【七つの大罪】メリオダスの正体や強さは?父親についても徹底調査
本記事では『七つの大罪』の主人公であるメリオダスの正体や強さについてまとめていきます。『七つの大罪』作中で描かれていったメリオダスの過去の秘密や父親との関係の他、かっこいい名言や声優情報などについても併せて解説していきます。
目次
【七つの大罪】メリオダスとは?
七つの大罪に登場するメリオダスは本作の主人公でありながら、少年のような見た目で3000年以上も生きているという異質な存在として描かれており、正義感のある活躍をする裏で掴みどころのない人柄が注目されています。まずはメリオダスのプロフィールをまとめ、七つの大罪の作品概要とあらすじについてもおさらいしていきます。
メリオダスのプロフィール
- 通称:憤怒の罪(ドランゴン・シン)のメリオダス
- 年齢:3000歳以上
- 身長:152cm
- 体重:50kg
- 血液型:B型
- 誕生日:7月25日
- 出身地:魔界
メリオダスは移動酒場『豚の帽子亭』の店主かつ『七つの大罪』の団長です。十代前半の少年のような見た目をしており、不利な状況に陥っても動揺を見せないほど楽観的で掴みどころがない性格をしています。相手の経歴や種族に偏見を持たず接するカリスマ性がありますが、秘密主義な一面がありそれが原因で溝を作ってしまったり衝突してしまうことがあります。
七つの大罪の概要
七つの大罪は鈴木央によって週刊少年マガジンに連載されていた漫画作品です。ブリタニアの大地を舞台に伝説の騎士団・七つの大罪の活躍が描かれたハイファンタジー作品で、2012年~2020年にかけて単行本41巻までが刊行されました。2023年1月時点で累計発行部数3800万部を突破しており、アニメ化やゲーム化といったメディアミックスも多数展開されています。
七つの大罪のあらすじ
十年前に聖騎士長殺しの濡れ衣を着せられた憤怒の罪のメリオダスは身分を隠して酒場を営んでいた時、自らの国の助力を求める王女エリザベスと出会います。メリオダスは冤罪の理由を知るため、エリザベスは母国を救うために共に伝説の騎士団・七つの大罪のメンバーを探すことを決意します。旅を続ける中で事件の真相を突き止めていきながら、集結した七つの大罪はエリザベスの故郷リオネスを目指していきます。
【七つの大罪】メリオダスの正体や過去・最後
メリオダスは本作の主人公でありながら謎が多く隠されており、本人も秘密主義であることから彼の正体や過去について詳細がほのめかされていました。ここでは七つの大罪におけるメリオダスの正体や過去・父親との関係や最後についてまとめていきます。
メリオダスが死亡しても復活する理由
メリオダスには『永遠の生』という呪いがかけられています。この呪いは過去に魔神王から譲り受けたもので、その名の通りどれだけ歳を取り続けていても老衰することがなく、万が一死亡していても復活することができます。七つの大罪作中でメリオダスが3000歳以上でありながら少年の姿をしていることもこの呪いが影響しています。
メリオダスの父親は魔神王だった?
