【進撃の巨人】カヤと登場キャラとの関係性を考察!母親は?声優についても紹介
本記事では『進撃の巨人』に登場するカヤについて解説します。カヤはある登場キャラに大きな影響を与えました。そこでカヤと登場キャラとの関係性を考察し、カヤの母親やテレビアニメ『進撃の巨人』でカヤ役を演じた声優についてもまとめました。
目次
【進撃の巨人】カヤとは?
『進撃の巨人』で、カヤは第108話「正論」に登場します。当初、新キャラと思われていましたが、カヤの正体は第36話「ただいま」で登場した名もない少女でした。カヤはある登場キャラから強い影響を受けましたが、マーレ編では別の登場キャラの考え方を大きく変えました。そこで、本記事では、カヤと登場キャラの関係性を考察し、人物像を明らかにします。
カヤのプロフィール
- 誕生日:2月23日
- 星座:魚座
- 身長:145cm
- 体重:41kg
カヤは、ウォール・ローゼ内地の森の中にある村の出身で、母親と2人で暮らしていました。初登場時は、ワンピース風の長いスカートをはいていましたが、数年後マーレ編で再登場した時は、ふっくらと丸味を帯びた優しい顔立ちでした。
進撃の巨人の概要
世界中に多くの読者を持つ『進撃の巨人』は、2009年から2021年にかけて諫山創(いさやまはじめ)が発表した漫画作品です。連載が始まるとすぐ大きな反響を呼び、コミックス発行部数は2022年で1億冊を超えました。テレビアニメは2013年に放送が開始されましたが、これも好評を博しています。人を食う巨人が存在する世界ですが、巨人対人間という構図にとどまらない緻密な世界観が読者を魅了しています。
進撃の巨人のあらすじ
巨人の脅威にされていた人類は、3つの巨大な壁を築き、壁内で平和な生活を送っていました。しかし、超大型巨人がシガンシナ区の壁を破壊したことにより、居住区域は後退することになります。巨人に母親を捕食されたエレンは、世界から巨人を駆逐するために訓練兵団に入団し、訓練を重ねていました。訓練課程を終了した翌日、再び超大型巨人が現れます。突然の実戦で多くの同期が命を落とす中、幼馴染みのアルミンまで巨人に捕まってしまいました。エレンはアルミンを助けるために自身を犠牲にしますが、今度は巨人と戦う巨人が出現しました。
【進撃の巨人】カヤと登場キャラの関係性や母親
カヤが『進撃の巨人』第36話で登場した時は、1話限りのキャラだと思われていました。しかし、マーレ編で再登場し、あるキャラと出会ったことで、そのキャラに決定的な影響を与えました。そこで、まずカヤの母親を紹介し、登場キャラとの関係性を考察します。
カヤの母親は巨人に捕食された?
カヤは、ウォール・ローゼ内地の村で母親と暮らしていました。ある日、壁内に多数の巨人が現れ、そのうちの1体が村を襲いました。村の人はみんな逃げ出しますが、カヤの母親は足が悪く置き去りにされます。そこに巨人がやって来て、母親を捕食しました。カヤは恐怖のあまり身動きができず、母親が生きたまま食べられる音だけを聞いていました。
カヤとサシャの関係性
母親の捕食される音だけが聞こえる中、ある人が助けに来ます。それがサシャでした。サシャは庭に置いてあった薪割り用の斧を持って巨人と戦います。そして、カヤに「あなたを助けてくれる人は必ずいる」「会えるまで走って」と伝え、自分は巨人と対峙してカヤを逃がしました。その後、カヤはサシャを本当の姉のように慕い、自分もお姉ちゃんみたいな人になりたいと願うようになります。
カヤとガビの関係性
カヤはある朝、森の中を犬の散歩で歩いていると同世代の男女を発見し声をかけます。その2人はガビとファルコでした。カヤは2人を自分が暮らしている厩舎に案内し、2人は厩舎の仕事を手伝いながら滞在することになりました。仕事の休憩時に、ガビがカヤはエルディア人の歴史を忘れているのではないかと言い出します。2人がマーレから来たことを知っていたカヤは2人を昔住んでいた家へ連れて行き、母親が巨人に生きたまま食べられた理由を2人に問いました。ガビは声を大にして数千年にわたるエルディア人の虐殺の歴史やレベリオ侵攻で故郷が破壊されたことを言い立てます。
