【七つの大罪】バンは不死身の肉体を持っている?神器や登場キャラとの関係も
『七つの大罪』に登場する魅力的なキャラクター、バンの秘密を解き明かします。不死身の肉体や神器の力、そして「七つの大罪」での彼の役割に迫ります。あわせて、エレインを含む他キャラとの関係性や印象に残るバンの名言もまとめました。
目次
【七つの大罪】バンとは?
『七つの大罪』の中で特に人気の高いキャラクターのバンですが、その魅力は驚異的な戦闘能力と不死身の身体だけでなく、背景にある悲劇的な過去や深い人間性にも起因します。信念を貫く彼の勇敢さ、そして仲間や恋人への忠誠心は多くの読者から愛されています。本稿では、バンの魅力を多角的に探り、その深遠な魅力の源泉を明らかにしていきます。
バンのプロフィール
- 通称:強欲の罪(フォックス・シン)のバン
- 年齢:43歳(外見は23歳)
- 誕生日:2月14日
- 身長:210cm
- 体重:70kg
- 血液型:B型
- 印:狐
- 魔力:強奪(スナッチ)
バンは『七つの大罪』の中でも特に個性的なキャラクターで、その不死身の肉体と強奪の能力、そして情熱的な性格が物語を盛り上げています。
バンの性格
バンは陽気で自由奔放な性格を持つ『七つの大罪』の一員です。ジョークを好み、自身の意志に従って行動します。友人や恋人に対する深い忠誠心を持ち、特にエレインへの想いは強烈です。また、メリオダスや他のメンバーに対する信頼も厚いです。戦闘を好む一方で、挑発的な言動も見せますが、それは彼の強さと自信の表れからです。冷たく見える外面の下には、大切な人々への深い愛情と優しさを秘めています。
七つの大罪の概要
『七つの大罪』は、鈴木央のファンタジー漫画で、2012年から2020年まで『週刊少年マガジン』に連載され、累計発行部数は3800万部を突破しています。2015年には講談社漫画賞を受賞し、2014年からはアニメ化もされています。現在は続編『黙示録の四騎士』が連載中で、劇場版やNetflixでの配信映画にもなる大ヒットタイトルです。Netflix『七つの大罪』の後編は2023年8月配信予定です。
七つの大罪のあらすじ
ブリタニアのリオネス王国で、エリザベス王女が「七つの大罪」を探し始めるところから物語は開始します。彼女は酒場の店主メリオダスが「七つの大罪」のリーダーであることを知り、共に他のメンバーを探す旅に出ます。彼らは聖騎士団の陰謀を阻止し、国を救うために戦います。
【七つの大罪】バンは不死身の肉体?強さを解説
『七つの大罪』の世界には鮮やかなキャラクターが溢れていますが、その中でもバンは特別な存在です。彼の豊富な肉体美は、視覚的な魅力だけでなく、彼の圧倒的な強さの象徴でもあります。「七つの大罪」のメンバーの中でも屈指の力を誇るバンの強さは、彼の不死身の肉体や唯一の魔力「強奪(スナッチ)」によるものです。しかし、彼の強さは肉体だけにとどまらず、忠誠心や献身的な愛情にも見られます。この記事では、そんなバンの強さについて詳しく探っていきます。
バンは不死身の肉体を持っている?
「七つの大罪」のバンは、不死の泉を飲むことで不死身の肉体を得ました。この泉は飲む者に永遠の命を与えると言われ、森の妖精エレインが守っていました。バンはエレインとの絆を深める中で、彼女からこの泉を授けられました。以降、バンはどのような傷もすぐに治る能力を持つようになり、その特性は彼の戦闘スタイルに大いに影響を与えました。しかし、物語が進む中でバンは不死身の肉体を失います。のちに、煉獄へ行って更なる強さを手に入れることとなります。
バンの魔力は強奪(スナッチ)
「七つの大罪」のバンの特徴的な魔力「強奪(スナッチ)」は、彼の戦闘スタイルを形成し、他者の物理的な力や能力を自分のものにできる非常に強力な能力です。彼の主要な技にこの能力が活用されており、彼の神器と魔力の組み合わせが圧倒的な強さの根源になっています。また、この強奪(スナッチ)という能力がバンのキャラクター形成に大きく寄与し、彼の行動と成長に影響を与えています。
バンの神器
バンが序盤に使っている三節棍は神器ではなく、収監時に没収され行方不明になっていました。後にバンの神器である「聖棍クレシューズ」は、マーリンから返却されました。この神器は、彼の「強奪」の力を増幅させる役割を持っています。形状は四節棍で、その特性「超集中力(スーパーコンセントレーション)」により、集中力を極限まで高めて彼の物理的な力とスキルを最大限に引き出します。
バンの強さ
バンの戦闘シーンは『七つの大罪』の中でも際立っており、その原動力となるのは彼の不死身の肉体と魔力「強奪(スナッチ)」です。不死身の肉体は、どんな重傷からも即座に回復する能力を持っており、戦闘では驚異的な耐久力と再生力を発揮します。また、魔力「強奪(スナッチ)」は、敵から力を奪い、それを自分自身の力として使うことができます。これにより、バンは相手がどれほど強大な力を持っていても、それを自分のものにすることで戦闘を有利に進めることが可能です。
バンは煉獄に行きさらに強くなった?
