【BLEACH】藍染惣右介まとめ!強さや能力は?斬魄刀や卍解についても!
本記事では藍染惣右介の強さ、能力、斬魄刀や卍解について詳しく紹介していきます。藍染惣右介は『BLEACH』の中でも圧倒的能力の持ち主です。そんな悪役代表の藍染惣右介について紹介していきますので是非最後までご覧ください。
目次
藍染惣右介とは
漫画『BLEACH』に登場する藍染惣右介はについて紹介していきます。藍染惣右介は『BLEACH』の作中最強ともいわれる敵キャラです。部下にも同僚にも信頼され、慕われていた穏やかな性格の裏には、極悪非道な人格が隠されていました。そうしたギャップのある藍染惣右介には熱狂的なファンが多く存在します。 今回はそんな魅力たっぷりな藍染惣右介を、徹底解剖していきます。
藍染惣右介のプロフィール
藍染惣右介は漫画『BLEACH』の中でも人気の高いキャラクターです。藍染惣右介(あいぜんそうすけ)は元護廷十三隊・五番隊隊長の5月29日生まれで体重で74㎏、身長186㎝です。柔和な風貌をしており、常に笑みを絶やさない穏やかな性格から隊外問わず皆に慕われています。しかし裏では自分が天に立つためにさまざまな暗躍をしていました。特技は書道で名人級の腕前の持ち主です。藍染惣右介の授業はいつも満員御礼で、選択科目に関わらず、廊下で講義を受ける生徒が出る程の人気です。趣味は読書で豆腐が大好物という情報もあります。藍染惣右介は冷酷な性格の野心家で、ルキアを殺そうとした黒幕であり101年前に流魂街で魂魄消失事件を起こした張本人でもあります。当時の隊長格8人が仮面の軍勢になるきっかけを作っただけでなく、その罪を浦原喜助を着せ追放に追いやりました。
藍染惣右介の中二病的性格
漫画『BLEACH』に登場する藍染惣右介は数々の名言を残しています。そんな名言の多くが自信に満ち溢れており、「私が神になる」などと中二病のような発言が多く残されています。藍染惣右介の挑発的な名言も『BLEACH』ファンの間では人気の一つのようです。
鬼道も強い
藍染惣右介は鬼道の達人でもあります。漫画『BLEACH』の20巻では七番隊隊長の狛村左陣を一刀両断した、破道の九十「黒棺」を繰り出します。 鬼道は数字が大きくなるほど強力になるので、九十ということは相当の攻撃力を持った鬼道だといえます。さらに藍染惣右介は「詠唱破棄」という技も使います。 鬼道は言霊を詠唱し、術の名前を叫ぶことで発動します。 言霊の力で術が成り立っています。そして藍染惣右介は言霊を省略して鬼道を扱う技を使いました。これは威力をそのままに保つことが難しくなるので、とても高度な技です。
藍染惣右介と死神
漫画『BLEACH』に登場する藍染惣右介は五番隊隊長として部下に慕われる理想の上司でした。 穏やかで気品あふれる振る舞いから、同じ隊長格の死神たちからも一目置かれるほどで、特に五番隊副隊長の雛森桃からは崇拝されるほどの尊敬と信頼を得ていました。しかし藍染惣右介の本性は冷酷非道な人格でした。本性をあらわにした藍染惣右介に、死神たちは驚愕します。 なかでも雛森桃は、彼に刺されたことがショックで立ち直れず床にふせてしまいます。 一途に彼のことを想う雛森桃に対しても、駒としか思っていない藍染惣右介の言動は、常人には理解しがたいものです。
藍染惣右介と死神の関係
漫画『BLEACH』には様々な死神が登場します。ここからは漫画『BLEACH』に登場する藍染惣右介と死神達との関係性について紹介してきます。
黒崎一護との関係
