【七つの大罪】ゼルドリスは恋人のために魔神王を目指した?ゲルダとの関係も
『七つの大罪』のゼルドリスは恋人のために魔神王を目指したのかを考察します。ゼルドリスが魔神王を目指した理由、過去、関わった人物や最後はどうなったのかを解説しています。またアニメ『七つの大罪』でゼルドリスを演じた声優と世間での評判もまとめています。
目次
【七つの大罪】ゼルドリスとは?
『七つの大罪』のゼルドリスは、魔神王の代理として魔神族をまとめており、十戒のリーダーでもあります。兄のメリオダスとは髪の色を除けば瓜二つですが、性格は全く違います。ゲルダという吸血鬼一族の恋人がおり、メリオダスに対しては強い憎しみを抱いています。
ゼルドリスのプロフィール
- 名前:ゼルドリス
- 年齢:252歳(封印前)
- 身長:152㎝
- 体重:50㎏
- 血液型:A型
- 誕生日:2月5日
- 出身地:魔界
七つの大罪の概要
『七つの大罪』は、鈴木央(すずきなかば)による漫画作品です。最初は読み切り作品でしたが、2012年から連載が始まり2020年に終了しました。単行本は2023年1月時点で累計発行部数3800万部を突破している大人気作品です。2014年からはアニメ放送が開始され、2023年10月からは『七つの大罪』の正統続編である『七つの大罪 黙示録の四騎士』の放送が始まります。
七つの大罪のあらすじ
『七つの大罪』は、まだ人間と人間ならざる者の世界が分かれていなかった時代の物語です。リオネス王国の王女エリザベスは、一人で国を出て人捜しをしていました。それは国を裏切り、10年前に姿を消した「七つの大罪」です。エリザベスは聖騎士達が戦いを始めようとしているので、七つの大罪に止めてほしいと思っていたのでした。そして聖騎士団からエリザベスを助けたのが、七つの大罪の一人、メリオダスだったのです。メリオダスはエリザベスと共に、かつての仲間を探しながら旅を続けていきます。
【七つの大罪】ゼルドリスは恋人のために魔神王を目指した?最後は?
『七つの大罪』のゼルドリスは、自分が魔神王になろうと思っていました。それには純粋な理由があります。兄のメリオダスが自分とエリザベスの呪いを解くために魔神王になると聞いた時に、激しく怒っています。ゼルドリスが魔神王になりたい理由は何でしょうか。そして最後はどうなったのでしょうか。
ゼルドリスとゲルダの過去
『七つの大罪』のゼルドリスとゲルダは、種族は違いますが恋人同士という関係です。メリオダスがエリザベスのために魔神族を裏切り、そこから戦いが始まります。吸血鬼一族は魔神族に反乱を起こしますが、失敗してしてしまいます。そして魔神王はゼルドリスに、吸血鬼一族を始末するよう命じました。ゼルドリスは命令に従ったふりをして、ゲルダを封印しました。
ゼルドリスの聖戦での活躍
『七つの大罪』のゼルドリスは、この戦いで魔神王になろうと思っていました。魔神王になる理由は、「誰もが平穏に暮らせる魔界にしたいから」です。メリオダスから恋人のゲルダが生きていることを聞かされ、メリオダスに協力することにします。そして四大天使を相手に圧倒しますが、エスカノールに追い詰められてしまいます。そこをチャンドラーとキューザックに助けられ、戒禁(かいごん)を発動しました。しかし四大天使の一人マエルに阻止され、戦いに敗れてしまいます。
ゼルドリスは魔神王の器に?
マエルに敗れたゼルドリスを、キューザックは戒禁を集めて吸収させ、魔神王にしようとしていました。戒禁とはかつての魔王が広すぎる魔界を効率よく支配するため、自身の力を十人の戦士に与えたものです。キューザックがゼルドリスに戒禁を取り込ませようとしている時に、ゼルドリスが目を覚ましました。自分が何をされているのか気付いても、ゼルドリスは体が動かず、阻止することができません。ゼルドリスの意思とは反対に、戒禁を吸収してしまいました。ゼルドリスの身体は父親の魔神王に奪われ、器になってしまったのです。
ゼルドリスの最後はどうなった?
