【刃牙】花山薫は喧嘩師で強者！強さや死亡説について徹底調査

『刃牙（バキ）』の花山薫は作中の主要キャラの1人であり、漢らしい性格やかわいい魅力から人気を集めるキャラです。そんな『刃牙』の花山薫についてプロフィールやモデルとなった人物を紹介します。

『刃牙（バキ）』の花山薫は身長190.5cm、体重166kgの暴力団・藤木組系花山組の組長である男性です。14歳の時に父親を殺した組織の事務所へ1人で乗り込み、身体を斬られながらも素手で倒し、15歳で組長となりました。作中で初登場した時点では未成年ながらも大人以上の巨漢であり、背中には花山家に代々伝わる「侠客立ち（おとこだち）」の刺青が入っています。

『刃牙（バキ）』の花山薫は登場初期だとヤクザらしい冷酷な性格でしたが、話が進むと温厚かつ優しい性格であると明らかになり、組員やシマにしている街の人からも慕われています。ヤクザかつ喧嘩師として活動する中でも非合法なことは許しておらず、花山組自体はおしぼりのレンタル業などを収入としています。

また、花山薫は自身が恵まれた体格やそれに見合った強さを持っていることから、「格闘技をしない」主義を掲げており、あくまで喧嘩師として戦おうとしています。ただ、強くなるために努力する姿勢は批判することはなく、戦いにおいても紳士的な性格を見せています。

『刃牙（バキ）』の花山薫の藻では安藤組（東興業）の大幹部だった花形敬です。組長の安藤昇から気に入られていた人物で、花山薫には素手による喧嘩や白スーツを着ている点が設定として使われています。

『グラップラー刃牙』は1991年から1999年に『週刊少年チャンピオン』で連載された板垣恵介の漫画作品です。続編として『バキ』や『範馬刃牙』などがあり、全て『刃牙（バキ）』シリーズとして世界観は繋がっています。主人公の範馬刃牙を始めとした様々なキャラが戦っていく格闘漫画であり、激しい闘いや独特の表現などが人気を集めています。

範馬刃牙は高校生時代から地下闘技場で戦っており、無敗のチャンピオンとして君臨していました。そんな刃牙は自身の父であり地上最強の生物と言われる範馬勇次郎を越えるために強さを身に付けようとしており、多くの戦いの中で成長していきます。そして、戦いの場所は地下闘技場から世界へと広がっていき、各国の強者や超技術で蘇った生物など様々な相手が現れます。

『刃牙（バキ）』の花山薫はシリーズ中に1回は戦闘する機会があり、喧嘩師としての強さや花山薫らしい性格が窺える戦い方が人気を集める要素の1つとなっています。そんな『刃牙』の花山薫の強さについて紹介します。

『刃牙（バキ）』の花山薫は作中の他の登場人物と違わず常人離れした能力や強さを持っており、自分の持ち味を活かして戦っています。そんな『刃牙』の花山薫の能力や強さを見ていきましょう。

花山薫の能力や強さその1はタフネスさです。格闘家からの攻撃はもちろんのこと、拳銃で撃たれても怯まず戦闘を続けるほどの防御力を誇っています。相手が不意打ちの攻撃をしてもそのまま反撃できるのは花山薫の強さの1つです。

花山薫の能力や強さその2は握力です。握力計では測定できないほどの握力を持っており、瓶を握り潰したり、重なった状態の52枚のトランプをそのまま引き裂いたりと常識外れの威力を誇っています。

花山薫の能力や強さその3は勝負勘が鋭いところです。格闘技をやっていない花山薫にとって戦闘は全て我流で行っていますが、相手の隙や弱点を見抜いたり、反撃の機会を逃さなかったりと勝負に対する嗅覚は非常に優れています。

『刃牙（バキ）』の花山薫はタフネスさや握力を中心に戦っているため、技らしい技はあまり持っていませんが、作中で何度も使用している技はあります。そんな『刃牙』の花山薫の技の強さを見ていきましょう。

花山薫の技その1は全体重を乗せた攻撃です。タフネスを武器に敢えて防御せずに体重を乗せて放つパンチであり、喰らった相手は意識を飛ばされてしまうほどの衝撃を負うことになります。

花山薫の技その2は握撃です。常人離れした握力を活かした技であり、腕や首などを掴んで握り潰すことで、血液の行き場を無くしてから内部破裂を引き起こします。命中した箇所によっては一撃必殺になる技です。

花山薫の技その3は胴廻し回転蹴りです。タフネスさが特徴の花山薫ですが、素早い動きができないわけではなく、身体全体を翻しながら放つ回転蹴りを技として使用したことがあります。耐久で戦う印象を持っていると不意の一撃で喰らってしまう技です。

