【スパイファミリー】ストリクス(梟)の意味とは?目的やミッション内容を紹介
『スパイファミリー』のストリクス(梟)の意味や目的、ミッション内容を紹介します。ロイド・フォージャーやドノバン・デズモンドなど、主要人物も踏まえてストリクスの意味について解説しました。また、オペレーションストリクスの天敵やストリクス(梟)の評判も紹介します。
目次
ストリクス(梟)とは?
ストリクス(梟)は、スパイファミリーの作品中で主人公の黄昏(たそがれ)が担っている任務のことを指します。以下では、オペレーションストリクス(梟)の概要や意味、スパイファミリーの概要、あらすじについて紹介していきます。
オペレーションストリクス(梟)の概要
前述の通りオペレーションストリクスは、スパイファミリーの主人公である西国(ウェスタリス)のスパイ、黄昏に課せられたミッションのことを指します。オペレーションストリクスは、東国(オスタニア)の国民統一党首党のドノバン・デズモンドと接触し、東西の戦争を阻止することを目的とした任務です。
スパイファミリーの概要
スパイファミリーは集英社「少年ジャンプ+」で連載中の漫画で、2021年と2022年にアニメが放送され、2023年12月には映画の上映も予定されている人気の少年漫画です。作者は遠藤達哉さんで2019年3月25日に連載が始まりました。ホームコメディ要素に加え、主人公黄昏が東西平和のために奮闘する姿も描かれたアクション要素もあるストーリーになっています。
スパイファミリーのあらすじ
主人公は西国(ウェスタリス)の情報部対東課、通称WISEに所属する腕利きのスパイ黄昏です。ある日黄昏は東西平和を守るための重要任務、オペレーションストリクを任されることになりました。黄昏は精神科医のロイド・フォージャーとして、表向きは市役所職員である殺し屋のヨル・ブライアを妻に、超能力者であるアーニャ・フォージャーを娘にして仮初めの家庭を築きます。家族全員がお互いの素性を隠しながら多くの任務をこなし、東西平和のために奔走するのです。
ストリクス(梟)の意味や目的
東西平和を守るために、東国の要人であるドノバン・デズモンドとの接触を試み、動向を探るオペレーションストリクスですが、ストリクス(梟)にはどのような意味があるのでしょうか。以下では、ストリクスの名前の意味や目的などについて紹介していきます。
オペレーションストリクス(梟)の名前の意味
オペレーションストリクス(梟)のストリクスとはふくろうという意味のラテン語です。ストリクスはふくろうの学名で、特にみみふさの無いふくろうを意味します。古代ローマ神話ではストリクス=ふくろうであり、知恵と洞察の女神・ミネルヴァの従属です。また、ギリシャ神話では戦いと知恵の女神・アテナの聖鳥として、使者や化身となった姿がふくろうと言われています。
オペレーションストリクス(梟)の目的
ふくろうという意味を持つストリクスですが、黄昏に任されたオペレーションストリクス(梟)の目的は、東西平和を脅かす存在である東国(ウェスタリス)の要人である国民統一党の首党、ドノバン・デズモンドと接触してその動向を探り、戦争を阻止することです。戦いの女神が、ストリクスを従えていたことに関連しているのではと言われています。
オペレーションストリクス(梟)のターゲット
オペレーションストリクス(梟)のターゲットは東国(ウェスタリス)の要人、国民統一党の党首ドノバン・デズモンドです。ドノバン・デズモンドは用心深く接触が難しいとされる人物ですが、唯一接触を試みることのできる機会がイーデン校で開催される懇親会だと言われています。
オペレーションストリクス(梟)の舞台
用心深いドノバン・デズモンドと接触できる唯一の機会が、息子たちが通う名門イーデン校で開かれる懇親会です。オペレーションストリクスは、ドノバン・デズモンドの息子たちが通うイーデン校を中心として展開されます。イーデン校は東国(オスタニア)の首都であるバーリントにある学校で、勉学のみならずあらゆる分野で優秀な人材を輩出していると言われています。
ストリクス(梟)のミッション内容
オペレーションストリクスの目的はドノバン・デズモンドに接触して彼の動向を探り、戦争を阻止することです。では、その詳細なミッション内容はどのようなものなのでしょうか。オペレーションストリクスは2つのフェイズに分けられており、そのなかでもいくつかのプランがあります。以下でチェックしてみましょう。
ミッション内容①フェイズ0
オペレーションストリクスを完遂するために、黄昏に初めに与えられたミッションが「結婚して子供をこさえる」ことです。その猶予は1週間という短さでしたが、腕利きのスパイである黄昏はロイド・フォージャーとして孤児院よりアーニャを引きとり、仕立て屋でヨル・ブライアと出会い偽装結婚することでミッションをクリアしました。
ミッション内容②フェイズ1
オペレーションストリクス遂行のための土台となる、偽装家族を手に入れた黄昏に次に与えられたミッションは、名門イーデン校に娘であるアーニャ・フォージャーを入学させることです。娘をイーデンに入学させることがオペレーションストリクスのフェイズ1にあたります。筆記試験は合格ギリギリラインで、面談でも教員とトラブルになってしまいますが、補欠として無事に合格を掴み取りました。
ミッション内容③フェイズ2(プランA)
無事に標的である、ドノバン・デズモンドの息子と同じイーデン校に娘アーニャを入学させることに成功した黄昏に次に与えられた任務は、イーデン校の懇親会に参加してドノバン・デズモンドに接触することです。懇親会に参加するには、ステラを8つ獲得してインペリアルスカラーになる必要があります。