漫画『BLEACH』に登場する黒崎一護と藍染惣右介の関係について紹介していきます。漫画『BLEACH』の主人公である黒崎一護とは黒崎一護の親「黒崎一心」の時から繋がりがあります。黒崎一護と「朽木ルキア」の出会いを仕組んだのも藍染惣右介で、その後も成長の為に虚(ホロウ)を送り込んでいました。さらに藍染惣右介は、黒崎一護が知るよりも早く「クインシー」と「死神」の間に生まれた子供として興味を持っていました。
藍染惣右介は、自らの野望と目的の為に朽木ルキアと黒崎一護に関心を持っていました。藍染惣右介が、平子真子や浦原喜助の事をどこまで知っていたかは明らかにされていませんでしたが、黒崎一護の能力を上げる事を目的にしていました。黒崎一護の事を取り込もうとしていたようですが、崩玉の強さを持ってしても負けてしまいます。
黒崎一護とは
黒崎一護は漫画『BLEACH』の主人公です。空座第一高校に通っている少年で、幽霊が見える&触れる&喋れる&超霊媒体質という霊感体質です。死神である朽木ルキアから死神の力を託された時に意図せず奪いきってしまい、高校生兼死神代行となります。オレンジ色の髪の毛をしており、常に眉にしわを寄せた表情をしていることや、ぶっきらぼうな態度と言葉遣いなどから誤解され易いが、本質的には正義感が強く心優しい性格です。「一護」という名前は、何か一つのものを護り通せるように、の意味に由来しています。
黒崎一護とのエピソード
藍染惣右介は一瞬の隙に虚化した黒崎一護の「月牙天衝」を受けてしまいます。しかし、取り込んだ崩玉の力で瞬時に回復しました。浦原喜助らの援護もむなしく、崩玉の力で姿を変えつつ圧倒的な力を発揮し、本物の空座町がある尸魂界へ向かいました。そんな藍染惣右介に対抗するため、黒崎一護は「最後の月牙天衝」を習得しました。
「最後の月牙天衝」は死神の力と引き換えに使える最後の技で、習得後の黒崎一護は霊圧を失い容姿も大きく変化しました。藍染惣右介は成長した黒崎一護に圧倒され、死神も虚も超越した攻撃を防がれたうえに「最後の月牙天衝」に倒されてしまいます。 そこで感じた「一護には勝てない」という思いを崩玉に読み取られ、斬魄刀と死神の力を失ってしまい、浦原が打ち込んでいた封印術「九十六京火架封滅」により封じられてしまいました。
市丸ギンとの関係
三番隊の隊長を務めていた市丸ギンと藍染惣右介の関係について紹介します。市丸ギンが五番隊隊長の副隊長として藍染惣右介の部下を務めていました。藍染惣右介は、『BLEACH』の作中でも市丸ギン以外を副隊長と思った事はないというほどに信頼していました。
市丸ギンとは
漫画『BLEACH』に登場する市丸ギンは元護廷十三隊三番隊長で体重69kg、9月10日生まれ流魂街出身です。好きな食べ物は干し柿で、嫌いな食べ物は干し芋です。一人称は「ボク」で京都弁で喋ります。常に薄ら笑いを浮かべたような顔をして飄々としており、瞳は淡い水色で糸目で驚いたときなどに目を見開くことがあります。自身を「蛇」と比喩し、黒崎一護とイヅルからは「キツネ」、ルキアからは「蛇」と比喩されています。十番隊副隊長の松本乱菊とは同期であり幼馴染で、幼少時代に道端に倒れていた乱菊を助け同居していた時期があります。乱菊曰く「行き先を告げずに消える悪い癖」があるらしく、乱菊の誕生は二人の出会いの日です。
市丸ギンとのエピソード