『刃牙（バキ）』の花山薫は作中の性格や強さから人気を集めていますが、ある戦いで敗北したことから一時期死亡説が流れていました。そんな『刃牙』の花山薫の死亡説や活躍について紹介します。

『刃牙（バキ）』の花山薫が死亡したと思われたのは『刃牙道』における宮本武蔵との戦いでした。決着時に花山薫は宮本武蔵に顔の左側を眼球ごと斬られ、その後も斬られ続けた末に意識を失って救急車で運ばれました。普通の人間なら致命傷になる一撃であり、他の主要キャラも死亡した前例もあったことから花山薫の死亡した可能性も考えられていました。しかし、次の『バキ道』で再登場したため、死亡していませんでした。

『刃牙（バキ）』の花山薫は勝ち試合ばかりではないものの、作中で描かれる勝負は名勝負が多く、そこも魅力や人気に繋がっています。そんな『刃牙』の花山薫の作中の戦闘を見ていきましょう。

『刃牙（バキ）』のトミー・カービンは24戦24勝24KOのボクシング全米ヘヴィ級チャンピオンであり、花山薫とはヤクザ同士の縄張り争いの際、相手の組に雇われる形で戦うことになりました。トミーは花山薫に攻撃を仕掛けますが、その攻撃を受けながら右フックからのアッパーで意識を失わせます。しかし、相手の組が負けを認めなかったため、その後も攻撃は続き、耳を引き千切ろうとしたところで相手が負けを認めました。

『刃牙（バキ）』のユリー・チャコフスキーはモンゴル系のロシア人プロボクサーで、ジュニアウェルター級のチャンピオンです。ヘヴィ級タイトルマッチの日に花山組が乱入から花山薫は戦うことになり、前半はユリーのカウンターと素早い動きに中々一撃を与えられませんでした。しかし、ユリーに頭突きがかすった際の隙に握撃で左腕を破壊し、パンチを浴びせたことで勝利しています。

『刃牙（バキ）』の主人公である範馬刃牙との戦いは2戦あり、1戦目の花山組の事務所では警察が止めに入ったため決着がつきませんでしたが、2戦目のゲームセンターでは本格的に戦います。一撃が重い花山薫に対して刃牙は素早く連打攻撃を仕掛けますが、飛び蹴りをした隙に左腕に握撃を喰らわせました。その後、刃牙から投げ飛ばしを受けるものの、防御を捨てた体重を乗せたパンチを喰らわせます。

しかし、立ち上がった刃牙に放ったパンチにカウンターを喰らって拳を破壊され、花山薫も攻撃が成功して油断した刃牙に右フックを入れたことで両者同時に倒れました。それから刃牙は目を覚ますために口の中に含んでいたガラスの痛みで起きたため、花山薫の方から敗北を認めています。

『刃牙（バキ）』において地上最強の生物と言われる範馬勇次郎とは、刃牙との戦いが終わった直後に遭遇しており、勇次郎から挑発を受けた花山薫はダメージを負った状態で向かっていきます。しかし、勇次郎からカウンターを喰らって投げ飛ばされた挙句、最後には両腕を折られてしまいました。

『刃牙（バキ）』の範馬刃牙が範馬勇次郎と戦う決意をした際、花山薫とユリー・チャコフスキーはスパークリング相手として戦いました。花山薫はユリーと戦った後の刃牙に立ちはだかりますが、攻撃を耐えられた後に左にボディを喰らってダウンしています。そこから花山薫とユリーの2人がかりで戦いますが、刃牙は互角以上に戦っていました。

『刃牙（バキ）』の稲城文之信は日本拳法の使い手で、花山薫は地下闘技場最大トーナメントの初戦の相手として戦いました。締め技やカウンターを駆使する稲城ですが、花山薫はダメージを受けながらも攻撃を止めず、最終的には右アッパーで左足を負って、倒れたところにさらにアッパーを入れて腕と背骨まで折って勝利しました。

『刃牙（バキ）』の愚地克巳は空手の組合である神心会の師範で、愚地独歩の養子でもある人物で、花山薫は地下闘技場最大トーナメント2回戦で戦いました。この試合の最初に花山薫は胴廻し回転蹴りでいきなりダウンさせて、全体重を乗せたパンチでダメージを与えていますが、克巳は投げ技から反撃しダウンを奪います。しかし、花山薫も反撃として脚に握撃を食らわせ、暫く戦いは続きました。