カヤは今を生きる私たちは何の罪を犯しているのか分からないし、母親は4年前に死んだからレベリオ侵攻は関係ないとガビに詰め寄りました。ガビは答えることができなくなり、代わりにファルコが真実を伝えて謝ります。カヤはファルコにお礼を言い、2人をマーレ人が働くレストランに誘いました。そうすることで、2人がマーレに帰国する方法が分かるかもしれないと思ったからです。しかし、カヤは慕っていたサシャを殺害したのがガビであることを知ります。サシャの父親は復讐の連鎖を止めるためにガビを許しましたが、カヤはガビを許すことはできませんでした。
ガビはその場にいたエレンに連れ去られましたが、ピークに救出されてマーレ軍と合流しました。そして、サシャの両親がいまだに自分たちのことを気にかけていることや、カヤが自分に対する殺意を持っていることを知ります。ガビはようやく「島に悪魔はいず人がいるだけ」ということを理解しました。その直後、ジークの叫びで無垢の巨人が多数発生し、カヤは巨人に捕食されそうになります。そのカヤの命を救ったのはガビでした。なぜ悪魔の私を命懸けで助けたのかと問うカヤに、悪魔は私とガビは答えます。こうして、2人は和解することができました。
【進撃の巨人】カヤの声優
『進撃の巨人』に登場するカヤは、第36話「ただいま」で登場した時は名もない少女でした。テレビアニメ『進撃の巨人』では、第36話の少女もマーレ編のカヤも同じ声優が担当しています。ここでは『進撃の巨人』でカヤ役を演じた声優を紹介します。
カヤの声優は「浜崎奈々」
テレビアニメ『進撃の巨人』でカヤを演じている声優は浜崎奈々です。カヤは落ち着いたキャラですが、母親の死に関するガビとの会話ではガビ役の佐倉綾音との掛け合いが素晴らしいと評判になっています。
浜崎奈々のプロフィール
- 誕生日:9月6日
- 出生地:東京都
- 出身地:兵庫県神戸市
- 方言:関西弁
- 身長:150cm
- 血液型:B型
- 趣味:動物、絵を描くこと
- 所属:アイムエンタープライズ
浜崎奈々の主な出演作品
- 『アイドルマスター ミリオンライブ!!』福田のり子役
- 『コードギアス 双貌のオズ』オルドリン・ジヴォン役
- 『モンスター・ハイこわイケガールズ』ドラキュローラ役
- 『白猫プロジェクト』セリナ役
【進撃の巨人】カヤの性格や名言
カヤはサシャやガビと出会うことによって、大きく人生が変わりました。その出会いをどう生かすかはその人個人の性格も関わっています。そこで、次にカヤの性格や名言を考察することで別の角度から人物像に迫ります。
カヤの性格
カヤは、母親が巨人に捕食され孤児になりましたが、ブラウス厩舎に引き取られてからは他の孤児達と一緒に生活し優しい長女的な役割を果たしています。カヤがお姉ちゃんと慕っているサシャと比較すると、サシャが陽気なおバカキャラなのに対して、カヤは明るく聡明なしっかり者という違いはありますが、困っている人はほっとけないという点に変わりはありません。
カヤの名言
カヤはガビと出会い、言葉や行動からガビの考え方を大きく変えることになりました。また、それがカヤの成長にもつながっています。この2人の関係性とその成長は『進撃の巨人』の本質につながっているという考察もあるほどです。ここでは、そのようなカヤの言葉から2つ紹介します。
カヤの名言①「私は…お姉ちゃん…」
私は… お姉ちゃんみたいな人になりたいの
出典: dic.pixiv.net
カヤは、ガビとファルコに母親が生きたまま食べられた理由を問い、ファルコが真実を明かしました。それに対して、カヤはマーレ人が働いているレストランに招かれていることを伝え、一緒に行けばマーレに帰る方法が分かるかもしれないと話します。ガビはどうしてそんなことをするのか尋ねましたが、それに対するカヤの返答が名言①です。カヤがサシャのような人になりたいと強く願っていることが分かる言葉です。
カヤの名言②「違います…」
違います!!私たちは厩舎で一緒に暮らす家族です!!