市丸ギンは十番隊副隊長・松本乱菊とは幼馴染で2人で平和に過ごしていました。しかしあるとき、ともに暮らしていた家を破壊され、乱菊は気を失った状態で見つかります。 それはすべて藍染惣右介の仕業でした。 崩玉を作り出すために数多くの魂のかけらを奪っており、乱菊はその標的になってしまったのです。 彼は乱菊の魂の一部を取り返すため、復讐するために何年もに仕え、倒す機会を伺っていました。 しかし最後には藍染惣右介に倒され、乱菊に看取られながら息をひきとります。藍染惣右介は市丸ギンが自分を殺す為に自分の元にいる事に気づいていました。
平子真子との関係
藍染惣右介と平子真子の関係について紹介していきます。平子真子は藍染惣右介の元上司で、平子真子が護廷十三隊の五番隊隊長の時に藍染惣右介が副隊長を務めていました。平子真子は、初めから藍染惣右介の事を信用できないと思っていたようで、自らが隊長を務めている五番隊の副隊長に任命し一定の距離を保っていました。しかし、藍染惣右介にとってはその事が好都合で平子真子に選ばれたのではなく選んだのでした。
平子真子とは
漫画『BLEACH』に登場する平子真子とは破面篇にて登場した仮面の軍勢のリーダーで黒崎一護の通う高校に転入してきた関西弁を話す転校生です。男性ながらおかっぱ頭という一風変わったヘアスタイルをしています。性格はひょうきん者であるが頭が回り、第一印象のとてつもない胡散臭さに反して仲間想いであり面倒見のいい性格をしています。本当の正体は100年前に藍染惣右介の実験対象として魂魄を虚化させられた死神「仮面の軍勢」のひとりです。100年前の護廷十三隊で五番隊隊長を勤めており、当時副隊長だった藍染惣右介の上官です。当時は現在よりも長髪でした。
平子真子とのエピソード
藍染惣右介は、平子真子を「虚化」の実験に選び他の仲間を巻き込みました。平子真子が一定の距離を保ち異常なまでの警戒心を利用して、藍染惣右介は他の人間を自分の代わりに副隊長として仕事をさせていました。平子真子に自分がそばにいると錯覚させるためです。平子真子は、藍染惣右介のせいで虚化し「仮面の軍団」になり尸魂界に戻ることができませんでしたが、アランカルと戦い尸魂界に戻りました。
東仙要との関係
藍染惣右介と東仙要の関係について紹介していきます。東仙要に対しても深く信頼していたが、本編では彼が狛村左陣、檜佐木修兵と和解した直後に殺害しています。しかし、小説版で明かされた過去によると、実はこれは東仙要自身の望みであり、「もしも自分が、尸魂界を受け入れる事ができた時は粛清して欲しい」と言う東仙要の生前の願いを聞き入れた事によるものでした。東仙要は、藍染惣右介の事を「藍染様」と呼ぶほどに尊敬していました。与えられた虚化の能力にも満足しており、自分の愛する友を殺した死神という組織を恨み、復讐の機会を藍染惣右介の側で得る事が目的だったようです。
東仙要とは
漫画『BLEACH』に登場する東仙要は元護廷十三隊九番隊隊長兼元瀞霊廷通信編集長です。流魂街出身で生来の盲目であり、コーンロウと褐色の肌が特徴の平和主義者です。尸魂界篇当初は戦いを好まない温和な隊長という印象を与え、実際に相手を痛めつけることなく雨竜を倒しました。護廷十三隊七番隊隊長の狗村左陣とは行動をよく共にしており藍染惣右介の死体確認や更木剣八の制止にも共に向かっています。
東仙要とのエピソード
上述でも紹介した通り東仙要は藍染惣右介の部下でした。東仙要はかつて慕っていた女性が夫である死神に酔った末に斬り殺されてしまったことから、死神にかなり強い憎しみを持っていました。護廷十三隊への入隊も死神達への復讐を果たす為でした。そして藍染惣右介の下で働き、正義と呼ぶ復讐をしようとしていました。
雛森桃との関係