そんな中、克巳は隠し技として持っていたマッハ突きを披露して、花山薫の全体重を乗せたパンチにカウンターを合わせます。その攻撃で負けを認めた花山薫は背中でマッハ突きを受けながら仁王立ちのまま敗北しました。

『刃牙（バキ）』のアレクサンダー・ガーレンはロシア人のレスラーであり、地下闘技場最大トーナメントにおいて負傷した柴千春の補欠選手として呼ばれていました。そんな柴千春を控室の天井に突き刺したところを花山薫は目撃し、戦いを挑みますが、ガーレンのスープレックスの前に敗北しています。

『刃牙（バキ）』のスペックはアメリカの死刑囚であり、花山薫は範馬刃牙と梢江のデート中に刃牙へ挑もうとするスペックに割って入り、戦いを始めます。不意打ちを多用するスペックに対しても花山薫はタフネスさで対抗し、全体重を乗せたパンチでダウンさせますが、スペックは拳銃の弾を花山薫の口の中で爆発させました。ただ、花山薫はそれでも怯まずに電線に蹴り飛ばしてノックダウンさせます。

しかし、警察庁へスペックの身柄を引き渡して撤収しようとした際、脱走したスペックが花山薫の乗った車を襲撃し、警官から奪った警棒と拳銃で花山薫は地面に叩きつけられてしまいました。そして、口の中に拳銃を入れられますが、その弾道を頬に逸らして致命傷を回避し、その隙にスペックにマウントを取ります。スペックは閃光弾で視界を奪ってきたものの、握撃を腕に浴びせて、脚と喉を引き千切って勝利を収めました。

『刃牙（バキ）』の地層から蘇ったピクルとは、新宿の路上で出会い、ピクルの噂を聞いていたことから戦いが始まりました。しかし、少し攻防した直後に刃牙がやって来てピクルと戦い始めたため、勝敗は付いていません。

『刃牙（バキ）』の範馬勇次郎との2戦目は、花山薫が退屈な日々を過ごしていたことから路上で出会った際に戦いを申し込んでいます。全体重を乗せたパンチで勇次郎を攻撃しますが、全く通用せずに4本目のパンチにカウンターの張り手を喰らと、花山薫は吹っ飛ばされてしまいました。

『刃牙（バキ）』で現代に蘇ったクローンの宮本武蔵とは、噂を聞きつけた花山薫の方から会いに行き、初っ端から全体重を乗せたパンチで戦いを挑みました。刀で斬られながらも攻撃の手を止めない花山薫に宮本武蔵は驚愕しますが、花山薫が顔面を握った際に脇差で反撃し、その後は宮本武蔵に斬られ続けて敗北しています。

『刃牙（バキ）』の花山薫は基本的には無口ですが、喋った時のセリフは花山薫らしい性格や漢らしさが感じられる発言をしています。そんな『刃牙』の花山薫の名言を見ていきましょう。

花山薫の名言その1は「侠客立ち…」から始まるセリフです。花山薫が花山組の組長となった刺青を彫られた際に言った言葉で、その後に父親を殺した敵対組織に1人乗り込んでいます。組員が駆け付けると身体中に斬られた傷が入っていましたが、花山薫は勝利しており、これで真の侠客立ちが完成したと示す名シーンになっています。

花山薫の名言その2は「強ぇくせに…」から始まるセリフです。花山薫の信条を表す言葉であり、あくまで喧嘩師として戦いに挑む花山薫らしさ感じさせる名言です。

『刃牙（バキ）』の花山薫は若いながらも並外れた強さを持つキャラですが、一方で年相応な姿を見せることがあり、かわいい魅力からも人気を集めています。そんな『刃牙』の花山薫のかわいい魅力を紹介します。

花山薫のかわいい魅力その1はオーダーメイドの学ランを着ているところです。中学時代から巨漢だった花山薫は一般販売されている制服では入らないため、オーダーメイドで制服を作っています。中高生らしからぬ花山薫ですが、制服を着ていると少し幼く見えることもあり、その点がかわいい魅力と言われています。

花山薫のかわいい魅力その2はオムライスとクッキーが好きなところです。未成年ながらもタバコと酒を嗜む花山薫ですが、好きな食べ物はオムライスとナッツ＆チョコチップのクッキーであり、作中で店でオムライスを注文する姿も何回か描かれています。見た目だけで言えばタバコと酒の方が似合っているのも相まって、好物が可愛らしいとこも花山薫の魅力となっています。

花山薫のかわいい魅力その3は勉強が苦手なところです。ヤクザながらも中高は卒業している花山薫ですが、高校1年生の時の成績は体育が5、現代文が3、それ以外がオール2と苦手科目が多いことが明らかになりました。ただ、学校自体は一度も休まず、授業も真面目に受けているため、純粋に勉強が苦手なだけの学生でした。そんな一般的な学生らしい一面もかわいい魅力となっています。