七つの大罪224話にてメリオダスの回想シーンでエリザベスが呪いについて話していると、魔神王のことを「あなたの父」と言い表しました。また、メリオダスがエスタロッサに殺害された時に登場した黒い影は「我が息子」とメリオダスに話しかけていました。メリオダスに父親がいるのは確定のようで、魔神王である可能性も高いでしょう。
メリオダスの恋人リズの死
メリオダスが憤怒の罪と称される理由は、過去にダナフォール王国を消滅させたからです。当時のメリオダスは恋人のリズが襲撃してきた魔人族によって殺害されたことを知って暴走してしまい意図せず魔神化してしまいました。
メリオダスは元十戒のリーダー
メリオダスの正体は魔神王の息子にして元十戒のリーダーです。しかし、3000年前に仲間の十戒メンバーを殺害して女神族側につき、このことがきっかけで聖戦を引き起こすことになりました。十戒にいた頃の戒禁は『慈愛』とされています。
メリオダスとエリザベスの関係
エリザベスとは豚の帽子亭で出会い互いの目的のために旅をすることになった仲間です。当時は隙あらばエリザベスにセクハラをしながらも、命に代えても彼女を守ると誓っていました。そして後に、エリザベスの正体が3000年前にメリオダスに恋をしていた女神の生まれ変わりであることが判明します。
メリオダスとバンの関係
バンとは同じ七つの大罪に所属する仲間であると同時にライバルでもあります。バンがメリオダスに喧嘩を挑んだ回数は700回を超えており、七つの大罪作中で2人が初めて出会った時も腕相撲をして競っていました。過去にバンは恋人エレインを復活させるためにメリオダスを殺害しようとしたことがありますが、そこでの衝突をきっかけに互いに信頼できる関係になりました。
メリオダスとゼルドリスの関係
ゼルドリスとは兄弟の関係でメリオダスが兄、ゼルドリスが弟に当たります。ゼルドリスはメリオダスに強い恨みを抱いており、メリオダス自身も「出来損ないの兄貴」を自称するほど過去の失態に負い目を感じています。なお、エスタロッサはゴウセルの記憶操作によって作られた存在であるため彼らの兄弟ではありません。
メリオダスの最後はどうなった?
メリオダスは父親の魔神王と激闘を繰り広げ、最終的に勝利を掴み取ってブリタニアの平和を取り戻しました。父親との戦いで魔力を使い果たしたメリオダスは魔界に戻る理由がなくなり、ブリタニアに留まることを決めました。そうして聖戦終結から1年半後にエリザベスとの結婚式を挙げ3000年の間夢見ていた幸せな生活を送るようになりました。また、結婚した2人の間はトリスタンという子どもが生まれています。
【七つの大罪】メリオダスの強さや魔力
七つの大罪の魅力と言えば異能力や独特の戦闘能力を持つキャラクター同士のバトル描写でしょう。魔法や体術、ブリタニアの世界にのみ存在する技などはファンタジー漫画らしく色とりどりです。その中でメリオダスは特殊な能力持ちに分類されます。ここでは七つの大罪におけるメリオダスの強さや魔力についてまとめていきます。
メリオダスの闘級や強さ
闘級 | 魔力 | 武力 | 気力 | |
---|---|---|---|---|
平常時 | 3370 | 400 | 990 | 2010 |
魔神化時 | 4400 | |||
暴走時 | 10500→32500 | 2700 | 27700 | 2100 |
魔神化時(物語後半) | 56000 | 3000 | 50000 | 3000 |
殲滅モード時 | 142000 |
メリオダスの刃折れの剣
刃折れの剣は初登場時から背中に持っていた武器です。一見すると使い物にならない武器ですが、仲間であってもそれに触れることを禁じていました。この刃折れの剣の正体は魔人族を封印するための鍵であり、十戒復活を防ぐためにメリオダスはこの剣を肌身離さず持っていました。しかし、作中でヘルブラムに奪われてしまったことで十戒は復活を遂げてしまいます。
メリオダスの神器
神器・魔剣ロストヴェインは刃の中心に5つの穴が空いた剣でメリオダスの愛用武器です。実像分身を生み出す特性を持っており、使用者の闘級の半分を総量として質のいい実像、もしくは1体ごとの闘級を減らして複数の分身を生成することができます。また、メリオダスの必殺技・全反撃とは相性がいいとされています。
