【進撃の巨人】戦鎚の巨人の正体や強さを考察!死亡理由はエレンに食べられた?
進撃の巨人に登場する戦鎚の巨人は本作で重要な鍵を握る九つの巨人の1つであり、強大な強さと万能な能力を持っています。本記事では進撃の巨人に描かれている戦鎚の巨人の正体や強さを考察し、死亡理由やタイバー家との関係などについても解説していきます。
目次
【進撃の巨人】戦鎚の巨人とは?
進撃の巨人にてエレンたちが自分たちの歴史や外の世界の真実を知っていくと、九つの巨人が存在していることが判明しそれぞれの巨人の能力を持つ人物の正体が次々と明かされていき話題になりました。ここでは進撃の巨人における戦鎚の巨人について概要をまとめ、進撃の巨人の作品概要とあらすじについておさらいしていきます。なお、本記事では進撃の巨人本編に関する重要なネタバレが含まれているため、閲覧する際はご注意ください。
九つの巨人とは?
九つの巨人は特殊な能力を持った巨人になれる人物やその種類の総称です。無知性巨人とは違い巨人化以前の知性を維持することができ、固有の能力を使用することができます。起源はユミルという少女が光るムカデと接触したところから始まり、ユミルの子孫であるエルディア人に継承されていきました。継承すれば強大な力を手にできますが、代わりに寿命が13年になってしまうため『ユミルの呪い』と呼ばれることがあります。
戦鎚の巨人とは?
戦鎚の巨人は九つの巨人の1つです。硬質化能力を所持しており、戦鎚やそれ以外の武器を生み出したり、地形を操って地面から槍を出現させることができます。進撃の巨人作中ではタイバー家が管理しており、他の巨人と違ってマーレ軍の管轄下にはなく戦争で前線に出ることがありませんでした。
進撃の巨人の概要
進撃の巨人は諌山創によって別冊少年マガジンに連載されていた漫画作品です。人間を捕食する巨人とその脅威に抗うエレンたちの物語を描いたダークファンタジー作品で、緻密に練られたシナリオ設定や緊張感あるバトル描写が人気を博しました。2022年9月時点で世界累計発行部数は1億1000万部を突破しており、現在は小説やアニメ、ゲームなど様々な媒体でファンに親しまれています。
進撃の巨人のあらすじ
巨大な壁ウォールマリアの中にあるシガンシナ区で生活している少年エレンは、父と母、家に引き取った幼馴染のミカサと共に平穏に暮らしていました。そんなある日、超大型巨人が出現したことによって壁が崩壊し外の世界に蔓延っていた巨人が人々を襲いました。エレンは逃げられなくなった母が捕食されてしまう瞬間を目にしてしまい、その日からすべての巨人を駆逐することを決意して訓練兵団に入団します。
【進撃の巨人】戦鎚の巨人の正体や死亡理由
進撃の巨人本編に九つの巨人の存在が明らかにされると、その能力を持つ継承者や歴史がストーリー上の重要な鍵になりました。マーレ編以降から進撃の巨人のストーリーはとても複雑になっていきましたが、それを紐解くために九つの巨人について理解しておく必要があります。ここでは進撃の巨人における戦鎚の巨人の正体や死亡理由についてまとめていきます。
戦鎚の巨人の歴代の継承者
戦鎚の巨人はタイバー家に継承されており、現在は当主の妹ラーラ・タイバーが所有しています。タイバー家とはエルディア帝国の貴族の血筋で、巨人対戦にてマーレ国に協力して戦争を終結させました。この出来事からマーレ国からは救世主、エルディア族からは裏切者として扱われており、タイバー家145代フリッツ王がパラディ島に引き籠もった頃から戦鎚の巨人の能力を行使しなくなりました。
戦鎚の巨人の継承者ラーラの死亡理由
ラーラは進撃の巨人継承者であるエレンとの戦いに敗れて死亡しました。ラーラは巨人化する際に本体を硬質化して地中に埋めていましたが、エレンの鋭い洞察力によって本体の居場所がバレてしまいました。硬質化で固められた結晶は頑丈でしたが、顎の巨人に無理やり噛み砕かせたことでエレンは目的だったラーラの体液を手に入れました。
戦鎚の巨人はエレンが継承する
ラーラの体液を取り込んだエレンは戦鎚の巨人を継承しました。これにより進撃、始祖に続く3つ目の能力を手に入れることになりました。
戦鎚の巨人のモデル
戦鎚の巨人のモデルは北欧神話の神・トールと言われています。トールはミョルニルというハンマーを武器にしていたアース神族最強の戦士です。戦鎚の巨人の代名詞もハンマーで共通点があり、他の巨人やストーリー考察に北欧神話が絡んでいることから可能性は高いと推察されます。
戦鎚の巨人の登場シーン
戦鎚の巨人は九つの巨人の中ではあまり登場していない能力でしたが、エレンとの戦いや継承した後の活躍シーンなどは迫力ある描写で描かれています。実際に戦鎚の巨人の登場シーンについて内容を紹介していきます。
登場シーン①The Final Season 第65話
ヴィリー・タイバーがエレンに捕食された後、その妹のラーラが姿を現すと「タイバー家の務め、大変ご立派でした」と呟いて戦鎚の巨人に変身し正体を明かしました。そこから戦鎚の巨人とエレンの戦闘が始まり、ラーラの裏工作に気付いたエレンによってラーラは捕食され死亡しました。
登場シーン②The Final Season 第76話