花山薫のかわいい魅力その4は水泳の授業の姿です。様々な戦いに身を投じていることから花山薫の身体は傷だらけで、背中には刺青が入っていますが、上記の通り学校の授業はサボっていないため、水泳の授業にもしっかり参加しています。その際、傷や刺青を隠すために競技用のスイムスーツを着用しており、周りに驚かれていました。そこまでして授業には出ようとする姿も花山薫の魅力です。

花山薫のかわいい魅力その5は強烈なキスをするところです。花山薫は学生時代に同級生の杉村冴梨から告白されていますが、その際に相手の顔を吸い付くようなキスをしています。しかし、これはヤクザの組長と知った上で杉村冴梨に自分を諦めさせる故の行動で、わざと性的な対応を求めたり、常識外れのキスをしたりしたのです。そんな不器用ながらも優しい点も花山薫の魅力です。

『刃牙』シリーズは複数回にわたってアニメ化されており、放送された時期によって演じている声優が異なっています。そんなアニメにおける花山薫の声優を紹介します。

2001年放送のアニメ『グラップラー刃牙』で花山薫を演じた声優は中田雅之さんです。中田雅之さんは作品のナレーションや他キャラの声も多数担当しています。

中田雅之さんは奈良県出身で、1963年10月28日生まれの元声優・元舞台俳優です。声優・俳優共に1999年代から活動を始めており、声優事務所としてはぷろだくしょんバオバブからヴィーラ、舞台俳優としては劇団すごろくに所属していましたが、2007年に一身上の都合により引退しています。

中田雅之さんの主な出演作品としては、『機動戦士Vガンダム』のオデロ・ヘンリーク、『金色のガッシュベル!!』のレンブラント、『SUBMARINE SUPER 99』のボル・ロウ大佐、『GANTZ』の斉藤直純、『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』のドクター・ストレンジ、『ワイルドアームズ クロスファイア』のログナー・ブリッツレーブレットなどがあります。

2018年放送の『バキ』と2023年にNetflixsで制作された『範馬刃牙』で花山薫を演じた声優は江口拓也さんです。若いながらも威圧感がある花山薫をどっしりとした低めの声で演じています。

江口拓也さんは東京都生まれ、茨城県育ちで、1987年5月22日生まれの声優・歌手です。元々アニメやゲーム好きだったところから、声優の小野坂昌也の深夜ラジオを聞いて声優に興味を持ち始めます。高校卒業後は日本工学院専門学校に通っていましたが、2007年に第1回81オーディションに合格し、養成所に通い始めます。そして、2008年に声優デビューしてからは声優の道へと進んでいきました。

江口拓也さんの主な出演作品としては、『GOSICK -ゴシック-』の久城一弥、『機動戦士ガンダムAGE』のアセム・アスノ、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』の比企谷八幡、『俺物語!!』の剛田猛男、『虹色デイズ』の松永智也、『アイドリッシュセブン』の六弥ナギ、『あんさんぶるスターズ!』の日々樹渉、『東京リベンジャーズ』の半間修二、『SPY×FAMILY』のロイド・フォージャーなどがあります。

ここでは『刃牙（バキ）』の花山薫の世間での評判や人気を紹介します。様々なキャラがいる中でも花山薫の性格や戦い方が好きな人が多く、人気がわかる意見が多数見られました。

『刃牙（バキ）』の花山薫について、作中で1番の推しであると言う人が多数いました。性格や強さはもちろんのこと、中世的な名前や存在感のある見た目が好きな人もいるようです。

『刃牙（バキ）』の花山薫について、学生らしいところがかわいいという意見が出ていました。花山薫の学生時代は外伝作品で多く描写されていますが、本編とは違う中高生らしいところは普段とのギャップで好きな人が多いようです。

『刃牙（バキ）』の花山薫について、スペックとの戦いが人気エピソードとして挙げられていました。『刃牙』シリーズ全体で見ても最も好きな戦いとして挙げている人がおり、二転三転する戦いの中でも動じない花山薫の姿にかっこよさを感じた人が多かったようです。

『刃牙（バキ）』の花山薫はタフネスさや握力、勝負勘が武器のヤクザの組長兼喧嘩師で、様々な戦いを潜り抜けて猛者です。宮本武蔵との戦いでは死亡説が出ていましたが、実際は死亡しておらず、今後の活躍が期待できます。花山薫は初期から登場しているので、原作漫画やアニメで様々な高いを確認してみてください。