【進撃の巨人】ライナー・ブラウンの正体を考察!エレンとの関係は?
「進撃の巨人」に登場する重要人物のライナー・ブラウンは、主人公のエレンとも深く関りがあります。エレンと仲が良かったライナー・ブラウンの本当の目的や正体と今後について考察すると共に、アニメ「進撃の巨人」で声優を担当した細谷佳正についても詳しくまとめました。
目次
【進撃の巨人】ライナー・ブラウンとは?
ライナー・ブラウンとは、ウォールローゼ南区第104期訓練兵団の卒業生で、「進撃の巨人」の主人公であるエレン・イェーガーとは同期にあたります。体格も運動神経も良く、エレンからも慕(した)われ、みんなをまとめるリーダー的存在でした。
ライナー・ブラウンのプロフィール
- 身長:185㎝(104期訓練兵時代)→188㎝(マーレ編)
- 体重:95㎏(104期訓練兵時代)→83㎏(マーレ編)
- 年齢:14歳→21歳(マーレ編)
- 出身地:ウォール・マリア南東の山奥の村→マーレ国レベリオ収容区
- 誕生日:8月1日
- 血液型:B型
- 声優:細谷佳正、榎木淳弥(幼少期)
「進撃の巨人」に登場するライナー・ブラウンの第104期訓練兵団での成績は2位と優秀で、身長の高さも2位でした。訓練兵団では、同郷のベルトルト・フーバーと行動を共にしています。マーレ編に入ってからは外見も大人びてヒゲが生えていました。
進撃の巨人の概要
「進撃の巨人」とは、作者の諫山創(いさやまはじめ)により、別冊少年マガジンで連載された漫画です。そこからスピンオフ作品もたくさん登場しています。小説やTVアニメ、ゲームや実写映画まで幅広く展開されている作品です。主人公達が、人間を食べる恐ろしい巨人と戦うダークファンタジーで、巨人達の謎を調査していきます。
進撃の巨人のあらすじ
進撃の巨人の主人公エレン・イェーガーは、幼い頃に巨人たちの襲撃に遭い、母親を巨人に食べられてしまいました。巨人を許せないエレンは、巨人達を駆逐(くちく)する為に調査兵団に入団しますが、自分も巨人に変身することが出来るようになり、仲間達と一緒に巨人に立ち向かいます。謎を解き明かしていくうちに、エレンは進撃の巨人ということが判明します。
【進撃の巨人】ライナー・ブラウンの正体やエレンとの関係
エレン達と訓練兵団で同期として振舞っていたライナー・ブラウンは、実は敵国マーレからのスパイでした。エレン達と仲良くしていた期間が長かったせいか、ライナーは精神に異常をきたし、エレンの仲間としてのライナー・ブラウンという2人目の人格を作ってしまいます。時々どちらが自分の正体か分からなくなっていました。
ライナーの正体はマーレの戦士
ライナーはエルディア人の母とレベリオ収容区で暮らしていましたが、マーレ人の父と一緒に暮らしたいという母の夢を叶える為に、戦士候補生になりました。巨人を継承して名誉マーレ人になろうと訓練を受けますが、落ちこぼれで弱い男の子でした。しかし顎(あぎと)の巨人マルセルは、自分の弟を巨人にさせたくないという思いから、ライナーが巨人の継承者になるように仕向けます。ライナーは名誉マーレ人になりましたが、父には拒まれてしまい3人で暮らすことはできませんでした。
ライナーの正体は「鎧の巨人」
ライナー・ブラウンの正体は、進撃の巨人の物語の最初に登場する「鎧の巨人」でした。エレン達が住む街が破壊された後に、ウォール・マリアに体当たりで突撃して、扉を破壊した巨人です。これにより人類の活動領域はウォール・ローゼまで後退してしまい、エレンは巨人をこの世から駆逐(くちく)することを誓います。全身が刃や兵器を弾き返す程硬質化されていますが、雷槍(らいそう)では皮膚が砕かれてしまいます。今後も幾度となく進撃の巨人と戦っています。
ライナーの目的
ライナーやベルトルト、アニの正体はマーレの戦士ですが、マーレという国は過去にエルディア人によって一度滅ぼされてしまった為、エルディア人は悪魔だと教えられてきました。そしてマーレもエルディア人への復讐の為に、巨人の力を保有しているので、他の巨人達を操れる始祖の巨人をマーレに連れ戻すことが目的です。
ライナーがエレンを攫った理由
ライナー達の目的は、始祖の巨人が持つ「座標の力」です。座標の力があれば、全ての巨人を操ることが可能になります。そして、その力をエレンの父親のグリシャがレイス王家の長女から奪った後、エレンに取り込ませたことで、始祖の巨人の力と進撃の巨人の力はエレンが引き継いだのです。ライナー達は、エレンに座標の力があると気がついたので、エレンを攫って行きました。
ライナーの過去
ライナーが任務に就いた当初は、もう一人「顎の巨人」のマルセルが同行していました。しかしパラディ島へ上陸してすぐに、指揮官のマルセルがライナーを助ける為に、荒野をさまよう巨人に食べられてしまいます。パニックになった3人は逃げ出して、アニとベルトルトは任務失敗のまま故郷に帰ろうとしますが、ライナーは続行してやり遂げようと説得しました。
ライナーの死亡説
ライナーは進撃の巨人の物語の中で、何度も死にかけているので死亡説が上がっています。調査兵団により、雷槍という強力な武器が開発され、硬質化された鎧の巨人でもダメージを受けてしまい、進撃の巨人のエレンと戦っている時に雷槍で頭部を吹き飛ばされたことがあります。しかし吹き飛ばされる直前に、脳の神経を身体の神経網に移したことでライナーは助かりました。
その後にまた調査兵団の攻撃を受け、両手両足を切断されてハンジに首をはねられそうになりますが、ジャンの説得と車力の巨人に助けられて故郷のマーレに戻ります。マーレに戻ってからは、パラディ島での自分の罪に精神を病み、自殺未遂までしてしまいました。
ライナーは最終回でどうなった?今後は?