藍染惣右介と雛森桃の関係について紹介していきます。藍染惣右介と雛森桃は上司と部下の関係でした。雛森桃は藍染惣右介を尊敬のあまり敬愛しており、そんな忠実な雛森桃を藍染惣右介は利用していました。しかし雛森桃は状況を受け入れる事ができず最後まで藍染惣右介を信じており、藍染惣右介は、自分の斬魄刀の能力を使って雛森桃を日番谷冬獅郎に刺させるほど残虐な扱いをしました。
雛森桃とは
漫画『BLEACH』に登場する雛森桃は幼い外見だが護廷十三隊の五番隊副隊長を務める可憐な少女です。情表現豊かで明るく真面目な性格をしています。特技は絵を描くことで、実際上手で瀞霊廷通信の挿絵制作担当をしています。西流魂街第一地区「潤林安」出身で十番隊隊長の日番谷冬獅郎とは流魂街からの幼馴染であり、祖母と共に暮らしていました。吉良イヅルと阿散井恋次とは霊術院時代の同期で、彼らと共に檜佐木修兵の後輩です。霊術院時代に藍染惣右介に命を救われて五番隊入隊を目指し、副隊長になりました。
雛森桃とのエピソード
尸魂界篇終盤の皆殺しにされた中央四十六室で雛森桃は吉良や日番谷など誰を信じていいのか分からず呆然としていました。そんな中、愛しの藍染惣右介が生きて姿を現します。「いつもと同じ、心を洗い流してくれる藍染隊長の匂いだ」と死んだと思われていた藍染惣右介に驚くものの、生きていてくれていた嬉しさと、全て救われた気持ちで雛森桃は安堵します。しかし、無情にも「さよなら」と腹部を刀でグッサリと刺されてしまいます。全ての現況が藍染惣右介によるものだとは、この瞬間悟ったかそれとも後から知る事となったのかわかりませんが、この時雛森桃は天国から地獄へ落とされた気持ちになったでしょう。
藍染惣右介の斬魄刀や能力は?
漫画『BLEACH』に登場する藍染惣右介の斬魄刀や能力について紹介していきます。『BLEACH』の登場人物の中でも藍染惣右介の斬魄刀の能力は凄まじいと注目を浴びています。
藍染惣右介の斬魄刀は「鏡花水月」
漫画『BLEACH』に登場する藍染惣右介の斬魄刀は「鏡花水月(きょうかすいげつ)」です。「鏡花水月」は能力解放によって刀の形が変わることはありません。しかし、解放の瞬間を一度でも見た相手の五感などを支配し誤認させる「完全催眠」という能力を持っています。対象の姿、形、質量、感触、匂いに至るまで全てを敵に誤認させることが出来るとんでもない能力があります。
鏡花水月の解号
「鏡花水月」の解号は「砕くだけろ~」です。通常の斬魄刀では始解する際に使われますが、「鏡花水月」では上述で紹介した通り、「完全催眠」の能力発動を解除する際に使われます。そして言わなくても催眠を解くことは可能です。
藍染惣右介の卍解は?
『BLEACH』に登場する死神達はほとんどが卍解を習得しており、もちろん藍染惣右介も卍解を習得しているほどの実力の持ち主ですが、藍染惣右介が卍解を使うシーンは一度も見ることができずに最終回を迎えてしまいました。
卍解不要の強さ
漫画『BLEACH』に登場する藍染惣右介は卍解を使うシーンが一度もありませんでした。その理由としては卍解の解放をしなくても十分戦うことができるくらいに強いと考察することができます。圧倒的な強さを見せていた藍染惣右介は、「崩玉」を奪い取り自分と融合させたことで不死身の身体を手に入れることができました。それと同時に藍染惣右介はさらに強力な力を手に入れることができたのです。そのため、千年血戦篇では卍解の解放を行っていない状況でもラスボスとして登場した凄まじい力を持つユーハバッハをかなり追い詰めることに成功しています。
藍染惣右介の卍解不使用の謎?