76話ではエレンとライナーの戦闘が描かれています。戦鎚の巨人本体の登場はありませんが、能力を継承したエレンが戦闘の中で戦鎚の巨人の能力を巧みに利用する描写が描かれました。
【進撃の巨人】戦鎚の巨人の強さや能力
九つの巨人と言えばそれぞれが所有している強大な力が魅力的で、無知性巨人とは比べ物にならない強さがかっこいいと話題になっています。ここからは進撃の巨人における戦鎚の巨人の強さや能力についてまとめていきます。
戦鎚の巨人の能力
戦鎚の巨人には硬質化を応用できる能力が備わっています。
能力①ハンマー
硬質化を応用してハンマーを生み出すことができます。このハンマーは空に届きそうなほど柄の部分が細長いのが特徴的で、実際に持っている姿を見てみると戦鎚の巨人の2.5倍ほど長いです。リーチの長さはもちろん遠心力を活かした攻撃力が極めて高いです。
能力②硬質化
硬質化によって生み出せるのはハンマーだけでなく、進撃の巨人作中ではボウガンによる遠距離攻撃や団扇と鞭を融合させたオリジナルの武器を使用していました。硬質化の能力に制限はなく防具を生み出すことも可能です。
能力③捕縛能力
武器にする以外にも硬質化を使うことができ、例えば地面から無数の槍を伸ばして敵を串刺しにして捕縛することなどもできます。エレンとの戦いでは巨大な円錐で巨人化エレンの腹部を貫き、空中に留めておくことに成功しています。
能力④遠隔操作
エレンとの戦いでラーラは本体がうなじではなく地中に埋まっていました。この時、本体から地上で戦う戦鎚の巨人にかけて1本の硬質化が繋がっていました。硬質化を繋ぎとめることで戦鎚の巨人を遠隔操作できるそうで、結果的に硬質化の線を辿ってエレンに気付かれてしまいましたが戦闘で死亡するリスクを大きく減らすことができます。
戦鎚の巨人の弱点
硬質化によって万能な強さを持つ戦鎚の巨人ですが、万能ゆえに消耗が激しく長時間戦闘することができません。実際に戦闘で2度硬質化が破壊された後、新しい硬質化物質を作ることができず戦闘不能に陥っています。
【進撃の巨人】戦鎚の巨人と関係の深いタイバー家とは?
戦鎚の巨人は代々継承されてきたタイバー家と深い関わりを持っており、タイバー家を知ることはエルディア人とパラディ島の歴史について知ることに繋がります。ここでは進撃の巨人における戦鎚の巨人と関係の深いタイバー家についてまとめていきます。
タイバー家とは?
タイバー家はエルディア帝国の元貴族でマーレ国の影の支配者とされています。表舞台に出ることがほとんどなく個人の広い敷地で暮らしており、エルディア人でありながら腕章を身に着けていません。作中での当主はヴィリー・タイバーで、代々戦鎚の巨人をエルディア人の真の歴史と共に継承してきました。
タイバー家の歴史
タイバー家はエルディア人ながらフリッツ王に反旗を翻したことがあり、巨人大戦ではマーレ人に協力していました。この出来事をきっかけにマーレ国から称賛されますが、その裏でマーレの実権を握ることに成功し実質マーレ国の支配者となりました。この事実は上層部の人間にしか知られていません。
タイバー家の目的
実は当時のフリッツ王はカール・フリッツと裏で示し合わせ自ら巨人大戦を引き起こしており、タイバー家が立ち向かったとされるフリッツ王とは裏で結託していました。フリッツ王は後にエルディアが支配しようとした外の世界の人々が自分たちを滅ぼしに来るまでの間『楽園』を築こうとして、自分に従ったエルディア人と共にパラディ島に移住し、タイバー家のみマーレに留まりました。
【進撃の巨人】戦鎚の巨人に対する世間での評判や人気
戦鎚の巨人の正体や強さ、代々継承してきたタイバー家の目的などについてまとめてきましたが、深い歴史と重要な秘密を握るこの存在に対して進撃の巨人ファンはどのように思っているのでしょうか。実際に寄せられているコメントを参照し、戦鎚の巨人の評判や人気についてまとめていきます。
ファンの間で戦鎚の巨人の人気はとても高く、大勢の人がかっこいいと評価していました。進撃の巨人特有のリアルな見た目とは少し違う綺麗なデザインが受け入れられており、ハンマーを握った姿が絵になる、といったコメントもありました。
戦鎚の巨人の強さは九つの巨人の中でもトップクラスではないかと噂されています。バトル漫画特有の最強キャラや能力の議論は進撃の巨人でも盛んに行われており、ファンの間では九つの巨人のどれかが最強だろうと言われています。
高い戦闘力を誇る戦鎚の巨人ですが、一方で弱点が致命的だという意見もありました。エレンとの戦いでは紐で繋がっていなければ勝てていた可能性があり、Bluetoothのように無線だったら、というユニークなコメントもありました。
【進撃の巨人】戦鎚の巨人には謎が多かった
戦鎚の巨人は硬質化の能力を応用する強大な巨人で、その正体及び後継者にはタイバー家の目的が隠されていました。エレンとの戦闘シーンは迫力があり、ストーリーが進んで戦鎚の巨人の秘密が明かされた時には多くのファンが興奮したことでしょう。
この記事のライター
zeile
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