【スパイファミリー】とばりの登場回や声優は?ヨルとの比較や名言を紹介
漫画『スパイファミリー』に登場するとばりは、主人公同様スパイで、物語の面白さを際立たせており、特徴的な性格が人気急上昇中です。本記事では、とばりの声優や特徴、名言だけでなく、スパイファミリーに登場する他のキャラクターとの関係性についてもまとめていきます。
目次
【スパイファミリー】夜帷(とばり)とは?
漫画『スパイファミリー』にはスパイが何人か登場します。その中で主人公・黄昏に憧れを抱く女性スパイ、夜帷(とばり)について紹介します。とばりのプロフィールやスパイファミリーの概要・あらすじもまとめます。
夜帷(とばり)のプロフィール
- 名前:フィオナ・フロスト (偽名の可能性あり)
- コードネーム:夜帷(とばり)
- 職業:表向きは病院の総合事務員。本業はWISE(対東課)の諜報員
『スパイファミリー』の作中で、スパイとして活動するコードネーム「夜帷(とばり)」は、主人公・黄昏が勤める病院の総合事務員として働いており、表向きはフィオナと名乗っています。本業はロイドと同様にWISE(ワイズ)の諜報員で、スパイとしての能力、それを支える身体能力がどちらも高く、黄昏も一目置いています。黄昏への憧れと熱い想いが強く、想いが溢れすぎて突っ走ってしまう一面があります。
スパイファミリーの概要
漫画『スパイファミリー』は、遠藤達哉によりジャンプ+(ジャンププラス)に掲載されているスパイを題材としたコメディ漫画です。WEBコミックで掲載した5話公開までに総閲覧数が300万を超え、単行本化される前に評価される異例の事態となり、連載当初から人気を博しました。2022年10月時点で、コミックスは10巻発売され、累計発行部数は2500万部となっています。2022年4月にアニメ化され大ヒットし、2023年にはミュージカルが上映予定です。
スパイファミリーのあらすじ
『スパイファミリー』の主人公であるコードネーム「黄昏(たそがれ)」は、西国の優秀なスパイで、数々の任務をこなしていました。次の任務は、東西の平和を脅かす政治家と接触するために、その息子が入学する名門デーモン校に自分の養子を入学させる、というものでした。黄昏は、ロイド・フォージャーと名乗り、正体は殺し屋の妻、正体は心を読むことができる娘、と即席偽装家族を作り、それぞれが正体を隠しながら任務達成のため奮闘する物語です。
【スパイファミリー】とばりの登場回や正体
ここでは、『スパイファミリー』で屈指の女性スパイであるとばりの登場回や、その正体、アニメでの声優、とばりの能力についてまとめていきます。特にとばりの野望は必見です。
夜帷(とばり)の登場回
とばりの初登場は、『スパイファミリー』第30話でコミックスでは5巻です。初登場シーンではフィオナとして登場し、ロイドが表向き務めている同じ病院に勤めていることが明かされています。
夜帷(とばり)の声優は誰になる?
とばりは、スパイファミリーのアニメの第1クールでは登場しておらず、2クール目からの登場が期待されていました。漫画でクールビューティーな外見で、内面は恋する乙女であるとばりの声優が誰になるか、ファンの間でも期待が高まっていました。スパイファミリーは、2022年10月から第2クールが始まり、声優は多くの賞を受賞されている実力派声優の佐倉綾音(さくらあやね)さんと発表されました。
夜帷の表向きの名前はフィオナ・フロスト
とばりは、病院ではフィオナ・フロストと名乗っていますが、スパイとして複数の名前を使い分けているため、この名前も偽名の可能性が高いです。コードネームしかわかっておらず、本名は明かされていません。
夜帷(とばり)の能力
とばりは、黄昏に憧れを持っているだけあって、スパイとしての能力も完璧で人間離れした身体能力や判断力を持っています。戦闘シーンにおいて、黄昏に引けをとらないほどの動きを見せており、黄昏も一目置いています。
夜帷(とばり)の性格
とばりは、とても真面目な性格で任務を完璧にこなします。無口・冷静・冷徹という言葉が形容詞としてついてしまうくらいに厳しすぎる部分があり、WISEの同僚からは「冷血」「鉄面皮」など言われてしまうほどです。
夜帷(とばり)の野望
スパイとして真面目で冷徹すぎるため任務の延長に野望があると思いきや、とばりの野望は「将来の夢:黄昏のお嫁さんになること」というかわいいものでした。無表情の一方で乙女すぎる野望の告白で、ファンからの応援も多く上がっています。
【スパイファミリー】とばりとヨルの比較やロイドとの関係
とばりの任務や野望がわかったところで、オペレーション<梟>(ストリクス)の重要なフォージャー家である、ロイドや妻のヨル、娘のアーニャとどう関わっていくのでしょうか。それぞれみていきましょう。
夜帷(とばり)とヨルを比較
「黄昏のお嫁さんになること」という野望があるとばりなので、偽装といえど妻としてロイドと生活をしているヨルに対して「自分のほうがフォージャー夫人に相応しい」と敵対心を持っています。テニスの勝負を挑みますが、ヨルの放ったボールの威力が凄まじく、夜帷のラケットがボロボロになってしまい打ち返すことができませんでした。パワーでは圧倒的な差を見せつけられ、とばりは再戦に闘志を燃やします。
夜帷(とばり)とロイドの関係