エレインを「贈物(ギフト)」で救ったことで、バンは不死身ではなくなってしまいました。しかし、煉獄に行った後に更にパワーアップすることとなります。煉獄とは、時間と空間が歪んだ別次元で、極めて過酷な環境が広がっています。ここでは数千年が一瞬で過ぎ去るとされ、その間にバンは様々な試練と戦闘を繰り返しました。煉獄での経験はバンを更なる高みへと導き、彼の戦闘力を一段と高めました。
バンの技
『七つの大罪』のなかでも「強奪(スナッチ)」は個性的な魔力です。これを存分に活かしたバンの技の数々を紹介します。
技①身体狩り(フィジカルハント)
相手から体力と速度を奪い、自分のものにすることが可能です。
技②狩りの祭典(ハンターフェス)
周囲の者から力を奪い集め、自身の力を大幅に強化する技です。しかし、バン自身の体が耐えられるまでという制約があります。
技③獲物狩り(フォックスハント)
対象の心臓を直接奪う技で、これによりバンは一瞬で相手を倒すことが可能です。
技④バニシング・キル
バンが得意とするスピードを活かした技で、超高速で相手を攻撃します。
技⑤絶気配(ゼロサイン)
自身の存在感や気配を完全に消す技で、これによりバンは敵から気づかれずに行動することが可能となります。
技⑥死神の一薙(アサルト・ハント)
神器を手にして発動した技で、バンの身体能力とスピードを最大限に引き出し、多数の敵を一度に攻撃します。
技⑦乱獲(クレイジーハント)
周囲の者から一斉に力を奪う技で、一瞬で戦局をひっくり返すことが可能です。
技⑧贈物(ギフト)
奪った力を他者に分け与える技で、仲間を強化したり、敵の力を弱めることができます。エレインを救ったのがこの技です。
【七つの大罪】バンと登場キャラとの関係
ここからは、バンと『七つの大罪』の主要キャラとの関係に触れていきます。それぞれ特徴のあるキャラクターなので、それぞれの関係も面白さの一つです。
バンとメリオダスの関係
メリオダスは、監獄生活を送っていたバンを「七つの大罪」のメンバーに引き入れた張本人です。2人は深い友情と信頼で結ばれていますが、ぶつかり合うこともしばしばあります。バンの首にある唯一の傷は、10年前にメリオダスに手を出し彼の怒りを買った時についたもので、彼の不死身の体にもかかわらず残り続けています。
バンとエレインの関係
エレインはバンが一途に愛した女性で、不死身の体を手に入れるきっかけとなりました。バンは彼女を甦らせるために「七つの大罪」から抜けるなど、その愛情はバンの原動力そのものです。
バンとホークの関係
『七つの大罪』のマスコットのホークのことを、バンはなぜか師匠と呼んでいました。しかし、それは彼なりの友情と信頼の証なのだと推測されます。
バンとジェリコの関係
ジェリコは、バンに打ちのめされてからストーカーの如く付きまとっています。いつの間にかバンへ想いを寄せていますが、バンには相手にされていません。
【七つの大罪】バンの名言
普段は陽気なバンの魂のこもったセリフは読者の心を掴みます。ここまでの『七つの大罪』を盛り上げたバンの名言を振り返っていきます。
バンの名言①「いつか必ず…」
「いつかかならずお前を奪う」
出典: bibi-star.jp
23話でバンがエレインに告げる、心の中に秘めていた言葉は、二人の深い絆と愛情を象徴しています。かつてエレインが命を落とした妖精の森で伝えられなかったその言葉は、死者の都で再会した時にバンからエレインへ贈られます。エレインはその言葉に感動し、涙を流しながらも微笑みます。バンのこのセリフはエレインの心を動かし、彼女がバンと共に旅をする願いを強くしました。バンの言葉はプロポーズのようでもあり、その情熱的なセリフには誰もが胸を打たれます。
バンの名言②「中途半端な甘さは…」
「中途半端な甘さは誰も救えねぇ…自分(てめぇ)と仲間を殺すだけだ」
出典: bibi-star.jp
53話でバンがメリオダスへ向けたこの名言は、彼の仲間想いの性格とメリオダスの優しさを照らし出しています。魔人化したデールを討つことに躊躇するメリオダスに対し、バンは彼の過度の優しさを戒めました。バンがこの言葉を投げかけることができたのは、メリオダスのお人よしすぎる性格を深く理解しているからこそです。
バンの名言③「生まれた時からずっと…」
「生まれた時からずっとどこ行ってもつま弾き者のクソみてぇな人生送ってきたクソみてぇな男にな!」
出典: bibi-star.jp
51話で、キングからメリオダスが魔人族の可能性を指摘されそうになった瞬間に出た名言です。バンは自分自身が必要とされ、仲間に誘われたメリオダスへの信頼を揺るがせません。彼の言葉は、彼が必死にメリオダスを信じ続ける強い意志を表しています。仲間を思う心から生まれたバンのこのセリフは、彼が団長であるメリオダスを信じ、仲間との絆を大切にする姿勢を伝えています。この想いを知ると余計にエレインへの愛の深さが感じられます。
【七つの大罪】バンに対する世間での評判や人気
バンの不死身の肉体と快活な性格は、アクションとユーモアの良い組み合わせを生み出しており、多くのファンに愛されています。時間が経ってもその魅力は色褪せていない様です。
バンとエレインの深い愛情は視聴者を魅了し、彼の誠実さと献身的な愛情は感動を誘います。普段の陽気なバンとのギャップがより際立たせています。
バンの鮮やかな戦闘スタイルと魔力「スナッチ」は、アクションシーンが際立つ要素として高く評価されています。完成度の高いコスプレイヤーが多くいるというのも人気の高さをうかがわせます。
【七つの大罪】バンは不死身の肉体だった
その不死身の肉体と驚異的な力、そして深遠なる愛情と忠誠心で、『七つの大罪』の物語を一層豊かで魅力的なものにしてるバンの魅力は伝わったでしょうか。彼の強さと優しさ、そして絶えず成長し続ける姿が、今後の『七つの大罪』の展開をさらに引き立てることでしょう。
この記事のライター
渡辺よしひろ
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