メリオダスの魔力
七つの大罪における魔力とは超常現象を引き起こすための力の源を指しているだけでなく、各キャラクターが持つ固有の能力も同時に示しています。メリオダスは神器によって多量の魔力を引き出しており、後述する能力でその強さを発揮しています。
魔力①全反撃(フルカウンター)
全反撃は自分に向けられた魔力を倍以上の威力で対象に跳ね返す魔力です。向けられた魔力が強力であればあるほど真価を発揮する能力で、跳ね返す以外にも消失して無力化する『カウンターバニッシュ』、ダメージを体内に蓄積させておき1度に放出する『リベンジ・カウンター』といった派生技もあります。なお、あくまで魔力を跳ね返す技であるため物理攻撃を跳ね返すことができません。
魔力②獄炎(ヘルブレイズ)
獄炎は魔神化した時に発動できる能力で武器に獄炎を付与することで威力を増幅させます。全反撃だけでは自ら攻撃に転じることができないという致命的な欠点がありましたが、獄炎を習得したことによってその欠点を克服しました。獄炎を纏わせた状態で使用する技『神千斬り』は高火力で、不死身のバンに対して傷を負わせることもできます。
メリオダスの主な技
メリオダスは七つの大罪本編中にて様々な技を使用しており、自身の成長と共に新しく技を習得するなど少年漫画らしい展開も披露してみせました。ここではすべての技ではなく、メリオダスの代名詞とも呼べる代表的な2つの技を解説していきます。
技①カウンターバニッシュ
カウンターバニッシュは自分に向けられた攻撃を消失させる技です。魔力を跳ね返す全反撃の応用技であり、最強の防御技として重宝しています。全反撃は倍以上に跳ね返す最強のカウンターですが、複数人以上の敵や集団に囲まれた際にはカウンターバニッシュを使用する傾向にあります。
技②リベンジ・カウンター
リベンジ・カウンターは一時的に魔力を解除し、あらゆる魔力を体内に蓄積してからそれを一気に解き放つカウンター技です。魔人化したヘンドリクセンとの戦いで初めて使用しており、パワーアップしたヘンドリクセンをその一撃だけで戦闘不能に追い込みました。一時的に捨て身になってしまう危険が伴いますが、発動された時の威力は強大な強さを誇ります。
メリオダスの魔神化
魔神化を果たしたメリオダスは闘級が5万以上にも膨れ上がり、それまでとは比べ物にならない強さを手に入れます。魔神化するとメリオダスの右目部分に黒い痣が表れる外見的特徴があり、強大な力と引き換えに全反撃を使用できなくなります。また、物語後半にて真の魔力に覚醒した時は黒い痣が表れなくなり、服装が魔神王だった父親に似たものに変化しました。
メリオダスの殲滅状態(アサルトモード)
殲滅状態は魔神王の父親に憑依されているような状態です。闘級は14万2000と十戒メンバーを大きく上回っており、身体を憑依されているからかメリオダスらしからぬ言動を取るという特徴もあります。魔神化では使用できなかった全反撃をこの状態では使用することができ、本気を出したエスカノールを軽くあしらうほどの強さは本作において最強クラスと言えます。
【七つの大罪】メリオダスの名言
メリオダスは楽観的でエリザベスにしょっちゅうセクハラをしている問題児ですが、3000年以上も生きているからか時折核心を突くようなかっこいい名言を幾つか残しています。見た目とは裏腹に複雑な過去を持っており、そこから放たれる名言に魅力を感じた読者も多くいたことでしょう。ここでは七つの大罪におけるメリオダスの名言についてまとめていきます。
メリオダスの名言①「どんなにウソついたって…」
どんなに嘘ついたって自分の心だけはだませねぇんだぜ
出典: ciatr.jp
バーニャの村にいたミードはいたずらっ子で、つい聖騎士の怒りを買ってしまった時に村のみんなを安心させようと七つの大罪の友人だと嘘をつきました。村の人々はミードを叱りつけますが、その言葉の裏には親がいないミードを育ててくれた愛の鞭が混じっていました。謝罪を求められたミードは素直になれませんでしたが、そこでメリオダスが上記の名言を語って彼の背中を押してあげました。
メリオダスの名言②「この剣は死んでも…」
この剣は死んでも離すわけにはいかねぇ、それがオレにできる唯一の償いなんだ!!