ステラは成績優秀者や社会貢献をすることによって与えられる褒章です。4か月以内にデズモンドと接触しなければならない黄昏は、ステラを8つ獲得することは困難であると考え、別の道も考案しました。その過程で、ステラを8つ獲得する方法をプランAと名付けたのです。ステラはストリクスと同じラテン語で、星という意味です。イーデン生として好ましくない行いをした時に与えられるトニトもラテン語で、雷という意味があります。
ミッション内容④フェイズ2(プランB)
プランAを4か月以内に遂行させるのは難しいと考えた黄昏は、アーニャとドノバン・デズモンドの息子であるダミアン・デズモンドが仲良くなることで接触を試みるプランBを考案します。しかし、アーニャとダミアンは入学初日から喧嘩をしてしまい、こちらのプランも難航してしまうのです。
ストリクス(梟)に関係するキャラや天敵
オペレーションストリクスには、いくつかのキャラクターが関わっています。以下では、オペレーションストリクスに関わるキャラクターやこの任務の天敵について紹介していきます。
オペレーションストリクス(梟)に関係するキャラ
オペレーションストリクスに関係しているキャラクターは、WISEの諜報員であるロイド・フォージャー(黄昏)とその娘であるアーニャ・フォージャー、WISEの管理官であるシルヴィア・シャーウッドです。また、ロイドと同じくWISEの諜報員であるフィオナ・フロスト、オペレーションストリクスの標的であるドノバン・デズモンドの息子のダミアン・デズモンドとなっています。
関係するキャラ①ロイド・フォージャー
ロイド・フォージャー(黄昏)はウェスタリスの中で腕利きのスパイでWISEの諜報員です。オペレーションストリクスを任されており、任務遂行のためにヨル・ブライア、アーニャ・フォージャーと仮初めの家族になりました。ロイドは表向きはバーリント総合病院の精神科医ということになっています。
関係するキャラ②アーニャ・フォージャー
アーニャ・フォージャーは元々は孤児院にいましたが、ロイドの娘として生きていくことになりました。アーニャは人の心が読める超能力者で、多くの里親のもとを転々としていた過去があります。オペレーションストリクス遂行のために名門イーデン校を受験、入学することになりました。入学早々、ダミアン・デズモンドと険悪な関係になってしまいますが、父の任務のために奮闘しています。
関係するキャラ③シルヴィア・シャーウッド
シルヴィア・シャーウッドは、WISEの管理官でWISEの人々にはハンドラーと呼ばれています。シルヴィアはその隙のない様子から鋼鉄の淑女、フルメタル・レディとも呼ばれていました。ロイドとも定期的に情報共有したり、時には任務遂行のための手助けをしたりとWISEの管理官として奔走しています。
関係するキャラ④フィオナ・フロスト
フィオナ・フロストはWISEの諜報員でロイドの後輩にあたります。コードネームは夜帷(とばり)で、表向きはバーリント総合病院の事務員として勤務しており、病院内でロイドの任務の補佐的な役割を担っているキャラクターです。フィオナはロイドに好意を寄せており、たびたび暴走する様子が描かれています。
関係するキャラ⑤ダミアン・デズモンド
ダミアン・デズモンドはドノバン・デズモンドの息子で、アーニャのクラスメイトです。父であるドノバンに認められるためにインペリアルスカラーを目指しています。アーニャとはたびたび険悪なムードになりますが、他のクラスメイトが中傷的な発言をした際には庇うこともあり、徐々に距離が縮まっているようです。
オペレーションストリクス(梟)の天敵はユーリ・ブライア
オペレーションストリクスの天敵とも言える存在が、ロイドの妻であるヨル・ブライアの弟ユーリ・ブライアです。姉のヨルを溺愛しているユーリは、表向きは外務省の外交官ということになっていますが、その正体は国家保安局、通称秘密警察の少尉だったのです。ユーリはオスタニアに潜伏している黄昏を追っており、国の治安維持に奔走しています。
ストリクス(梟)に対する世間での評判や人気
ストリクス(梟)の意味や目的について解説しましたが、世間はどのような意見や評判、人気の声があるのでしょうか。X(旧Twitter)での意見や評判をいくつか紹介していきます。
上記意見のように、アーニャが可愛いという声は少なくありません。天真爛漫な姿や、アーニャ語と呼ばれる独特な言葉遣いなどがアーニャの魅力となっています。また、オペレーションストリクスのストリクスの意味について疑問を持っている人もいるようです。
オペレーションストリクスには、WISEの管理官であるハンドラーが黄昏に人間味を持ってほしいという意味を込めて任命したのではないかという意見もあるようです。
ストリクスがラテン語であるという点に関心を持つ人もいるようです。スパイファミリーに出てくるラテン語はストリクス以外にもあり、どのようなところにラテン語が使われ、言葉の意味への関心が寄せられています。
ストリクス(梟)には深い意味があった
ストリクス(梟)はふくろうという意味のラテン語で、古代ローマ神話の女神であるミネルヴァやギリシャ神話の女神であるアテナと関連があるという点から、黄昏に与えられたストリクス(梟)という任務には深い意味があると言われているようです。今後、オペレーションストリクスはどのように進んでいくのか、ロイドやアーニャたちの活躍を楽しみにしましょう。
この記事のライター
メープル
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