『七つの大罪』のメリオダスは、ゼルドリスを救うため精神世界へ入り込みます。そしてメリオダスに封印を解かれたゲルダも一緒に向かい、そこには魔神王によって作られた偽物のゼルドリスが多数いました。しかしゲルダは偽物の中から、本物のゼルドリスを見つけ出し、メリオダスは偽物のゼルドリスを次々に倒していきました。そしてメリオダスは現世に戻ります。ゼルドリスも精神世界で魔神王を倒し、現世でも七つの大罪のメンバーが魔神王を見事に倒しました。その後、ゼルドリスとゲルダは魔界に帰って行きました。
【七つの大罪】ゼルドリスとメリオダスや他キャラとの関係
『七つの大罪』のゼルドリスが何故魔神王を目指したのか、聖戦・魔神王との戦いを解説してきましたが、次はゼルドリスと深く関わったキャラを紹介していきます。エスタロッサについては衝撃の事実が判明し、キューザックは悲しい最期となっています。
ゼルドリスとメリオダスの関係
『七つの大罪』のゼルドリスとメリオダスは、髪の色以外は外見も瓜二つで仲の良い兄弟でした。しかしメリオダスが魔神族を裏切ったことにより、二人の関係は一変します。メリオダスが魔神族を去ったことにより、ゲルダの処刑を命じられ、ゼルドリスはメリオダスを憎むようになります。しかし魔神王を倒し、ゲルダと再び会うことができたことで二人は和解しています。
ゼルドリスとエスタロッサの関係
『七つの大罪』のゼルドリスとエスタロッサも、兄弟という関係です。エスタロッサが長男です。ゼルドリスとメリオダスは髪の色を除けば瓜二つですが、エスタロッサだけは二人とは全く似ていません。それもそのはずで、エスタロッサの正体は、四大天使マエルだったのです。メリオダスが魔神族を去り、魔神族の戦力が下がってしまったため、マエルが魔神族へ送り込まれたのです。そして関係者の記憶を改ざんして、ゼルドリスとメリオダスの兄となっていたのです。
ゼルドリスとキューザックの関係
『七つの大罪』のキューザックは、ゼルドリスに戦い方を教えた人物です。キューザックは最上位魔神で、七つの大罪のメンバーもキューザックの強さには苦戦しました。そしてキューザックはゼルドリスをとても可愛がっていました。ゼルドリスを魔神王の器にすることに成功しましたが、その直後にゼルドリスに殺されています。
【七つの大罪】ゼルドリスの強さや戒禁
『七つの大罪』のゼルドリスは魔神族を指揮する立場ですが、どれほどの強さなのでしょうか。十戒の癖のあるメンバーは普段はゼルドリスの言うことを聞きませんが、ゼルドリスも強制はしません。ここからはゼルドリスの強さや闘級、技や戒禁について解説していきます。
ゼルドリスの強さや闘級
『七つの大罪』のゼルドリスは魔神王の代理を行っており、強さは魔神族の中でトップクラスです。魔神王から魔力も貸し与えられており、剣の実力も相当です。ゼルドリスの闘級は「61000」です。父親の魔神王やキューザックに比べれば低いですが、十戒のメンバーの中では高いです。またゼルドリスは自分よりも闘級が上の相手でも相手の魔法攻撃を無効化したり、技を組み合わせて相手を追い込みました。
ゼルドリスの魔力や技
ゼルドリスの技は強力なものばかりです。特に敵の魔法攻撃を無効化してしまう「魔神王(ゴッド)」はやっかいです。相手からの攻撃を無効化するため、自分よりも強さが上の相手でも、有利に戦うことができます。
魔神王(ゴッド)
この技は魔神王代理であるゼルドリスが、魔神王から貸し与えられている魔力です。敵からの魔法攻撃を反転させることができます。敵が攻撃してくれば治癒になり、回復魔法を使えばダメージになってしまいます。また魔法攻撃を無効化することができますが、物理攻撃は無効化できません。しかしメリオダスとの戦いでは、メリオダスのあまりの強さに無効化はできませんでした。
凶星雲(オミノス・ネビュラ)
この技は、ゼルドリス本来の魔力です。自身の闇を高速で回転させて渦を作り、周囲の生物を凄まじい力で引き寄せます。そして間合いに入ったものを切り裂きます。この速さからは逃れる術はありません。渦に巻き込まれないように体を固定したり、とにかく渦から逃げるしかありません。
怒りの日(ディエス・イレ)
この技は巨大なエネルギーを作りだして、空から攻撃します。その威力は絶大で、空から攻撃できるため広範囲に攻撃することができます。このエネルギーで攻撃される前に逃げるなど対処しなければ、餌食になってしまいます。