進撃の巨人と過酷な戦いを続けた鎧の巨人のライナーですが、最終回では再び訓練兵団の生き残った仲間達と、楽しそうに会話をしています。ヒストリアにずっと片思いをしていますが、彼女は結婚しているので今後報われることは無いようです。それでもエレンのおかげで巨人の力が失われ、長生きできるようになり、今後は和平交渉の連合国大使として、世界の平和を守る立場になりました。
【進撃の巨人】ライナー・ブラウンの名言
死亡率が高い進撃の巨人の中で、最後まで生き残ったマーレの戦士であるライナー・ブラウンは、たくさんの名言を残しています。精神的にも肉体的にも追い詰められてきたライナーの本音が伝わります。
ライナー・ブラウンの名言①「戦士として最後まで…」
戦士として最後まで責任を果たすことだ
体力的にも精神的にも疲れてしまったライナーは、ベルトルトと故郷に帰る為、エレンに説得を始めます。急に自分達の正体を明かして、エレンも一緒に故郷に来て欲しいと、無理な話を進めようとしましたが、調査兵団に疑われている状態でもあり、結局巨人に変身してマーレの戦士となり戦います。
ライナー・ブラウンの名言②「お前がガビを救い出すんだ…」
お前がガビを救い出すんだ この真っ暗な俺達の未来から…
出典: renote.net
ライナーの鎧の巨人の任期が終わろうとしているので、継承者を選ばなければなりません。次の候補者はライナーの従姉妹(いとこ)のガビです。ファルコがガビを好きなことを知っているライナーは、可愛いガビを救い出して欲しいとファルコに伝えます。
ライナー・ブラウンの名言③「時代や環境のせいじゃなくて…」
時代や環境のせいじゃなくて…俺が悪いんだよ お前の母親が巨人に食われたのは俺のせいだ!!
出典: renote.net
4年ぶりに再会したエレンに、ライナーは自分の正体をさらけ出します。パラディ島のみんなを殺害したのは自分の責任だと、泣きながら自白しました。マーレでの洗脳等のせいではなくて、英雄になりたかっただけなんだと自分を責めています。
【進撃の巨人】ライナー・ブラウンの声優
「進撃の巨人」のキャラクターであるライナー・ブラウンの声優は、細谷佳正(ほそやよしまさ)です。幼少期の声優は榎木淳弥(えのきじゅんや)でした。ここからは、声優の細谷佳正について解説していきましょう。
ライナー・ブラウンの声優は「細谷佳正」
細谷佳正は、ナチュラルな芝居と表現力で、少年から青年の役を演じている日本の男性声優です。爽やかな少年やクールな二枚目、悪役まで色々なキャラクターを演じ分けています。「進撃の巨人」のライナー・ブラウンのような低音の声で話す、体格の良い青年の声優までも担当しました。知名度が低い頃は貧乏で、声優の仲間達に助けられていたようです。
細谷佳正のプロフィール
- 出身地:広島県尾道市
- 生年月日:1982年2月10日
- 年齢:40歳
- 血液型:B型
- 身長:176㎝
細谷佳正は、高校時代に演劇部の部長を務め、卒業後は舞台俳優を目指しましたが大学の入試に失敗してしまいます。知人に勧められた「機動戦艦ナデシコ」の中で、山寺宏一が声優を担当するキャラクターがワープするシーンに感動して、自分も声優になる決意をしました。
細谷佳正の主な出演作品
- テニスの王子様:白石蔵ノ介
- 黒子のバスケ:日向順平
- 彼方のアストラ:カナタ・ホシジマ
- 機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ:オルガ・イツカ
細谷佳正のデビュー当初は、海外ドラマ・映画の吹き替えの仕事をメインにしていましたが、2007年に「テニスの王子様」で白石蔵ノ介の声優を担当すると、キャラクターソングアルバムがオリコンランキングトップ10に入りとても知名度が上がりました。
【進撃の巨人】ライナー・ブラウンに対する世間での評判や人気
進撃の巨人はTVアニメ化もされていて、その演出の評価は高く、ライナーがエレンに正体を明かす場面は、とても感動的に表現されていました。ライナーの精神的な苦悩も伝わったようです。
進撃の巨人に登場するキャラクターの中で、リヴァイ兵長はとても人気がありますが、マーレ編になってからのライナーの人気は急上昇していて、今後も高まっていくと予想されています。
ライナーの名言は、ツイッター等でも広く使用されていて人気があります。今後もライナーについての投稿は続きそうです。進撃の巨人の作者の、諫山創さんお気に入りのキャラクターとしても有名です。
【進撃の巨人】ライナー・ブラウンの正体はマーレの戦士で鎧の巨人
ライナー・ブラウンの正体はマーレの戦士で、進撃の巨人のライバルのような立場である鎧の巨人です。マーレで育ったライナーはパラディ島で真実を知り、とても辛い経験をしました。その苦悩が理解されて、今では人気が高まっています。今後もTVアニメ進撃の巨人が放送される予定なので、益々人気が上がっていくことが期待しましょう。
この記事のライター
haerichan
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