【七つの大罪】トリスタンは黙示録の四騎士の一人！人物像を徹底紹介

七つの大罪は主人公のメリオダスが魔神族からブリタニアを取り戻すための戦いを繰り広げ、最終的にエリザベスと結婚する結末を迎えました。トリスタンはその2人の間に生まれた息子であり七つの大罪の続編にあたる作品・黙示録の四騎士の主要キャラクターの1人として活躍しています。まずはトリスタンのプロフィールと黙示録の四騎士の作品概要及びあらすじについてまとめていきます。

トリスタンはリオネス王国の王子でありメリオダスとエリザベスの息子です。母親によく似た白い長髪とオッドアイの見た目をしており、青年期ではメリオダスの身長を抜いています。王族として正義感が強くカリスマ性がありますが、両親のことを「パパ上」「ママ上」と呼ぶ癖がありマザコン気質な一面があります。

黙示録の四騎士は鈴木央によって週刊少年マガジンに連載されている漫画作品です。七つの大罪の続編にあたる作品で、聖戦終結から16年後の世界を舞台にパーシバルとその仲間たちが冒険する物語が描かれています。2021年1月から2023年3月までにかけて単行本11巻までが刊行されており、2023年10月には『七つの大罪黙示録の四騎士』というタイトルでアニメ放送が予定されています。

天空の地に住む少年・パーシバルは祖父のバルギスと共に平穏に暮らしていましたが、ある日王国の騎士・イロンシッドが現れバルギスに重傷を負わせました。遅れて駆け付けたパーシバルはバルギスからイロンシッドこそ本当の父親であることを遺言として言い残されます。パーシバルはバルギスの話の真相と殺害された理由を知るために地上・ブリタニアを冒険することを決意しました。

ここでは七つの大罪におけるトリスタンの人物像と活躍についてまとめていきます。トリスタンは七つの大罪における主要人物の2人・メリオダスとエリザベスの息子として生まれたキャラクターですが、登場したのは七つの大罪の最終話であり本格的な活躍が描かれたのは続編の黙示録の四騎士からです。トリスタンの人柄を知ることは七つの大罪の続編の内容に触れることになるので、閲覧する際はご注意ください。

七つの大罪最終話に登場したトリスタンは両親のことが大好きでそれぞれ「パパ上」「ママ上」と呼んで慕っています。黙示録の四騎士では16歳に成長した姿になり、王族としての自覚が生まれたのか正義感や義務感を持つ好青年になり、直属の部下であるトリスタン隊を率いるリーダーにもなっていました。両親のことは「父上」「母上」呼びに矯正していますが、時折癖で「パパ上」「ママ上」呼びになってしまいます。

七つの大罪ではトリスタンの登場シーンは最終話のみに限られています。続編の黙示録の四騎士では主要キャラクターの1人として活躍しており、世界を滅ぼしうる聖騎士・黙示録の四騎士の1人に数えられ主人公のパーシバルとも度々出会っています。それぞれの作品におけるトリスタンの活躍シーンを解説していきます。

七つの大罪の終盤でメリオダスとエリザベスが結婚したことが明かされると、最終話にて2人の子どもであるトリスタンが10歳の姿で登場しました。当時のトリスタンは父親のメリオダスから伝説の騎士団・七つの大罪について適当な話を吹き込まれていたため誤解を抱いていましたが、王城を訪れたゴウセルの魔力を介してメリオダスたちの冒険譚を目にして感激していました。バン曰くトリスタンは元気のいいガキのようです。

預言の騎士捜索から帰還したトリスタンは街の惨状を目にし、暴走しているパーシバルと対峙します。そこでトリスタンは女神族の力でパーシバルの暴走を止めようとしましたが、ドニーたちが庇うように助っ人に入り暴走が収まりました。その後パーシバルと行動を共にするようになると単独でメラスキュラとの戦闘になります。魔神族と女神族の魂を交配させた悪食の霊神が召喚されると、それに対しトリスタンは魔神化を果たし一瞬でメラスキュラを撃破しました。