藍染惣右介は最終決戦となった千年血戦篇の戦いの際にも、卍解の解放は行っていませんでした。隊長クラスの実力を持っている藍染惣右介は卍解の解放の能力も十分に持っていることを予想することができます。しかし最後まで藍染惣右介の卍解を見られることはありませんでした。そんな藍染惣右介の卍解についてファンの間では様様な噂がされるようになりました。
謎①修行していない
藍染惣右介が卍解の解放を行っていないのは、実は藍染惣右介は卍解を習得していないのではないかと考察されています。藍染惣右介は自分の強さや能力にかなり自身を持っています。そのことから始解の解放による「鏡花水月」だけで十分自分のやりたいことを進めることができたために、卍解を習得する必要性を感じずに取得しなかったのかもしれません。
隊長クラスの強さでありながら卍解を習得していないというのは考えにくいですが、可能性としては考えられますね。
謎②斬魄刀に卍解が備わっていない
隊長クラスの強さを持つ藍染惣右介ですが、実は斬魄刀自体に卍解の能力が備わっていないからとも考えることができます。卍解の能力が備わっていなければ使用することもできません。いまだかつて隊士が扱う斬魄刀の中で卍解の能力が備わっていないというものはありませんでしたが、そのような斬魄刀があっても不思議ではありません。
始解の状態である「鏡花水月」自体がすでに卍解の域まで達している状態なのだとしたらその力を十分備えているため卍解は必要なくなります。圧倒的な能力をもつ藍染惣右介の斬魄刀は他の死神とは全く異なる特別な要素があるのかもしれません。
謎③卍解の記憶無し
藍染惣右介は非常に本心が掴みにくい性格をしています。そんな藍染惣右介が持つ斬魄刀には、卍解の解放の能力も備わっていますが、「鏡花水月」をさらに上回った能力となるため周囲の人に卍解の記憶がない、記憶を与えることなく攻撃をすることができるとも考えられています。
卍解を解放すると同時にそれを見た全ての人の記憶が完全に失われるのだとしたら、藍染惣右介の斬魄刀による卍解の解放の攻撃は全く記憶に残っていないのも当然です。「完全催眠」の力を持っている「鏡花水月」を上回る力であるはずの卍解には記憶を残さない力があってもおかしくないでしょう。
藍染惣右介の技一覧
ここからは漫画『BLEACH』に登場する藍染惣右介の技を一気に紹介していきます。『BLEACH』の中でも圧倒的強さをもつ藍染惣右介はどんな技を使うのでしょうか。ここから紹介する技は、漫画『BLEACH』の本編では技名が登場してないがファンブックにて新たに考案された技名です。
技①「エル・エスクード」
藍染惣右介の技1つ目は「エル・エスクード」です。「エル・エスクード」のは、敵の攻撃を薄いガラス状の膜で防ぐ技です。ただし、強い衝撃には耐えきれません。
技②「ミジョン・エスクード」
藍染惣右介の技2つ目は「エジョン・エスクード」です。「エジョン・エスクード」は、背面に100万層からなる盾を作りだし、死角からの攻撃を防ぐ技です。
技③「フラゴール」
藍染惣右介の技3つ目は「フラゴール」です。「フラゴール」は、崩玉との最終融合時に使用します。羽の先端についた口から霊圧の弾を発射させ、威力は非常に高いです。一撃で地形が変わるほどの威力があります。
技④「ウルトラフラゴール」
藍染惣右介の技4つ目は「ウルトラフルゴール」です。「ウルトラフルゴール」は、フラゴールの強化版の技です。すべての頭部から放出した霊圧の弾を繋げたリング状の攻撃を放ちます。しかし、黒崎一護にはたやすく破られてしまっています。
藍染惣右介の千年血戦篇後の裏話
