという声も見られました。様々な作品がありますが、絵柄によっては男らしさを感じさせるものや可愛さを感じさせる作品もあります。登場する女の子が可愛いという声もあれば、男性キャラが可愛いという女性ファンの声も見られました。チームスポーツであるため多数のキャラクターが登場し、その分個性的な人物が描かれるのもバスケアニメが持つ魅力です。
スポーツは苦手でもバスケアニメは見ているといった声もあがっていました。スポーツというジャンルは現実存在するものであるため、馴染みのない人にとっては見るのをためらうジャンルの一つでもあります。しかし、そうした人でもハマれる魅力を多くのバスケアニメが打ち出してきたのも事実であり、それが今日の人気に繋がってきました。
バスケアニメがバスケを始めるきっかけになったという声もありました。バスケを題材にした作品では定期的にヒット作が生まれており、それがバスケに触れる人を増やす起爆剤にもなっていました。それは作品が現実に与える力が確かに存在することの証明でもあり、今後も新しい作品が生まれることへの希望にもつながっています。時代とともに社会も変化していくので、そうしたことを取り入れたその時代ならではのバスケアニメが誕生することに期待が寄せられています。
バスケアニメは女性男性問わず人気の魅力的な作品ばかりだった
一口にバスケアニメといっても部活動だけでなく、宇宙を題材にしたSFやギャグアニメなど様々な作品がありました。そして、多くの作品が男性女性問わず幅広い世代の人々から人気を集めています。バスケというスポーツの中で時に困難に立ち向かい、仲間とともに成長していくキャラクターのドラマはいつの時代も人々の心に勇気と元気を与え続けてきました。もしもバスケアニメに興味が沸いたら、ぜひ自分に合うと思った作品を見つけて触れてみてください。
この記事のライター
侑芽
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