出典: comic-kingdom.jp
ジークの叫びで多数の無垢の巨人が発生し、カヤは巨人に襲われました。危うく捕食されるところをガビが対巨人ライフルで巨人を倒します。そこに兵士がやってきて、ガビがマーレから侵入してきたガキではないかと疑われた時にカヤが叫んだのがこの名言②です。ガビがカヤを助け、カヤがガビをかばったことでこの2人は和解することができました。
【進撃の巨人】カヤに対する世間での評判や人気
ここまでカヤの人物像をいろいろな角度から考察してきました。カヤはガビに大きな影響を与えましたが、『進撃の巨人』ファンはカヤをどのように見ているのでしょうか。SNSヘの投稿からカヤの評判や人気を探ります。
かつてカヤが暮らしていた家でのカヤとガビの会話は、『進撃の巨人』の中でも最重要シーンとなっています。原作が発表された時もテレビアニメが放送された時も、この会話に多くの投稿が集まりました。
『進撃の巨人』の人間関係の中で、サシャ・ガビ・カヤの関係性がすごいという投稿が多く見られます。カヤがガビに「お姉ちゃんみたいな人になりたい」と言った時、そのお姉ちゃんを殺したのがガビであることを考えるといたたまれないというような投稿もありました。
第124話「氷解」で、2人は和解することができました。ガビがファルコの救出に向かうまでの短い時間でカヤとガビは急速に友情を育みます。それが分かるのが「ガビって変」という言葉です。「じゃあねカヤ」「さよならガビ」という言葉を交わし、抱き合って別れました。このシーンがよかったという投稿も多く見られます。
【進撃の巨人】カヤがもしも〇〇だったら
カヤは『進撃の巨人』に登場するキャラの中ではまだ子供で出番も多くはありませんが、重要なキャラでした。そのカヤが「友達」や「姉」「彼女」であればどのような振る舞いをするでしょうか。ここまで見てきた人物像を元に考察します。
カヤ「友達」篇
カヤが「友達」だったらどのような友達になるでしょうか。カヤはガビがサシャの狙撃犯であることを知った時「友達だと思っていたのに」と叫びました。それまではガビがマーレ出身で自分とは考え方が違うことを知っていながら友達だと思っていたことになります。このことから、出身地に対する偏見がなく、異なる考え方を受け入れられる器の持ち主であることが分かります。同時にレストランでは楽しく会話をしていることから、カヤが友達だったら明るく楽しい関係になるでしょう。
カヤ「姉」篇
カヤが「姉」だったら、どのような姉になるのでしょうか。カヤはサシャを実の姉のように慕い、お姉ちゃんのような人になりたいと考えていました。それは困っていたら見ず知らずの人でも助けるような人です。カヤが姉であれば、妹や弟思いで頼りがいのある姉になるでしょう。
カヤ「彼女」篇
カヤが「彼女」であればどのような彼女になるでしょうか。カヤはガビとファルコに、サシャとニコロの関係を「二人は恋人同士だと思ってる」と楽しそうに話しました。このことから、年頃の女の子らしく恋にあこがれていることがうかがえます。カヤが彼女だったら相手の気持ちを考えることでき、おしゃべりの楽しい素敵な彼女になるでしょう。
【進撃の巨人】カヤの母親は巨人に食べられて死亡した
『進撃の巨人』に登場するカヤは、母親が巨人に食べられて死亡しましたが、サシャに助けられました。そして、サシャをお姉ちゃんと慕うようになります。今度はサシャを殺害したガビを、そうとは知らず助けることになりました。その事実を知ったカヤはガビを殺そうとしますが、再び巨人に襲われたカヤを助けたのはガビでした。このことからカヤとガビは和解します。カヤ・サシャ・ガビの関係性は『進撃の巨人』の本質に関わると言われています。ぜひ注目してみてください。
この記事のライター
makkun402
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