漫画『BLEACH』の最後のエピソードとなったのが「千年血戦篇」です。これまでの話は、死んだ魂を安息の地へと赴かせる尸魂界を守る死神と、魂が現世で未練を残すもしくは元々悪事を働いていた人間が悪霊と化して現世の人間を襲う、虚との戦いがメインでした。しかしその裏で死神とも虚とも敵対をし独自の力で現世を守る勢力が存在していました。それがこの話のメインになる滅却師(クインシー)と呼ばれる集団です。
滅却師自体は千年前の戦いで滅びましたが、その一部は生き残り再起を伺っていました。そしてある力を得て、見えざる帝国として星十字騎士団を率いて活動を開始します。藍染惣右介は元々尸魂界を護る隊長の一人だったのですが、尸魂界の裏側に絶望し自らを神になるという言葉を残し虚の世界にいるものたちを配下とし尸魂界へ宣戦布告をします。
最後の戦闘は千年血戦篇
藍染惣右介は「千年血戦篇」で最終決戦を迎えたました。やっと手に入れた崩玉と融合することによって不死身の身体を手に入れることに成功し、最終形態となります。この際に、強力な黒棺を発動させることができ、黒棺を発動させた際には最終形態となっていた藍染惣右介は、時空を歪ませるほどの重力を放っていました。
しかし、多くの仲間に支えてもらい力を発揮することができた黒崎一護によって藍染惣右介が発動した黒棺は破壊されることになります。黒棺を発動させながらも最後は敗れてしまった藍染惣右介は、その後捕らえられ封印されます。しかし、千年血戦篇において再び登場します。千年血戦篇で藍染惣右介は全身が拘束されている状態で再び登場しました。
凄まじい力をもつ藍染惣右介は封印された状態でも危険人物とみなされていました。そのため、厳重に全身を拘束具で縛られることになります。しかし、千年血戦篇において滅却師の頂点に立つユーハバッハとの戦いで勝利を収めるには黒棺を発動させることができる藍染惣右介の力が必要でした。
そのため、力が制限された状態ではありましたが、千年血戦篇において再び登場します。そして尸魂界の死神たちを援護する立場でユーハバッハと戦うことになりました。「完全催眠」という力を持っている「鏡花水月」を扱うことができるは藍染惣右介は、強敵であるユーハバッハを追い詰めていきます。しかし、最後は「鏡花水月」を破壊されたことで敗北してしまいました。
小説版で判明した再収監
漫画『BLEACH』では藍染惣右介の生存がはっきりとしないまま終了していました。ですが、小説版「BLEACH Can't Fear Your Own World」の序盤で藍染惣右介の様子について少し語られています。
そこでは、用が済んだ藍染惣右介は再び収監されることになりました。新たに総隊長となった京楽春水は他の複数の隊長クラスの仲間と一緒に彼の封印に立ち会っています。幽閉生活に入る直前藍染惣右介は、再びみんなの前に現れる事を予言したかのようなセリフで終わっていました。
小説版『BLEACH Can't Fear Your Own World』とは
小説版「BLEACH Can't Fear Your Own World」とは漫画『BLEACH』完結記念のラストノベライズ第二弾として執筆された小説で全3巻あります。作者は『BLEACH Spirits Are Forever With You』の成田良悟です。
最終章の千年血戦篇で不遇な扱いのまま出番が終了してしまった檜佐木修兵を中心に据えた群像劇です。戦争終結から半年後に発生した騒動について描かれており、前作同様に原作ではあまり触れられず謎のままだった事柄について多く言及されています。
藍染惣右介の声優は?実写版の俳優も
ここからはアニメ『BLEACH』の藍染惣右介の声優を担当したのは速水奨です。そして実写版の俳優を演じた大口兼悟です。『BLEACH』の中でも人気の高い藍染惣右介を演じた2人のについて紹介していきます。