出典: ciatr.jp
聖騎士ゴルギウスによって刃折れの剣を奪われそうになった時、猛毒を受けていたはずのメリオダスはボロボロの肉体を動かして上記の名言を言い放ちました。かつて十戒のリーダーとしての失態を重く受け止めていたメリオダスの責任感の強さが窺える名言であり、剣の正体が明かされていない当初は更に謎が深まった印象深いワンシーンです。
メリオダスの名言③「たとえお前が死んでも…」
たとえお前が死んでも……オレはお前との約束を果たす!!
出典: ciatr.jp
故郷の国と民を守りたいと強く願うエリザベスですが、ブリタニアの戦を止めることができず無関係な人間を巻き込んでしまいます。悔しさのあまり涙を流してしまうエリザベスでしたが、そこにメリオダスがついてあげると彼女に上記のように語りかけました。エリザベスの思いはメリオダスの思いと同じで、仲間の絆を感じさせるかっこいい名言です。
【七つの大罪】メリオダスの声優
七つの大罪は2014年に初めてアニメ化を果たしており、第4期が制作されるほど根強い人気を誇っています。これほどの人気を集めた理由にはキャラクターの声を担当する声優の存在が欠かせなかったことでしょう。ここからはアニメ版七つの大罪にてメリオダスの声を担当した声優についてまとめていきます。
メリオダスの声優は「梶裕貴」
メリオダスを演じた声優は梶裕貴(かじゆうき)さんです。『進撃の巨人』のエレン・イェーガー役などで知られている有名声優で、中性的な声質と凛々しく反響する叫びの演技に定評があります。2019年には同じ声優の竹達彩奈と結婚したことを発表し、なおも第一線で活躍を続けています。
梶裕貴のプロフィール
- 性別:男性
- 出身地:東京都
- 生年月日:1985年9月3日
- 血液型:O型
- 身長:170cm
- 事務所:ヴィムス
- デビュー時期:2004年
梶裕貴の主な出演作品
- 車谷空(あひるの空)
- 馬渕洸(アオハライド)
- 西片(からかい上手の高木さん)
- 桜満集(ギルティクラウン)
- 慎導灼(PSYCHO-PASS3)
【七つの大罪】メリオダスに対する世間やファンの評判や人気
これまでメリオダスの正体や強さ、父親との関係の謎などについてまとめてきましたが、主人公でありながら多くの秘密を抱えていたメリオダスに対してファンはどのような印象を抱いているのでしょうか。ここではメリオダスに対する世間やファンの評判や人気について、実際にSNS上に投稿されているコメントを参照しながらまとめていきます。
メリオダスは物語序盤から秘密を話さないことを貫いていましたが、そのことに対して疑問を抱いたり正体を明かそうと考察するコメントが多く寄せられていました。ミステリアスな人柄は一部の読者から好まれていたようで、連載当時はどこで正体や過去、父親との関係が明かされるのか期待していた人が多くいたことでしょう。
メリオダスのファン人気はとても高く、特に戦闘時の活躍や技がかっこいいと言われていました。メリオダスの戦闘スタイルは全反撃を主軸にしたカウンター系でパワーで攻める王道的強さからかけ離れたものですが、不利な状況を一撃で跳ね返す展開に魅力を感じた人が多くいたそうです。
メリオダスが最後に父親になっていることに驚いているコメントも寄せられていました。七つの大罪の終わり方は大団円という言葉が当てはまるもので、最後にメリオダスがエリザベスと結婚し父親になったというエンディングに満足している人が多くいます。
【七つの大罪】メリオダスの正体は魔神王の息子だった
メリオダスの正体は魔神王の息子でした。また、秘密にしていた3000年の過去には十戒や女神族を巻き込んだ事件が隠されており、エリザベスに対する思いは人一倍強いものがありました。メリオダスの正体や過去には本作のストーリーと密接関わっているため、本編をまだ見ていないという人はぜひ漫画やアニメをチェックしてみてください。
この記事のライター
zeile
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