ここからは七つの大罪におけるトリスタンの魔力についてまとめていきます。七つの大罪における魔力は超常現象を起こすための力の源や各キャラクターが持つ固有の能力の総称で、黙示録の四騎士本編でも同じ存在として描かれています。トリスタンが持つ魔力はメリオダスとエリザベスから直に影響を受けた魔力を持っています。

女神族の力は飛行や治癒が行える魔力です。母親であるエリザベスから受け継いだ魔力とされており、怪我を治せる癒しの星（ヒール・スター）や魔神属に対して特攻な技・星の瞬き（ティンクル・スター）といった基本技に加えて、エリザベスが奥義として使っていた聖櫃（アーク）も発動することができます。また、女神族の力を使用する時はトリスタンの瞳に三又の紋様が浮かび上がる特徴があります。

魔神族の力は闇の力を操る魔力です。メラスキュラとの戦いで覚醒した魔力であり、強烈な魔力や技を使うことができますが制御できなければ暴走してしまうという弱点があります。魔神族の力は父親のメリオダスから受け継いだ魔力とされており、魔力の詳細や技などについては未だ不明です。

全反撃は自分に向けられた魔力を倍以上の威力で跳ね返す魔力です。メリオダスが得意としていた魔力であり、作中でトリスタンが使用した描写はまだ描かれていませんが父親から伝授されているとされています。なお、黙示録の四騎士にて初めて全反撃が描かれたシーンは、メリオダスがトリスタンを守るために使用していました。

ここからはアニメ版七つの大罪にてトリスタンの声を担当した声優についてまとめていきます。七つの大罪は2014年10月にアニメ化が公開され、2021年1月には第4期が公開されて最終話を迎えました。最終話ではトリスタンが登場しただけでなく続編が制作されることをほのめかすような描写が話題を呼びました。また、2023年10月にアニメ化予定の黙示録の四騎士でも既にトリスタンの声優が発表されています。

少年期のトリスタンを演じた声優は小松未可子（こまつみかこ）さんです。声優になる前は女優として活動していた経歴を持っています。女性アーティストの倉木麻衣に憧れて芸能界を目指すようになり、2003年にアイドルとしてデビューを果たします。しかし、自分の目標と活動内容のギャップを感じるようになるとアイドルグループを脱退して人生を考え直し、芝居の仕事を始めることを決意したそうです。

青年期のトリスタンを演じている声優は村瀬歩（むらせあゆむ）さんです。小学生の間はアメリカで過ごした経歴を持っており、就職活動中に声を何度か褒められたことを受けて声優を意識し始めたと明かしています。2011年に声優デビューを果たすと2014年に『ハイキュー‼』の日向翔陽役として初主演を果たし、2016年に声優アワードにて新人男優賞を受賞しました。

これまでトリスタンの活躍や魔力などについてまとめてきましたが、七つの大罪ファン及び黙示録の四騎士ファンはどのように思っているのでしょうか。ここではトリスタンに対する世間での評判や人気を、実際に寄せられているコメントを参照しながら内容をまとめていきます。

トリスタンは見た目の評価が高くファンから人気がありました。特に黙示録の四騎士で青年になったトリスタンはイケメンと評判で、人によっては長髪オッドアイの部分がとてもかっこいいと注目され、ファンアートなどが投稿されていました。

トリスタンが女神族の力を発動した時には驚くような反応が寄せられていました。女神族の力はエリザベスが得意としていた魔力であり、親子の繋がりを感じられる描写に興奮した人が多くいるようです。また、魔神族の力や全反撃の詳細が知りたいという意見も見受けられました。

トリスタンの活躍は七つの大罪と黙示録の四騎士以外にスピンオフアニメなどでも描かれており、そこでの活躍がとてもいいと評価されています。スピンオフアニメではトリスタンが主人公として登場しており、双剣を使って戦うなどトリスタン好きならば必見な内容となっているそうです。

トリスタンは前作主人公のメリオダスの息子であり、黙示録の四騎士における主要キャラクターの1人でした。本記事ではトリスタンの人物像について紹介したわけですが、今後の連載でトリスタンの詳細が更に明かされていくことでしょう。トリスタンの活躍が気になるという人はぜひ黙示録の四騎士をチェックしてみてください。