藍染惣右介の声優は速水奨
アニメ版『BLEACH』の藍染惣右介の声優は速水奨です。速水奨は有名なアニメや劇場版作品やナレーターとしてだけでなく、俳優やアーティストとしても活躍している人気声優です。アニメ『BLEACH』でも人気の高い藍染惣右介の声を担当している速水奨を紹介していきます。
速水奨のプロフィール
- 速水奨(はやみしょう)の本名は大濱靖(おおはまやすし)です。1958年8月2日生まれ、A型の兵庫県高砂市出身です。所属事務所は「Rush Style」です。中学の頃はバレーボール部に所属しており、キャプテンを務めエースアタッカーとして活躍していました。写楽考という西田敏行さん主演の舞台を観劇したことで感動し演劇部に入って練習するようになりました。高校卒業後は貿易会社で働きながら青年座の養成所で芝居を学びます。1980年の「アマチュア声優・ドラマ・コンテスト80」でグランプリを受賞し、声優デビューをしました。速水奨は声優だけでなく歌手や俳優としても幅広く活躍されています。
速水奨の主な出演作品
速水奨の主な出演作品を紹介していきます。「赤い光弾ジリオン」バロン・リックス役、「獣神ライガー」ドル・ガイスト役、「からくり剣豪伝ムサシロード」ジュウベエ役、「機甲警察メタルジャック」トロイダル役、「超時空要塞マクロス」マクシミリアン・ジーナス役、「聖戦士ダンバイン」バーン・バニングス・黒騎士役、「特装機兵ドルバック」イデル総司令官役、「重戦機エルガイム」ギャブレット・ギャブレー役など様々な人気作品に出演しています。
テレビアニメでは、「出撃!マシンロボレスキュー」マシンコマンダーロボ役、「トランスフォーマー ギャラクシーフォース」ベクタープライム役、「狐狸之声」キム社長役、「新世紀GPXサイバーフォーミュラ」菅生修・ナイト・シューマッハ役、「無責任艦長タイラー」マコト・ヤマモト大尉役、「キューティーハニーF黄昏」プリンス・プリンスゼラ役、トライガンのニコラス・D・ウルフウッド役などがあります。
実写版ミュージカルの俳優は大口兼悟
『BLEACH』は実写版ミュージカルも上演されています。実写版ミュージカルの「ロックミュージカルブリーチ」で藍染惣右介を演じた最初のキャストは大口兼悟です。「列車戦隊トッキュウジャー」など人気作品に出演している大口兼悟について紹介していきます。
大口兼悟とは
大口兼悟は鹿児島県出身のO型で身長180cm、体重62kgです。2003年に特撮テレビドラマ『仮面ライダー555』で俳優デビューしました。代表作は映画、テレビドラマ共に『海猿』、『クローズZEROII』。さらに2016年、ミュージカル『アニー』の公演を最後に芸能活動を終了し、俳優業の引退を発表しました。引退後も森山栄治とは交流しており、2019年には共に撮った写真が彼のTwitterにて公開されています。
大口兼悟の役や演技の評判
ここからは大口兼悟が演じる役や演技の評判についての世間からの評判を紹介していきます。
実写版『BLEACH』で藍染惣右介を演じた際の反響は高かかったようです。大口兼悟が演じる藍染惣右介の目が恐ろしくて藍染惣右介の再現率が素晴らしいなどと絶賛の声が挙がっていました。悪のカリスマである藍染惣右介をしっかり再現して演じきる大口兼悟を見てみたいですね。
大口兼悟は色気があるのに子供っぽさもある可愛らしい部分に女性ファンはかなり母性本能をくすぐられているようです。演技評価も高く、もっとテレビに出て活躍してほしいという声も多く挙がっていました。
実写版映画の続編があるとしたら?