ゼルドリスの戒禁 「敬神」
『七つの大罪』のゼルドリスの戒禁は、「敬神(けいしん)」です。この戒禁はゼルドリスを恐れて逃げた者を、強制的に忠誠を誓わせることができます。完全にゼルドリスの命ずるままに動きますが、解除することもできます。解除されると操られていた時の記憶はなくなります。「敬神」は元々は十戒の一人であるカルマディオスに与えられていましたが、過去の聖戦で敗れてしまい、ゼルドリスに与えられたのです。
【七つの大罪】ゼルドリスの声優
『七つの大罪』はアニメ化もされています。そして2023年には続編の「黙示録の四騎士」 のアニメ化が発表され、盛り上がりを見せています。こちらの作品にはメリオダスをはじめ、『七つの大罪』のメインキャラクター達も登場するので、ますます期待が高まります。ここからは『七つの大罪』のアニメでゼルドリスを演じた声優を紹介していきます。
ゼルドリスの声優は「梶裕貴」
『七つの大罪』のアニメでゼルドリスを演じている声優は、梶裕貴さんです。ゼリオドスだけではなく、メリオダスも梶さんが演じています。声優の他にもアーティスト活動やテレビ番組にも出演したり、また声優アワードでは主演男優賞を史上初の2年連続受賞しています。メインキャラ2人を演じることについては、体力的にハードルがあったと語っています。
梶裕貴のプロフィール
- 名前:梶裕貴(かじゆうき)
- 職業:声優、アーティスト
- 愛称:ゆうたん、梶きゅん
- 生年月日:1985年9月3日
- 星座:おとめ座
- 血液型:O型
- 出身地:東京都(埼玉県坂戸市育ち)
- 所属事務所:ヴィムス
梶裕貴の主な出演作品
- 進撃の巨人:エレン・イェーガー
- マギ:アリババ・サルージャ
- からかい上手の高木さん:西片
- 僕のヒーローアカデミア:轟焦凍
- ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない:広瀬康一
- アクセル・ワールド:ハルユキ(有田春雪)/シルバー・クロウ
- ハイスクールD×D:兵藤一誠
- ハイキュー!!:孤爪研磨
- 王様ランキング:ダイダ
【七つの大罪】ゼルドリスに対する世間での評判や人気
『七つの大罪』のゼルドリスは、冷静な性格で魔神王の代理も務めています。誤解されやすい部分もありますが、ゼルドリスのことを深く知っていくと、その魅力にハマり好きになる方が多いようです。ゼルドリスに対する世間での評判をまとめてみました。
劇場版『七つの大罪 光に呪われし者たち』では、メリオダスと再会してぎこちない態度になってしまう可愛いゼルドリスが見られます。ゼルドリスもメリオダスも、大切なゲルダとエリザベスと一緒にいられて幸せそうです。しかし再び戦いが始まってしまうのです。この作品ではゼルドリスとメリオダスが一緒に戦う姿が描かれており、二人の絆の強さが分かります。
メリオダスの裏切りによって、ゲルダとの幸せな日々は奪われてしまいました。しかもゲルダの処刑まで命じられてしまい、ゼルドリスは目の前が真っ暗になります。メリオダスも自分の行動によってゼルドリスが地獄のような苦しみを味わうとは思ってもいなかったことでしょう。メリオダスを憎み、闇を抱えてていたゼルドリスですが、最後はゲルダと幸せな結末が待っていました。
『七つの大罪』にはいくつかのカップルが存在します。ゼルドリスとゲルダ、メリオダスとエリザベス、キングとディアンヌ、バンとエレインなどです。どのカップルもお似合いで幸せそうです。ゲルダは精神世界で偽物のゼルドリスから本物をすぐに探し出し、愛の深さを感じました。
【七つの大罪】ゼルドリスは恋人のために魔神王を目指したキャラだった
ゼルドリスは慕っていた兄のメリオダスが突然魔神族を裏切ったことにより、ゲルダの処刑を命じられてしまいます。そのことでメリオダスをずっと憎んでいました。ゼルドリスは自分が魔神王になって、争うことなく誰もが安心して暮らせる魔界を作ろうとしていました。憎んでいたメリオダスと協力して戦ったのも、ゲルダを救いたかったからです。そしてメリオダスとも和解し、ゼルドリスとゲルダにも平和な日々が訪れました。
この記事のライター
ささめ
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