とばりにとってロイドは、同じスパイであるイケメンで超一流のスパイ技術をもっており、自分にスパイ技術を教えてくれた師匠、黄昏です。とばりは、黄昏のことが大好きで、黄昏のことになると冷静さを無くしてしまうほどです。ロイドと同じ病院にフィオナとして勤め、任務のサポートのしやすさを考慮しながらもロイドの側にいたいというあざとさもあります。
夜帷(とばり)とアーニャの関係
とばりは、フォージャー夫人の座を奪うべく、まずは娘であるアーニャと仲良くなろうと考えます。アーニャは心が読めるため、とばりの野望や正体、任務を成功するために、アーニャにスパルタ教育をしようとしていることを知ってしまいます。勉強嫌いなアーニャは、とばりが母になっては困ると、とばりのことを断固拒否する姿勢を見せています。
【スパイファミリー】とばりの名言
漫画『スパイファミリー』で出てきた、とばりの名言が出た場面や心情についてまとめていきます。スパイのあり方や気持ちとのせめぎ合いなど、スパイファミリーならではのシチュエーションとなっています。
とばりの名言①「おままごとに現を…」
こんなところで黄昏ほどのお方がおままごとに現(うつつ)をぬかしていては世界にとっての損失です
とばりは、ロイドが出掛けている間にフォージャー家を訪問していました。尊敬する先輩が犬の散歩に行っていることに苛立ちを感じ、「犬の散歩が任務に必要か?雑用はこの女にやらせるべきでは?」とロイドの作戦に疑問を投げかけます。突然のとばりの訪問に緊張感もあり、ロイドも苛立ちを隠せず「何が言いたい?」と言ったロイドへの返答でとばりからこの名言がでました。強気な発言の中に「おままごと」と、かわいい表現を入れているところがとばりらしいです。
とばりの名言②「今日が雨で…」
・・・今日が雨でよかった
この気持ちは隠し通す
なぜなら私達は裏世界の住人だから
大好きな先輩にそう教わったから
この乙女心が現れる切ない言葉が出たのは、フォージャー家の仲睦まじい姿を目にし、いたたまれなくなって、とばりが雨の中へ出て行った場面です。本当の気持ちを隠し通すスパイとして活動している彼女にとって、ロイドへの好意を押し殺して幸せそうな姿を見るのは辛いものでした。追いかけてきたロイドが見たのは、無表情のまま涙を流すとばりです。激しく振る雨がとばりの涙も感情も全部、覆い隠してくれるのでした。
とばりの名言③「ピョコピョコさせるのは…」
ピョコピョコさせるのは生涯私の役目でなくてはならない
とばりは、超一流のスパイである黄昏が、少しずつ穏やかな表情を見せるようになったことに嫉妬と危機感を持ちます。しかし、そんな穏やかな黄昏もかわいいと言っており、その役目はヨルではなく自分であるべきとヨルへの敵対心を持ちつつも、自分の願望が漏れまくっているかわいい名言です。
とばりの名言④「先輩は隅でうずくまって…」
まあ安心してください
先輩は隅でうずくまっていれば結構です
すべて私一人で片づけますので
黄昏と挑んだ地下テニス大会の任務中に、とばりが黄昏へ言った言葉です。とばりはここで活躍し、任務に自分が有用であり、オペレーション<梟>の妻役に相応しいと認めさせるために野心を燃やします。そんな野心が強すぎて大好きな黄昏に対して、強めな言葉になってしまう不器用なところもかわいいです。
とばりの名言⑤「先輩のハートを打ち抜くのよ…」
なんて重たい打球・・・‼︎
前へ押し返せない・・・ッ‼︎
だけど私だって
先輩への愛の重さは負けてない‼︎
こんなもの
私の積み重ねてきた想いに比べたら・・・‼︎
前へ‼︎
ラケットを前へ‼︎
先輩のハートを打ち抜くのよ夜帷ッ‼︎
公園でテニスをしているフォージャー一家を見かけたとばりが、ヨルにテニス勝負を挑んだときの言葉です。ヨルに勝ってフォージャー夫人になりたいため、負けられないと自分自身を鼓舞します。しかし、ヨルの豪球が強すぎて、かわいらさは忘れ去られ鬼気迫るパワーとの戦いとなってしまっています。
【スパイファミリー】とばりに対する世間での評判や人気
とばりは、登場回が少ないながらも、すでに数々の名言を残し大活躍しています。ここでは、とばりの世間からの評判や人気はどのようなものがあるのか、紹介します。
アニメの第2クールからフィオナが登場し、Twitterも盛り上がっていました。漫画でフィオナが登場したときから、その魅力に人気がありアニメでの登場を待ちわびていたファンも多いことがわかるコメントです。
こちらは、スパイの任務中に黄昏の足手まといにならないように能力を発揮するとばりに対し、その健気さがたまらないというコメントです。仕事にも恋にも全力を超えていくところが、人を魅了するとばりの能力の1つとなっています。
アニメでフィオナが登場し、声優さんの声がかっこよくておしとやかで、フィオナのイメージにピッタリと絶賛しているコメントです。アニメでもこれからフィオナの登場が多くなり、漫画でも人気だったフィオナの暴走がどう表現されていくのか、期待を寄せています。
【スパイファミリー】とばりの初登場回は30話だった
コードネーム夜帷(とばり)は、同僚にも鉄面皮と呼ばれるほど無平声で冷徹さのある女性スパイですが、内心はロイドのことが大好きすぎるかわいい乙女です。スパイファミリーの中でもクールビューティーと人気があるとばりの初回登場回は、30話でコミックスだと5巻です。気になる方はぜひ、スパイファミリーを手に取って読んでみてください。
この記事のライター
macoco
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