ここからは『BLEACH』の実写版映画の続編があるとしたらどの俳優さんに演じて欲しいか、『BLEACH』ファンの声を元に紹介していきます。漫画、実写版共に人気の高い「BLEACH』の続編を期待するファンも多くいるようです。
藍染惣右介役キャスト①GACKT篇
藍染惣右介役がGACKT篇を紹介していきます。藍染惣右介役はGACKTしかいないという声も多く挙がっていました。カリスマ性や、強さとセクシーさを持つGACKTと藍染惣右介はまさにベストマッチですね。大人の色気を醸し出す謎を秘めた藍染惣右介はGACKTに演じてもらいたいと言う声もありました。
藍染惣右介役キャスト②ディーン・フジオカ篇
藍染惣右介役がディーン・フジオカ篇を紹介していきます。ディーン・フジオカの長身でイケメンな容姿や、優しさは持つが実は裏のボス感がマッチしていますね。ディーン・フジオカの演じる藍染惣右介は、悪のカリスマ性がかなり表現できるのではないでしょうか。
藍染惣右介役キャスト③谷原章介篇
藍染惣右介役谷原章介篇を紹介していきます。藍染惣右介役を演じて欲しいキャスト投票で第一位だたのが谷原章介でした。谷原章介の見た目からまさに藍染惣右介にぴったりですね。顔も藍染惣右介に似ていますが、大人の余裕や色気が漂う優しい雰囲気がかなりマッチしていますね。
藍染惣右介の世間での評判や人気
ここからは藍染惣右介の世間での評判や人気について紹介していきます。
穏やかで周囲に好かれている表の顔の藍染惣右介も冷酷で天に立つという野心を抱いている彼のどちらも好きと言う声が多く挙がっていました。どちらの表情も魅力的な要素を持っている藍染惣右介はファンの間でも高い支持を集めているようです。
やはり藍染惣右介のレベル違いの圧倒的な強さがかっこいいという声が多くありました。常に自信に満ち溢れ、強い能力の持ち主でありながらも、実は孤独の中生きている藍染惣右介の人間味が見られる部分も魅力の一つのようです。
結局本編では最後まで明かされることのなかった藍染惣右介の卍解を見たかったというファンの声です。始解だけですでに作中最強クラスの藍染が卍解を使用するとどうなるのか見たい人が多いようです。
もしも藍染惣右介が〇〇だったら
ここでは『BLEACH』藍染惣右介が〇〇だったらと仮定して、先輩・彼氏・父親の3つのシチュエーションで考察していきます。
藍染惣右介先輩篇
『BLEACH』の藍染惣右介がもしも先輩だった、かなり厳しい先輩になるかもしれません。藍染惣右介は常に上を目指しており、勝つ為ならどんなに残酷なことでも躊躇なくやってしまう性格です。なので、部活の全体が強くなるためにもかなり厳しい指導をするのではないでしょうか。
藍染惣右介彼氏篇
『BLEACH』の藍染惣右介がもしも彼氏だったら、彼女だけに優しい彼氏になるかもしれません。藍染惣右介は自分にも他人にもかなり厳しい性格をしています。しかし、彼女だけには強く言えずなんでも言うことを聞いてくれるかなり優しい彼氏になるのではないかと思います。悪のカリスマとも言われている藍染惣右介が彼女だけに優しというギャップがあったらかなりモテそうですね。
藍染惣右介父親篇
『BLEACH』の藍染惣右介がもしも父親だったら、愛とムチのある優しさはあるが厳しい父親になるかもしれません。藍染惣右介は自分にも他人にも厳しい人です。なので自分の子供にも甘やかしたりはせず、愛のある厳しいしつけをするのではないでしょうか。
藍染惣右介は結果強い
本記事では漫画『BLEACH』に登場する藍染惣右介について詳しく紹介していきました。卍解は使えないのではないかなど、数々の噂はありますが誰がなんと言おうと藍染惣右介はかなり強い能力の持ち主であることには間違いないですね。『BLEACH』に登場人物の中でも圧倒的強さを持つ悪役代表のキャラクターです。『BLEACH』を見たことない方や見たことある方も、藍染惣右介に注目して再度漫画『BLEACH』を是非チェックしてみてください。
この記事のライター
伊藤明日佳
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